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医院BLOG

脂肪注入で叶える、自然な美しさの秘密!

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。
今回は、顔の輪郭を整えたり、しわやへこみを改善したりする際に非常に効果的な治療法、「脂肪注入」について詳しく解説していきます。目の下のクマ治療でよく用いられる脂肪注入ですが、それ以外にも多岐にわたる美容の悩みに対応できる、優れた治療法です
様々な注入剤がある中で、なぜヒアルロン酸やベビーコラーゲンよりも脂肪注入が向いていると言えるのか。その特徴やメリット・デメリット、そして具体的にどのような部位に適しているのか、当院統括医師の吉井健吾医師が徹底的にご説明します。

脂肪注入とは?その基本的な特徴

脂肪注入とは、ご自身の太ももやお腹などから脂肪を吸引し、それを加工して、気になる部位に注入する治療法です。この治療の大きな特徴は、比較的まとまった量の脂肪を採取できる点にあります。ヒアルロン酸やベビーコラーゲンのような既製品の注入剤に比べ、脂肪注入では、より多くの量を一度に扱うことが可能です
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お顔の脂肪注入:大腿または腹部等から脂肪を吸引し、お顔(顔面/目の下/ゴルゴライン/おでこ/こめかみ)にコンデンスリッチまたはナノリッチに加工した脂肪を注入する手術です。
料金:1部位の場合198,000円~※料金は変更となる可能性がございます
リスク・副作用:内出血、腫れ、感染、凸凹、しこり、拘縮、引きつれ、神経障害 等
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脂肪注入の素晴らしいメリット

脂肪注入には、患者様にとって魅力的な多くのメリットがあります。

 コストパフォーマンスの高さ

特定の部位にまとまった量の注入が必要な場合や、顔全体のような広い範囲を治療したい場合、既製品の注入剤では数十万円、数百万円といった費用がかかることがあります。しかし、脂肪注入はご自身の脂肪を使用するため、このようなケースではコストを抑えられる傾向にあります

 自然な馴染みやすさ

脂肪注入は、文字通り「脂肪の中に脂肪を注入する」ため、自然に組織に馴染みやすいという特徴があります。異物感が少なく、顔の表情や動きに合わせて違和感なく溶け込みます

 半永久的な持続性

注入された脂肪が一度生着(定着)すれば、その部分はほぼ半永久的に残ります。ある程度の脂肪は体内に吸収されてしまいますが、定着した脂肪は長期にわたってその効果を維持するため、メンテナンスの手間が少ないのが魅力です

 複数の悩みを一度に解決

「おでこ」や「こめかみ」のように、比較的広い範囲でのボリュームアップが必要な箇所や、顔全体のバランスを整えたいという方には、脂肪注入が適しています。一度の手術で多くの部位をカバーできるため、効率的な治療が可能です

脂肪注入のデメリットと注意点

良いことばかりではありません。脂肪注入は体に負担がかかる「外科手術」です。

 ダウンタイムの存在

脂肪注入は点滴麻酔で眠っている間に行われる軽い手術ではありますが、脂肪を採取する部位(太ももやお腹など)には、術後1週間程度、筋肉痛のような痛みが続くことがあります。また、脂肪を注入する顔の部位にも麻酔や出血の影響でむくみや腫れといったダウンタイムが生じます。ヒアルロン酸やベビーコラーゲンがその場で注入してすぐに帰宅できるのと比較すると、患者様への負担はやや大きくなります

 脂肪の吸収について

注入した脂肪は、時間の経過とともに体内に吸収される部分があります。そのため、最終的に定着する量を考慮して、多めに注入する等の治療計画が立てられます。

 定着率の個人差

脂肪の定着率には個人差があります。例えば、ご高齢の方や喫煙習慣のある方、あるいは注入部位を頻繁にこすったり触ったりする癖のある方は、脂肪が定着しにくい傾向にあります。しかし、たとえ1回目の定着率が低かったとしても、1〜2回の再注入を行うことで、かなりの部分が定着し、非常に美しい仕上がりになるケースも多いです

脂肪注入が特に効果的な部位

では、具体的にどのような部位に脂肪注入を行うと良いのでしょうか。
 目の下のクマ治療
目の下のクマ治療では、頬骨の前面に注入することが多いです。頬骨がこけている方には特に有効です。ヒアルロン酸のように1点に集中して注入するのではなく、広範囲にわたって均一に注入することで、滑らかで自然な仕上がりを目指します

 頬のこけ(側面)

頬の側面がこけている方にとって、脂肪注入は非常に有効です。この部位は脂肪が定着しやすいため、ヒアルロン酸よりも脂肪注入の方が適している可能性が高いと言えます

 おでこ・こめかみ

特に女性の場合、加齢によっておでこが頭蓋骨に沿うようにへこんでくると、「男性的」に見えたり「疲れて見える」と感じる方が多くいらっしゃいます。おでこに注入する際は、不自然に盛り上がらないよう、こめかみにも同時に注入することで、自然で滑らかな輪郭を形成することが推奨されます。この部位は、顔全体の印象を大きく左右するため、人気のある治療部位です

