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眼瞼黄色腫(まぶたの黄色いできもの)の炭酸ガスレーザー治療
まぶたの内側に、黄色い平らな盛り上がりができて気になってはいませんか?それは「眼瞼黄色腫(がんけんおうしょくしゅ)」かもしれません。
今回は、当院で炭酸ガスレーザーを用いて治療を行った患者様の経過とともに、治療方法や費用、リスクについて詳しく解説いたします。
【症例写真】炭酸ガスレーザーによる治療経過
こちらは、両側のまぶたにできた眼瞼黄色腫を炭酸ガスレーザーで治療した症例です。
この患者様は幅の広い病変であったため、皮膚への負担を考慮し、数回に分けて丁寧に治療を行いました。盛り上がりが平らになり、黄色い色味も改善しているのがわかります。
(お写真の掲載に快く承諾いただき、どうもありがとうございます。)
眼瞼黄色腫とは?
眼瞼黄色腫は、目周りにできる黄白色をした皮膚腫瘍(できもの)の一種です。痛みやかゆみはありませんが、自然に消えることは少なく、徐々に大きくなる傾向があります。
原因と特徴
皮膚の中にコレステロールを溜め込んだ細胞が集まることで発生します。高コレステロール血症(脂質異常症)を伴っている場合があるため、血液検査が推奨されることもあります。
炭酸ガス(CO2)レーザーによる治療
当院では、盛り上がった病変をピンポイントで蒸散させて削り取る「炭酸ガスレーザー」による治療を行っています。
- 痛みの配慮:局所麻酔を行うため、術中の痛みはほとんどありません。
- 安全性の確保:専用のコンタクトレンズ等で目を保護した状態で安全に施術します。
- 術後のケア:治療後は1〜2週間ほど、患部に軟膏を塗布し保護していただきます。
治療の詳細・料金・リスク
医療広告ガイドラインに基づき、治療に関する詳細情報を掲載いたします。
| 治療名 | 対応院 | 料金(税込) |
|---|---|---|
| CO2レーザー | お茶の水院 渋谷院 |
1mm:2,200円 |
| 3mm:6,600円 | ||
| 5mm:11,000円 | ||
| 10mm:22,000円 | ||
| 治療内容 | 皮膚組織中に含まれる水分に吸収されることで、ホクロやイボ等の病変を蒸散させて除去する治療です。 | |
| リスク・副作用 | 痛み、内出血、赤み、凹み、炎症後色素沈着、肥厚性瘢痕、ケロイド、再発など | |
よくある質問(Q&A)
- 1回の治療で完全になくなりますか?
病変の大きさや深さによります。一度に深く削りすぎると痕が残りやすくなるため、大きなものの場合は数回に分けて治療を行うことがあります。 - 治療後のダウンタイムはどのくらいですか?
個人差はありますが、1〜2週間ほどで新しい皮膚が張ってきます。それまでは軟膏と保護テープによる処置が必要です。その後、数ヶ月ほど赤みが続くことがありますが、徐々に馴染んでいきます。 - 再発することはありますか?
眼瞼黄色腫は再発しやすい性質を持っています。特に脂質異常症がある方は、内科的な管理と並行して治療を行うことが望ましいです。
まぶたの黄色いできものが気になっている方は、お気軽に当院へご相談ください。お一人おひとりの状態に合わせた最適な治療法をご提案いたします。
ご予約は当院ホームページから LINE予約 / WEB予約 が可能です
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お茶の水美容形成クリニック
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MPR御茶ノ水駅前ビル9階


