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クマ治療の長期経過は?「クマ取り+脂肪注入」で若々しさを長期間キープする秘訣

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。
今回は、「クマ治療」の長期経過について、特に当院で多く行っている「クマ取り(脱脂術)+脂肪注入」の症例を元に、その効果がどれくらい持続するのか、そして多くの方が気になる「注入した脂肪はなくなるのでは?」という疑問にお答えしていきたいと思います
クマ治療には、大きく切開するハムラ法や、脂肪を取り除くだけの脱脂術、そして脱脂術と脂肪注入を組み合わせる裏ハムラ法など、様々な種類があります。その中でも、今回は「クマ取り(脱脂術)と脂肪注入」の組み合わせに焦点を当てて解説します

クマ治療の長期経過、なぜ情報が少ないの?

美容医療における手術の長期経過を追うことは、実は「かなりレア」なことです一般的なクリニックでは、術後の経過フォローは半年程度までを一つの目安としていることが多いためです
術後の経過フォローの目安を半年に設定するクリニックが多い理由として、術後半年も経てば、大抵の場合、傷跡は落ち着き、脂肪注入や脂肪吸引を行った箇所も馴染んで、それ以上大きく形が変わることはないとされているからです。体感としては、術後3ヶ月以上経過すると、ほとんどの手術で大きな変化は見られないとされています。例えば、切開を伴う手術(切開ハムラ(表ハムラ)、二重全切開、眼瞼下垂、フェイスリフトなど)でも、術後3ヶ月は突っ張り感や感覚の鈍さがあることがありますが、半年も経てばそういった感覚も戻り、傷も柔らかく落ち着いた状態になります
さらに、切ったり縫ったりする手術の少ないクリニックでは、術後1ヶ月や3ヶ月でフォローアップを終了するところも多いのが実情です

当院が長期経過を追える理由

当院では、皮膚科治療も行っているため、外科手術を受けた患者様がその後も皮膚の施術のために継続してご来院いただけることが多くあります。その中で、定期的に写真撮影をさせていただく機会があるため、一般的なクリニックよりも長いスパンでの経過を追えることができております
今回は、その貴重な長期経過の記録の中から、特に「クマ取り+脂肪注入」の2つの症例をご紹介しながら、「注入した脂肪はなくなってしまうのか?」という皆さんの疑問を解消していきましょう

症例紹介:クマ取り+脂肪注入の長期経過

症例1:30代女性(術後1年6ヶ月)

まずご紹介するのは、30代の女性の患者様です この方は、目の下のクマ(眼窩脂肪の突出)と、その下の頬のへこみにお悩みでした。へこみがあることで、目の下の出っ張りが余計に目立ってしまう状態です
手術では、結膜側から眼窩脂肪を取り除く「クマ取り(脱脂術)」を行い、目の下の出っ張りを改善しましたそして、頬のへこみ部分には「脂肪注入」を施しました
下の画像は、術後1年と6ヶ月が経過した状態です ご覧いただくとお分かりのように、クマ取りで脂肪を取り除いた部分は、1年半経っても再発することなく、すっきりとへこんだ状態をキープしています。当然ながら、一度取り除いた脂肪は出てくることはありません
さらに、頬のへこみに注入した脂肪も、1年6ヶ月経った後も「しっかりふっくら」とした状態を維持していることが確認できます。目の下の膨らみがなくなり、頬との境界が滑らかになることで、非常に自然で若々しい印象になっています

症例2:20代女性(術後2年)

次にご紹介するのは、20代の女性の患者様です この方も、目のすぐ下の眼窩脂肪の突出と、その下にわずかなへこみが見られました
治療は、先の症例と同様に、脱脂術で目の下の突出を改善し、へこみに脂肪注入を行うという方法を選択しました
下の画像は、術後2年が経過した状態です 術後2年という長期が経過しても、目の下は「しっかり再発なくへこんで」おり、頬のラインは「ふっくらと滑らか」になっていることが見て取れます。この方の場合も、再発はなく、注入した脂肪が極端に減ることもなく経過しています
これらの症例から、「クマ取り+脂肪注入」によって得られた効果は、一時的なものではなく、非常に長期的に持続することがお分かりいただけたかと思います。特に、「脂肪注入は定着しないのでは?」という懸念は、これらの症例を見る限り、全くの杞憂であることが証明されています

