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クマ治療で「裏ハムラ一択」を謳うクリニックに物申す!本当にそれで大丈夫?

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。

美容医療の世界では、日々新しい技術や治療法が生まれ、トレンドも移り変わります。特に「クマ治療」は多くの人々の悩みの種であり、様々な治療方法が存在します。近年、「裏ハムラ法(経結膜的眼窩脂肪移動術)」が注目を集め、一部のクリニックでは「クマ治療は裏ハムラ一択」とまで主張するところも見受けられます。しかし、本当に「裏ハムラ」だけが最善の選択なのでしょうか?今回は、当院統括医師の吉井健吾医師が、この「裏ハムラ一択」という考え方に疑問を呈する理由について、解説していきます

「裏ハムラ一択」の危険性とは?

クマ治療には様々な方法がある中で、あえて一つに絞ってしまうことは、患者様にとって最適な結果をもたらさない可能性があります
実際、裏ハムラしか行わないクリニックで治療を受けた患者様の中には、当院に修正を依頼しに来るケースが少なくないのが現状です。患者様の多くは「シワが残ってしまった」「あまり変わらなかった」といった不満を抱えています
裏ハムラ法は、目の下の脂肪を移動させて凹みを改善する治療ですが、皮膚のたるみや深いシワ、ティアトラフの凹みなど、すべてのクマの原因に対応できるわけではありません。もし、そのクリニックが裏ハムラしか提供していない場合、裏ハムラでは解決しきれないこれらの問題に直面した際に、患者様は「それはそういうもの」と片付けられてしまい、次の手が打てなくなってしまうのです
クマ治療を専門的に行い、自信を持って「多くやっている」と言えるクリニックであるためには、裏ハムラ法はもちろんのこと、切開ハムラ(表ハムラ)法、経結膜脱脂術、そして脂肪注入といった多様な治療法を組み合わせられる体制を整えていることが重要です。これらの「引き出し」が豊富にあることで、患者様一人ひとりの状態や悩みに応じた最適な治療計画を提案し、仮に最初の治療で完璧に解決しなかった場合でも、次の手を打つことが可能になります

論文やトレンドに振り回されない「総合的な視点」の重要性

「裏ハムラ一択」を主張する医師の中には、特定の論文を引き合いに出して、その優位性を「理詰め」で説明する方も中にはいます。しかし、クマ治療に関する論文は多様な主張を含んでおり、裏ハムラ法や眼窩脂肪移動術が良いとするものもあれば、脂肪注入が良いとするものもあり、様々な意見が提示されています。その中から都合の良い一部だけを切り取って「だから裏ハムラが良いのだ」と結論づけるのは、非常に安直な考え方です
美容医療の治療方法にはトレンドがあり、学会報告や論文の内容も時代と共に変化していきます。例えば、ある治療法Aが最善とされていたものが、20年後には一周回ってAが良いと言われるようになる、ということも十分にあり得る話です。論文や学会発表は権威的に見えますが、結局は世間の治療と同じように流行があり、時代によって変化したり、元に戻ったりするものです
最近のトレンドとしては、裏ハムラや切開ハムラ(表ハムラ)だけでなく、脂肪注入も積極的に行うべきだという考え方が広まってきています。また、海外の論文では、切開を伴うようなミッドフェイスリフトを含む高侵襲な治療を避け、比較的「低侵襲」で必要十分な範囲に抑えるという流れも出てきています

海外のトレンドをそのまま日本に当てはめるのは危険!

しかし、海外の論文やトレンドをそのまま日本に輸入して良いかというと、それもまた違います。なぜなら、患者層や人種、年齢層が日本と海外では異なるからです
特に、海外(主に白人)の患者様は、皮膚が柔らかく伸びやすい傾向にあるため、切開ハムラ(表ハムラ)のような手術を行うと「外反」(あっかんべー状態)になりやすいというリスクがあります日本人と白人では、皮膚の柔らかさやコンプライアンス(皮膚の伸びやすさや弾力性)に違いがあるため、海外の論文が言っているからといって、それを単純に日本に当てはめるのは「安直すぎる」考え方なのです

患者様へお伝えしたいこと

クマ治療は、単一の解決策で全てが解決するほど単純なものではありません。様々な治療方法を揃えているクリニックでクマ治療を受けていただくことをおすすめしております
本当に患者様の悩みに寄り添い、最善の結果を提供しようとするクリニックであれば、裏ハムラ、切開ハムラ(表ハムラ)、経結膜脱脂、脂肪注入、そしてそれらを組み合わせた治療など、多様な選択肢を提供できる体制を整えているはずです。一つの方法に固執せず、患者様一人ひとりの状態に合わせた総合的な判断と、必要に応じた柔軟な対応ができるクリニックこそが、信頼に足るクマ治療の専門家と言えるでしょう
クマ治療を検討されている方は、ぜひカウンセリングの際に、そのクリニックがどのような治療法を提供しているのか、また、もし希望の治療法で解決できなかった場合にどのような選択肢があるのかを確認してみてください。
当院でもカウンセリング時にしっかりとお目元の状態を拝見し、適切な治療方法を提案しております。お気軽にご相談にお越しいただけますと幸いです。
くまとりについて、詳しくはこちらをご覧ください:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/kuma.html
ご予約や当院ホームページから
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日付: 2025年8月27日   カテゴリ:形成外科手術

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