こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。
下まぶたのたるみは、生まれつきのもの、加齢によるもの等、患者様が気になってくるタイミングはさまざまです。治療法も多岐にわたりますが、今回は表ハムラについて、形成外科専門医である山田淳生医師が解説していきます。
表ハムラ法とは?
表ハムラ法は、下まぶたの皮膚を切開して余分な皮膚を取り除き、突出した脂肪を移動させることで目袋やたるみを改善する手術です。
「下眼瞼切開術」「下まぶたのたるみ取り手術」と呼ばれることもあります。
加齢により「目袋のふくらみ」「目の下の影(クマ)」「皮膚のたるみ」が目立ってくる方に適した治療で、目元の若返りに大きな効果があります。
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表ハムラ:睫毛下を切開し、たるみの原因となっている脂肪を部分切除、移動させて、凹みのある個所に固定し直します。シワの原因となっている余剰皮膚も切除することで、シワの改善にも効果が期待できます。
料金:506,000円~※料金は変更となる可能性がございます
リスク・副作用:腫れ、内出血、感染、下眼瞼の外反、眼窩脂肪の取りすぎ、眼窩脂肪の取り残し、下斜筋の損傷 等
目袋・たるみができる原因
年齢とともに、まぶた周囲には以下のような変化が起こります。
・眼窩脂肪(目の下の脂肪)が前に押し出される
・皮膚のハリが低下し、余剰皮膚が生じる
・皮下組織のボリューム減少により、段差や影が目立つ
これらが重なることで、目袋のふくらみやクマが強調され、疲れた・老けた印象につながります。
表ハムラ法の特徴とメリット
・皮膚の余りを切除することで、たるみを改善できる
・突出した脂肪を切除するのではなく移動させるため、自然な目元に仕上がる
・クマや段差をなだらかにし、若々しい目元に
デメリット・リスク
・ダウンタイムが必要(腫れ・内出血は1〜2週間程度)
・傷は下まつ毛の際に沿ってできるが、3ヶ月ほどで目立たなくなる
・まれに左右差や軽度の凹凸感が生じることがある
ダウンタイムと術後経過
・術後1週間前後:抜糸
・術後1〜2週間:腫れ・内出血が徐々に改善
・術後1ヶ月:自然に近い仕上がりに
・術後3ヶ月:切開の傷がほとんどわからなくなる
症例:術後1ヶ月
今回の患者様は、しっかりとした目袋のふくらみを気にされてご来院されました。
余分な皮膚を切除し、脂肪を移動することで、スッキリとした若々しい目元に改善。
術後1ヶ月の時点で自然な変化が得られています。
表ハムラ法が向いている方
・目袋のふくらみがはっきりしている方
・皮膚のたるみも同時に改善したい方
・自然な若返りを希望する方
・クマや影が気になっている方
まとめ
表ハムラ法は、目袋のふくらみやたるみを根本から改善できる若返り手術です。
皮膚切除と脂肪移動を組み合わせることで、自然でスッキリとした目元を長期間保つことができます。
「目の下のふくらみで老けて見える」「クマが気になる」という方にとって、有力な選択肢となります。
下まぶたのたるみについてお悩みの方は、一度ご相談にお越しください。
表ハムラについて、詳しくはこちらを御覧ください: