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保護中: クマ治療における適切な麻酔の選び方:安心して施術を受けるために

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保護中: 【40代・50代必見】出産・授乳後の「垂れ胸」を自然に若返らせる!最適なアンチエイジング3選

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【2025年最新版】後悔しないために知っておきたい!絶対にやってはいけない豊胸術とは?

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。
当院では、患者様のおかげで豊胸手術の症例が非常に多く、主に「脂肪豊胸」「シリコン豊胸」「ハイブリッド豊胸」という3つの術式を行っています。これらは広く普及し、学会でも安全性が認められている一般的な豊胸術です。しかし、世の中には様々なネーミングの豊胸術が存在し、結果的に深刻なトラブルを引き起こすものが少なくありません
一時的には良く見えても、遅れて感染が発生したり、胸が硬くなってしこりができたり、予想以上に胸が大きく膨らみ続けるなど、取り返しのつかない事態になるケースが激増しています。最悪の場合、修正手術すら非常に困難になり、大きな傷跡が残ったり、乳房切除に至る可能性もゼロではありません
そこで今回は、2025年最新版として「絶対にやってはいけない豊胸術」について、具体的な術式とその危険性について当院統括医師の吉井健吾医師が詳しく解説していきます。後悔しないために、ぜひ最後までお読みください。

1. 過去の流行、そして現在も問題を残す「アクアフィリング豊胸術」

「アクアフィリング」という言葉を聞いたことがある方もいるかもしれません。一時的に爆発的に流行した豊胸術ですが、最近では行うクリニックもだいぶ減ってきました。学会も注意喚起をしており、現在ではほとんど行われていない術式です

なぜ流行したのか?

アクアフィリング豊胸術が流行した最大の理由は、その手軽さにありました
簡単な手術: 注入剤を乳腺の真下に注入するだけで、胸を大きくすることができました
短時間で完了: 手術時間はわずか30分程度で終わり、ダウンタイムも少ないとされていました
自然な仕上がり: 注入直後はある程度柔らかく、自然な感触が得られると謳われていました
当初、「水で溶ける注入剤」と説明されていましたが、実際には水では溶けません。この誤解が後の大きなトラブルにつながります。

アクアフィリングの深刻なリスク

流行が落ち着いてから、アクアフィリングの恐ろしい実態が明らかになってきました。
1. 注入剤の体内移動: アクアフィリングの注入剤は、時間の経過とともに体内を移動する性質があります。数年後にはお腹や腕の方にまで流れ出してしまっていたという事例がMRI検査で判明しています
2. 遅発性感染症: 最も厄介なのが、遅れて感染症を引き起こすリスクです。特に、妊娠して胸が発達した際に乳腺炎を併発する頻度が高いことがわかっています。妊娠中に感染を起こした場合、お腹に赤ちゃんがいる状態で強力な抗生物質を使用したり、感染がひどい場合は緊急で切開して膿を排出する手術が必要になったりするため、非常に危険です。当院の山田淳生医師は、虎の門病院に勤務されていた頃、アクアフィリング後の乳腺炎で緊急搬送されてくる患者さんを多く診ており、その感染症や後遺症に関して豊富な経験を持っています
3. 修正の困難さ: 一度注入されたアクアフィリングは、体内を移動したり感染を起こしたりすると、完全に取り除くことが極めて困難になります。
このように、一見手軽で魅力的に思えるアクアフィリング豊胸術ですが、長期的に見ると非常に深刻なリスクを伴うため、決して手を出してはいけません。

2. 手軽さの裏に潜む落とし穴「ヒアルロン酸豊胸術」

ヒアルロン酸豊胸術も、アクアフィリングと同様に「簡単にできてダウンタイムが少ない」という理由で一時期流行しました

なぜ流行したのか?

