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【完全版】男性のクマ治療を徹底解説!疲れた印象を若々しい顔へ変えるエチケット

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます!

「最近、疲れて見えるって言われるな…」「実年齢より上に見られがち…」と感じる男性の皆さん、その原因、目の下のクマかもしれません。近年、美容医療は性別問わず身近なものとなりつつあり、特に目の下のクマ治療は、まるで二重埋没法に次ぐほどポピュラーな施術となっています。疲れた印象を改善し、若々しく見せるための「エチケット」として、男性のクマ治療が注目されているのです。

今回は、男性の目の下のクマについて、その原因から状態、そして最適な治療法まで、具体的な症例を交えながら網羅的に解説していきます。奥様やご友人など、周りの男性でクマに悩んでいる方がいらっしゃいましたら、ぜひこの情報を教えてあげてください。

クマ治療の基本的な考え方:男性も女性もアプローチは同じ

まず大前提として、目の下のクマの治療における適応や基本的な考え方は、女性の場合と全く変わりません。目の下に脂肪がぷっくりと出ていれば「クマ取り」でスッキリさせられますし、頬がやつれていれば「注入」でボリュームを補うのが効果的です。50代以上の方でシワが多く、皮膚に張りのない場合は、「切開して引き上げる表ハムラ法」などが適応となります。

クマの種類やそれぞれの適正な治療法については、お茶の水美容形成クリニックのYouTube動画で詳しく解説していますので、そちらも参考にしてください。

男性特有の背景と治療方針:ダウンタイムと手軽さを重視

では、男性のクマ治療において、女性と異なる点は何でしょうか。それは、患者様一人ひとりの「バックグラウンド(背景)」です。男性の患者様からは、「仕事の予定があるからダウンタイムは取りづらい」「なるべく手軽にサクッとできる方法でお願いしたい」といったご要望をいただくことが多く、結果的に女性よりサクッとした施術になりがちな傾向があります。

クリニックとしては、まず「一番綺麗に整うであろう施術」を第一に提案させていただきます。しかし、患者様の「ダウンタイムは短くしたい」「予算を抑えたい」といったご希望に応じて、次善の策となる治療法も提案し、患者様と相談しながら最適な治療法を決定していきます。このため、今回の解説でも、比較的軽めの治療法から順に提示していきます。

1.経結膜脱脂手術(クマ取り単体):手軽さと即効性が魅力

クマ治療の中で「最も手軽」で、ダウンタイムが短く、予算も抑えられる方法が、この「経結膜脱脂手術」、いわゆる「クマ取り」です。これは、下まぶたの裏側から脂肪を取り出す施術で、アッカンベーをした状態で脂肪を除去します。

【症例1:30代男性】こちらの患者様は、やや頬にへこみはあったものの、それほど強くありませんでした。注入を組み合わせればより綺麗に仕上がると考えられましたが、まずは「軽めにクマを取ってみよう」というご希望でクマ取り単体を実施しました。

結果は、クマ取りだけで目元から頬にかけてのラインが非常に滑らかに整い、術後3ヶ月の状態でも注入なしで十分に満足いただける仕上がりとなりました。正面から見ても元々の出っ張りがなくなりスッキリとしましたし、斜めから見ても少しあった頬のやつれも目立たなくなり、若々しい印象を取り戻しています。

【症例2:クマ取りだけで満足度の高いケース】 こちらの患者様も「クマ取りだけでやってほしい」というご希望でした。この方は頬のやつれがほとんどなかったため、クマ取りを実施。術後1ヶ月の経過では、涙袋がしっかりと目立つようになり、涙袋のすぐ下がキュッとへこむ、輪郭としてバランスの良い状態になりました。ご本人も「満足です」とのことで、クマ取り単体で終了となっています。男性の場合、薄いクマであればあまり気にされない方も多いので、目元がスッキリするだけでも満足度は高い傾向にあります。

【クマ取り単体の注意点】 クマ取り単体でスッキリする方もいらっしゃいますが、頬にやつれがある場合、顔全体のバランスとしては、目の下だけキュッとへこみ、頬がふっくらしている方が若々しく見え、輪郭としてもバランスが良いとされています。目の下から頬にかけてへこみが続くと「面長感」が出てしまうため、その場合は注入を勧められることがあります。

2.クマ取り+ヒアルロン酸注入:脂肪注入に抵抗がある方へ

「脂肪注入には抵抗がある」という患者様もいらっしゃいます。そのような場合に、脂肪注入の代替案として提案させていただくのが「ヒアルロン酸注入」です。脂肪注入であれば、必要な量を制限なく注入できますが、ヒアルロン酸は費用や注入量に限界があります。しかし、「入れないよりは滑らかに仕上がる」というメリットがあります。

