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目の下のクマ治療、本当にあなたに合うのは?「中立的」な真実

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。

目の下のクマは、年齢や性別を問わず多くの方が抱えるお悩みです。「疲れて見える」「老けて見える」といった印象を与えてしまうため、改善を望む声は後を絶ちません。しかし、美容医療の世界には様々な治療法があり、どの情報が正しいのか、自分には何が最適なのか、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

今回は、世間で話題のクマ治療について中立的かつ多角的な視点で解説します。本当にあなたに合った治療法を見つけるためのヒントをお届けします。あらゆる可能性を考慮した専門医の見解は、きっとあなたの疑問を解消してくれるはずです。

「切らないクマ治療」の真実とは?注意すべき治療法も

広告でよく見かける「切らないクマ治療」という言葉。これにはいくつかの意味合いがありますが、多くの場合、経結膜脱脂術を指していると考えられます。これは、目の裏側(結膜側)からアプローチし、皮膚を切開せずに目の下の膨らみの原因となる眼窩脂肪を除去する手術です。この治療法は効果があります。特に、目の下のくぼみが少なく、単純に膨らみがある若い方には非常に有効な選択肢となります。

一方で、「切らないクマ治療」と称して行われる脂肪溶解注射には、強く警鐘を鳴らしています。脂肪溶解注射は「全く効果がない」どころか、脂肪と周囲組織が癒着を起こし、その後の本格的な手術を困難にする可能性さえあるため、避けるべきだと考えます。

ハムラ法と脱脂+脂肪注入、あなたに最適なのは?

目の下のクマ治療の代表的な手術法として、「ハムラ法(特に裏ハムラ法)」と「脱脂+脂肪注入」が挙げられます。これらの違いと使い分けについて、以下のように説明します。

  • 【ハムラ法(裏ハムラ法)】:目の下の膨らみの原因である眼窩脂肪を、目の下のくぼみに移動させて固定する手術です。経結膜脱脂術に比べて少し滑らかに改善できる点で「クマ取り(脱脂)の上位互換」になり得るとする見解があります。しかし、目のすぐ下のくぼみに脂肪を移動させるため、ゴルゴラインなど頬の広範囲のくぼみや色味の改善までは難しいとされています。また、脂肪を薄く広げる範囲に脂肪注入を行うと、脂肪の定着率が悪くなったりムラが出たりするリスクがあるため、裏ハムラとリッチ脂肪注入を併用するケースはあまり多くないようです。
  • 【脱脂+脂肪注入】:目の下の膨らみを脱脂で取り除いた後、自身の脂肪を採取して目の下のくぼみや頬のへこみに注入する治療法です。この方法の最大の利点は、目の下のくぼみだけでなく、ゴルゴラインまで広がる頬のへこみや、クマの色味まで改善できる点にあります。そのため、ハムラ法が脱脂+脂肪注入の「上位互換」とは言えず、全く別の治療法であるという見解が示されています。どちらの治療法を選ぶかは、患者様のクマの状態(へこみの範囲、色味の有無など)に応じて使い分けるべきだと強調されています。

一部のクリニックが特定の治療法ばかりを推奨する背景には、そのクリニックの効率性や、特定の技術のノウハウの偏りがある可能性も指摘されています。

クマ治療後の「へこみ」や「色クマ」への対処法

もしクマ取り手術後にへこみができてしまった場合、脂肪注入で埋めるのが良いと提案されています。目元への脂肪注入は、しこりになるリスクもあるため高度なテクニックが必要ですが、経験豊富な医師にとっては十分対応可能だとされています。ただし、クマ取りでへこみがある状態は脂肪がない状態であるため、裏ハムラ法では解決できないことも理解しておく必要があります。

また、摩擦による色素沈着で生じる茶クマについても、改善は難しいとされることが多いですが、脂肪注入で皮膚のすぐ下に浅く薄く脂肪を入れることで、色味が改善するケースがあります。これにより、メイクで隠す頻度が減り、摩擦が減ることで自然治癒に繋がることも期待できるとのことです。改善が見られない場合は、レチノールやハイドロキノンなどの外用薬を検討することも選択肢の一つです。

「ハムラ法は100%再発する」は本当?

