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【徹底解説】目の下のシワ取り「下眼瞼余剰皮膚切除」で若々しい目元を取り戻す!

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。

今回は、多くの方が気にされている目の下のシワについて、その原因から、専門的な治療法である「下眼瞼余剰皮膚切除(かがんけんよじょうひふせつじょ)」という手術の詳細まで、分かりやすく解説していきます。

目の下のシワにお悩みの方、将来的な治療を検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。

目の下のシワ、その原因は?若くてもできるって本当?

「目の下のシワ」と聞くと、年齢とともに現れるものと思われがちですが、実はその原因は様々です。

主な原因としては、以下の点が挙げられます。

  • ・加齢:やはり年齢とともに皮膚のハリや弾力が失われることが大きな要因です。
  • ・遺伝的要因:元々シワができやすい体質の方もいらっしゃいます。
  • ・不規則な生活習慣:寝不足などが重なると、目の下の状態が悪化しやすくなります。
  • ・乾燥:皮膚の乾燥は小ジワの大きな原因です。
  • ・摩擦(こすりすぎ):目をこする癖がある方は、それが原因でシワが深まることがあります。

これらの要因が重なることで、思ったよりも若い頃からシワが気になり始めるという方も少なくありません。例えば、50代、60代で手術を受けられる方が多い一方で、皮膚の状態によってはもっと若い方でも適用になるケースもあります。

下眼瞼余剰皮膚切除とは?シワだけを取る手術の真髄

今回解説する「下眼瞼余剰皮膚切除」は、その名の通り「下まぶたの余分な皮膚を切除する」ことでシワを取り除く手術です。正式名称は少し長いですが、一般的には「下まぶたのシワ取り術」と呼ばれることが多いですね。

この手術は、下まつげの生え際ギリギリを切開し、余分な皮膚を切り取って縫合することで、ピンと張った若々しい目元を取り戻すことを目指します。シンプルに聞こえるかもしれませんが、「シワだけを取ってくる」という点で、より手の込んだバージョンである「表ハムラ法」とは区別されます。

表ハムラ法とは、下まつげ沿いを切開し、皮膚だけでなく眼輪筋という薄い筋肉をめくり、脂肪を移動させて凹みを改善したり、出っ張りをなくしたりする、より広範囲な治療です。つまり、シワ取り術が主に皮膚のたるみとシワに焦点を当てるのに対し、表ハムラ法は脂肪による目の下のクマや凹凸にも対応する、総合的な目の下の若返り術と言えます。

では、なぜシワ取り術単独で行われるケースがあるのでしょうか? それは、過去にクマ取り手術を受けている方が、数年後にシワや凹みが気になり始めた場合に、このシワ取り術が選択されることが多いからです。 このケースについては後ほど詳しく説明します。

重大なリスクとその予防策

目の下のシワ取り手術には、「切って縫って終わり」という単純なものではない、注意すべき重要なリスクがあります。 それは、「外反」と呼ばれる合併症です。

外反とは、皮膚を取りすぎてしまい、下まぶたが外側に引っ張られすぎて裏返ったような状態(アッカンベ状態)になってしまうことです。若い女性が「たれ目形成」として意図的に行う手術もありますが、シワ取り手術で意図せずこの状態になってしまうと、見た目の印象に大きく影響してしまいます。

このようなリスクを避けるために、専門的なクリニックではある工夫を行っています。当院でももちろん実践していることですが、それは「眼輪筋(がんりんきん)を骨膜に固定する」という方法です。

皮膚のすぐ下にある眼輪筋に糸をかけ、その糸を骨のヘリ(眼窩縁)の横側にある骨膜(こつまく)という部分にしっかりと引き上げて固定します。これにより、ハンモックのように眼輪筋が下まぶたを支え、皮膚が下に引っ張られすぎることを防ぎ、外反の状態を予防できるのです。

経験豊富な医師による、このような細やかな配慮と技術が、安全で美しい仕上がりには不可欠と言えるでしょう。

どんな人がシワ取り手術の適応になるの?