【症例3:クマ取り+ヒアルロン酸注入】 こちらの患者様は、手術前はクマがしっかりと出ており、青クマや影も目立つ状態でした。さらに、頬の前面にもやつれが見られました。最も綺麗に仕上がるのは脂肪注入ですが、「脂肪注入には抵抗がある」「つきすぎたり、なくなってしまうのが怖い」といったリスクを懸念されるため、まずはヒアルロン酸で形状を整えてみることに。

クマ取りを行い、頬の前面にヒアルロン酸を注入することで、頬のやつれをふっくらさせました。横から見ると頬の前面のふっくら感がより分かりやすく、涙袋のすぐ下はキュッとへこませ、全体的にへこむことで出る面長感を改善しています。ヒアルロン酸は少量でも改善が見られ、注入しないよりは格段に滑らかな印象へと変化しました。

3.クマ取り+脂肪注入:最も多い組み合わせで高い満足度を

当院で最も多く選ばれている治療法が、「クマ取り」と「脂肪注入」の組み合わせです。クマの出っ張りだけでなく、頬のやつれによってクマがさらに目立っていると感じる方が多いため、この複合治療を選択されるケースが非常に多くなっています。

【症例4:30代男性、典型的なクマ+青クマ】 こちらの30代の患者様は、典型的なクマの脂肪があり、さらに眼輪筋(目の周りの筋肉)が透けて見える「青クマ」も認められました。目元から頬にかけてへこみもあるため、クマ取りと注入が最適な適応でした。写真で見ると、患者様の左目側にへこみが強い部分があったため、注入によってバランスを整えました。涙袋のすぐ下だけをへこませ、頬はふっくらさせることで、若々しいバランスに。また、青クマ対策として、筋肉と皮膚の間に細かく脂肪注入を行い、色合いの改善も図っています。

【ダウンタイムについて】 術後1週間で、この写真のように黄ばみが残る程度のダウンタイムです。周りからは「何かあった?」と聞かれない程度の状態まで落ち着くことが多いでしょう。ただし、針が血管に当たると赤紫色の内出血が出ることがあり、その場合は2週間程度ダウンタイムがかかることもありますが、必ず良くなりますのでご安心ください。

【症例5:奥目の方のクマ治療】 こちらの患者様は少し奥目の方で、上まぶたも下まぶたも影ができやすいタイプでした。基本的には脂肪の出っ張りと頬のやつれがあったため、注入で対応しました。クマ取りと脂肪注入の良いところは、「整形をした」という“やった感”が出ないことです。派手な二重手術のように、明らかに整形したとわかるものとは異なり、「なんか元気そうになったね」「若々しくなったね」と言われるような、自然な変化が期待できるのがこの治療の特徴です。

【男性に特に注意していただきたい点】

・顔を触る癖: 注入した脂肪は圧力に弱いため、擦ったり、揉んだり、こすったりすることは絶対に避けてください。治癒する過程で「かゆいな」「少し違和感があるな」と感じても、触ることで脂肪の生着が悪くなり、減少してしまうことがあります。

・喫煙: タバコを吸うと、真性血管が収縮し、血流が悪くなります。注入した脂肪は、その脂肪が完全に死んでしまう前に、周囲の組織から毛細血管が入り込み、血の巡りが回ることで生きて残ります。喫煙によって血流が届かなくなると、脂肪に血が通う前に死んでしまい、生着しにくくなります。喫煙習慣がある方は、手術前後は特に控えるように強く推奨します。

【症例6:40代男性の脂肪定着】 一般的に、若い方の方が脂肪が定着しやすいと言われることもありますが、この40代の患者様は、術後3ヶ月の時点で脂肪がしっかりと定着し、非常に良い状態を保っていました。横から見ても、出っ張りがなくなり、涙袋が目立ち、涙袋のすぐ下はキュッとへこみ、頬のやつれが改善されています。

4.表ハムラ法:50代以上のシワ対策も兼ねた根本治療

ここまでは40代くらいまでのクマ治療についてご紹介しましたが、ここからは50代以上の男性に特に推奨される治療法について解説します。50代以上の方には、基本的に「表ハムラ法」を第一選択としてお勧めすることが多くなります。

【表ハムラ法とは】 表ハムラ法は、目のすぐ下を切開し、皮膚を引き上げることで、クマだけでなく、シワの改善も同時に図ることができる治療法です。

【代替案と注意点】 50代以上でも、ダウンタイムや予算の都合で表ハムラ法が難しいと希望される方には、クマ取り+脂肪注入や裏ハムラ、あるいはクマ取り単体といった方法も提案します。ただし、クマ取り単体の場合、シワが悪化する可能性があることを理解していただく必要があります。目の下の脂肪がなくなることで、皮膚の張りが失われ、シワが目立つようになることがあるためです。深く刻まれたシワは、後から切開して引き上げなければならない場合もあります。