一部のクリニックでは「ハムラ法は100%再発する」といった極端な表現で広告を行っていますが、これを広告戦略の一環だと見ています。何十年という長いスパンで見れば再発する可能性はあるものの、客観的なデータが存在しないため、どの治療法が再発しやすいか、しにくいかを断定することはできないのが現状です。そのため、どの治療法であっても再発リスクは説明され、長期的に見て気になる部分が出てきたらその都度、ケースバイケースで対応していくのが現実的だと話されています。

PRP療法は目の下のクマに効果的?専門医の見解

PRP(多血小板血漿)は、小ジワ対策やハリ感の改善を目的として目の下の治療に推奨されることもありますが、不確実性が高いと指摘します。 特に、目の下の治療法の中では価格が高い割に効果の不確実性が高いという点が挙げられます。また、どこまで膨らむか予測しにくいという難点もあります。

PRPにFGF(成長因子)を加えて使用するケースもありますが、目元へのFGF使用には否定的なスタンスを取っており、行っていないとのことです。FGFを入れないPRP単独での治療の場合、効果の実感の側面ではさらに不確実性が高まると考えられています。

PRPは抗炎症効果を謳い、ハリ感や小ジワの改善に寄与するとされますが、リジュランやスネコスといった他の治療法と大きく変わらない可能性もあり、採血を伴う分、患者様への負担も大きいと指摘されています。裏ハムラ法と組み合わせて窪み対策としてPRPを推奨するクリニックもありますが、不確実性の高いPRPを組み合わせるよりも、クマ取りと脂肪注入の方が良いのではないかと疑問が呈されています。

20代でもクマはできる?涙袋は消える?よくある疑問

「目の下の脂肪は加齢で出てくるものと聞いたのに、20代で膨らみがあるのはおかしい?」そういった方はたくさんいますし、おかしいことではありません。若ければ若いほど、クマ取りだけでもスッキリと改善しやすい傾向にあるとのことです。

また、「ハムラ法を行うと涙袋が消失する」という懸念もよく聞かれますが、裏ハムラ法や経結膜脱脂術、脂肪注入といった治療法では、涙袋がなくなることはありません。むしろ、目の下の膨らみがなくなることで涙袋が強調されて大きく見える場合も多いとされています。涙袋自体は、あらゆるクマ治療において通常触らない筋肉であるため、形が変わる心配はないとのことです。ただし、表ハムラや余剰皮膚切除など、皮膚を切開するタイプの古い術式では、涙袋が小さくなったり、なくなったりする可能性もあるため注意が必要です。

目の下のちりめんジワに効果的な治療

目の下のちりめんジワには、その程度によって様々な治療法が考えられます。

  • ・重度のたるみ:本当に皮膚のたるみが強い場合は、表ハムラ法や、脱脂に加えて皮膚切除を行う手術が適応となることがあります。
  • ・軽度から中程度のちりめんジワ:30代から40代前半くらいまでのちりめんジワであれば、手術以外にも選択肢があります。リジュランスネコスといった注射による治療、ハイフシャワーポテンツァピコレーザーのフラクショナルといったレーザー治療などが効果的です。これらの治療は、肌質の改善の一環として月に1回程度のペースで継続して行うことが推奨されています。

まとめ:あなたに最適な治療法を見つけるために

目の下のクマ治療には、実に多様な方法があります。「どの治療法にも一長一短があり、患者様一人ひとりの目の下の状態、年齢、希望、ダウンタイムの許容度などに応じて、最適な治療法は異なる」ということです。

特定の治療法を強く「推す」クリニックの話だけでなく、今回ご紹介したような中立的な専門医の見解も参考にしながら、ご自身のクマの状態を正確に把握し、メリット・デメリットを十分に理解した上で、信頼できる医師と相談して最適な治療法を選択することが、理想の目元を手に入れるための鍵となるでしょう。


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日付: 2025年9月10日  カテゴリ:形成外科手術

【徹底解説】目の下のクマ取り(経結膜脱脂術)で疲れた印象にサヨナラ!症例とダウンタイムもご紹介

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。

「最近、疲れている?」 「寝不足ですか?」

そんな言葉をかけられることはありませんか?その原因は、もしかしたら目の下のクマかもしれません。目の下に影ができると、実年齢よりも老けて見えたり、疲れた印象を与えたりすることが少なくありません。

