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目の下のクマ、徹底解説!クマ取りと脂肪注入で変わるあなたの印象

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。
「疲れてる?」「元気がないね」— 目の下のクマは、私たちが意図せずとも周囲にネガティブな印象を与えてしまうことがあります。セルフケアではなかなか改善が難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。しかし、美容医療の進化により、目の下のクマは適切な治療で大きく改善することが可能です。
今回は、当院でも特に人気の高い「クマ取り」と、さらに一歩進んだ「クマ取り+脂肪注入」に焦点を当て、それぞれの治療法の詳細、メリット・デメリット、そしてどんな方に適しているのかを、具体的な症例を交えながら徹底解説します。

目の下のクマの原因と、シンプルな「経結膜脱脂術(クマ取り)」

目の下のクマの原因の多くは、眼窩脂肪(がんかしぼう)の突出です。この脂肪が目の下で膨らむことで影ができ、クマとして認識されます。この突出した脂肪を取り除くのが、「経結膜脱脂術」、いわゆる「クマ取り」と呼ばれる手術です。

経結膜脱脂術とは?

この手術は、目の下の粘膜部分を小さく切開し、そこからクマの原因となっている内側・真ん中・外側の脂肪を均等に除去するという、非常にシンプルなものです。手術時間も約30分と短く、ダウンタイムも比較的少ないのが特徴です。適切な脂肪除去には、解剖を理解し、症例数をこなし、無駄のない手術操作ができる専門的なドクターが信頼できる手術を提供します。

料金:154,000円~※料金は変更となる可能性がございます
リスク・副作用:腫れ、内出血、感染、眼窩脂肪の取りすぎ、眼窩脂肪の取り残し、下斜筋の損傷 等

経結膜脱脂術のメリット

・最もシンプルなクマ治療: 施術時間が短く、体への負担が少ない点が魅力です。
・ダウンタイムの短縮: 他の治療法に比べてダウンタイムが少なく、日常生活への復帰が早い傾向にあります。
・多くのケースで目元がすっきり: 多くの患者様が、脱脂術だけでも目元がすっきりし、きれいになったと満足されています。
・涙袋の強調: 突出した脂肪によって隠されていた涙袋が、脂肪の除去によって再びくっきりと現れることがあります。これにより、目元全体が大きく、掘りの深い印象に見える効果も期待できます。

経結膜脱脂術の限界とデメリット

・小ジワの出現・悪化: 脂肪によって皮膚が引っ張られていた状態から、脂肪がなくなると皮膚が余ってしまい、一時的に小ジワができることがあります。特に40代半ば以降では皮膚のハリが失われ、元に戻る力が弱いため、小ジワが目立ちやすくなる傾向があります。
・青クマ・茶クマの改善は限定的: 青クマ(皮膚が薄く血管が透けて見える)や茶クマ(色素沈着)は、脂肪除去だけでは改善されません。むしろ、へこんだ部分に影ができ、色味が際立って暗く見えることさえあります。
・頬のコケがある場合: 目元の脂肪の突出だけでなく、頬(特に中顔面)にへこみやコケがある場合、脱脂術のみを行うと、目元はへこんでも頬のコケが強調され、影の範囲が広がり、かえって老けた印象や不自然な凹凸感が生じることがあります。
・再発や再手術の難しさ: 適当な脂肪除去は、再発の原因となったり、傷が固くなり再手術が難しくなったりする可能性があります。

経結膜脱脂術がおすすめなのはこんな方

  • 20代~30代の比較的若い方
  • 目元のへこみや頬のコケが少ない方
  • 青クマや茶クマなどの色味が目立たない方
  • 涙袋をくっきりさせたい方

【症例紹介:経結膜脱脂術のみ】

・20代女性のケース: この方は、目袋がくっきり出ていたものの、ほっぺたのへこみ、青クマや茶クマといった色味が目立たないタイプでした。そこで脱脂術のみを行ったところ、埋もれていた涙袋がくっきりと現れ、目元全体が掘りの深い、きれいな印象に改善されました。脂肪注入の必要がないと判断される典型的なケースです。

・40代前半女性のケース: 比較的微妙なラインの方でしたが、診察時にはクマ取りと脂肪注入を提案しました。しかし、脂肪注入に抵抗があったため、まず脱脂術のみで様子を見ることに。術後1ヶ月の段階では、目元はすっきりとして涙袋がしっかり目立つようになり、ご本人も十分満足されている状態でした。写真では小ジワも目立たないレベルで改善が見られました。今後、もし小ジワが気になるようであれば、改めて脂肪注入を検討する選択肢もあります。

