こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。
当院では、目元や顔周りの手術だけでなく、豊胸手術や体の手術も数多く手掛けております。豊胸手術と聞くと、「大きな手術だから大変そう」「ダウンタイムが長くてしんどいのでは?」と不安に思われる方が非常に多いのですが、実は、思っているほどダウンタイムは厳しくありません。今回は、豊胸手術の種類から、ダウンタイムの具体的な経過、そして後悔しないための過ごし方まで、詳しく解説していきます。
豊胸手術の種類とあなたに合う選択肢
豊胸手術は大きく分けて以下の3種類があります。当院では全ての施術に対応しています。
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シリコン豊胸
シリコンインプラントを挿入してバストアップを図ります。
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脂肪豊胸
ご自身の体から採取した脂肪を胸に注入する方法です。
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ハイブリッド豊胸
シリコンインプラントを挿入し、その周囲に脂肪を注入することで、より自然な形に整える方法です。
どの方法が適しているかは、患者様の状態やご希望によって異なります。
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シリコン豊胸の適応
幅広い患者様に適用可能です。お胸のボリュームを一気に、確実に大きくしたいという方はおすすめです。
授乳後等で胸の垂れ(下垂)が強い方の場合、インプラントの縁が目立って不自然な形になりやすいため、脂肪豊胸やハイブリッド豊胸の方がおすすめです。 -
脂肪豊胸の適応
30代以上で胸が柔らかくなっている方、特にご出産を経験された方は、注入した脂肪が定着しやすく、良い結果が得られやすい傾向にあります。アンチエイジング目的でハリを取り戻したい方なら、1〜2回程度の注入で済むこともあります。しかし、10代後半〜20代前半など、もともと胸のハリが強い方やボリュームがほとんどない方は、脂肪が定着しにくく、何度も注入が必要になる可能性があります。1回の注入で約1カップ程度のバストアップが見込めますが、大きくしたい場合は複数回必要になることも。
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ハイブリッド豊胸の適応
比較的多くの患者様に適応があり、特にもともと胸のボリュームが少なく、一度で効率よく大きくしたい若い方に効果的です。インプラントによる確実なボリュームアップと、脂肪注入による自然な仕上がりの両方を叶えられます。
豊胸手術のダウンタイム:意外と楽?
豊胸手術のダウンタイムは、シリコン豊胸、脂肪豊胸、ハイブリッド豊胸のいずれも、おおよそ似たような経過をたどります。
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痛みのピーク
手術後1〜2日が最も痛みが強い時期です。これは豊胸に限らず、どんな手術でも同じことが言えます。胸の痛みは筋肉痛のような感覚に近いでしょう。脂肪豊胸やハイブリッド豊胸の場合、脂肪吸引した部位(太もも、お腹、お尻など)も筋肉痛のような痛みを感じることがあります。
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術後3日目
傷口の痛みが落ち着いてくる頃です。デスクワークの方であれば、早い方では術後3〜4日目から仕事に復帰される方もいらっしゃいます。
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シャワーと固定
手術後最初の3日間は、首から下、おへそから上の部分はシャワーを浴びられませんが、首から上と腰から下はシャワー可能です。脇を締めて腕を上げる程度ならできますので、洗面台での洗髪などは可能です。術後4日目の朝から、固定テープを外して上半身もシャワーを浴びられるようになります。シリコン豊胸で用いる「バストバンド」は、インプラントのズレを防ぐため、1週間程度は装着が必要ですが、シャワー時は外しても構いません。
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術後1週間
抜糸(または糸除去)のために来院していただきます。この頃には、多くの方が「少し痛いけど大丈夫」と言いながらスタスタと歩けるようになっています。胸の傷跡はまだ赤く、触ると感覚が鈍い、または逆に乳首がピリピリするといった感覚の変化を感じることがあります。インプラントの場合、まだ皮膚が伸びきっていないため、胸が硬く、張ったような感じがすることがあります。
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術後1ヶ月〜3ヶ月
傷口が目立ちやすい時期のピークは術後1ヶ月頃ですが、3ヶ月頃にはかなり馴染んできます。
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術後3ヶ月〜6ヶ月(完成形)
胸の感覚の変化(鈍さやピリピリ感)は、この頃までには落ち着いてくることが多いですが、稀に6ヶ月以上かかることもあります。焦らずに気長に経過を見守りましょう。シリコンの硬さも十分に柔らかくなり、脂肪豊胸の場合は定着する脂肪が残り、最終的な形がほぼ完成します。
豊胸手術後の注意点と過ごし方
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固定の遵守
特にシリコン豊胸では、バストバンドなどでしっかりと固定することが非常に重要です。インプラントがずれてしまうのを防ぎます。
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就寝時の姿勢
術後3ヶ月まではうつ伏せで寝るのを避けてください。
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服装
シリコン豊胸の場合、ワイヤー入りのブラジャーは避け、ワイヤーなしのブラジャーやパッド付きのキャミソールなど、ゆったりとした服装を心がけましょう。
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定期的な検査
術後半年が経過したら、エコー検査を受けることを推奨しています。
若い方だけじゃない!広がる豊胸手術のニーズ
豊胸手術は「若い女性が受けるもの」というイメージがあるかもしれません。しかし近年では、授乳後の乳房の変化が気になる方や、デコルテのハリを取り戻して若々しい胸にしたいと考えるマダム層の患者様も増えています。単にバストアップだけでなく、幅広いニーズに応えられる手術と言えるでしょう。
胸が小さいことをコンプレックスに感じていた方が、豊胸手術を受けることで自信を取り戻し、喜びを実感されることは少なくありません。ダウンタイムは心配されることが多いですが、どの手術方法を選んでも、過度に身構える必要はありません。
ご興味のある方は、ぜひ一度ご相談ください。LINEからもご予約いただけます。
豊胸について、詳しくはこちらをご覧ください:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/breast.html
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日付: 2025年8月20日 カテゴリ:形成外科手術