脂肪注入の「定着率」と安定までの期間

クマ治療で脂肪注入を組み合わせる際に、多くの方が最も懸念されるのが「脂肪の定着率」でしょう。注入した脂肪がどれくらい生着し、残り続けるのかは、治療の成功を左右する重要な要素です。
当院の見解では、注入された脂肪は、大体1ヶ月から3ヶ月の期間でほとんど完全に安定すると考えて良いでしょう。この1ヶ月から3ヶ月の過程で、ごくわずかではありますが、少しだけ脂肪が吸収されて減少する可能性があります。しかし、3ヶ月が経過すれば、脂肪はほぼ安定し、そこからはそれほど大きく変化することはないという認識で問題ありません
つまり、脂肪注入の効果がなくなる、というのは誤解であり、一度定着した脂肪は長期にわたってその場に残り続けるのです

脂肪の定着に影響を与える要因

とはいえ、脂肪の定着率には個人差があり、いくつかの要因によって定着の度合いが異なることがあります

年齢

    ◦ 若い方に比べて、50代、60代といった年齢層の方の場合、術後3ヶ月から6ヶ月の間でも、ごくわずかに脂肪が減少する可能性があります

急激な体重変動

    ◦ 注入しているのが「脂肪」であるため、術後の経過中に急激に痩せてしまうと、注入した脂肪もその影響を受けて減ったように見える可能性があります。大幅なダイエットを計画している場合は、術前に医師と相談しましょう

個人差と生活習慣

    ◦ 脂肪の定着率は、残念ながらどうしても個人差があります
    ◦ 人によっては、体質的に脂肪が定着しにくい方もいらっしゃいます
    ◦ 肌質なども影響することがあります
    ◦ 喫煙習慣のある方は、非喫煙者に比べて脂肪が定着しにくい傾向があります
    ◦ アレルギー体質の方も、定着率に影響が出ることがあります
    ◦ 注入部位を強くこする癖がある場合も注意が必要です。例えば、目の周りをゴシゴシと強くこする癖があると、せっかく注入した脂肪が潰れてしまい、定着しにくくなる可能性があります
これらの要因に心当たりのある方は、カウンセリング時に医師に伝えることで、より適切なアドバイスや対策を受けることができるでしょう。

もし脂肪が減ってしまったら?「再注入」について

もし、これらの要因によって注入した脂肪がだいぶ減ってしまったと感じる場合でも、ご安心ください そのような方の場合、1回目の手術から半年から1年ほど経った後で、もう一度脂肪を「再注入」することで、より高い定着率を期待できます
一度や二度再注入することで、脂肪はより強くその場所に「くっつく」ような形で定着し、その後は永続的に残り続けることが、当院の多くの症例で確認されています。毎年注入し続けるような必要はなく、ほとんどの場合、1回から2回の再注入で済むことが多いのです

まとめ

今回の記事では、クマ治療の中でも「クマ取り(脱脂術)+脂肪注入」に焦点を当て、その長期経過について詳しく解説しました
重要なポイントは以下の通りです。
一般的なクリニックでは術後半年までのフォローが多い中、当院では1年半〜2年といった長期の経過も確認しており、その効果は持続しています
クマ取りで除去した脂肪は再発せず、注入した脂肪も適切に定着すれば長期にわたって残り続けます
脂肪の定着は術後1〜3ヶ月でほぼ安定し、その後は大きな変化はありません
年齢、急激な体重変動、喫煙、注入部位を強くこする癖などが、脂肪の定着に影響を与える可能性があります
もし脂肪が減ってしまった場合でも、半年から1年後の再注入でより強固な定着が期待でき、通常1〜2回の再注入で済むことがほとんどです
目の下のクマは、顔全体の印象を大きく左右するお悩みです。適切な治療と長期的な視点を持つことで、若々しく明るい表情を長く保つことが可能です。目の下のクマにお悩みの場合、ぜひ一度カウンセリングにお越しいただき、お気軽にご相談いただけますと幸いです。
くまとりについて、詳しくはこちらをご覧ください:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/kuma.html
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日付: 2025年8月26日   カテゴリ:形成外科手術

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