こんにちは、お茶の水美容形成クリニックの朴華永です
今日は、婦人科形成の中でも特に人気が高い小陰唇縮小術のアフターケアについて、詳しくお話しします。
「手術後のケアって何をすればいいの?」と不安に感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。適切なアフターケアをすることで、よりきれいに、そして安全に回復することができます。ぜひ参考にしてください。
術後48時間が特に重要!出血・血腫のリスクに備える
手術後、特に注意が必要なのが最初の48時間です。この期間は、出血や血腫(けっしゅ)といった合併症が最も起こりやすいとされています。血腫とは、傷の奥で出血した血が溜まってしまう状態のことです。傷が開いてしまったり、感染しやすくなるというリスクがあるので注意が必要です。
この大切な時期に、以下の点を守りましょう。
安静に過ごす
手術後は、ご自宅でもできるだけ静かに過ごし、ゆっくり休んでください。
激しい運動を避ける
帰宅時の電車移動や階段の上り下り、いきんだりする動作は、血圧を上げて出血のリスクを高める可能性があります。
ガードルと生理用ナプキンで優しく圧迫
術後に、ご用意いただいたガードルと生理用ナプキンを着用して帰宅していただきます。ガードルは、傷口を軽く圧迫し、刺激を与えない程度のものを選びましょう。生理用ナプキンは、フカフカした柔らかいものを当て、ガードルで優しくフィットさせるイメージです。
会食や買い物は控える
手術後は、どんなに簡単な手術でも体を休めることが大切です。無理な外出は避け、まっすぐご自宅に帰りましょう。
これらの注意点を守って出血や血腫を予防することが、後の経過や痛みの軽減、そして傷をきれいに治すためにとても重要です。
傷口のケアと内服薬について
当院では、傷口を閉じる方法として「ボンドでコーティングする方法」と「糸で縫って閉じる方法」の2種類をご用意しています。どちらの方法でも、術後のケアは大切です。
傷口の洗浄と保湿
昔は消毒が主流でしたが、今は術後翌日から石鹸で優しく洗うことが推奨されています。デリケートゾーンは菌がつきやすい場所なので、怖がらずに石鹸で洗い流すことが非常に大切です。
また、塗り薬も活用しましょう。傷は乾燥しているよりも、少しベタベタしている状態の方がきれいに治ることが分かっています。塗り薬は、排尿のたびに塗り、1週間から長くても2週間ほどを目安に保湿を意識してください。
内服薬の服用
術後には、痛み止め、抗生剤、胃薬を処方しています。抗生剤と胃薬は、きちんと最後まで飲み切ってください。痛み止めは、痛みがなければ服用を途中でやめても大丈夫です。
日常生活での注意点:活動制限について
入浴
シャワーは翌日から可能ですが、湯船にゆっくり浸かるのは、出血や腫れのリスクを避けるため、2週間後を目安にしてください。
禁煙
喫煙されている方は、術後1〜2週間は禁煙することで、合併症のリスクをより低減できます。
激しい運動・スポーツ、性行為
これらは、1ヶ月後からとお願いしています。多くの方は1週間程度で大丈夫になることもありますが、万が一に備え、1ヶ月間は控えるようにしましょう。
腫れ
術後に多少の腫れが出ることがありますが、冷やすことで早く引きます。こまめに冷やすことをお勧めします。
術後の経過観察とアフターフォロー
当院では、手術後、必ず一度はご来院いただき、術後の経過に問題がないか確認します。糸で縫った場合は抜糸を行い、ボンドで閉じた場合は問題なければそのまま終了となります。遠方にお住まいの方には、写真をお送りいただいて確認することも可能です。
婦人科形成の手術は、非常にデリケートで繊細な手術です。手術だけでなく、ご自身で行うアフターケアも、傷をきれいに治すために非常に重要となります。丁寧なケアを心がけて、ご希望のきれいな状態を目指しましょう。
このブログが皆さんの参考になったなら嬉しいです。
婦人科形成についてご希望やご相談がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
料金
内容 | 通常価格 | モニター価格 |
小陰唇縮小(片側) | 192,500円 | 115,500円 |
小陰唇縮小(両側) | 275,000円 | 165,000円 |
リスク・副作用:出血、内出血、腫れ、痛み、傷跡、違和感、左右差、感染、傷の離開等