アクアフィリングと同じく、手軽さが最大の魅力でした
簡単な手術: 寝ている間に30分程度で完了し、どんなドクターでも実施しやすいとされていました
患者負担の少なさ: ダウンタイムが少なく、患者さんにとって手軽な選択肢でした
大手クリニックでもヒアルロン酸豊胸を行っていた時期があり、使用されるヒアルロン酸の種類はクリニックによって様々でした

ヒアルロン酸豊胸の潜在的なリスク

アクアフィリングに比べればまだマシとされるヒアルロン酸ですが、やはり問題点があります。
1. 他の豊胸術への悪影響: ヒアルロン酸豊胸を行った後に、脂肪豊胸やハイブリッド豊胸といった一般的な豊胸術を受けようとすると、感染を起こしやすくなったり、出血しやすくなったり、硬くなりやすくなったりと、手術が困難になるケースがあります
2. 被膜形成と溶解困難: ヒアルロン酸を胸に注入する際、1箇所に集中して注入されると、その周囲に自己免疫反応で「被膜(ひまく)」が形成されることがあります。この被膜が硬くなると、ヒアルロン酸を溶かす薬を使っても溶けにくくなったり、将来的な再手術の際に障害となったりすることがあります
3. 一時的な効果: ヒアルロン酸はあくまで一時的なものであり、徐々に体内で吸収されてしまいます。
当院では、ヒアルロン酸豊胸は「お試し」程度に1回だけ注入する程度なら良い、と説明しています。何度も繰り返し注入したり、本格的な豊胸を考えている方には推奨できません。将来的な選択肢を狭め、トラブルの元になる可能性があるからです。

3. 「再生医療」の謳い文句に注意!「〇〇再生豊胸術」

近年、再生医療という言葉が注目される中で、「〇〇再生豊胸術」と銘打たれた豊胸術が登場しています。これはまさにトレンドに乗っかったネーミングであり、非常に注意が必要です

なぜ「再生医療」を謳うのか?

「再生医療」という言葉を使うことで、以下のような印象を与えようとしています
最先端: 再生医療の技術を応用した最先端の治療であるかのような印象
手軽さ: アクアフィリングやヒアルロン酸と同様に、ダウンタイムが少なく、侵襲度が低く、手軽に胸を大きくできる
しかし、その実態は非常に危険なものであることが多いのです。

〇〇再生豊胸術の重大なリスク

この種の豊胸術には、深刻な問題点が数多く潜んでいます。
1. 未認可薬剤の使用: ほとんどの場合、認可されていない薬剤を使用しています。中には、体内で使用することを想定されていない薬剤や、本来体内に注入してはいけない成分が含まれていることがあります
2. FGF(線維芽細胞増殖因子)の含有: 「〇〇再生豊胸術」で特に問題視されているのが、FGF(線維芽細胞増殖因子)胸がどんどん大きくなり続けたり、しこりを形成したりすることがあります
3. 胸の異常な肥大化: 実際に当院にも、「ある特定のクリニックで『〇〇再生豊胸』を受けたら、胸がどんどん大きくなって止まらない。どうすれば良いか?」と相談に来院される患者様がいらっしゃいます。元々はEカップやFカップだった方が、Iカップにまで肥大してしまい、困り果てているケースもあります
4. 修正が極めて困難: FGFによって肥大した胸は、エコーで見ても異物が入っているというよりも、元々の組織と同化して大きくなっている状態です。そのため、異物だけを取り除くということができず、修正手術が非常に困難になります。場合によっては、乳房縮小手術として胸自体を大きく切除して小さくしたり、最悪の場合には乳房切除という選択肢すら出てくる可能性があります。大きく傷が残るだけでなく、元の状態に戻すことすらできないという、非常に厄介な事態になるのです
5. 他院での対応が困難: さらに問題なのは、このような未認可の製剤や、本来体内に入れることを想定されていない薬剤を使っている術式で副作用が出た場合、どこのクリニックに行っても対処が困難になることが多いという点です

PRPのみの脂肪豊胸との違い

ここで一つ補足しておきたいのは、患者様からすると分かりにくいのですが、「再生医療と絡めた脂肪豊胸」と「〇〇再生豊胸術」は別物であるということです。脂肪注入を行う際に、ご自身の血液を採取してPRP(多血小板血漿)だけを分離して脂肪と混ぜて注入する術式があります。PRPには抗炎症作用があり、脂肪注入後のダウンタイムを軽減したり、脂肪の生着率を向上させたりする効果が期待できるため、これは「オプションメニュー」として有効な場合があります
しかし、PRPだけでなくFGFも一緒に入れている「〇〇再生豊胸術」のようなものは、上記のリスクがあるため、絶対に避けるべきです

