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膝の痛み、あきらめないで!自分でできる保存療法(ダイエット・筋トレ)と話題の再生医療






変形性膝関節症の保存的治療と新しい選択肢「再生医療」について | クリニック渋谷


変形性膝関節症の痛み、あきらめていませんか?

本日は、多くの日本人が悩まされている「変形性膝関節症」とその治療法、特に手術以外の選択肢である「保存的治療」と「再生医療」についてお話しさせていただきます。

変形性関節症の痛みで悩まれている方は、全国に約3000万人いると言われています。身近な病気ですが、その痛みは日常生活に大きな支障をきたします。

痛みの原因と進行

痛みの主な原因は、膝関節でクッションの役割をしている軟骨がすり減ることです。

軟骨がすり減る原因は、加齢が主な要因ですが、そこに過去の怪我(半月板や靭帯損傷)、体重過多などの要因が加わると、すり減りは加速してしまいます。また、生まれつきのO脚やX脚なども、膝の特定部分に負荷がかかるため、進行を早める原因となります。

残念ながら、いったんすり減ってしまった軟骨を元の状態に戻すことは非常に難しいと言われています。

進行して痛みが我慢できなくなった場合には、最終的に「人工関節置換術」が選択されます。しかし、人工関節の手術は体への負担も大きく、決断には勇気が必要です。そのため、手術をためらい、痛みを抱えたまま生活されている方も多いのではないでしょうか。

自分でできる保存的治療:進行を遅らせるための努力

変形性膝関節症と診断された場合、まず重要なのは軟骨のすり減りの進行を遅らせ、痛みを軽減させる「保存的治療」です。ここでは、ご自身で取り組める方法をご紹介します。

1. 体重管理(ダイエット):膝への負担を減らす

標準体重よりも重い方には、まず減量をお勧めします。体重が減るだけで、膝にかかる負担は大きく軽減します。

ダイエットには運動が不可欠ですが、膝が痛い状態で激しい運動は難しいでしょう。そこでお勧めなのが水中ウォーキングです。

  • 浮力の影響で膝への負担が少ない
  • 水の抵抗で効率的にカロリーを消費できる

また、運動は精神面にも良い影響を与えます。運動によって「セロトニン」という物質が分泌され、精神を安定させます。近年の研究では、痛みと精神状態は密接に関わっており、抑うつや不安が痛みを増幅させることが分かっています。運動は、心身の両面から痛みの緩和に役立つのです。

食事管理の重要性と注意点

減量には食事管理も欠かせません。しかし、「食べないダイエット」は推奨できません。

極端な食事制限は、初期には体重が落ちますが、それは筋肉中のエネルギー源(グリコーゲン)と水分が減ったことによる一時的なものです。さらに続けると、体は「省エネモード」になり、基礎代謝が落ちて痩せにくくなり、リバウンドの原因にもなります。

筋肉は基礎代謝を維持するために重要です。特にダイエット中は筋肉量が低下しがちなので、後述する筋トレと併用し、筋肉を維持しながら体脂肪を優先的に減らすことが重要です。

2. 筋力トレーニング:天然のサポーターを作る

食事管理と同時に、太ももの前の筋肉である大腿四頭筋(だいたいしとうきん)を鍛えることを強くお勧めします。

大腿四頭筋を鍛えると膝関節が安定し、軟骨の摩耗を防ぐことができます。いわば、自分自身の筋肉で「天然の装具」を作るようなものです。

ただし、バーベルなどの強い負荷をかけたスクワットは膝への負担が大きすぎるため避けましょう。お勧めの方法は以下の通りです。

  • 仰向けになり、膝を伸ばしたまま足を持ち上げる運動(SLR運動)
  • 負荷が足りない場合は、足首に重りを巻いて行う

医療機関での保存的治療:ステロイド注射

膝に水が溜まるほど炎症が強く、歩くのもままならないような急性期には、ステロイド注射が選択肢となります。

ステロイドには強力な抗炎症作用があり、痛みが劇的に引くことが多いです。しかし、ステロイドには組織を変性(劣化)させる副作用もあり、頻繁に行うと長期的には軟骨を傷めてしまうリスクもあります。