・50代女性のケース: この方もクマ取りと脂肪注入を提案しましたが、脂肪注入への抵抗やダウンタイム、予算的な都合から脱脂術のみを選択されました。ダウンタイムは少なく、2週間程度でほぼ落ち着く状態でした。目元自体はだいぶすっきりしたものの、ゴルゴラインによるへこみがあったため、影の範囲が広く見える部分は残りました。それでも、元の状態よりは改善が見られ、現在も脱脂術のみで経過を見ています。

さらに若々しい目元へ!「クマ取り+脂肪注入」の真価

「クマ取りだけでは物足りない」「小ジワや色味も気になる」という方に最適なのが、「クマ取り+脂肪注入」の組み合わせ治療です。これは、脱脂術で脂肪を除去した後に、患者様ご自身の太ももやお腹などから採取した良質な脂肪を、へこんだ部分やボリュームが不足している部分に注入する手術です。
クマ取り+脂肪注入のメリット
・目元の滑らかさと明るさ: 脂肪を注入することで、目元全体が滑らかになり、明るく若々しい印象になります。
・小ジワの改善: 注入された脂肪が皮膚を内側から持ち上げ、ハリを出すことで、小ジワの改善に繋がります。これは特に皮膚の戻りが期待しにくい30代後半~40代以降の方に有効です。
・青クマの改善: 皮膚と筋肉の間に脂肪を薄く注入することで、血管の透けをカバーし、青クマの色合いを明るく見せる効果があります。
・中顔面の若返り: 注入脂肪の約8割は、へこんだ頬(中顔面)に注入されます。これにより、頬のコケが改善され、若々しい中顔面の輪郭が形成されます。ふっくらとした頬は、若々しさの象徴です。
・自然な仕上がり: ご自身の脂肪を使用するため、人工的な異物を入れるよりも自然な仕上がりが期待できます。
・長期的な効果: 脂肪が一度定着すれば、長期にわたって効果が持続します。
脂肪注入の具体的な注入部位
脂肪注入の多くは「目の下」と思われがちですが、実際は約8割が「頬」に注入されます。頬のへこみを平らにならし、ふっくらとさせることで、中顔面全体を若々しく見せます。
残りのわずかな部分が目のすぐに下に注入されます。これは、頬と目の際の間にできる可能性のある段差を滑らかにするため、また皮膚のハリを出し小ジワや青クマの改善に繋げるためです。皮膚が薄い目の下には、筋肉と皮膚の間に薄く脂肪を挟むように注入することで、血管の透けをカバーし、色合いを明るく見せる効果も期待できます。

クマ取り+脂肪注入のリスクと対策

・脂肪の定着率: 注入した脂肪がすべて定着するわけではありません。一般的に40~50%程度が定着すると言われていますが、年齢、肌質、喫煙習慣などによって個人差があります。もし定着が不十分でへこみ感が残る場合は、手術から3~6ヶ月後に再注入を行うことも可能です。
・しこりの形成: 採取した脂肪をそのまま注入すると、しこりになるリスクがありました。しかし、近年では「コンデンスリッチ」「ナノリッチ」「マイクロコンデンスリッチ」といった技術が発達し、遠心分離やフィルター処理によって純粋な脂肪のみを細かく滑らかな状態で注入できるようになりました。これにより、しこりの発生確率は大幅に低減されています。万が一しこりができた場合も、ステロイド注射や脂肪吸引などで対処できることがあります。
・費用とダウンタイム: 脱脂術のみと比べると、費用は高くなり、ダウンタイムも長くなる傾向があります。しかし、一度で満足のいく結果を得られる可能性が高く、総合的に見ればメリットが大きいと言えるでしょう。
クマ取り+脂肪注入がおすすめなのはこんな方
へこみの範囲が広い方(頬のコケがある方)。
青クマや茶クマなどの色味が気になる方。
小ジワが気になる方、または脱脂術後の小ジワが心配な方(30代後半~40代以上)。
目元だけでなく中顔面全体の若返りを希望する方。