今回は、シンプルながらも高い満足度を誇る「クマ取り術(経結膜脱脂術)」について、その原因から手術方法、そして実際の症例写真とともに詳しく解説していきます。当院では、クマ取り術だけでなく、脂肪注入や裏ハムラ法など、6種類すべてのクマ治療に対応していますが、やはりクマ取り術はコストも抑えられ、手術時間も20〜30分と短いため、ニーズが高い施術です。

目の下のクマに悩む多くの方が、明るく若々しい目元を取り戻すヒントが見つかるはずです。ぜひ最後までご覧ください。

1. 目の下のクマ、その正体とは?〜疲れ顔の原因を徹底解明〜

目の下のクマと一口に言っても、実はいくつかの種類があります。主なものとしては、「茶クマ」「青クマ」「黒クマ」の3種類が挙げられます。

  • ・茶クマ: 色素沈着が主な原因です。
  • ・青クマ: 皮膚のすぐ下にある「眼輪筋」という筋肉が透けて見え、青っぽく見えるものです。
  • ・黒クマ: そして今回メインでご紹介する「黒クマ」は、目のすぐ下の脂肪が中途半端に出っ張り、その下側が凹むことでできる影が原因です。

この黒クマの状態では、涙袋が出っ張り、そのすぐ下の脂肪が出ている部分は光が当たって肌色に見え、さらにその下が凹んで影になることで「色ムラ」が生じます。この色ムラが「老けて見える」「疲れて見える」といった印象に直結するのです。特に、目のすぐ下が凹んでいる場合は、より影が強調されやすい傾向にあります。多くの方が、この出っ張った部分を取り除き、凹みを改善したいと望んでいます。

2. シンプルなのに効果絶大!経結膜脱脂術の秘密

「クマ取り術」は、具体的にどのような手術なのでしょうか。その特徴と、なぜシンプルながら効果が高いのかを説明します。

経結膜脱脂術は、基本的に目の裏側、つまり粘膜のところを切開するため、顔の表側に一切傷がつきません。これは多くの方が心配される「傷跡」の問題を解消できる大きなメリットです。

手術では、皮膚のすぐ下にある眼輪筋には触れず、さらに奥にある脂肪を取り除きます。シンプルに、脂肪のせいで出っ張っていた部分が凹むという手術です。

この手術が、涙袋に与える影響についてもよく質問されますが、涙袋の形は物理的には一切変わりません。涙袋は眼輪筋の力こぶのようなものであり、眼輪筋をいじらないためです。しかし、クマ取り術によって涙袋のすぐ下部分が均一に凹むため、結果的に涙袋が「少し大きく見える」と感じる方が多いです。目元全体がすっきりすることで、涙袋がより際立つようになるのです。

また、青クマの原因である「筋肉が透けて見える」状態も、筋肉をいじらないため、この施術単体では変わりません。もし青クマも改善したい、あるいは目元の凹みが元々強い場合は、脂肪注入などの施術を組み合わせることで、より理想的な目元に近づけることが可能です。

手術時間は約20〜30分と短く、身体への負担も少ないのが特徴です。

3. 驚きのビフォーアフター!当院の症例写真で見るクマ取り効果

それでは、実際に当院でクマ取り術を受けられた方々の症例を見ていきましょう。様々な年齢層や状態の方々が、クマ取り術だけでどれだけ印象を変えられたか、その変化に驚かれるかもしれません。

症例1:20代前半女性 – シンプルなクマもすっきり

最初の症例は、20代前半の女性です。この方は、涙袋の下の凹みがそれほど強くなく、眼窩脂肪の突出がシンプルなタイプでした。術後1週間では、まだ薄い色味がありますが、すでに形がはっきりしているのがわかります。1ヶ月後には、涙袋が少し目立つようになり、そのすぐ下が均一に影になることで、非常にすっきりとした目元になりました。元々凹みが強すぎなかったため、クマ取り術だけで非常に綺麗に決まった典型的なケースです。