4. 要注意!!「血液豊胸術」

「血液豊胸術」というものも存在しますが、まともなクリニックであればこのような手術は行っていません

血液豊胸術のリスク

採血した血液を使って豊胸をするという、その構造自体が不明瞭な術式ですが、これもFGFが含有されているケースがほとんどです。そのため、「〇〇再生豊胸術」と同様に、胸の異常な肥大化やしこり、修正困難といった深刻なリスクを伴います。この術式に関しては、詳細が不明な点も多く、手を出さないことが賢明です。

まとめ

今回は、2025年版として「絶対にやってはいけない豊胸術」として、アクアフィリング、ヒアルロン酸豊胸、〇〇再生豊胸、血液豊胸の4つを挙げ、その危険性について詳しく解説しました
当院が推奨する「脂肪豊胸」「シリコン豊胸」「ハイブリッド豊胸」といった、広く普及し学会でも安全性が認められている豊胸術は、胸を大きくするためにそれなりの手術やダウンタイムが必要になります。例えば、脂肪豊胸であれば複数回の注入が必要になることもあります。しかし、これらの術式は、長年の臨床実績と科学的根拠に基づいて安全性が確立されています。
一方で、今回ご紹介した「やってはいけない豊胸術」は、「ダウンタイムなく楽に」「サクッとできる」「傷跡なし」「自然な仕上がり」といった、患者様が求める「手軽さ」や「楽さ」を謳い文句にしています。しかし、その裏には、感染、異常な肥大化、しこり形成、そして修正が困難になるといった、非常に厄介で取り返しのつかないリスクが潜んでいます。トラブルが発生した場合、どこのクリニックに行っても対処が難しいという最悪の状況に陥る可能性もあります
豊胸手術は、ご自身の体に関わる大切な選択です。安易な選択が取り返しのつかない後悔に繋がらないよう、術式を選ぶ際には、その安全性や長期的なリスクについて、十分に検討し、信頼できる医師と相談することが何よりも重要です。
もし、ご自身の胸に関して不安なことや相談したいことがあれば、いつでもお気軽に当院にご相談ください。
豊胸について、詳しくはこちらをご覧ください:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/breast.html
ご予約や当院ホームページから
LINE予約 / WEB予約 が可能です

 

 

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日付: 2025年9月4日  カテゴリ:形成外科手術

保護中: もう失敗しない!クマ治療完全ガイド【2025年最新版】

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PRP+FGF治療の危険性とその背景にある問題点:美容医療の現場で何が起きているのか?

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。
近年、美容医療の分野では多種多様な施術が提供されていますが、中にはその安全性やリスクについて十分な情報共有がなされていないケースも存在します。特に「PRP+FGF」と呼ばれる治療法は、効果の高さが期待される一方で、深刻な副作用のリスクを抱えていることが指摘されており、最近では裁判にまで発展する事例も出ています。今回は、このPRP+FGF治療が抱える問題点、そして患者さんが知っておくべきリスクについて詳しく解説します。

裁判沙汰となった大手クリニックの事例

今年1月、SNS(X)で大きな話題となったのは、某大手美容クリニックPRPにFGFを添加した「プレミアムPRP注射」について、患者様への説明不足等を理由とし、東京地方裁判所が解決金として600万円から700万円程度の支払いを命じる決定をしたことが明らかになったことです。この決定は、単にリスクの説明が不足していただけでなく、業界が推奨しない治療方法を行ったことにも重い意味を持つと考えられています
本事例は、美容医療における「PRP」と「PRP+FGF」の違い、そしてリスク説明の重要性を改めて浮き彫りにしたと考えられます

PRPとPRP+FGF、その決定的な違いとは?