 目のすぐ下の小じわ・青クマ対策

目のすぐ下の皮膚に少量注入することで、主に以下の3つの効果が期待できます。
    1. 目の下と頬の境界線を滑らかにする
    2. 特に40代以上の方で、クマ取り手術後に小じわが目立つ場合、皮膚の直下に脂肪を注入することでハリを出し、小じわを目立たなくする
    3. 青クマの改善:目の下の皮膚のすぐ下には眼輪筋という筋肉があり、これが透けて青く見えることがあります。この筋肉と皮膚の間に黄色い脂肪を注入することで、筋肉の赤い色を遮断し、肌色に近い状態に見せる効果が期待できます

 ほうれい線

ほうれい線への注入も行われますが、口元は常に動かす部位であるため、注入された脂肪が吸収されやすい傾向があります。そのため、おでこやクマ治療など、他の部位の脂肪注入と同時に行う「ついでに」という形で治療を提案されることが多いです

脂肪注入があまり推奨されない部位(と代替案)

全ての部位に脂肪注入が最適というわけではありません。

 マリオネットラインや顎

これらの部位は、皮膚がタイトすぎて脂肪が定着しにくかったり、逆に顔の下方であるため脂肪が移動しやすかったりすることがあります。当院では、患者様のお顔の状態によってはヒアルロン酸注入の方が適していると判断し、そちらを推奨することもあります

 

鼻は皮膚の張りが非常に強く、脂肪が定着しにくい部位です。また、脂肪が不自然に移動してしまい、別の凹凸が生じるリスクも考慮されます。この場合も、ヒアルロン酸注入が推奨されることが多いです

 涙袋

涙袋の皮膚は非常に個人差が大きく、タイトな方から非常に柔らかい方まで様々です。そのため、脂肪注入の定着や形状のコントロールが難しい傾向にあり、患者様のお目元の状態によってはヒアルロン酸注入を推奨することもあります

脂肪注入の最終的な評価とメッセージ

脂肪注入は、大学病院などでも顔面麻痺や顔面変形などの治療に古くから用いられてきた歴史ある治療法であり、保険診療でも普及している技術です
確かに、脂肪の定着率には個人差があり、高齢の方や喫煙者、注入部位を触る癖がある方などは、脂肪が吸収されやすい傾向があります。しかし、脂肪注入は、一度しっかり定着すれば非常に美しい結果をもたらし、半永久的な持続性が期待できる、優れた治療法です
もし一度で十分に定着しなかったとしても、再注入を重ねることで、より多くの脂肪が定着し、理想に近い状態に近づけることが可能です
ご自身の脂肪を使った自然で長期的な若返りや、顔のバランスを整えたいとお考えの方は、ぜひ一度、脂肪注入をご検討ください。経験豊富な当院の医師に、ぜひご相談にお越しいただけますと幸いです。
脂肪注入について、詳しくはこちらをご覧ください:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/liposuction.html
ご予約や当院ホームページから
LINE予約 / WEB予約 が可能です

 

 

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日付: 2025年9月8日  カテゴリ:形成外科手術

クマ治療における適切な麻酔の選び方:安心して施術を受けるために

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。

最近、美容医療における麻酔についてSNSで様々な議論が交わされているのをご存知でしょうか。特に「クマ治療」のような人気の施術において、どのような麻酔が適切なのか、患者様にとって何が安心で負担が少ないのか、といった疑問をお持ちの方も多いかもしれません。今回は、クマ治療を安心して受けていただくために、麻酔の種類とその選び方について詳しく解説します。

美容クリニックで使われる麻酔の種類

美容クリニックで一般的に使用される麻酔には、大きく分けて以下の4種類があります。

  • 局所麻酔(きょくしょますい)

    • 最もオーソドックスな麻酔で、注射によって手術部位の感覚を麻痺させます。
    • 注射時に痛みは伴いますが、その後はしびれた状態になります。
    • 二重埋没法やホクロ除去など、小さな手術で用いられることが多く、他の麻酔と併用されることも一般的です。
    • 痛み刺激に対する患者様の反応(動きや血圧上昇)を防ぐため、どんな麻酔の場合でも手術部位には局所麻酔を使用することが多いです。
  • 笑気麻酔(しょうきますい)

    • 鼻や口から吸入するガスで、意識がある状態で気分がふわっと楽になる感覚を得られます。
    • 患者様によっては、そのまま眠ってしまうこともあります。
    • 手術部位には局所麻酔を併用し、患者様が手術中の音(例えば、糸リフトで糸を入れる音)などを気にせずリラックスして受けられるようにするために使われることがあります。
    • 安全のため、指先に酸素飽和度を測るモニターを装着するのが推奨されます。
  • 静脈麻酔(じょうみゃくますい)

    • 点滴から薬剤を投与し、手術中は患者様が眠った状態になる麻酔です。
    • 患者様にとっては、起きたら手術が終わっているため、局所麻酔や笑気麻酔に比べて格段に楽だと感じられます。
    • クマ治療をはじめ、フェイスリフト、脂肪吸引、鼻の手術など、より深い手術や広範囲な手術に対応できるため、静脈麻酔ができるかどうかがクリニックの施術の幅を大きく左右すると言われています。
    • ただし、眠っている状態でも痛み刺激には反応する可能性があるため、手術部位には別途局所麻酔を併用して痛みをコントロールします。
  • 全身麻酔(ぜんしんますい)

    • 静脈麻酔よりもさらに深い眠りの状態となり、呼吸が止まるため人工呼吸器による呼吸管理が必要になります。
    • 筋肉を動かなくさせる薬(筋弛緩薬)も併用されるため、痛み刺激に全く反応しなくなります。
    • 麻酔科医の常駐が必要であり、骨切り術や広範囲な鼻の手術など、非常に大掛かりな手術で用いられることが多く、全身麻酔に対応できる美容クリニックは限られています。

クマ治療における最適な麻酔とは?

