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こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。
美容医療の進化に伴い、目の下の膨らみや影を解消する「クマ治療」は、もはや特別なものではなくなりました。中でも「脱脂手術」は、比較的シンプルで効果が高いことから広く普及し、若年層を中心に人気を博しています。
しかし近年、この脱脂手術をめぐる深刻な問題がSNSを賑わせています。それが、「過剰脱脂」です。脂肪を取りすぎて目元が不自然にへこんでしまうという失敗例が多数報告され、被害者の会のような動きも見られるほどです。
この過剰脱脂問題は、一部の医師の技術不足に留まらず、クマ治療全体、特に脱脂手術のイメージと人気に、壊滅的な影響を与えかねないという強い懸念が示されています。
本記事では、過剰脱脂がなぜ問題視され、クマ治療のイメージをどのように損なっているのかを解説するとともに、実際に他院で過剰脱脂の失敗を経験された患者様の修正症例を元に、適切な治療選択の重要性を深く掘り下げます。
1. 脱脂手術の構造と失敗が生む負のイメージ
脱脂手術の基礎:シンプルさがもたらす普及
脱脂手術(経結膜脱脂術)は、目の下を「アッカンベー」した際に現れる結膜の部分を切開し、そこからクマの原因である眼窩脂肪を取り除くという、極めてシンプルな手術です。眼窩脂肪は、主に内側・真ん中・外側の3つのコンパートメント(脂肪の塊)に分かれていると言われております。
当院では、患者様のお目元の状態にあわせて、適切な量を適切な場所から取り除きます。手術の手順がシンプルなため、全国どこでも広く提供されており、非常に身近な手術となっています。特に若年層など、脱脂だけで綺麗に仕上がるケースも多いため、「良い手術」として以前から行われてきました。
物理的な失敗メカニズム
しかし、このシンプルな手術には「取りすぎ(過剰脱脂)」と「取りなさすぎ(再発)」という、二つの大きなリスクが伴います。
- 過剰脱脂(取りすぎ)によるへこみと影の強調:眼窩脂肪を取りすぎてしまうと、涙袋よりも下側がへこみ、日陰のような状態で影が暗く見えてしまいます。このへこみは、元々あった茶クマ(色素沈着)や青クマ(筋肉が透ける)と重なると、余計に目元が暗く見えるという問題を引き起こします。
- 深刻な合併症:上まぶたのへこみ:下まぶたの脂肪を極端に取り除くと、目玉(眼球)の支えがなくなり、わずかに下方向に沈んでしまうことがあります。その結果、上側の脂肪が奥に引っ込み、上まぶたのへこみとして現れてしまいます。
治療のイメージと人気の低下
SNS上でこれらの失敗例が拡散されることで、「脱脂という手術自体がダメだ」という誤ったイメージが定着してしまうことが危惧されています。このネガティブなイメージは、クマ治療全体の市場を低下させる可能性すらあります。また、修正困難だと他院で告げられた患者様は、心理的に大きな負荷を抱え、負のスパイラルに陥ってしまうことも少なくありません。
2. 【修正症例解説】過剰脱脂と上まぶたのへこみをどう修正したか
当院には、他院での過剰脱脂や不十分な手術により、修正を希望される方が多くいらっしゃいます。今回は、難易度の高い「上まぶたのへこみ」を伴う修正症例をご紹介します。
患者様の状況と主訴
- 患者様:30代 女性
- 経緯:地元のクリニックで既にクマ取りを3回実施。1回目で変化がなく、回数を重ねた結果、3回目終了後にへこみが顕著になった。
- 問題点:特に左目の上まぶたのへこみが深刻。また、目の下にはゴルゴライン沿いのへこみが目立ち、わずかな脂肪の取り残しも見受けられました。
当院での修正方針:再切開を伴う脂肪注入
修正の目的は大きく分けて2点です。
- 取り残しの確認と処理:結膜を再度切開し、残った脂肪が突出しないよう精密に処理します。
- へこみへの精密注入:下まぶたのゴルゴライン、そして難易度の高い左上まぶたに脂肪を注入し、ふっくらとしたハリを取り戻します。
上まぶたへの注入は非常にデリケートです。注入層(皮下、眼輪筋内など)を厳密に選択し、量を控えめに抑えることで、目を開閉した時に「しこり」として浮き出ないよう細心の注意を払います。
術後経過
術後1ヶ月の時点で、目元のへこみはかなりの改善が見られました。特に左目の上まぶたは、周囲から見て「へこんでいる」という印象が大幅に軽減されました。
3. クマ取り治療で失敗を避けるために
専門医の「引き出しの多さ」が鍵