まず、PRPとPRP+FGFは、名称が似ていますが、その効果やリスクは大きく異なります。

PRP(多血小板血漿)単体注射の特性

PRP(Platelet-Rich Plasma)は、患者さん自身の血液を採取し、遠心分離にかけることで得られる血小板を濃縮した液体です。このPRPには、抗炎症効果があることがよく知られています
美容医療では、肌に注射することで小じわの改善や肌質改善、ダーマペン後の塗り込み、手術後のダウンタイム軽減などに使われることがあります。また、スポーツ医療の分野では、東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大選手が肘の痛みでPRP注射を受けたことでも有名で、炎症のある箇所や痛めた箇所に直接注射することで炎症を和らげる効果が期待されます
PRP単体での効果は、複数回の施術で徐々に効果が現れる傾向があり、個人差も大きいです。PRP注射は一度あたりの費用が比較的高いため、当院としてはコストパフォーマンスの点で検討の余地があると考えています

PRP+FGF(線維芽細胞増殖因子)注射の特性とリスク

一方で、「PRP+FGF」は、このPRPにFGF(Fibroblast Growth Factor:線維芽細胞増殖因子)細胞を増殖させる作用を持つ因子組み合わせたものです。液体にしてスプレーとして火傷などで皮膚が失われた部位に適用すると、皮膚の再生を促すといった形成外科領域で使われることがあります
美容医療において、このFGFを少量PRPに混ぜて注入すると、ヒアルロン酸などの注入剤と同様に、組織を膨らませる効果が期待されます。例えば、こめかみのくぼみ、目の下のへこみ、ほうれい線などに注射することで、組織が膨らんで溝が浅くなり、しわが改善されるとされています。かつては「プルプル注射」という名称で流行した時期もありました
しかし、FGFの最大のデメリットは、注入した部分の細胞を増殖させるため、その増殖が止まらなくなったり、しこりとして残ったりするリスクがあることです

PRP+FGFのメリットと深刻なデメリット

PRP+FGFには、魅力的なメリットと、非常に深刻なデメリットが存在します。

メリット:即効性と長期持続性

PRP+FGFのメリットは、注入がうまくいけばヒアルロン酸などの他の注入剤に比べて非常に持続期間が長いという点です。ほうれい線の付け根など、ある程度のしこりが許容され、しっかり長持ちさせたい部位には向いているとされることもあります

デメリット:増殖するしこり、除去の困難さ

最も深刻なデメリットは、やはり「しこり」の形成です。特に目の下のようなデリケートな部位にしこりができてしまうと、触れるとコリコリとした感触があり、患者にとって大きな悩みとなります
しこりができた場合、ステロイド注射で小さくしたり、外科的に除去したりする試みも可能ですが、最も厄介なのは、一度できたしこりが増殖を続けてしまうケースです。実際に、目の下のしこりがどんどん膨らんでくる方や、豊胸手術の際にFGFを混ぜた結果、アニメのキャラクターのような不自然な胸の膨らみが止まらなくなり、修正目的で当院を訪れる方もいらっしゃいます
さらに厄介なのは、しこりが他の組織と同化してしまい、エコーなどで見てもどこまでがしこりか区別がつかなくなり、切除や減量も不可能になってしまう場合があることです。このような状態に陥ると、どうすることもできなくなるという、極めて深刻な事態を招く可能性があります
FGF製剤の添付文書自体にも、「FGF注射の安全性は担保できません」と明記されているにも関わらず、未だにPRP+FGFを治療に取り入れているクリニックや医師が存在するという現状があります

二つの問題点

今回の某大手美容クリニックに対する東京地方裁判所の決定には、大きく分けて二つの問題点が背景にあるとされています

1. 業界で推奨されない治療方法の継続

PRP+FGF、特にプルプル注射として流行した過去には、しこりの副作用が多発し、多くのクリニックがこの治療法から撤退しました。FGFの濃度調整が確立されていなかった昔は、しこりができやすい状況でしたが、現在では濃度を薄めるなどしてリスク軽減の努力がされているにも関わらず、依然として問題が発生しています。学会や添付文書、業界全体でPRP+FGF治療は推奨されていないにも関わらず、未だにこの治療法を提供し続けているクリニックが存在するという事実が、問題視されています

