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【クマ治療の最難関?】「八の字クマ」の正体と効果的な治療法について、症例とともに徹底解説!

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。

目の下のクマは多くの方が悩まれるお肌のトラブルですが、その中でも特に厄介とされる「八の字クマ」をご存知でしょうか?今回は、この八の字クマがなぜ厄介なのか、その原因から正しい治療方法まで、症例を交えて詳しく解説していきます。

八の字クマとは?なぜ「厄介」なの?

当院でも人気のクマ治療ですが、その中でも「八の字クマ」と呼ばれるものは、目元の付け根の、特に食い込みが強いへこみを指します。この食い込みは、一般的なクマとは異なる複数の要因が複雑に絡み合って形成されるため、「一番厄介な要素」と言われています
八の字クマの治療が難しいのは、あたかも「因数分解」のように、一つ一つの原因を特定し、それに対して適切な解決方法を提案していかなければならないからです

八の字クマができる3つの主な原因

従来のクマの主な原因は、目のすぐ下の「眼窩脂肪の出っ張り」と、「ティアトラフの人体(靭帯)の食い込み」でした。これらが出っ張ったりへこんだりすることで、目元の溝が目立ち、クマとして認識されます
しかし、八の字クマの場合、これらに加えてさらに追加の要因が考えられます。
1. 蒙古襞(もうこひだ)の食い込みと巻き込み
    ◦ 蒙古襞が皮膚を巻き込むように食い込み、八の字の溝を形成することがあります。脂肪や人体だけでなく、皮膚そのものが巻き込まれてへこみを作っているため、より複雑な問題となります
2. 皮膚のたるみ
    ◦ 特に40代以上の方に多いのが、皮膚のたるみです。たるんだ皮膚が八の字の溝を境に折り返り、へこみをさらに目立たせてしまうことがあります
これらの要因が複合的に作用することで、八の字クマは一般的なクマよりも深く、目立ちやすい傾向にあります。
八の字クマの治療方法:段階的なアプローチが重要
八の字クマの治療方法は、その複雑な原因に合わせて多岐にわたります。当院では、患者様の状態やご希望に合わせて、段階的なアプローチを提案しています。

1. まずは従来型の治療から:脂肪の調整で改善を目指す

初期治療としてまず考えられるのは、従来のクマ治療でも効果的な以下の方法です。これらは、出っ張った部分をへこませ、へこんだ部分を埋めることで、目元の凹凸をならすことを目的とします
クマ取り(脱脂)
    ◦ 目の下の眼窩脂肪の出っ張りを改善します
脂肪注入
    ◦ へこんでいるティアトラフの部分や、八の字の溝自体に脂肪を注入し、深さを浅くします
裏ハムラ法
    ◦ 目の下の脂肪を移動させ、出っ張りとへこみの両方を改善する治療法です
これらの治療は、ダウンタイムが比較的短く、多くの方にとって最初に選択しやすい方法です。当院の症例でも、クマ取りと脂肪注入だけでも目元の食い込みが大きく改善するケースが多く見られます

2. より根本的な改善を目指す追加治療:外科的アプローチ

クマ取りや脂肪注入だけでは改善が難しい、あるいはより完璧な改善を求める場合に検討されるのが、外科的な追加治療です。特に、蒙古襞による食い込みや皮膚のたるみが主な原因となっている場合に有効です。
目頭切開(目頭靭帯のリリース)
    ◦ 蒙古襞の巻き込みが八の字クマの原因となっている場合に行われる手術です。蒙古襞を解消することで、皮膚の食い込みを改善し、八の字のへこみを浅くする効果が期待できます。二重の手術と同時に行われることもあります
余剰皮膚切除
    ◦ 中年以降で皮膚のたるみが強く、八の字の溝が目立っている方に有効です。まつ毛の際などを切開し、余分な皮膚を取り除いて引っ張り上げることで、皮膚のたるみによるへこみを改善します
これらの外科的な追加治療は、「切って縫う手術」となるため、ダウンタイムが生じたり、抜糸が必要になったりすることがあります。術後1ヶ月程度は赤みが残る場合もあり、抵抗を感じる方もいらっしゃいます。そのため、まずはクマ取りや脂肪注入で改善を目指し、それでもまだ気になる場合に目頭切開や余剰皮膚切除を検討するという段階的なアプローチが推奨されます

症例から見る八の字クマ治療の実際

当院での八の字クマ治療の症例をいくつかご紹介します。

 症例1:40代女性(比較的軽度なケース)

    ◦ この方は比較的軽度の八の字クマで、蒙古襞の巻き込みも軽めでした
    ◦ クマ取りと脂肪注入のみで、目元の出っ張りとへこみの両方が改善され、非常に良い結果が得られました。術後3ヶ月で完全に安定し、これ以上の手術は不要となりました

症例2:20代女性(脱脂なしの注入のみケース)

比較的若い方で、眼窩脂肪の出っ張りは少なかったものの、蒙古襞の巻き込みと頬前面のへこみが相まって八の字クマが目立っていました
    ◦ この方には、脱脂や裏ハムラは行わず、脂肪注入のみで治療を行いました。頬前面だけでなく、目の際、特に八の字の溝の部分にも慎重に脂肪を注入することで、目立つ食い込みが改善されました

症例3:40代女性(典型的な蒙古襞からの食い込みが強い難易度の高いケース)

 ◦ この方は、典型的な蒙古襞からの深い食い込みによる八の字クマで、かなり難易度の高いケースでした
    ◦ クマ取りと脂肪注入を行い、目元の食い込みが大きく改善しました。特に、八の字のへこみ部分には、先の丸いカニューレ(針)を用いて丁寧に脂肪を注入し、なだらかに整えました
    ◦ この方は40代であるため、皮膚のたるみも関係している可能性がありましたが、まずはクマ取りと脂肪注入で十分な改善が見られました。もし、それでも八の字クマが気になるようであれば、皮膚をピンと張るための目頭切開や余剰皮膚切除も検討する選択肢があります

まとめ

「八の字クマ」は、眼窩脂肪の出っ張りや靭帯の食い込みに加え、蒙古襞による皮膚の巻き込みや皮膚のたるみといった複数の要因が絡み合うことで形成される、非常に厄介なタイプのクマです
しかし、クマ取りや脂肪注入、裏ハムラ法といった従来の治療法で改善できるケースも多く、もしそれでも不十分な場合は、目頭切開や余剰皮膚切除といった外科的な追加治療を検討することで、より高い効果が期待できます
重要なのは、ご自身の八の字クマの原因を正確に診断し、それに合わせた最適な治療計画を立てることです。当院では、お一人お一人の状態を丁寧に診察し、「因数分解」のように原因を特定した上で、最適な治療方法をご提案させていただきます
八の字クマでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
くまとりについて、詳しくはこちらをご覧ください:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/kuma.html
ご予約は当院ホームページから
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日付: 2025年8月22日   カテゴリ:形成外科手術

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