症例2:20代前半女性 – 膨らみが大きめでも自然な仕上がり

二人目の20代前半女性の症例です。この方は、やや目元の凹みが強く、膨らみも大きめだったので、術前に少し懸念もありました。しかし、術後には凹みも目立つことなく、膨らみが大きかった分、涙袋が連なるように自然な膨らみが出ました。涙袋からすぐ下の部分が均一に凹んで影になり、すっきりとした印象に。目元の凹みが少し残るものの、ご本人も高い満足度を得られ、許容範囲内と判断されました。気になる場合は脂肪注入やヒアルロン酸などの注入剤の適用も検討できます。

症例3:30代前後女性 – 埋もれた涙袋もくっきりと

30代前後の女性の症例です。この方は、目元の凹みが少なく、眼窩脂肪の出っ張りがかなり強かったため、涙袋が埋もれてしまうほどでした。しっかりと脂肪を取り除いた結果、術後1週間では薄い黄色味がある程度で、外出してもほとんどわからないレベルでした。1ヶ月後には、涙袋がはっきりと目立つようになり、青クマもなく、元々凹みも少なかったため、クマ取り術だけで「めちゃくちゃ綺麗に決まった」と評価されるほどの結果に。こうしたタイプの方にこそ、クマ取り術は最も効果を発揮すると言えるでしょう。

症例4:男性の症例 – 男性も目元をすっきりと

クマ取り術は女性だけのものではありません。この症例は男性の方です。涙袋から少し凹んで影があり、その下の眼窩脂肪が出ている部分が中途半端に光に当たって肌色に、さらにその下が影になって黒くなっている状態でした。涙袋が埋もれるほどではないものの、中等度のクマがありましたが、術後には涙袋がくっきりとし、目元の輪郭もすっきりとしました。ダウンタイムもほとんどなく、男性でもこのようにスッキリと決まることを示しています。

症例5:30代女性 – 凹みが浅いと満足度も高い

30代女性の症例です。この方は涙袋の下に脂肪があり、目元の凹みがほとんどないタイプでした。このような「座り込みが浅い」タイプの方は、クマ取り術で非常に綺麗に決まりやすいです。ダウンタイムも少なく、術後には涙袋がきっちりと出て、その下が適度に影になることで、エキゾチックな印象に。ご本人も非常に高い満足度を得られました。

症例6:40代女性 – 年齢を重ねてもクマ取り術で若々しく

「若い人ばかりじゃないの?」と思われる方もいるかもしれませんが、40代の方にもクマ取り術は有効です。この40代女性の症例では、皮膚のたるみがそれほど強くなく、眼窩脂肪がかなり出ている一方で、凹みはあまりない状態でした。クマ取り術のみを行った結果、涙袋が目立ち、全体的に良い感じに決まりました。特に横から見ると、術前の膨らみが解消され、改善がより顕著に見て取れます。シワも懸念されましたが、肌のハリがあれば、わずかなちりめんジワが出るか出ないか程度で済むことも。この方もクマ取り術だけで非常に高い満足度を得られました。

どの症例も、術後1週間では薄い黄色味や色味が残るものの、外出してもほとんど目立たないレベルであり、1ヶ月後にはしっかりと落ち着き、目元が大きく改善していることがわかります。

4. あなたに最適なクマ治療を〜当院の豊富な選択肢〜

今回ご紹介した「クマ取り術(経結膜脱脂術)」は、シンプルながら非常に効果の高い施術ですが、当院では患者様一人ひとりの目元の状態やニーズに合わせて、様々な治療法をご提案しています。

  • 【クマ取り(経結膜脱脂術)】:下まぶたをめくり、あっかんべをした状態で結膜を切開し、たるみの原因となっている脂肪を切除します。
    料金:154,000円~※料金は変更となる可能性がございます
    リスク・副作用:腫れ、内出血、感染、眼窩脂肪の取りすぎ、眼窩脂肪の取り残し、下斜筋の損傷 等
  • 【クマ取り+脂肪注入】:下まぶたをめくり、あっかんべをした状態で結膜を切開し、たるみの原因となっている脂肪を切除します。大腿内側または腹部から脂肪を採取し、目の下/ゴルゴラインに注入しハリを出しシワの改善を行います。
    料金:396,000円~※料金は変更となる可能性がございます
    リスク・副作用:腫れ、内出血、感染、眼窩脂肪の取りすぎ、眼窩脂肪の取り残し、下斜筋の損傷 等
  • 【表ハムラ】:睫毛下を切開し、たるみの原因となっている脂肪を部分切除、移動させて、凹みのある個所に固定し直します。シワの原因となっている余剰皮膚も切除することで、シワの改善にも効果が期待できます。
    料金:506,000円~※料金は変更となる可能性がございます
    リスク・副作用:腫れ、内出血、感染、下眼瞼の外反、眼窩脂肪の取りすぎ、眼窩脂肪の取り残し、下斜筋の損傷 等
  • 【裏ハムラ】:睫毛下または結膜を切開し、たるみの原因となっている脂肪を部分切除、移動させ、凹みのある個所に固定し直します。
    料金:396,000円~※料金は変更となる可能性がございます
    リスク・副作用:腫れ、内出血、感染、下眼瞼の外反、眼窩脂肪の取りすぎ、眼窩脂肪の取り残し、下斜筋の損傷 等