2. リスク説明の決定的な不足

患者さんが治療を受ける際に、その内容とリスクについて十分に理解することは、美容医療における基本中の基本です。今回の裁判では、「プレミアムPRP注射」という名称が、患者に「PRPの良いもの」という誤解を与え、FGFによるしこりのリスクやその他の副作用について、医師からの説明が不足していたことが大きな問題となりました
クリニックは、PRPとPRP+FGFが全く異なる治療法であり、FGFが細胞増殖によってしこりのリスクを伴うことを、患者に明確に伝えなければなりません。さらに、口頭での説明だけでなく、手術の同意書やクリニックのウェブサイトにも、そのリスクを明記する必要があります

みなさまが美容医療を受ける際に注意すべきこと

今回の事例は、美容医療を受ける患者さんにとって重要な教訓を与えています。
PRP+FGF治療は、全てのケースで「絶対に使ってはいけない」と断言できるものではないかもしれません。医師やクリニックによって治療に対する考え方は様々で、「リスクは低いから、決まった時に綺麗に仕上がるなら使っても良い」と考える医師もいます。しかし、「どうしようもなくなってしまう」ようなリスクが存在する治療法については、慎重に検討すべきだという意見もあります

まとめ

美容医療を検討する際は、以下の点に特に注意しましょう。

治療内容の確認

施術名だけでなく、具体的に何が注入されるのか、その成分がどのような作用を持つのかを詳しく尋ねましょう。特に「PRP」と付いていても、FGFが添加されていないかを必ず確認してください

リスクと副作用の説明

期待できる効果だけでなく、しこりやその他の副作用、その発生頻度、対処法についても、納得できるまで説明を求めましょう

同意書の確認

治療内容やリスクが、同意書に具体的に記載されているかを必ず確認し、理解した上で署名しましょう

クリニックや医師の選定

業界内で推奨されている治療法を提供しているか、リスクについて誠実に説明してくれるかなど、信頼できるクリニックや医師を選ぶことが重要です。
美容医療は、自身の容姿を改善し、自信を持つための有効な手段となり得ますが、そのためには正しい知識と情報に基づいた慎重な選択が不可欠です。今回の事例から学び、安全な美容医療の実現に向けた意識を高めていきましょう。
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このブログ記事が、PRP+FGF治療に関する皆様の理解を深め、今後の美容医療選択の一助となれば幸いです。
吉井医師のご紹介について、詳しくはこちらをご覧ください:https://www.ochanomizubiyou.com/staff.html
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日付: 2025年9月4日  カテゴリ:形成外科手術

【完全版】男性のクマ治療を徹底解説!疲れた印象を若々しい顔へ変えるエチケット

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます!

「最近、疲れて見えるって言われるな…」「実年齢より上に見られがち…」と感じる男性の皆さん、その原因、目の下のクマかもしれません。近年、美容医療は性別問わず身近なものとなりつつあり、特に目の下のクマ治療は、まるで二重埋没法に次ぐほどポピュラーな施術となっています。疲れた印象を改善し、若々しく見せるための「エチケット」として、男性のクマ治療が注目されているのです。

今回は、男性の目の下のクマについて、その原因から状態、そして最適な治療法まで、具体的な症例を交えながら網羅的に解説していきます。奥様やご友人など、周りの男性でクマに悩んでいる方がいらっしゃいましたら、ぜひこの情報を教えてあげてください。

クマ治療の基本的な考え方:男性も女性もアプローチは同じ

まず大前提として、目の下のクマの治療における適応や基本的な考え方は、女性の場合と全く変わりません。目の下に脂肪がぷっくりと出ていれば「クマ取り」でスッキリさせられますし、頬がやつれていれば「注入」でボリュームを補うのが効果的です。50代以上の方でシワが多く、皮膚に張りのない場合は、「切開して引き上げる表ハムラ法」などが適応となります。

クマの種類やそれぞれの適正な治療法については、お茶の水美容形成クリニックのYouTube動画で詳しく解説していますので、そちらも参考にしてください。

男性特有の背景と治療方針:ダウンタイムと手軽さを重視

では、男性のクマ治療において、女性と異なる点は何でしょうか。それは、患者様一人ひとりの「バックグラウンド(背景)」です。男性の患者様からは、「仕事の予定があるからダウンタイムは取りづらい」「なるべく手軽にサクッとできる方法でお願いしたい」といったご要望をいただくことが多く、結果的に女性よりサクッとした施術になりがちな傾向があります。

