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頬コケのたるみ治療:種類と適応解説

頬のコケ(頬コケ)治療の全貌:原因から注入・リフトアップまで徹底解説

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。
近年、アンチエイジング治療の中でも、特に「目の下のたるみやクマ」だけでなく、「ほっぺたのたるみ」や、それに伴って生じる「頬のコケ」を改善したいというニーズが増加しています
頬のコケは、正面側がコケるケースと側面側がコケるケースの2つに大別されます。なぜ頬がコケてしまうのか、その原因を理解することが、適切な治療法を選ぶための第一歩となります。

頬コケの根本的な原因:ボリューム不足と骨格の変化

頬のコケの主な原因は、単純なボリューム不足にあります。加齢とともに、顔の脂肪組織は縮んでいき、重力によって下へと下がってきます
さらに重要なのは、土台である骨格の変化です
加齢、特に女性の場合、骨粗鬆症のように手足の骨だけでなく、顔面骨格全体も痩せていきます(やれていく、交代してくる)。これにより、目周りの骨が痩せたり、ほっぺたの骨が後退したりします
土台となる骨が徐々に痩せて後退することで、その上に乗っている脂肪組織もさらに後退し、頬のコケが強調されてしまうのです。つまり、頬コケ治療の基本方針は、この「ボリューム不足」を補うこと、あるいは「垂れ下がったお肉を引き上げること」の二種類に集約されます

治療方法①:ボリュームを足す(注入療法)

ボリュームのロスの対処法としては、注入による治療が主流となります。主な注入材として、脂肪注入ヒアルロン酸注入が挙げられます

1. 脂肪注入

脂肪注入は、自身の太ももやお腹などから脂肪を採取し、それを頬に注入する方法です。ボリュームをたっぷりと入れることが可能であり、必要な量を調整できる点で優れています
適応と利点:
    ◦ 大量のボリュームが必要な場合に最も適しています
    ◦ 脂肪組織の中に脂肪を注入するため、組織への馴染みが良いとされています
    ◦ 特に頬は、顔の他の部位と比較して脂肪の定着率が良い部位であり、不自然なしこりになる可能性も低いとされています
注意点とリスク:
    ◦ 注入した脂肪はすべて定着するわけではなく、一部は吸収される可能性があります
    ◦ 特に50代後半や60代以上の高齢層になると、脂肪の生着率が低下し、かえって吸収されやすくなる傾向があります
    ◦ ダウンタイム(内出血、腫れなど)が発生します。

2. ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸は既製品であり、手軽さやダウンタイムの短さを重視する方に推奨されることがあります
適応と利点:
    ◦ 手軽な変化を望む方や、ダウンタイムを減らしたい方に適しています
    ◦ 50代後半、60代、70代といった高齢層では、脂肪注入の定着率が低くなるため、ヒアルロン酸で補う方が無難なケースもあります
注意点とリスク:
    ◦ ヒアルロン酸は1ccあたりの単価が決まっているため、10ccや20ccといった大量の注入が必要になると、コストパフォーマンスが非常に悪くなります
    ◦ 近年指摘されているリスクとして、遅延性の浮腫(アレルギー反応)があります。これは注入量が増えるほど、数年経ってから発生するリスクが高まります。そのため、一度に大量(例:10本も)を注入することは避け、少しずつ注入していく方が良いとされています

治療方法②:垂れ下がったお肉を引き上げる(リフトアップ)

次に、たるみによって下がってしまった組織を引き上げる治療方法です

1. 非侵襲的な引き上げ(アンチエイジング維持)

糸リフトやHIFU(ハイフ)といった皮膚科的な治療も、たるみ治療としてよく用いられますが、これらの治療は劇的に顔の形を変えるというよりも、アンチエイジング(加齢に抗う)の側面が強いとされます
糸リフト・HIFUの役割: 下がった脂肪組織をタイトに縮める(焼き縮める、引き上げる)ことで、たるみを少しでも小さくしようとする方法です
効果の持続: 糸リフトは年に1回程度、HIFUは年に2〜3回程度継続することで、5〜10年後に何もしなかった場合と比較して、顔や肌がタイトに保たれているという程度の治療になります

2. がっつり引き上げる手術(フェイスリフト)

