こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。
美容医療の分野、特に二重埋没法は、多くの方にとって比較的馴染み深く、ニーズの高い施術の一つです。しかし、クリニックによって価格設定が大きく異なり、「どこからが適正価格なのか」「高すぎるのではないか」と疑問を感じる方も少なくありません。本記事では、二重埋没法の妥当な価格帯と、後悔しないクリニック選びのために患者さんが知っておくべき重要なポイントについて解説します。
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1. 二重埋没法の適正価格帯と原価の内訳
妥当な相場は10万円から20万円
多くのクリニックで提示される二重埋没法の価格は多岐にわたりますが、原価やリスクを踏まえて考えると、10万円から20万円程度が妥当な相場であると考えられます。
一部のクリニックなどでは、特定の施術法にカタカナやローマ字の派手な名称をつけ、「プレミア価格」として価格を釣り上げようとすることがあります。しかし、本当に価値のある裏止め埋没法などの特殊な手法を用い、かつ非常に腕の良いドクターが担当する場合であっても、30万円前後がその価値の目安となることが多いです。50万円を超える価格設定については、やりすぎなレベルであると言えます。
費用の内訳を理解する
二重埋没法の費用は、主に消耗品費と人件費に分けられます。右記に加えて、クリニック側が施術に伴うリスク(合併症や修正の必要性)を負担し、適切なフォロー体制を維持することを踏まえると、適正価格が10万円~20万円が妥当だと考えます。
2. 価格に関する留意点
低価格広告の背後にある実態
「9,800円から」「2万円台から」といった極端に低い価格を提示している埋没法は、原価を大幅に下回っており、ほとんどの場合、集客を目的とした「価格の罠」である可能性が高いです。
このような低価格の広告に惹かれて来院すると、まずカウンセラーが入室し、長々と説明を受けた結果、最終的に料金が30万円、あるいは50万円といった高額になってしまうケースが報告されています。二重埋没法は、他の施術と比較して、元々の価格から10倍、20倍(あるいはそれ以上)に価格が釣り上げられる「ぼったくり率」が非常に高い傾向にあります。
これは、ドクターが施術に慣れると10分~20分程度で終えられるため、1日に20人~30人もの患者を捌くことが可能になり、クリニック側が埋没法の単価を上げることに力を注いでいる構造に起因します。
見積書の注意点とオプションの精査
高額な見積もり書には、通常、当然行うべき施術内容(例:極細針の使用)が「オプション」として計上され、価格を膨らませている場合があります。また、「特殊な糸」といった名称で追加料金が請求されることがありますが、特殊な糸の使用が結果に大きく影響することはないとの専門家の見解もあります。
3. 患者に求められるリテラシーと記録の重要性
美容医療において、患者さん側が知識を持ち、説明内容を正確に把握することは非常に重要です。
カウンセラーによる説明が行われる際、患者さん自身が「何をされたのか分からなくなってしまった」というケースが少なくありません。高額な治療を受ける場合、特に以下の点を必ず記録しておくことが推奨されます。
1. どのような手術方法が提案されたか。
2. どのような説明(リスクや保証を含む)を受けたか。
知識と記録を持つことで、不要な高額オプションを避け、本当に価値のある施術を適正な価格で受けるための判断材料を得ることができます。
二重埋没内容:上まぶたを切らずに糸で留め、二重ラインを作る手術です。
リスク・副作用:目が開きづらい、痛み、左右差等
リスク・副作用:目が開きづらい、痛み、左右差等
料金:両目165,000円~※料金は変更となる可能性がございます
二重埋没について詳しくはこちら:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/double-eye.html