クマ治療において、どの麻酔が最も適切なのでしょうか。

全身麻酔は基本的に不要

クマ治療では、骨を扱うことが稀であるため、呼吸を止めるほどの全身麻酔は通常必要ありません。唯一の例外として、50代後半から60代の方で、クマ治療と合わせて骨膜下ミッドフェイスリフトのような広範囲な剥離を伴う手術を行う場合に、刺激が大きいため全身麻酔が選択されることがまれにあります。しかし、当院ではミッドフェイスリフトの場合でも、静脈麻酔と広範囲な局所麻酔を併用することで、十分に痛み管理が可能であると判断し、静脈麻酔で対応しています。

局所麻酔・笑気麻酔のみでは患者様への負担が大きい

クマ治療は、目の奥の脂肪を扱うため、局所麻酔だけでは鈍い痛みや頭痛のような痛みを感じてしまうことがあります。また、ハムラ法などの手術は40分から90分程度かかることもあり、その間ずっと意識がある状態では、肉体的にも精神的にも患者様の負担が非常に大きいです。一部の医師が「局所麻酔や笑気麻酔でもできる」と発信することもありますが、患者様の快適さを考えると、この方法は必ずしも最適とは言えません。

静脈麻酔が最も推奨される

当院では、クマ治療において静脈麻酔を最も推奨しています。その理由は、患者様が眠っている間に手術が終わり、非常に楽に施術を受けられるためです。トラウマになることなく治療を受けていただくことで、将来的に再発した場合でも気軽に再治療に踏み切れるような心理的負担の少なさを重視しています。

静脈麻酔の安全性とよくある懸念

静脈麻酔に関して、患者様からよく聞かれる懸念事項とその対策について説明します。

  1. 手術中に目が覚めたりしないか?
    • クリニックや医師の麻酔のかけ方によりますが、当院では患者様がまず起きることはない程度にしっかり麻酔をかけます
    • 万が一、痛み刺激に反応してわずかに動いたとしても、その都度局所麻酔を追加することで対応可能です。
    • 他のクリニックで静脈麻酔中に目が覚めてしまった経験がある方もいらっしゃるかもしれませんが、それは麻酔の濃度や種類、かけ方が異なるためであり、当院では安心して治療を受けていただけます。
  2. 呼吸管理は大丈夫か?
    • 静脈麻酔で最も注意が必要なのは呼吸管理です。お酒に酔って眠る人と似ていて、顎が小さかったり、顎下に脂肪が多い方、高齢の方などは、物理的に気道が狭くなりやすく、呼吸が止まってしまうリスクがあります。
    • しかし、経験豊富な医師であれば、患者様の呼吸の状態を常に確認し、異変があればすぐに気づくことができます。
    • 当院では、リスクのある患者様(顎が小さい、顎下の脂肪が多い、肥満傾向、高齢など)に対しては、麻酔がかかって眠ってから、エアウェイ(気道確保のための器具)を挿入したり、顎を挙上したりして、気道を物理的に確保する対策を講じています。
    • 術者自身も手術中に患者様の呼吸状態を常に確認できる体制を整えています。

医師の考え方とクリニック選び

麻酔に対する医師の考え方は様々です。

  • 「呼吸が落ちるリスクを極力排除したい」という理由で、静脈麻酔を避け、局所麻酔のみで対応しようとする医師もいます。
  • 「できるだけ患者様に負担をかけたくない、楽に治療を受けてほしい」という考えのもと、静脈麻酔を積極的に活用する医師もいます。
  • また、クリニックの設備によって、静脈麻酔自体が行えない場合もあります。

当院では、患者様にとって「最も楽な方法」を優先しています。クマ治療は、痛みや心理的な負担が少ない方が、もし将来再治療が必要になった際にもスムーズに受け入れられると考えているからです。

まとめ

クマ治療における麻酔の選択は、患者様の安心と快適さに直結する重要な要素です。全身麻酔は基本的に不要であり、局所麻酔や笑気麻酔のみでは、手術中の痛みや心理的負担が大きい可能性があります。

当院では、クマ治療において、患者様が眠っている間に治療が終わる静脈麻酔を最も適切で負担の少ない方法として推奨しています。麻酔のかけ方や呼吸管理においては、万全の対策を講じていますので、安心してご相談ください。

詳しくはこちらをご覧ください:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/kuma.html
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日付: 2025年9月8日  カテゴリ:形成外科手術

