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クマ・たるみ・シワをまとめて改善:切開ハムラ法(表ハムラ)の徹底解説とダウンタイム

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。
近年、目元のクマ治療のニーズは非常に高まっていますが、単なる脂肪のふくらみ(出っ張り)だけでなく、シワや皮膚のたるみ、そして目元のへこみ(凹凸)が複合的に現れている場合、より積極的な治療法が必要となります
クマ治療の中でも、目元の印象を大きく変え、これらの複合的な悩みを一度に改善できるのが表ハムラ法(切開ハムラ法)です。この手術は、下まぶたのシワ、脂肪の出っ張り、その下のへこみ(ティアトラフ)の全てを改善することを目指す方法です
この表ハムラ法は、単に脂肪を抜いたり移動させたりする手術と異なり、皮膚の切開を伴うため、高度な経験と技術(センスやさじ加減)が要求される、難易度の高い手術であると言えます。本日は表ハムラについて解説いたします。

 表ハムラ法の適応となる患者様

表ハムラ法は、皮膚の切開を行い、たるんだ皮膚を引っ張り上げる操作を含むため、特に目元のシワが目立ってきている方に適用されます
一般的には、目元の出っ張り、へこみ、シワが目立ってくる50歳以上の方が目安とされています。しかし、皮膚の柔らかさ、アトピーによる刺激の癖、肌質的な要因など個人差があるため、早い方では40代前半や半ばでシワが目立ち始め、表ハムラ法を検討されるケースもあります
シワがある状態で皮膚を切らずに裏側から脂肪を抜いたり移動させたりする(裏ハムラなど)だけでは、かえって目元がへこみ、シワが増えるリスクが非常に高くなるため、シワも同時に改善したい場合は表ハムラ法が適切な選択肢となります。
当院では、40代の方から、60代、70代、さらには80代の方まで、幅広い年代の患者様にこの手術を実施しています

手術内容と効果のメカニズム

表ハムラ法では、まつ毛の生え際から目尻のシワの辺りにかけて切開を行い、皮膚をピンと引っ張り上げながら(引き上げながら)、目元の脂肪(眼窩脂肪)を扱います
シワの改善: 切開した部位から皮膚を上方に引っ張ることで、目元のシワを張り(ピンと張る)、目立たなくさせます
出っ張りの改善: 余分な脂肪を移動・処理することで、脂肪の出っ張りを改善させます
へこみの改善: 脂肪の出っ張りから取り出した脂肪をへこんでいる部分(ティアトラフなど)に移動させて充填することで、目元全体を滑らかに均します
これにより、シワ、脂肪の出っ張り、へこみの全てを一気に改善、患者様によっては「わざとらしい印象ではなく、自然な10年~15年前ぐらいの目元の印象」を取り戻すことが可能です
手術時間は、目元の手術の中では比較的長く、60分から90分程度かかります。患者様の負担を軽減するため、手術中は点滴による静脈麻酔(寝ている状態)で実施することが多いです

ダウンタイムと術後の経過

表ハムラ法は下まぶたの皮膚を切開する手術であるため、ダウンタイムが発生します。
腫れのピーク: 術後1日目から2日目が最も腫れます
抜糸: 約1週間後に抜糸のために来院していただきます
内出血・むくみ: 抜糸の頃には内出血は薄黄色になり、むくみが若干残る程度になっていることが多いです。下まぶたの手術であるため、内出血は重力に従って下側、つまり頬の上あたりに薄黄色く溜まる傾向があります
日常生活: マスクを上の方まで着用することで、ほとんどの範囲を隠すことが可能です

リスクと合併症(医療広告ガイドラインに基づく記載)

切開を伴う表ハムラ法特有のリスクとして、以下の2点が挙げられます

1. 外反(がいはん:一時的な垂れ目)

皮膚をピンと引っ張り上げる処理を施すため、一時的に皮膚が下方向にテンションがかかり、下まぶたが下に引っ張られる(垂れ目になる)リスクがあります。これを外反と呼びます。
外反は、術後2週間から1ヶ月の間に、傷口が治りかけで硬くなり縮みやすい状態(拘縮)の時に最も起こりやすくなります
経過: 基本的には、術後1ヶ月から3ヶ月ほど待つことで、傷が柔らかくなるにつれて自然に元に戻ります
長期化する場合: 長引く方でも、3ヶ月から6ヶ月の間には戻る傾向があります
発生率: 当院での実績(1000件、2000件の手術経験)では、術後3ヶ月の時点で外反が見られるケースは非常に少ないです(片手に収まる程度)

2. 結膜下浮腫(けつまくかふしゅ)

下まぶたが引っ張られることによって、白目の部分に摩擦のような刺激が加わり、白目が潤んだり、ゼリー状に液体が溜まったりすることがあります。これを結膜下浮腫と呼びます。
経過: 結膜下浮腫も外反が収まるにつれて改善するのが大半です
治療法: 程度がひどい場合は、細い針で水を抜いたり、炎症を抑えるためのステロイドの点眼液を使用することで、早期の改善を目指します

3. 涙袋(なみだぶくろ)への影響

表ハムラ法では涙袋の真上を切開するため、「涙袋がなくなるのではないか」と懸念される方もいらっしゃいます
筋肉の温存: 涙袋は筋肉であり、当院では筋肉を少し重ねるような特殊な処理を加え、極力温存させるように努めています
術後の変化: 脂肪の出っ張りが強い方は、術前は脂肪で涙袋が埋もれて目立っていないことが多いです。脂肪が改善し、下まぶたが平らになることで、むしろ涙袋が少し出てくるケースも見られます

同時施術のメリット

表ハムラ法は、目元のシワやたるみにアプローチする大掛かりな手術であるため、せっかく行うのであれば、目元全体のバランスを整える目的で、上まぶたの手術を同時に行う方が多くいらっしゃいます
特に、眉下切開(上まぶたの皮膚を切除し、二重の幅をすっきりさせる手術)を同時に行うことで、「下まぶただけがピンと張って、上まぶたにシワが残っている」という不自然な状態を避けることができます
また、同じ傷からアプローチできる手術として、ミッドフェイスリフト(ゴルゴラインより上側の頬の肉を糸で引き上げて頬をふっくらさせる手術)を同時に行うことで、より顔全体の立体的な改善を図ることもあります

まとめ

表ハムラ法は、目元のシワ、脂肪の出っ張り、へこみを同時に改善し、自然な形で若々しい目元を取り戻すことができる、非常に効果の高い手術です。特にシワやたるみが目立ってきた50代以降(あるいはシワの目立つ40代)の患者様にとって、目元の印象を大きく変えることが可能です
当院では難易度の高い表ハムラ法においても、多くの症例実績(症例写真のアップデート実績を含む)を積んでおり、患者様が安心して手術を受けられるよう努めております。
表ハムラ:睫毛下を切開し、たるみの原因となっている脂肪を部分切除、移動させて、凹みのある個所に固定し直します。シワの原因となっている余剰皮膚も切除することで、シワの改善にも効果が期待できます。 料金:506,000円~※料金は変更となる可能性がございます リスク・副作用:腫れ、内出血、感染、下眼瞼の外反、眼窩脂肪の取りすぎ、眼窩脂肪の取り残し、下斜筋の損傷 等
眉下切開:眉毛の下で皮膚を切除することにより、上まぶたのたるみを改善する手術です。 料金:275,000円~※料金は変更となる可能性がございます リスク・副作用:出血、腫れ、糸の露出、感染、後戻り 等
クマ治療について詳しくはこちら:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/kuma.html
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日付: 2025年10月14日  カテゴリ:形成外科手術

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