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密かに話題の「内視鏡フェイスリフト」を徹底解説!知っておくべき効果、限界、そして賢い選択

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。

美容医療の進化は目覚ましく、たるみ治療においても様々なアプローチが日々登場しています。最近、一部の界隈で「内視鏡フェイスリフト」という言葉が密かに話題になっています。一見すると非常に高度で難しい手術のように聞こえるかもしれませんが、その実態はどうなのでしょうか。

今回は、この内視鏡フェイスリフトについて、その種類、予想される効果、そして見過ごされがちな限界について、忖度なく深掘りしていきます。新しい治療法を検討する上で、何が期待でき、何に注意すべきか、そして堅実なクリニックがどのようなスタンスで臨むべきかについて、皆さんの理解を深める一助となれば幸いです。


内視鏡フェイスリフトとは?なぜ今、注目されているのか

たるみ治療の選択肢として、手軽な「糸リフト」から、確実な効果が期待できる「切開フェイスリフト(フルフェイスリフト)」まで、その種類は多岐にわたります。しかし、「糸リフトでは物足りないけれど、本格的な切開手術にはまだ抵抗がある」という方も少なくありません。このような中間的なニーズに応える形で登場したのが、ミニフェイスリフトやマックスリフト、そして今回取り上げる内視鏡フェイスリフトといった手法です。

内視鏡フェイスリフトは、傷を小さく抑えつつ、ある程度の引き上げ効果を狙うことを目的としています。名前の通り、内視鏡を使って体の内部をモニターで確認しながら手術を行うため、従来の切開フェイスリフトと比較して傷跡が目立ちにくいという印象を与えるかもしれません。これが、多くの患者さんにとって魅力的に映る理由の一つと言えるでしょう。


内視鏡フェイスリフトの多様なアプローチ

内視鏡フェイスリフトと一口に言っても、その適用部位は一つではありません。古くから存在するのは、主に顔の上半分、つまり「前額リフト」や「こめかみリフト」と呼ばれるものです。これらは、髪の生え際など目立たない部分から小さな切開を加え、そこから内視鏡を挿入して皮膚や皮下組織を引き上げる手法です。特に、このおでこやこめかみの内視鏡フェイスリフトは、内視鏡を使ったフェイスリフトの中で最も症例数が多いとされています。

近年では、この内視鏡を用いたアプローチがさらに広がりを見せています。海外から流行し、日本でも少しずつ導入され始めているのが、顎下や首のたるみ治療、さらには一般的なフェイスリフトの領域においても内視鏡を用いるというものです。これにより、より広範囲のたるみに対して、小さな傷でアプローチできる可能性が示唆されています。

しかし、ここで重要になるのが、「引き上げ効果」と「持続性」のバランスです。


内視鏡フェイスリフトの「予想される効果」と「見過ごされがちな限界」

内視鏡下で皮下組織を剥離し、引き上げることで、ある程度の引き上げ効果は期待できるでしょう。しかし、ここで明確にしておかなければならないのが、従来の本格的な切開フェイスリフトとの決定的な違いです。

従来の切開フェイスリフトの大きな利点の一つは、引き上げた後に生じる「余った皮膚」を切除することです。この余剰皮膚の切除こそが、リフトアップ効果の持続性を高め、「後戻り」を大幅に予防する上で非常に重要な役割を果たします。

一方、内視鏡フェイスリフト(や糸リフトも同様ですが)では、余った皮膚を切除しないという特徴があります。このため、必ず「後戻り」が生じる可能性があるのです。

例えば、内視鏡による前額リフトが一時期流行しましたが、これは皮膚を切除せずに組織を「仮に寄せているだけ」のような状態になるため、時間が経つと元の状態に「戻ってしまう」という限界が指摘されていました。同様の原理は、頬など他の部位の内視鏡フェイスリフトにも当てはまると考えられます。