もう失敗しない!クマ治療完全ガイド【2025年最新版】

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。

「私のクマ、結局どうすればいいの?」 「高いお金を払って失敗したくない…」

こんなお悩みをお持ちではありませんか? このブログ記事では、吉井医師が、年間600件以上のクマ治療経験に基づき、2025年最新版の目の下のクマ治療について、その種類から治療法、リスク、ダウンタイムの過ごし方まで徹底的に解説します。この記事一本で、あなたのクマ治療に関する疑問を全て解決し、失敗しないための道筋をお示しします。

あなたのクマはどのタイプ?3種類のクマを理解しよう

目の下のクマは、主に以下の3種類に分けられます。自分のクマがどのタイプかを知ることが、適切な治療を選ぶ第一歩です。

  1. 【影クマ】
    • 原因: 目の下の脂肪が突出することでできる影。
    • 特徴: 疲れて見える印象を与えます。シンプルなくま取りで改善が期待できます。
  2. 【青クマ】
    • 原因: 皮膚が薄いことで、その下にある筋肉(赤い)が透けて薄い青色に見える状態。
    • 特徴: クマ取り単体では改善せず、皮膚と筋肉の間に脂肪注入などを挟むことで筋肉の色を遮る必要があります。
  3. 【茶クマ】
    • 原因: 目の周りの皮膚の色素沈着。目を擦る癖、メイクによる摩擦、喫煙などが引き金となります。
    • 特徴: 外科的な治療では改善が難しく、レーザー治療などの非外科的治療が検討されます。多くの場合、これらのクマは単一ではなく、複数複合して現れることが多いです。

失敗しない!4種類のクマ治療とそれぞれの特徴

当院では、患者様一人ひとりのクマの状態やニーズに合わせて、以下の4種類のクマ治療に対応しています。

1. シンプルなくま取り(経結膜脱脂術)

最もシンプルで体への負担が少ない手術です。

  • 【手術内容】
  •  目の裏側の粘膜を数ミリ切開し、突出している目の下の脂肪(内側、真ん中、外側)を適切に取り除きます。再発しないよう、しっかりと脂肪を除去するのが当院の方針です。
  • 【ダウンタイム】
  •  1日で腫れがピークを迎え、約1週間で落ち着きます。早い方では3~4日で引くことも。手術時間は約30分と短いです。
  • 【適応】
    • ・「今より少しすっきりすれば良い」「ダウンタイムを短くしたい」という方。
    • ・頬にたるみがなく、脂肪の突出による影クマが主な原因の方。
    • ・20代~30代の比較的若い方や、40代前半までの男性で満足度が高い傾向にあります。広範囲のへこみやたるみがある方には不向きで、青クマや茶クマは改善されません。

2. くま取り+脂肪注入

当院で最も症例が多い治療法です。

  • 【手術内容】
  •  シンプルなくま取りで脂肪を除去した後、ご自身の太ももやお腹などから採取した脂肪を、目の下のへこみや頬のたるみ(ゴルゴライン)に注入します。
    • ・青クマ対策: 筋肉が透けて見える目のすぐ下の部分に黄色い脂肪を薄く注入することで、筋肉の色を遮り色味を改善します。
    • ・小ジワ対策: 脂肪を注入することで皮膚にハリを与え、小ジワの改善や予防にもつながります。
  • 【ダウンタイム】
  •  くま取り単体よりやや長め。術後1~2日が最も腫れ、1週間程度で薄化粧で隠せるレベルに。内出血は2週間程度続く場合がありますが、ほとんどの場合メイクで隠せます。吉井医師の体験でも内出血は10日ほどで落ち着いたとのことです。
  • 【脂肪の定着】
  •  注入した脂肪は個人差がありますが、ある程度(例:10cc注入で5cc程度)定着します。喫煙や目を擦る癖があると定着率が落ちる可能性があり、3~6ヶ月後に再注入が必要になるケースも稀にあります。一度定着した脂肪はその後安定します。
  • 【適応】
    • ・影クマ、青クマ、茶クマなど複数のクマが複合している方
    • ・目の下の脂肪の突出だけでなく、頬にたるみやへこみ(ゴルゴライン)がある方
    • ・20代~50代まで幅広い年齢層に適用可能です。
  • 吉井医師自身も、影クマ、青クマ、茶クマ、頬のたるみが複合していたため、この「くま取り+脂肪注入」を受け、非常に満足度の高い結果を得ています。

3. 裏ハムラ法

脂肪を移動させることで、より滑らかな仕上がりを目指します。

  • 【手術内容】
  •  目の裏側の粘膜を切開する点はくま取りと同じですが、脂肪を取り除くのではなく、突出した脂肪を目の下のへこんでいる部分に移動させて固定します。クマ取りが「脂肪をとっぱらう」のに対し、裏ハムラは「脂肪をならす」イメージです。
  • 【ダウンタイム】
  •  くま取り+脂肪注入と大きな差はありません。術後1~2日がピークで、1週間程度で薄化粧で隠せる程度に落ち着きます。
  • 【リスク】
  •  脂肪を移動させるために剥離範囲が広くなるため、一時的に目の周りの感覚が鈍くなったり、ピリピリとしたりすることがありますが、1~3ヶ月で回復します。
  • 【適応】
    • ・突出とへこみが中等度~軽度の方。
    • ・頬のたるみが少ない方。
    • ・ご自身の脂肪を採取すること(太ももなど)に抵抗がある方。
    • ・30代~40代の患者様に多く適用されます。
  • 【注意点】
  •  脂肪注入との同時施術は、脂肪の定着率の正確性が落ちるため、当院では通常推奨していません。比較的新しい術式のため、長期的なデータがまだ十分に揃っていない側面もあります。