ステロイド注射は「痛みが強くて我慢できない時の一時的な手段」と考えましょう。注射で痛みが引いている間に、減量や筋トレを行い、根本的な負荷を減らす努力をすることが大切です。

新しい治療の選択肢:「再生医療」への期待

近年、人工関節手術を検討する前の新たな選択肢として、再生医療が注目されています。これは、ご自身の体が持つ「治す力」を利用した治療法です。主なものに以下の2つがあります。

PRP(自己多血小板血漿)療法

ご自身の血液から、炎症を抑えたり組織を修復したりする成分(血小板など)を濃縮して抽出し、膝関節に注射します。スポーツ選手の怪我治療などで聞いたことがある方も多いかもしれません。

脂肪幹細胞移植

ご自身の腹部や太ももなどから少量の脂肪を採取し、専門の施設(CPC:細胞培養加工施設)で「脂肪幹細胞」を抽出・培養して増やし、膝関節に注射します。

脂肪幹細胞には、強力な抗炎症作用に加え、傷ついた組織を修復する能力も期待されています。PRP療法と比較して、組織の再生能力においては幹細胞治療の方が優れていると考えられています。

どちらの治療も、手術や長期入院の必要がなく、注射と比較的簡単な処置で済むことが大きなメリットです。

クリニック渋谷が再生医療に取り組む想い

私たちクリニック渋谷では、日々の痛みと闘いながら、自らの努力で改善しようと奮闘されている患者様の手助けがしたいと考え、従来の美容医療に加え、これらの再生医療を導入いたしました。

私たちは、再生医療を「どんな症状もそれだけで解決できる夢の治療」とは考えていません。再生医療の効果を最大限に発揮するためには、前述した運動療法や食事管理など、患者様ご自身の努力が必要不可欠です。

また、特に脂肪幹細胞移植においては、「投与する細胞の質と量」が成功の鍵を握ります。そのため当院では、日本トップクラスの技術を持つと評判のCPC(細胞培養加工施設)と提携し、高品質な細胞を提供できる体制を整えています。

従来の保存的治療で十分な効果が得られずお悩みの方は、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。再生医療が問題解決の糸口になる可能性があります。

料金・リスク・副作用について

当院で行う脂肪幹細胞移植の費用と、治療に伴う一般的なリスク・副作用についてご案内します。

治療名:脂肪幹細胞移植
1回・1部位(または1関節) 1,320,000円(税込)
1回・2部位(または2関節) 2,420,000円(税込)
脂肪採取に伴うリスク 採取部位(腹部や大腿部など)の痛み、内出血、腫れ、硬縮(皮膚が硬くなる)、一時的な感覚鈍麻、極稀に感染症や凹凸が生じる可能性があります。
投与に伴うリスク 注射部位の痛み、赤み、腫れ、熱感、内出血が生じることがありますが、通常は数日から数週間で軽快します。関節内注射の場合、一時的に関節水腫や疼痛が増強することがあります。
その他 ご自身の細胞を使用するため重篤なアレルギー反応は極めて稀ですが、細胞の加工過程で使用する試薬に対するアレルギーの可能性は完全に否定できません。
治療効果には個人差があり、必ずしも期待した効果が得られない場合があります。

※価格は予告なく変更となる可能性があります。

よくあるご質問(Q&A)

Q. 再生医療を受ければ、運動やダイエットはしなくても良くなりますか?
A. いいえ、そうではありません。再生医療は傷んだ組織の修復を促す治療ですが、膝への負担が続けば再び悪化してしまいます。治療効果を長持ちさせ、最大限に引き出すためには、適切な体重管理と筋力トレーニングを継続することが非常に大切です。
Q. 治療のために入院は必要ですか?
A. いいえ、基本的に入院の必要はありません。脂肪の採取も、培養後の細胞投与も、日帰りで受けていただける治療です。
Q. 高齢でも再生医療は受けられますか?
A. はい、ご年齢に関わらず受けていただけます。ただし、患者様の健康状態や膝の進行度合いによっては適応とならない場合もありますので、まずは医師の診察をお受けください。


御茶ノ水の美容皮膚科・まぶたの治療ならお茶の水美容形成クリニック

日付: 2026年2月7日  カテゴリ:美容コラム

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