したがって、内視鏡フェイスリフトの効果は、従来の切開フェイスリフトに比べて限定的になる可能性があり、後戻りが考えられるという点を理解しておく必要があります。

さらに、ダウンタイムについても考慮すべき点があります。内視鏡フェイスリフトは、小さな傷で済むものの、皮下の剥離範囲は本格的なフェイスリフトと同程度になることがあります。このため、ダウンタイムは糸リフトよりも長くなる傾向があります。もし、その効果が糸リフトと大差ない程度であった場合、「ダウンタイムが長く、後戻りするなら、糸リフトで良いのでは?」という結論に至ってしまう可能性も否定できません。


新しい治療法に対する美容クリニックの賢明なスタンス

美容医療において新しい治療法が登場した際、どのような姿勢で臨むべきでしょうか。当クリニックのスタンスとしては、「新しいものは一旦様子見」という方針を強く推奨しています。

なぜなら、新しい手術方法や治療の効果が実際にどの程度持続するのか、予期せぬリスクはないのか、といったことは、実際に導入されてから数年たたないと正確には分からないからです。理論上は問題ないように見えても、実際に運用してみると想定外のリスクや効果の不確かさが判明するケースは、医療の世界では少なくありません。

そのため、まずは「評判」がしっかり確立されるまで待つというのが、堅実なクリニックの賢明なアプローチだと考えています。患者さんの口コミや評価が広まり、実際に効果の持続性が確認されて初めて、本格的な導入を検討するというのが理想的です。

もちろん、目新しさや、横文字の長く「高度そうに見える」ネーミングの手術には、患者さんが飛びつきやすい傾向があるのも事実です。また、中には「私が導入した」「私が開発した」と積極的にアピールし、商業的に成功しやすいドクターも存在します。しかし、最も堅実で無難な選択は、当クリニックのように「危ない橋は渡らない」というスタンスで、状況を慎重に見極めることだと考えます。


内視鏡フェイスリフトを検討する際の重要な注意点

内視鏡フェイスリフトを検討する上で、特に留意すべき点が一つあります。それは、将来的に本格的な切開フェイスリフトを受ける可能性です。

もし内視鏡フェイスリフトを受けたものの、「効果が今一つだった」「思ったより早く後戻りしてしまった」と感じ、改めて本格的な切開フェイスリフトを検討することになった場合、注意が必要です。一度内視鏡で皮下組織を剥離しているため、癒着などが生じ、本来の初回手術と比較して再手術の難易度が大幅に上がってしまう可能性があるのです。これは、手術のリスクが増大し、場合によっては期待通りの結果が得られにくくなる可能性も意味します。

したがって、新しい治療法を試すことは個人の自由ですが、その「リスク面」や「将来的な選択肢への影響」までを十分に理解し、総合的に判断することが非常に重要です。

フェイスリフト:皮膚を切開し、余分な筋膜や皮膚を切除することでお顔のたるみが改善されます。
料金:495,000円~※料金は変更となる可能性がございます
リスク・副作用:出血、腫れ、感染、傷跡、瘢痕、顔面の知覚鈍麻、たるみの後戻り等


まとめ:まずは「様子見」が賢明な選択

今回、「内視鏡フェイスリフト」という話題の治療法について解説してきました。現状では、比較的歴史が浅く、その長期的な効果や後戻りの程度、合併症のリスクなどが十分に解明されているとは言えません

そのため、現時点では「こんなフェイスリフトもあるんだな」というくらいの認識で、一旦は「様子見」のスタンスをとるのが最も無難な選択肢だと考えます。

もし、新しいものに積極的に挑戦してみたいという気持ちがある方は、そのリスクを十分に理解した上でトライするのも良いでしょう。しかし、「堅実な治療を受けたい」「後戻りなく確実な効果を求めたい」と考えるのであれば、まずは実績と評判が確立された治療法を選ぶか、内視鏡フェイスリフトの今後の評判や効果の報告を待ってから検討することを強くお勧めします。

美容医療は、ご自身の体に関わる大切な選択です。常に最新の情報に触れつつも、安易に流行に飛びつくのではなく、長期的な視点と慎重な姿勢で臨むことが、後悔のない結果に繋がるでしょう。

ご自身の理想の姿と、安全で確実な治療のバランスを見つけるために、信頼できるドクターと十分に相談することを忘れないでください。

詳しくはこちら:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/facelift.html

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日付: 2025年9月30日   カテゴリ:形成外科手術

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