【症例紹介:クマ取り+脂肪注入】

・30代女性のケース(青クマと頬のへこみ): この方は、ほっぺたのへこみがやや強く、さらに目元の青みがかった色味が気になるタイプでした。そこで脱脂術に脂肪注入を加えたところ、涙袋がくっきり際立ち、ほっぺたの前面が滑らかでつるっとした印象になりました。色味も明るくなり、中顔面全体の凹凸が整って若々しい印象に改善しました。

・20代女性のケース(青クマと頬のへこみ): 目の下の出っ張りだけでなく、青クマと頬の前面にわずかなへこみがあったため、脱脂と脂肪注入を行いました。術後3ヶ月の時点で、涙袋が強調され、頬のラインが滑らかに整いました。定着も安定しており、若々しい目元と中顔面を取り戻されています。

・40代女性のケース(青クマと影クマ): この方は、目の下の脂肪突出による影クマと、青クマの両方が気になっていました。脱脂と脂肪注入によって、影クマは解消され、脂肪注入で色合いも整えられました。術後3ヶ月で完全に安定した状態となり、自然で明るい目元になりました。

・50代女性のケース(深いへこみと小ジワ): ほっぺたのへこみが強く、目元の脂肪突出も目立つ状態でした。切開を伴う施術は抵抗があったため、脱脂と脂肪注入を選択。脂肪を注入することで皮膚にハリを出し、小ジワを最小限に抑えつつ、頬のへこみも大きく改善されました。写真上でも目立った小ジワは見られず、ご本人の満足度も高い治療となりました。

・30代女性のケース(長期経過:2年後も維持): この方は青クマがあり、ゴルゴラインによるへこみが目立っていたため、脱脂と脂肪注入を行いました。色味と頬のへこみを改善し、滑らかな中顔面を取り戻しました。さらに、長期経過で確認したところ、術後2年が経過してもクマの再発がなく、きれいな状態が維持されていることが確認できました。脂肪注入による効果が長期にわたって持続することを示す好例です。

クリニック選びと専門医の重要性

クマ取り手術には様々な種類があり、患者様一人ひとりの状態によって最適な治療法は異なります。「クマ取りは誰でもできる」といった極端な意見を述べるドクターもいるようですが、実際にはクマ取り手術は奥が深く、成功には専門的な知識と豊富な経験が不可欠です。
目の下の脂肪除去一つとっても、適切な量を均一に除去するためには、解剖学的な深い理解と多くの症例経験に基づいた無駄のない手術操作が求められます。これを怠ると、不十分な脂肪除去による再発や、過剰な除去による不自然なへこみ、さらには再手術が困難になるような事態を招きかねません。

当院のクマ治療へのこだわり

当院では、今回ご紹介した「経結膜脱脂術」や「クマ取り+脂肪注入」はもちろんのこと、裏ハムラ法、表ハムラ法といった、全てのクマ治療法に対応しています。これにより、患者様のクマの種類、たるみの程度、年齢、肌質、そしてライフスタイルやご希望に応じて、最も適した治療法を柔軟に提案することが可能です。
一部のクリニックでは、特定の治療法しか提供していない場合もありますが、それでは全ての患者様に最適な治療を提供することはできません。クマ治療を専門とし、かつ全ての治療法を網羅している当院のようなクリニックであれば、安心して最適な治療を受けていただけると考えています。
もし脂肪注入に抵抗がある場合は、まず脱脂術のみを行い、その後の状態を見てから脂肪注入を検討することも可能です。ただし、この場合、手術を2回に分けることでダウンタイムも2回になり、総費用が高くなる可能性も考慮に入れる必要があります。

まとめ

目の下のクマは、その原因や状態によって最適な治療法が大きく異なります。シンプルな「経結膜脱脂術」だけでも多くのケースで満足いただけますが、小ジワ、青クマ、頬のコケなど、より複雑な要因が絡む場合は「クマ取り+脂肪注入」が非常に効果的です。

ご自身の目元の状態を正確に診断し、最適な治療法を提案してくれる専門的な知識と経験を持つドクター、そして多様な治療オプションを持つクリニックを選ぶことが、満足のいく結果を得るための最も重要なステップです。

目の下のクマにお悩みの方は、ぜひ一度、当院にご相談ください。あなたの目元が明るく若々しくなるよう、最適な治療計画を一緒に考えていきましょう。

詳しくはこちらをご覧ください:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/kuma.html

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日付: 2025年9月20日   カテゴリ:形成外科手術

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