クリニックとしては、まず「一番綺麗に整うであろう施術」を第一に提案させていただきます。しかし、患者様の「ダウンタイムは短くしたい」「予算を抑えたい」といったご希望に応じて、次善の策となる治療法も提案し、患者様と相談しながら最適な治療法を決定していきます。このため、今回の解説でも、比較的軽めの治療法から順に提示していきます。

1.経結膜脱脂手術(クマ取り単体):手軽さと即効性が魅力

クマ治療の中で「最も手軽」で、ダウンタイムが短く、予算も抑えられる方法が、この「経結膜脱脂手術」、いわゆる「クマ取り」です。これは、下まぶたの裏側から脂肪を取り出す施術で、アッカンベーをした状態で脂肪を除去します。

【症例1:30代男性】こちらの患者様は、やや頬にへこみはあったものの、それほど強くありませんでした。注入を組み合わせればより綺麗に仕上がると考えられましたが、まずは「軽めにクマを取ってみよう」というご希望でクマ取り単体を実施しました。

結果は、クマ取りだけで目元から頬にかけてのラインが非常に滑らかに整い、術後3ヶ月の状態でも注入なしで十分に満足いただける仕上がりとなりました。正面から見ても元々の出っ張りがなくなりスッキリとしましたし、斜めから見ても少しあった頬のやつれも目立たなくなり、若々しい印象を取り戻しています。

【症例2:クマ取りだけで満足度の高いケース】 こちらの患者様も「クマ取りだけでやってほしい」というご希望でした。この方は頬のやつれがほとんどなかったため、クマ取りを実施。術後1ヶ月の経過では、涙袋がしっかりと目立つようになり、涙袋のすぐ下がキュッとへこむ、輪郭としてバランスの良い状態になりました。ご本人も「満足です」とのことで、クマ取り単体で終了となっています。男性の場合、薄いクマであればあまり気にされない方も多いので、目元がスッキリするだけでも満足度は高い傾向にあります。

【クマ取り単体の注意点】 クマ取り単体でスッキリする方もいらっしゃいますが、頬にやつれがある場合、顔全体のバランスとしては、目の下だけキュッとへこみ、頬がふっくらしている方が若々しく見え、輪郭としてもバランスが良いとされています。目の下から頬にかけてへこみが続くと「面長感」が出てしまうため、その場合は注入を勧められることがあります。

2.クマ取り+ヒアルロン酸注入:脂肪注入に抵抗がある方へ

「脂肪注入には抵抗がある」という患者様もいらっしゃいます。そのような場合に、脂肪注入の代替案として提案させていただくのが「ヒアルロン酸注入」です。脂肪注入であれば、必要な量を制限なく注入できますが、ヒアルロン酸は費用や注入量に限界があります。しかし、「入れないよりは滑らかに仕上がる」というメリットがあります。

【症例3:クマ取り+ヒアルロン酸注入】 こちらの患者様は、手術前はクマがしっかりと出ており、青クマや影も目立つ状態でした。さらに、頬の前面にもやつれが見られました。最も綺麗に仕上がるのは脂肪注入ですが、「脂肪注入には抵抗がある」「つきすぎたり、なくなってしまうのが怖い」といったリスクを懸念されるため、まずはヒアルロン酸で形状を整えてみることに。

クマ取りを行い、頬の前面にヒアルロン酸を注入することで、頬のやつれをふっくらさせました。横から見ると頬の前面のふっくら感がより分かりやすく、涙袋のすぐ下はキュッとへこませ、全体的にへこむことで出る面長感を改善しています。ヒアルロン酸は少量でも改善が見られ、注入しないよりは格段に滑らかな印象へと変化しました。

3.クマ取り+脂肪注入:最も多い組み合わせで高い満足度を

当院で最も多く選ばれている治療法が、「クマ取り」と「脂肪注入」の組み合わせです。クマの出っ張りだけでなく、頬のやつれによってクマがさらに目立っていると感じる方が多いため、この複合治療を選択されるケースが非常に多くなっています。