4. 表ハムラ法(切開ハムラ法)

クマ治療の中で最も本格的で、シワも同時に改善できる方法です。

  • 【手術内容】
  •  目の下の皮膚を切開し、突出した脂肪をへこみに移動させて固定するとともに、余分な皮膚を切除してシワを引き伸ばします。目の下の突出、へこみ、シワの全てを一度に改善したい場合に適しています。
  • 【ダウンタイム】
  •  他の手術と同様に1~2日が最も腫れます。抜糸は1週間後に行います。内出血は他の手術と大差ないことが多いです。
  • 【リスク】
    • ・外反(あっかんべー状態)になる可能性があります。これは、皮膚を強く引き上げることで、一時的に下まぶたが引っ張られるためです。予防策は講じられますが、高齢になるほど皮膚の強度が弱まり、リスクは高まります。通常は1~3ヶ月で自然に回復します。
    • ・2回目の切開手術は、さらに外反のリスクが高まる傾向があります。
  • 【適応】
    • ・主に50代以上で、目の下のシワが気になる方
    • ・「やるなら根本的にしっかり治したい」「ダウンタイムを取ってでも一度で改善したい」という方。
    • ・60代以上では脂肪注入の定着率が落ちるため、この方法がほぼ第一選択となります。
    • ・アトピーや外国人(特に白人)のように、若くても皮膚が薄くシワが多い例外的なケースにも適用されることがあります。
  • 【難易度】
  •  クマ治療の中で最も難易度が高く、医師の技術力によって仕上がりが大きく左右されます。

クマ治療における麻酔の種類と選択

クマ治療で使われる麻酔は主に3種類です。

  1. 【局所麻酔
  2. 注射で部分的に麻酔をかけます。小さな手術で単独使用したり、他の麻酔と併用したりします。
  3. 【笑気麻酔】
  4.  ガスを吸入することでリラックスした状態(意識あり)になり、痛みを感じにくくします。局所麻酔と併用されます。
  5. 【静脈麻酔】
  6.  点滴で薬剤を投与し、手術中に患者様を眠らせます。患者様は「気づいたら手術が終わっていた」という状態で、当院で最も多く採用されています。
  • 全身麻酔は原則としてクマ治療では使用しません。骨をいじるような一部の例外を除き、呼吸を止める必要がないためです。
  • 当院では、患者様の負担を最も考慮し、静脈麻酔を第一選択としています。静脈麻酔中の呼吸管理は非常に重要ですが、当院では経験豊富な医師が適切に管理し、必要に応じて気道確保(エアウェイ使用)などの対応も行っています。

クマ治療のリスクと修正方法

クマ治療には、共通のリスクと各施術特有のリスクがあります。

共通のリスク

  • ・再発・へこみ:脂肪の取り残しによる再発や、取りすぎによるへこみは、どの治療でも起こり得ます。修正には、残った脂肪の再脱脂やハムラ法、へこみに対する脂肪注入が行われます。
  • ・出血・腫れ: ダウンタイムの一部ですが、稀に血腫(血液の塊)ができることがあります。また、出血した血液中の鉄分が皮膚に染み込み、茶色い色素沈着として残ることも。これは通常3~6ヶ月で薄くなり、最終的には元に戻ります。クマ取り(経結膜脱脂術)は、傷を閉じないため、血腫のリスクは比較的低い傾向にあります。
  • ・見え方の違和感: 手術による目の位置のわずかな変化や、眼を動かす筋肉(下斜筋)の損傷が原因で、一時的に物がブレて見える複視が生じる可能性があります。多くの場合、時間とともに慣れて治ります。

各施術特有のリスク

  • 【脂肪注入】
    • ・定着率の個人差: 注入した脂肪がすべて定着するわけではありません。喫煙などで定着率が落ちることも。
    • ・しこり: 稀にしこりができることがあります。ステロイド注射やしこりの除去で対応します。当院では控えめな注入を心がけています。
  • 【表ハムラ法】
    • ・外反(あっかんべー状態): 術後1~3ヶ月で自然に回復することが多いですが、稀に半年以上続く場合は、腱板への糸かけや筋膜移植など大掛かりな修正が必要になることがあります。