過剰脱脂を避け、理想の仕上がりを手に入れるためには、医師が多様な術式を網羅していることが不可欠です。
- 適切な術式の選択:単純な脱脂だけでなく、脂肪を移動させる「ハムラ法」や、ボリュームを補う「脂肪注入」といった全ての選択肢から、患者様の適応を見極める必要があります。
- 「脱脂のみ」への固執は危険:一つの手法しか提供できない場合、無理な適応によって失敗のリスクが高まります。
当院のように、難易度の高い修正にも対応できるクリニックを選ぶことが、理想的な目元への最短ルートとなります。過剰脱脂は避けられるべき問題ですが、脱脂手術自体は決して悪いものではありません。技術力の高い専門医を選ぶことが最も重要です。
4. 施術別 料金表・リスク・副作用
※料金は変更となる可能性がございます。別途、診察料や静脈麻酔代がかかります。
※吉井健吾医師執刀の場合、別途77,000円が加算されます。
| 施術名 | 通常料金 | 部分モニター | 全顔モニター |
|---|---|---|---|
| 経結膜脱脂術(両目) | 275,000円 | 220,000円 | 154,000円 |
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内容:結膜を切開し、たるみの原因となる脂肪を切除します。 リスク:腫れ、内出血、感染、眼窩脂肪の取りすぎ・取り残し、下斜筋の損傷等 |
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| 施術名 | 通常料金 | 部分モニター | 全額モニター |
|---|---|---|---|
| 目の下のクマ取り&脂肪注入(1年保証) | 495,000円 | 418,000円 | 330,000円 |
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内容:脂肪切除後、採取した脂肪をコンデンスリッチ・ナノリッチに加工し、目の下やゴルゴラインに注入します。 リスク:腫れ、内出血、感染、下眼瞼の外反、眼窩脂肪の取りすぎ・取り残し、しこり、凹凸等 |
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| 施術名 | 通常料金 | 部分モニター | 全顔モニター |
|---|---|---|---|
| 表ハムラ法 | 605,000円 | 528,000円 | 451,000円 |
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内容:睫毛下を切開し脂肪を移動・固定。余剰皮膚も切除します。 リスク:腫れ、内出血、感染、下眼瞼の外反、下斜筋の損傷等 |
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| 施術名 | 通常料金 | 部分モニター | 全顔モニター |
|---|---|---|---|
| 裏ハムラ法 | 451,000円 | 396,000円 | 330,000円 |
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内容:結膜側から切開し脂肪を移動。皮膚表面に傷を残しません。 ※キャンペーンモニター(担当:山田医師):通常352,000円/全顔275,000円 リスク:腫れ、内出血、感染、眼窩脂肪の取りすぎ・取り残し等 |
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5. クマ治療に関するよくある質問(Q&A)
- Q:脱脂で取りすぎた脂肪は、後から再生しますか?
A:残念ながら、一度取り除いた脂肪が自然に再生することはありません。そのため、過剰脱脂によるへこみが生じた場合は、脂肪注入などの外科的処置が必要になります。 - Q:他院の修正は、術後どのくらいの期間を空ければ良いですか?
A:組織が落ち着くまでに時間がかかるため、通常は前回の術後3〜6ヶ月程度経過してからをお勧めしておりますが、状態によりますのでまずはカウンセリングにお越しください。 - Q:脂肪注入だけで修正は可能ですか?
A:へこみの程度や脂肪の取り残しの有無によります。取り残しがある状態で注入すると凸凹の原因になるため、当院では再切開して中を確認する「再切開+脂肪注入」を推奨するケースが多いです。
参考のyoutubeはこちら
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