【症例4:30代男性、典型的なクマ+青クマ】 こちらの30代の患者様は、典型的なクマの脂肪があり、さらに眼輪筋(目の周りの筋肉)が透けて見える「青クマ」も認められました。目元から頬にかけてへこみもあるため、クマ取りと注入が最適な適応でした。写真で見ると、患者様の左目側にへこみが強い部分があったため、注入によってバランスを整えました。涙袋のすぐ下だけをへこませ、頬はふっくらさせることで、若々しいバランスに。また、青クマ対策として、筋肉と皮膚の間に細かく脂肪注入を行い、色合いの改善も図っています。

【ダウンタイムについて】 術後1週間で、この写真のように黄ばみが残る程度のダウンタイムです。周りからは「何かあった?」と聞かれない程度の状態まで落ち着くことが多いでしょう。ただし、針が血管に当たると赤紫色の内出血が出ることがあり、その場合は2週間程度ダウンタイムがかかることもありますが、必ず良くなりますのでご安心ください。

【症例5:奥目の方のクマ治療】 こちらの患者様は少し奥目の方で、上まぶたも下まぶたも影ができやすいタイプでした。基本的には脂肪の出っ張りと頬のやつれがあったため、注入で対応しました。クマ取りと脂肪注入の良いところは、「整形をした」という“やった感”が出ないことです。派手な二重手術のように、明らかに整形したとわかるものとは異なり、「なんか元気そうになったね」「若々しくなったね」と言われるような、自然な変化が期待できるのがこの治療の特徴です。

【男性に特に注意していただきたい点】

・顔を触る癖: 注入した脂肪は圧力に弱いため、擦ったり、揉んだり、こすったりすることは絶対に避けてください。治癒する過程で「かゆいな」「少し違和感があるな」と感じても、触ることで脂肪の生着が悪くなり、減少してしまうことがあります。

・喫煙: タバコを吸うと、真性血管が収縮し、血流が悪くなります。注入した脂肪は、その脂肪が完全に死んでしまう前に、周囲の組織から毛細血管が入り込み、血の巡りが回ることで生きて残ります。喫煙によって血流が届かなくなると、脂肪に血が通う前に死んでしまい、生着しにくくなります。喫煙習慣がある方は、手術前後は特に控えるように強く推奨します。

【症例6:40代男性の脂肪定着】 一般的に、若い方の方が脂肪が定着しやすいと言われることもありますが、この40代の患者様は、術後3ヶ月の時点で脂肪がしっかりと定着し、非常に良い状態を保っていました。横から見ても、出っ張りがなくなり、涙袋が目立ち、涙袋のすぐ下はキュッとへこみ、頬のやつれが改善されています。

4.表ハムラ法:50代以上のシワ対策も兼ねた根本治療

ここまでは40代くらいまでのクマ治療についてご紹介しましたが、ここからは50代以上の男性に特に推奨される治療法について解説します。50代以上の方には、基本的に「表ハムラ法」を第一選択としてお勧めすることが多くなります。

【表ハムラ法とは】 表ハムラ法は、目のすぐ下を切開し、皮膚を引き上げることで、クマだけでなく、シワの改善も同時に図ることができる治療法です。

【代替案と注意点】 50代以上でも、ダウンタイムや予算の都合で表ハムラ法が難しいと希望される方には、クマ取り+脂肪注入や裏ハムラ、あるいはクマ取り単体といった方法も提案します。ただし、クマ取り単体の場合、シワが悪化する可能性があることを理解していただく必要があります。目の下の脂肪がなくなることで、皮膚の張りが失われ、シワが目立つようになることがあるためです。深く刻まれたシワは、後から切開して引き上げなければならない場合もあります。

【症例7:50代半ば男性、クマ取り単体後のシワ】 こちらの50代半ばの患者様は、脂肪の突出があり、「クマ取りだけでいい」というご希望で施術を行いました。クマ取り後、やはり皮膚に折り返すようなシワができています。術後1ヶ月の時点でこのような状態が落ち着きとなりますが、ご本人としては「元々悩んでいた出っ張りがスッキリしたから大丈夫」と満足されて終了となりました。しかし、シワが気になる方にとっては、このシワは気になるポイントになるでしょう。