【症例7:50代半ば男性、クマ取り単体後のシワ】 こちらの50代半ばの患者様は、脂肪の突出があり、「クマ取りだけでいい」というご希望で施術を行いました。クマ取り後、やはり皮膚に折り返すようなシワができています。術後1ヶ月の時点でこのような状態が落ち着きとなりますが、ご本人としては「元々悩んでいた出っ張りがスッキリしたから大丈夫」と満足されて終了となりました。しかし、シワが気になる方にとっては、このシワは気になるポイントになるでしょう。

【表ハムラ法の効果】 では、お勧めしている表ハムラ法を行うとどうなるのでしょうか。基本的に、全体的に非常に良好な改善が期待できます。この患者様は、「どうせ切るなら」ということで、眉下切開(上まぶたの余った皮膚を切除する手術)と表ハムラ法を同時に行っています。眉毛の際に沿って上まぶたの余剰皮膚を切除し、下まぶたはまつ毛の際に沿って皮膚を切開してシワを引き上げ、出っ張っている脂肪をへこんだ部分に移動させて目元全体を滑らかにしています。

【ダウンタイムと仕上がり】 「上下まぶたを同時に切開するなんて、ものすごいことになりそう…」と思われるかもしれませんが、術後1週間で頬に少し紫色の内出血が見られる程度です。術後1ヶ月経てば完全に落ち着いた状態になります。ご覧の通り、シワも大幅に改善されており、クマ取り単体でできたであろうシワを予防できるという大きなメリットがあります。

【表ハムラ法の注意点】 表ハムラ法でよくあることとして、下まぶたの外反(アカンベーのようにまぶたが外側にめくれる状態)のリスクが挙げられます。皮膚をピンと張りすぎると、縫い合わせた部分にテンションがかかりすぎてしまうため、シワを一つも残さない状態まで攻めるのは少し限界があります。

また、涙袋の真上を切開するため、涙袋が少し小さくなる可能性も指摘されていますが、表ハムラ法を受けられる50代~60代の患者様にとっては、涙袋が多少小さくなってもあまり気にされない方が多い印象です。

【症例9:眉下切開+表ハムラ】 こちらの患者様も、上まぶたのたるみに対して眉下切開を、下まぶたのクマやシワに対して表ハムラ法を行いました。術後半年でも完全に落ち着いた状態で、非常にスッキリとした若々しい印象に変化しています。

【シワ治療としての表ハムラ】 フラクショナルレーザーやポテンザといった継続的なシワ治療が煩わしいと感じる方にとって、「もう切ってくれ」と希望される場合に、表ハムラ法が選択肢となることもあります。ちりめんジワ程度のシワでも、ご本人のご希望があれば引き伸ばす手術を行うことがあります。

【加齢性下瞼余剰皮膚切除術:シワがメインの場合】 厳密には表ハムラ法とは異なりますが、目の下の脂肪の突出があまりなく、主にちりめんジワのような皮膚のたるみが気になる場合に行われるのが「加齢性下瞼余剰皮膚切除術」です。これは、下まぶたの余っている皮膚を切開して伸ばす手術です。

【症例10:余剰皮膚切除術】 こちらの患者様は、以前に他院でクマ取りを受けた後にシワが気になり始めたという経緯で、目の下の脂肪を動かす必要がないため、余剰皮膚切除術を行いました。手術前にはちりめんジワがありましたが、術後6ヶ月の状態ではシワが改善されており、その効果がしっかりと維持されていることが分かります。傷跡は下まぶたのまつ毛の際沿いなので、ほとんど目立たず、どこを切ったのか分からないほど自然に落ち着いています。

まとめ:男性のクマ治療は、若々しさを取り戻す「エチケット」

今回は、男性のクマ治療について、様々な症例を交えながら解説しました。当院では、今回ご紹介したように、数多くの男性のクマ治療を手掛けています。

「男性もクマ治療ってやってるの?」「どこに行ったらいいか分からない」といった不安やハードルを感じている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、目の下のクマ治療は、美容整形というよりも、疲れた印象を改善し、若々しい活力を取り戻すための「アンチエイジング」であり、「エチケット」として、非常にポピュラーな治療になっています。

もし、ご自身の目の下のクマが気になっているようでしたら、ぜひ一度お気軽に当クリニックにご相談にいらしてください。症例写真をご覧いただき、安心した状態で最適な治療法を一緒に見つけていきましょう。

詳しくはこちらをご覧ください:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/kuma.html
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日付: 2025年9月4日   カテゴリ:形成外科手術

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