これらの豊富な選択肢の中から、医師が丁寧にカウンセリングを行い、患者様にとって最適な治療計画を立てていきます。

まとめ:クマ取りで自信と輝きに満ちた目元へ

目の下のクマは、私たちを老けて見せたり、疲れた印象を与えたりする大きな要因となります。しかし、適切な治療を受けることで、その悩みから解放され、若々しく明るい目元を取り戻すことが可能です。

もし目の下のクマにお悩みでしたら、ぜひ一度、当院にご相談ください。あなたの目元の状態をしっかりと診断し、最適な治療法をご提案させていただきます。

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目の下のクマ、どうする?「裏ハムラ」のすべて:メリット・デメリットと最適な選択肢

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。

目の下のクマは、お顔の印象を大きく左右するお悩みの一つです。「クマ取り」という言葉を耳にされたことがある方も多いと思いますが、その中でも「裏ハムラ」という術式についてご存知でしょうか?裏ハムラは、時に慎重な検討が必要とされる手術ですが、特定の条件下では非常に有効な選択肢となります。今回は、裏ハムラの利点や弱点、そしてどのような方におすすめできるのかを詳しく解説します。

クマ取り(脱脂術)と裏ハムラ、根本的な違いとは?

まず、目の下のクマを改善する代表的な手術である「脱脂術(クマ取り)」と「裏ハムラ」の違いから見ていきましょう。

どちらの術式も、眼窩隔膜を切開し、不要な脂肪にアプローチするという点では共通しています。しかし、その後のアプローチが大きく異なります。

  • 【クマ取り(脱脂術)】:主に眼窩脂肪を「取る」ことで、目の下の膨らみを解消します。
  • 【裏ハムラ】:クマ取りほど多くの脂肪を取るのではなく、脂肪を「移動させる」ことが特徴です。具体的には、骨のヘリやその周辺の溝に脂肪を再配置し、眼窩隔膜と骨膜でサンドイッチ状に固定します。このコンセプトは、「クマ取りほど凹まず、滑らかに凹ませる」という点にあります。

さらに、裏ハムラでは、脂肪を膜ごと固定するため、理論上はクマ取りよりも再発しにくいと言われています。ただし、実際の癒着や瘢痕の程度を見ると、現場では再発しやすさやしにくさについて一概には言えないという意見もあります。

裏ハムラの利点:へこみすぎない自然な仕上がり

裏ハムラの最大の利点は、「へこみすぎない」という点にあります。

  • ・滑らかな仕上がり:脂肪を再配置することで、目の下の膨らみだけでなく、その下の凹み(溝)も同時に改善し、全体的に自然で滑らかな目元に仕上げることができます。クマ取りで脂肪を取りすぎると、目の下が不自然にへこんでしまうリスクがありますが、裏ハムラではそれを避けることが期待できます。
  • ・形状を大きく変えずに改善:目の下の形を大きく変えたくはないけれど、出っ張りを改善したいという方におすすめできます。特に、脂肪の出っ張りや溝が軽度から中等度の方に推奨されることがあります。