【表ハムラ法の効果】 では、お勧めしている表ハムラ法を行うとどうなるのでしょうか。基本的に、全体的に非常に良好な改善が期待できます。この患者様は、「どうせ切るなら」ということで、眉下切開(上まぶたの余った皮膚を切除する手術)と表ハムラ法を同時に行っています。眉毛の際に沿って上まぶたの余剰皮膚を切除し、下まぶたはまつ毛の際に沿って皮膚を切開してシワを引き上げ、出っ張っている脂肪をへこんだ部分に移動させて目元全体を滑らかにしています。

【ダウンタイムと仕上がり】 「上下まぶたを同時に切開するなんて、ものすごいことになりそう…」と思われるかもしれませんが、術後1週間で頬に少し紫色の内出血が見られる程度です。術後1ヶ月経てば完全に落ち着いた状態になります。ご覧の通り、シワも大幅に改善されており、クマ取り単体でできたであろうシワを予防できるという大きなメリットがあります。

【表ハムラ法の注意点】 表ハムラ法でよくあることとして、下まぶたの外反(アカンベーのようにまぶたが外側にめくれる状態)のリスクが挙げられます。皮膚をピンと張りすぎると、縫い合わせた部分にテンションがかかりすぎてしまうため、シワを一つも残さない状態まで攻めるのは少し限界があります。

また、涙袋の真上を切開するため、涙袋が少し小さくなる可能性も指摘されていますが、表ハムラ法を受けられる50代~60代の患者様にとっては、涙袋が多少小さくなってもあまり気にされない方が多い印象です。

【症例9:眉下切開+表ハムラ】 こちらの患者様も、上まぶたのたるみに対して眉下切開を、下まぶたのクマやシワに対して表ハムラ法を行いました。術後半年でも完全に落ち着いた状態で、非常にスッキリとした若々しい印象に変化しています。

【シワ治療としての表ハムラ】 フラクショナルレーザーやポテンザといった継続的なシワ治療が煩わしいと感じる方にとって、「もう切ってくれ」と希望される場合に、表ハムラ法が選択肢となることもあります。ちりめんジワ程度のシワでも、ご本人のご希望があれば引き伸ばす手術を行うことがあります。

【加齢性下瞼余剰皮膚切除術:シワがメインの場合】 厳密には表ハムラ法とは異なりますが、目の下の脂肪の突出があまりなく、主にちりめんジワのような皮膚のたるみが気になる場合に行われるのが「加齢性下瞼余剰皮膚切除術」です。これは、下まぶたの余っている皮膚を切開して伸ばす手術です。

【症例10:余剰皮膚切除術】 こちらの患者様は、以前に他院でクマ取りを受けた後にシワが気になり始めたという経緯で、目の下の脂肪を動かす必要がないため、余剰皮膚切除術を行いました。手術前にはちりめんジワがありましたが、術後6ヶ月の状態ではシワが改善されており、その効果がしっかりと維持されていることが分かります。傷跡は下まぶたのまつ毛の際沿いなので、ほとんど目立たず、どこを切ったのか分からないほど自然に落ち着いています。

まとめ:男性のクマ治療は、若々しさを取り戻す「エチケット」

今回は、男性のクマ治療について、様々な症例を交えながら解説しました。当院では、今回ご紹介したように、数多くの男性のクマ治療を手掛けています。

「男性もクマ治療ってやってるの?」「どこに行ったらいいか分からない」といった不安やハードルを感じている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、目の下のクマ治療は、美容整形というよりも、疲れた印象を改善し、若々しい活力を取り戻すための「アンチエイジング」であり、「エチケット」として、非常にポピュラーな治療になっています。

もし、ご自身の目の下のクマが気になっているようでしたら、ぜひ一度お気軽に当クリニックにご相談にいらしてください。症例写真をご覧いただき、安心した状態で最適な治療法を一緒に見つけていきましょう。

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お茶の水美容形成クリニック

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〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-2-4
MPR御茶ノ水駅前ビル9階

JR御茶ノ水駅・聖橋改札出口から徒歩1分

[渋谷院]
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-23-18
渋谷ワールドイーストビル10階

JR渋谷駅から徒歩4分