ダウンタイムを最短で終わらせるための10のコツ

ダウンタイムを短く、快適に過ごすためには、術後のケアが非常に重要です。

  1. ①冷やす: 最初の2日間は患部を軽く冷やします。極端な冷却は避け、ガーゼなどで包んだ保冷剤を優しく当てましょう。
  2. ②頭を高く保つ: 寝る時は枕を重ねて頭を高くし、日中は座ったり立ったりする時間を長くしましょう。心臓より低い位置に頭が来ると血流が集中し、腫れや内出血を悪化させる可能性があります。
  3. ③安静にする: 特に術直後は安静に過ごしましょう。アルコール、タバコ、激しい運動は術後1週間は避けてください。
  4. ④温める: 術後3日目以降は、血流を促すために患部を優しく温めるのが効果的です(ホットタオルなど)。ただし、極端に温めすぎないように注意。
  5. ⑤適度な水分補給: 血流促進のため、水分をしっかり摂りましょう。むくみを長引かせる可能性があるため、カフェイン、アルコール、塩分は控えめに。
  6. ⑥軽く歩く: 過度な安静はストレスになることも。無理のない範囲で軽く体を動かすのは問題ありません。
  7. ⑦患部を触らない: 摩擦や圧迫は厳禁です。特に脂肪注入をしている場合は、脂肪の定着率を下げてしまう可能性があります。最低1ヶ月は意識して触らないようにしましょう。
  8. ⑧アルコール・タバコは控える: アルコールは血流促進でむくみを、タバコは血流阻害で傷の治りや脂肪の定着を悪化させます。
  9. ⑨長風呂や頭に血が上る行為を避ける: 長風呂、激しい運動、頭に血流が集中する行為は、出血や腫れを悪化させる原因になります。
  10. ⑩患部を日に当てない: 内出血している部分が日焼けすると、色素沈着が長引く可能性があります。日焼け止めや帽子などでしっかり保護しましょう。

経験豊富なクリニック選びの重要性

クマ治療の成功には、クリニックや医師選びが非常に重要です。 経験豊富な医師ほど、丁寧な止血操作を行い、万が一トラブルが起きた際も豊富な知識と技術で適切に対処できます。これにより、ダウンタイムが長引く確率を抑え、より満足度の高い結果へと導くことが可能です。

まとめ

目の下のクマは、見た目の印象を大きく左右し、疲れて見えたり老けて見えたりする原因となります。しかし、適切な治療と術後のケアを行うことで、若々しくすっきりとした目元を取り戻すことが可能です。

当院では、様々なクマのタイプに対応できるよう、シンプルなくま取りから脂肪注入、裏ハムラ、表ハムラまで、幅広い治療法をご提供しています。他院でクマ治療を受け、お困りの方のご相談も承っております。

あなたのクマ治療に関する疑問を解消し、理想の目元へと踏み出す一助となれば幸いです。

詳しくはこちらをご覧ください:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/kuma.html
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日付: 2025年9月8日  カテゴリ:形成外科手術

【40代・50代必見】出産・授乳後の「垂れ胸」を自然に若返らせる!最適なアンチエイジング3選

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。

女性にとって、胸は「女性らしさの象徴」であり、自信の源となる大切な一部ですよね。しかし、年齢を重ねるにつれて、また出産や授乳を経験することで、胸の形が変化し、コンプレックスを抱える方も少なくありません。

特に40代・50代の方、そして出産・授乳経験のある方から、「昔のようなハリのある胸に戻したい」「垂れてしまった胸をどうにかしたい」というご相談を多くいただきます。今回は、そうした皆さまのために、年齢や経験を踏まえた上で、自然な若返りを叶える胸のアンチエイジング手術について詳しくご紹介します。

年齢と出産・授乳が胸に与える影響

当院にご相談にいらっしゃる方のボリュームゾーンは若い方が多いですが、近年では40代・50代で出産・授乳経験がある方も増えています。若い世代がシリコン豊胸で「一度に大きくしたい」と考えるのに対し、40代・50代の方や出産・授乳経験者は、胸の形だけでなく、乳輪や乳頭の形も合わせて気になるケースが多い傾向にあります。

出産・授乳後の胸は、20代の頃に比べて皮膚が伸びて柔らかくなっていたり、下垂していることが多々あります。このような状態の胸に、単純にシリコンインプラントを挿入するだけでは、かえって不自然になったり、段差ができてしまうことがあります。現在のシリコンインプラントは非常に柔らかくなっていますが、それでも元々柔らかくなった胸との間には硬さの違いが生じやすく、インプラントの縁が浮き出て見えたり、胸が垂れたままでインプラントだけが上にあるような形になることがあります。

自然な若返りを叶える!最適なアンチエイジング治療3選

では、年齢や出産・授乳経験で変化した胸には、どのような治療が最適なのでしょうか。当院では、患者様一人ひとりの状態に合わせて、より自然な仕上がりを目指せる治療法をご提案しています。

1. 脂肪注入またはハイブリッド法で「自然なボリュームアップ」

加齢とともに胸は痩せやすくなりますが、下半身(太ももやお尻周り)には脂肪がつきやすくなる傾向があります。これらの部位から脂肪を吸引し、胸に注入することで、全体のバランスを若々しく保つことができます。

特に、授乳後の女性は、一度胸が大きくなったことで皮膚に余裕があるため、注入された脂肪の定着率が良いという大きなメリットがあります。一般的に、脂肪注入は年齢を重ねると定着が難しくなると言われますが、40代・50代で授乳後の患者様は、胸が柔らかく圧力が少ないため、注入された脂肪細胞が押しつぶされにくく、高い定着率が期待できる傾向にあります。