糸リフトよりも強力な引き上げ効果を求める場合、フェイスリフトが選択肢となります。フェイスリフトは、ほっぺたの側面(マリオネットライン周辺)や側面のコケに対応し、側頭から引き上げるのが一般的です
種類にはミニリフト、マックスリフト、ミドルフェイスリフト、フルフェイスリフトなどがあり、フルフェイスリフトでは、もみあげから耳前、耳の後ろのうなじまで切開範囲が広くなります
特に、頬の前面のたるみに特化した引き上げとしてミッドフェイスリフトがあります
ミッドフェイスリフトの二つのアプローチ:
1. 裏ハムラ: 目の下のクマ治療のついでに行われることが多い方法です。粘膜側から切開し、視野が狭くなるため、操作できる範囲が限られ、頬の前面のお肉を少し寄せる程度になりがちです。後戻りしやすい傾向があります
2. 表ハムラ: まつ毛の生え際に沿って皮膚を切開し、頬の前面の組織をめくって引き上げる方法です。法令線の真上あたりまで広範囲に剥離(骨膜まで剥離)し、筋肉や脂肪組織ごと引き上げ固定します
表ハムラ式ミッドフェイスリフトの評価とリスク:
    ◦ 持ちは裏ハムラ式に比べ長いとされますが、侵襲度が高く、比較的リスキーな手術です
    ◦ 固定が緩いと、三白眼のような状態が広がるリスクがあり、逆に固定しすぎると逆さまつげのような状態になるリスクがあります
    ◦ この手術は「ハイリスク・ミドルリターン」程度の治療であると評価されることがあります
    ◦ たるみの根本原因がボリュームロスであるため、ミッドフェイスリフトのような手術は理論的には有効ではあるものの、注入治療による変化の方が大きいと考える専門家もいます

治療の選択と総括

頬のコケの治療は、主にボリュームロスを補う注入が中心となります
注入が第一選択肢となるケース: ボリューム不足が主な原因であり、大きな変化を望む場合。特に脂肪注入は頬での定着率も良く、非常に適していると考えられます
リフトアップが選択肢となるケース: たるみが強く、引き上げ効果を重視する場合。ただし、顔の形を劇的に変えるにはフェイスリフトが必要となり、ミッドフェイスリフトのような前面のたるみ治療は、リスクや長期的なデータがまだ十分に確立されていない側面もあります
ご自身の頬コケが「ボリューム不足」によるものか、「たるみ」によるものか、あるいはその両方によるものかによって、最適な治療法は異なります。まずは相談し、現在の状態と目指すゴールに合わせて治療を選択することが重要です
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お顔の脂肪注入:大腿または腹部等から脂肪を吸引し、お顔(顔面/目の下/ゴルゴライン/おでこ/こめかみ)にコンデンスリッチまたはナノリッチに加工した脂肪を注入する手術です。
料金:1部位の場合198,000円~※料金は変更となる可能性がございます
リスク・副作用:内出血、腫れ、感染、凸凹、しこり、拘縮、引きつれ、神経障害 等
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ヒアルロン酸注入:内容:ボリュームの減少等で影ができる原因部位に注入することで、しわやたるみを改善、目を大きく見せたり、唇をふくよかにしたり、鼻を高くする等、パーツ形成もできる治療です。
料金:68,200円※料金は変更となる可能性がございます。
リスク・副作用:痛み、腫れ、赤み、感染、アレルギー、皮膚の血行障害、視力障害等
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ハイフ内容:超音波の熱を、お肌表面にダメージを与えることなく、狙った組織に集中照射して効果を得る治療です。たるみ治療や浅い層へのアプローチにより肌質改善に効果的です。
リスク・副作用:発赤、浮腫、熱傷、内出血、異常感覚等
料金:18,700円~※料金は変更となる可能性がございます。
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フェイスリフト:皮膚を切開し、余分な筋膜や皮膚を切除することでお顔のたるみが改善されます。
料金:495,000円~※料金は変更となる可能性がございます。切開範囲によっても異なります。
リスク・副作用:出血、腫れ、感染、傷跡、瘢痕、顔面の知覚鈍麻、たるみの後戻り 等
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裏ハムラ:睫毛下または結膜を切開し、たるみの原因となっている脂肪を部分切除、移動させ、凹みのある個所に固定し直します。
料金:330,000円~※料金は変更となる可能性がございます
リスク・副作用:腫れ、内出血、感染、下眼瞼の外反、眼窩脂肪の取りすぎ、眼窩脂肪の取り残し、下斜筋の損傷 等
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表ハムラ:睫毛下を切開し、たるみの原因となっている脂肪を部分切除、移動させて、凹みのある個所に固定し直します。シワの原因となっている余剰皮膚も切除することで、シワの改善にも効果が期待できます。
料金:451,000円~※料金は変更となる可能性がございます
リスク・副作用:腫れ、内出血、感染、下眼瞼の外反、眼窩脂肪の取りすぎ、眼窩脂肪の取り残し、下斜筋の損傷 等
ご予約や当院ホームページから
LINE予約 / WEB予約 が可能です

 

 

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〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台2-2-4
MPR御茶ノ水駅前ビル9階

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日付: 2025年10月28日  カテゴリ:形成外科手術


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