では、この下まぶたのシワ取り手術は、どのような方におすすめできるのでしょうか。

まず大前提として、比較的年齢が若く、ちりめんジワ程度の軽いシワが気になる方に、いきなりメスを入れる手術を提案することはほとんどありません。 なぜなら、そういった方にはもっと負担の少ない美容皮膚科的な治療で十分改善が見込めることが多いからです。

当院であれば、ピコフラクショナルレーザーハイフシャワーといった治療をおすすめしています。これらの治療は、皮膚の表面を引き締め、タイトにすることで、ちりめんジワを少しずつ減らしていく効果が期待できます。メスを使わずとも、満足のいく結果を得られるケースは非常に多いのです。

メスを入れる手術、つまり下眼瞼余剰皮膚切除の主な適応となるのは、以下のような方々です。

  1. ①中高年以降の方で、かなり深く刻まれたシワが多い場合
  2. ②たるみを合併している方:この場合は、脂肪の移動も伴う表ハムラ法が一般的に推奨されます。
  3. ③過去にクマ取り手術を受け、その後にシワや凹みが気になり始めた方

特に3つ目のケースは頻度が高いです。40代後半から50代の方で、数年前にクマ取りだけを行った後、「ちょっと凹みとシワが気になってきました」というお悩みを抱えて来院される方がいらっしゃいます。これは、クマ取りしか提案できないクリニックで手術を受けた結果、数年後に改めてシワ取り術が必要になるというパターンです。

これは裏を返せば、クマ取りだけでは対応しきれない部分が後から出てくる可能性もある、ということでもあります。
症例:(50代女性:下眼瞼余剰皮膚切除+脂肪注入)
この患者様は5年前に他院でくま取りの手術を受け、数年経ち、シワ、凹みが気になってきたとのことで、下眼瞼余剰皮膚切除と脂肪注入をさせていただきました。

下眼瞼余剰皮膚切除:まつげに沿って皮膚切開をすることで、余っている皮膚を切除し、下瞼のシワ、皮膚のたるみを改善することが可能です。
料金:330,000円~※料金は変更となる可能性がございます
リスク・副作用:出血、腫れ、内出血、感染、下眼瞼の外反、下斜筋の損傷等

全体的な若返りを考えるなら、クリニック選びが重要!

最終的に、目の下のシワやたるみ、クマといった複合的なお悩みを抱えている方は、最初から幅広いクマ治療を提案できるクリニックを選ぶことが非常に重要だと考えています。

当院のように、様々なクマ治療の中から、患者様の状態やご希望に合わせて最適な治療法(例えば、最初から表ハムラ法であったり、今回ご紹介した下まぶたのシワ取り術であったり)を提案できるクリニックにご相談いただくことで、後々の再手術のリスクを減らし、最初から理想の目元を目指すことができるでしょう。

目の下の状態は一人ひとり異なります。ぜひ一度専門医にご相談いただき、ご自身に合った治療法を見つけてみてください。

まとめ

  • ・目の下のシワは、加齢だけでなく、遺伝、生活習慣、乾燥、摩擦など様々な要因で発生する。
  • ・下眼瞼余剰皮膚切除は、下まつげ沿いを切開し、余分な皮膚を切除することでシワを改善する手術。
  • より複雑な表ハムラ法は、脂肪移動も伴い、クマや凹凸も改善する。
  • ・手術には「外反」というリスクがあるが、眼輪筋を骨膜に固定する工夫で予防できる。
  • ・若い方のちりめんジワには、レーザーやハイフシャワーなどの美容皮膚科的治療が推奨される。
  • ・手術の主な適応は、中高年以降の深いシワや、過去のクマ取り後にシワや凹みが気になり始めた方。
  • ・最初から幅広いクマ治療を提案できる専門クリニックを選ぶことが、後々の満足度を高めるカギとなる。

今回の記事が、目の下のシワにお悩みの方の参考になれば幸いです。

詳しくはこちらをご覧ください:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/kuma.html
ご予約や当院ホームページから
LINE予約 / WEB予約 が可能です

 

 

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日付: 2025年9月11日   カテゴリ:形成外科手術

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