「より自然な仕上がりを目指したい」という方には、シリコンインプラントの周囲に脂肪を注入する「ハイブリッド法」もおすすめです。これにより、インプラントの輪郭が目立ちにくくなり、触り心地もより自然になります。

2. 胸の下垂には「乳房挙上術」と「インプラントの工夫」

胸の下垂が強い方、特に元々大きかった胸が垂れてきた方には、「乳房挙上術(釣り上げ)」が適しています。この手術では、胸の下のしわの部分や乳首から下半分に縦に傷ができますが、時間の経過とともに目立たなくなり、多くの場合、胸の上半分に隠れて見えにくいとされています。

シリコンインプラントを選択する場合でも、授乳経験などで垂れてしまった胸には、ただ大きくするだけでなく、「デミ」や「フル」シリーズといった高さのあるインプラントを選び、下向きになった胸を上向きにできるような調整を行います。

3. 乳輪・乳頭の悩みを解決!「形と色の調整」

出産・授乳経験のある方から多く聞かれるのが、乳輪や乳頭の変化に関するお悩みです。

  • 【乳頭縮小術・乳輪縮小術】
  • 授乳によって乳頭が伸びたり、重力で下向きになってしまうことがあります。乳頭縮小術を行うことで、可愛らしい乳頭の形に整えることができ、術後すぐに満足度の高い変化を得られる手術の一つです。また、授乳によって乳輪が大きくなってしまった場合には、乳輪縮小術も有効です。
  • 【乳輪の色味改善「ローマピンク」】
  • 授乳を繰り返したことによる乳輪の黒ずみには、色味を明るくする「ローマピンク」のような治療も登場しています。これにより、若い頃のようなピンク色の乳輪に戻すことが可能です。

バストのボリュームやハリを回復させるだけでなく、乳頭の形を整え、乳輪の色味まで改善することで、お胸全体の印象が大きく変わり、ご自身の自信にも繋がります

大切なのは「ご本人の幸せ」

40代・50代の患者様の中には、ご家族から「もうそんなことしなくていいんじゃない?」と言われたと話される方もいらっしゃいます。しかし、皆さまに知っていただきたいのは、胸のアンチエイジング手術は、他人のためではなく、ご本人が一番幸せになるために行うものだということです。

ご自身のコンプレックスが解消されれば、精神的な満足感も得られ、日々の生活がより生き生きとしたものになります。自信を持つことで、見える世界も変わってくるはずです。

まとめ

年齢や出産・授乳経験による胸の変化は自然なことですが、それによって自信を失ったり、悩みを抱え続ける必要はありません。ボリュームロス、下垂、乳輪・乳頭の変化など、複合的なお悩みを解決するために、当院では以下の組み合わせをご提案しています。

  • 【ボリュームの回復】 脂肪注入、またはハイブリッド法(シリコンインプラント+脂肪注入)
  • 【下垂の改善】 乳房挙上術、または適切な高さのシリコンインプラントの選択
  • 【乳輪・乳頭の調整】 乳頭縮小術、乳輪縮小術、そして色味改善の「ローマピンク」

これらの治療を組み合わせることで、本当に自分自身が嬉しいと思えるような、自然で若々しい胸の印象を取り戻すことが可能です。

「もしかしたら自分も…」と感じた方は、どうか恥ずかしがらずに、お気軽にご相談にいらしてください。女性の医師も在籍しており、安心してご相談いただける環境です。皆さまの「幸せ」をサポートできるよう、経験豊富なドクターが丁寧なカウンセリングと最適なご提案をさせていただきます。

当院は、皆さまが自信を持って輝けるよう、全力でサポートいたします。

詳しくはこちら:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/breast.html

ご予約や当院ホームページから
LINE予約 / WEB予約 が可能です

 

 

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お茶の水美容形成クリニック
〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台2-2-4
MPR御茶ノ水駅前ビル9階

御茶ノ水の美容皮膚科・まぶたの治療ならお茶の水美容形成クリニック

日付: 2025年9月8日  カテゴリ:形成外科手術

「眉下切開」ってどんな手術?まぶたのたるみを自然に解消するメカニズムとメリット

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。
「最近、まぶたのたるみが気になり始めたけれど、二重の印象は変えたくない…」そんなお悩みをお持ちの方はいませんか?鏡を見るたびに「なんだか疲れて見える」「目元が重たい」と感じるその原因は、まぶたの“皮膚たるみ”かもしれません。
そこで注目されているのが、「眉下切開」という手術です。これは、眉毛のラインに合わせて切開を置き、余った皮膚を選択的に切除して縫合することで、まぶたのたるみを自然に解消する施術です
「まぶたの重さの主因が皮膚たるみ(上方〜外側の“のれん状”)で、二重ラインは今のまま活かしたい」という方に特におすすめの眉下切開。この記事では、この手術がどのようなメカニズムでたるみを改善し、どのようなメリットをもたらすのかを、形成外科専門医の山田淳生医師が詳しく解説していきます。

眉下切開とは?