裏ハムラの弱点とリスク:手術の複雑さがもたらす課題

裏ハムラは緻密な手技を要するため、いくつかの弱点やリスクが存在します。

  • ■工程数の多さ:クマ取りが単純に脂肪を「取る」のに対し、裏ハムラは奥を剥離し、糸をかけ、固定するという多くの工程を伴います。手術の手数が多いほど、何らかの偶発的なことが起こる可能性が高くなると考えられます。
  • ■偶発的なリスク
    • ・外眼筋の損傷:非常に稀なケースですが、眼球を動かす筋肉(外眼筋)を誤って切断してしまい、物が非常に見えづらくなる(複視)といったリスクが報告されています。
    • ・CPF(眼窩隔膜の一部)の過剰な牽引:眼窩隔膜の奥深くまでつながる筋肉と腱板の間の膜であるCPFを過剰に引っ張ってしまうと、目の動きが制限される可能性があります。これはクマ取りでは通常起こらないようなリスクとされています。
    • ・内出血が出やすい:クマ取りと比較して、裏ハムラは術後の内出血が出やすい傾向があります。完全に引くまでに時間がかかる場合もあり、特に術後1週間では頬の前面にまで及ぶこともあります。
  • ■医師の技術差:工程が多く、より繊細な技術が求められるため、執刀医の技量によって結果やリスク発生率に差が出やすい手術と言えます。

どのような時に裏ハムラを勧めるのか?

  1. ①脂肪の出っ張りやその下の溝が軽度から中等度の方
    • 少しの出っ張りが気になる場合、クマ取りで控えめに脂肪を取ると、再発しやすい可能性があります。このような場合に裏ハムラを検討することで、凹みすぎを防ぎつつ、再発のリスクを軽減する効果が期待できます。
  2. ②中高年の方で、本来は皮膚切除を伴う表ハムラが適用されるが、皮膚切開を避けたい方
    • ・年齢を重ねると、目の下の皮膚のたるみが気になる方もいらっしゃいます。本来であれば皮膚を切除する「表ハムラ」が適応となるケースでも、ご本人が皮膚切開を避けたいと希望され、かつ比較的皮膚の張りがある方には、まず裏ハムラをご提案することがあります。
    • ・裏ハムラを行うことで、クマ取り後よりもシワの状態が改善される可能性があり、術後に残ったシワが許容範囲内であれば、それ以上の手術は不要となるケースもあります。もし、後からシワが気になるようであれば、改めて皮膚切除術を追加することも可能です。

実際の症例から見る裏ハムラの効果

当院の症例を3例ご紹介します。

  • 症例1(30代女性):目の下の脂肪の出っ張りがありましたが、その下の溝は少ない方でした。裏ハムラを行った結果、術前よりすっきりとし、凹みすぎることなく、出っ張りだけが平らになった自然な仕上がりになりました。
  • 症例2(50代女性):年齢的に表ハムラの適応も考えられましたが、比較的皮膚の張りがあり、ご本人が皮膚切開を希望されなかったため、裏ハムラを選択しました。術後6ヶ月の時点で、ちりめんジワのようなものはあるものの、ご本人は満足されており、皮膚切除は不要という結果になりました。横から見ても、目の下の膨らみがなだらかになっています。
  • 症例3(40代前半女性):脂肪の出っ張りも溝も比較的軽い方で、皮膚のたるみも少ない状態でした。裏ハムラにより脂肪を移動させた結果、術後1週間で腫れも少なく、涙袋のすぐ下はなだらかに凹んだ、すっきりとした目元になりました。

料金:396,000円~※料金は変更となる可能性がございます
リスク・副作用:腫れ、内出血、感染、下眼瞼の外反、眼窩脂肪の取りすぎ、眼窩脂肪の取り残し、下斜筋の損傷 等

まとめ:最適な選択は個別の診察から

裏ハムラは、目の下のクマを「凹みすぎずに滑らかに改善したい」という方にとって、非常に有効な選択肢となり得ます。特に、脂肪の出っ張りが軽度から中等度の方や、皮膚切開を避けたい中高年の方には良い結果をもたらす可能性があります。

しかし、その一方で、手術の工程が多く、一部のリスクや術後の内出血が出やすいといった弱点も存在します。また、医師の技術力が結果を大きく左右するため、クリニック選びも重要です。

どの手術方法が最適かは、患者様一人ひとりの目の下の状態、年齢、皮膚のたるみ具合、そして「何を優先したいか」というニーズによって大きく異なります。そのため、まずは専門医による詳細な診察を受け、ご自身の状況と希望をしっかりと伝えた上で、最適な手術方法について相談することが何よりも大切です。

目の下のクマでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。


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