眉毛のラインに合わせて切開を置き、余った皮膚を選択的に切除して縫合する手術です。二重のラインを直接いじらないため、二重幅を大きく変えずに“かぶさり”を軽くできます。外側のたるみに強く、前頭筋の“おでこ上げ”代償が減って額じわが和らぐこともあります。

 

料金:275,000円~※料金は変更となる可能性がございます
リスク・副作用:出血、腫れ、糸の露出、感染、後戻り 等

向いている人

  • まぶたの重さの主因が皮膚たるみ(上方〜外側の“のれん状”)である
  • 二重ラインは今のまま活かしたい
  • 眉毛の毛量があり、瘢痕が隠れやすい
  • 外側のかぶさりを重点的に改善したい

向いていない/単独では不十分なケース

  • 眼瞼下垂(まぶたを挙げる筋肉の異常)が主体:まずは下垂手術を検討。
  • くぼみ目で“こけ”が目立つ:眼瞼下垂症手術、脂肪移植やヒアルロン酸等の併用を検討。
  • 眉が極端に薄い/ケロイド体質/瘢痕が目立ちやすい職業:術式変更や慎重適応。

他術式との使い分け(ざっくり早見表)

お悩みの主因 向く術式の第一候補 補足
皮膚たるみ(外側優位) 眉下切開 二重は温存しやすい。外側のたるみに強い。
皮膚たるみ(二重ライン直上〜全体) 上眼瞼皮膚切除(上眼瞼たるみ取り)(※1) 二重ラインの設計が自在。
まぶたの開きが弱い/視野が狭い 眼瞼下垂手術(挙筋前転 等)(※2) 必要に応じ皮膚切除を併用。
眉自体が下がっている 前額リフト(※3) 額や眉間のしわに対するアプローチも可能。

※1上眼瞼余剰皮膚切除:まつげに沿って皮膚切開をすることで、余っている皮膚を切除し、下瞼のシワ、皮膚のたるみを改善することが可能です。

料金:330,000円~※料金は変更となる可能がございます
リスク・副作用:出血、腫れ、内出血、感染、下眼瞼の外反、下斜筋の損傷等

※2眼瞼下垂手術:上眼瞼の皮膚を切除し下層にある筋肉(挙筋)を前転することにより、上まぶたのたるみ・下垂を改善する手術です。

料金:352,000円~※料金は変更となる可能がございます
リスク・副作用:乱視、再発、左右差等

※3前額リフト:皮膚を切開し、余分な筋膜や皮膚を切除することでお顔のたるみが改善されます。

料金:495,000円~※料金は変更となる可能がございます
リスク・副作用:出血、腫れ、感染、傷跡、瘢痕、顔面の知覚鈍麻、たるみの後戻り等

 

「後悔」につながりやすいポイントと、当院の回避策

  1. 適応ミスマッチ
    開きの弱さ(下垂)を“皮膚のみ”で解決しようとすると不満が残ります。→ カウンセラーではなく、形成外科医が直接診察します。
  2. 切除過多・左右差
    閉瞼不全や突っ張り感、ライン不整の原因に。→ ピンチテストとデザインの念入りな確認を行います。また、必要に応じ併用術式(上眼瞼切開や微量のボリューム補正)を提案します。
  3. 瘢痕の目立ち
    体質・眉毛密度・縫合法で差が出ます。→ 当院では特にデザインや縫合にはこだわっております。傷あとの専門であった形成外科医が、吸収糸による皮下縫合とナイロン糸による表縫合を併用し、丁寧に縫合します。

 

手術の流れ・ダウンタイム

  • 所要:60–120分前後(局所麻酔/笑気麻酔/静脈麻酔)
  • 抜糸:5–7日目
  • 腫れ・赤み:1–2週間が目安(瘢痕の赤みは数か月かけて白っぽく落ち着きます)
  • メイク:抜糸翌日目安(創直上は2週程度は控えていただきます)
  • 通常生活:当日〜翌日より可。入浴は翌日から可能になります。
    (※個人差があります)

 

合併症・リスク

出血・腫脹・感染・瘢痕の発赤/肥厚・眉周囲の一過性のしびれ・左右差・閉瞼不全(切除過大)・縫合糸の反応性肉芽・再手術の可能性など。前頭筋の代償が減るため眉位置や表情の使い方が微調整されることがあります。

 

よくある質問

傷は目立ちますか?

A. 眉下縁に沿わせ、毛流に合わせて縫合することで目立ちにくく設計します。体質やケアで差が出るため、日焼け対策をお願いしています。

 

二重幅は変わりますか?

A. 基本は二重ラインを変えませんが皮膚のかぶさりが軽減されることで広くなることが多いです。二重のデザイン変更をご希望の場合は、二重切開や併用術式をご提案します。

 

 眼瞼下垂も同時に治せますか?

A. 眼瞼下垂がある場合は挙筋前転などの下垂手術を優先し、必要に応じて皮膚切除を同時または段階的に行います。

 

特に皮膚切開を伴う施術は、ドクター選びが重要です。経験豊富な当院の山田医師にぜひご相談にお越しいただけますと幸いです。

外科手術について、詳しくはこちらをご覧ください:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/
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