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ヒアルロン酸MDコードは万能ではない?賢い注入で理想の自分へ

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。近年、美容医療の分野ではさまざまな注入治療が注目を集めていますが、その中でも特に人気の高い治療の一つが「ヒアルロン酸注入」です。手軽に受けられるだけでなく、気になるシワやたるみを改善し、お顔の印象を若々しく整えることが期待できます。

しかし、一言で「ヒアルロン酸注入」といっても、その手法は様々です。中でも、最近SNSなどで耳にすることが増えたのが「MDコード」ではないでしょうか。

今回は、このMDコードについて、その概念や期待される効果、そして当院がなぜMDコードを積極的に推奨しないのかという理由まで、詳しく解説していきます。ヒアルロン酸注入を検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。

MDコードとは?その概念と目的

MDコードとは、大手美容メーカーであるアラガン社が提唱しているヒアルロン酸注入の治療計画のことで、顔のポイントごとに適切なヒアルロン酸の量や注入層がマニュアル化されています。

その主な目的は、従来の「気になるへこみやシワを埋める」という考え方から一歩進んで、「加齢で失われた骨格のボリュームをヒアルロン酸で補い、顔全体のリフトアップ効果を引き出す」というものです。

特に、顔のたるみや加齢によるボリュームロス(組織の減少)に対して、まるで顔を引き上げる「アンカー(錨)」のように、顔の特定の部位の深い層にヒアルロン酸をピンポイントで注入し、骨格からサポートすることで、自然なリフトアップ効果を狙います。

MDコードが当院で積極的に推奨されない理由

MDコードのコンセプトは大変魅力的で、理論的には優れた考え方であると言えます。当院でも、骨格に沿った注入でボリュームを補うことは積極的に行っています。

しかし、実際の臨床現場でMDコードをマニュアル通りに実践するには、いくつかの課題があると当院は考えています。

持続期間の短さ

MDコードによるリフトアップは、ヒアルロン酸をアンカーのように注入して顔を支えるという考え方ですが、ヒアルロン酸は金属のボルトやネジとは異なり、体内で徐々に組織と馴染んでいく性質があります。

そのため、注入直後のリフトアップ効果も、数ヶ月と比較的短期間で失われてしまう傾向にあります。一般的なヒアルロン酸注入のリフトアップ効果と比較しても、MDコードの手法ではさらに持続期間が短いと感じられることが多いです。

注入量の多さとコスト

MDコードは骨のすぐ上などの深い層に注入するため、表面から効果を実感しにくく、しっかりとしたリフトアップ効果を得るためには多量のヒアルロン酸が必要になります。例えば、顔全体で7〜8ccものヒアルロン酸が必要となるケースも少なくありません。

ヒアルロン酸は1ccあたり数万円から10万円程度かかることが一般的ですので、多量の注入は高額な費用につながります。

さらに、効果の持続期間が短いことから、半年から1年程度で再注入を繰り返すことになると、結果的に多額の費用がかさんでしまうことになります。

「アンパンマン顔」のリスク

ヒアルロン酸自体は体内で完全に分解されるまで時間がかかることがあります。MDコードのように深い層に多量のヒアルロン酸を注入し、効果が薄れたからといって繰り返し注入を続けると、ヒアルロン酸が薄く広がって残存し、顔が不自然に膨らんでしまう、いわゆる「アンパンマン顔」になってしまうリスクが高まります。

これは、ヒアルロン酸がなくなるのではなく、重力や顔の動きによって薄く広がり、リフトアップ効果が失われた状態であり、その上にさらに注入を重ねることで起こる現象です。

失敗しないヒアルロン酸注入のコツ

では、MDコードの課題を避けて、安全かつ効果的にヒアルロン酸注入を行うためにはどうすれば良いのでしょうか。当院が考えるポイントをご紹介します。

ドクターの経験とオーダーメイドの診断が重要

MDコードのようなマニュアルはあくまで参考の一つであり、患者様一人ひとりの顔の骨格、皮膚の状態、たるみの程度、動き方などは全て異なります。

そのため、経験豊富なドクターが患者様のお顔を総合的に診断し、オーダーメイドで注入計画を立てることが最も重要です。

  • 顔の動きが少ない部位(例:こめかみ、頬側面など)には、浅い層に少量注入して形を作る
  • 顔の動きが多い部位(例:頬など)には、深い層に注入して自然な仕上がりを目指す

このように、部位や目的に応じて注入層や量を使い分けることで、より自然で美しい仕上がりが期待できます。

必要最小限の量で最大限の効果を

ヒアルロン酸は異物であり、アレルギー反応のリスクもゼロではありません(ごく稀に遅延性のアレルギーや浮腫が報告されています)。そのため、必要以上に注入量を増やすことは、これらのリスクを高めるだけでなく、不自然な仕上がりにもつながります。

当院では、「必要最小限の量で、必要十分な効果、そして最大限の美しさを引き出す」ことを常に心がけています。むやみに多量を注入するのではなく、患者様にとって最適な量を見極めることが大切です。

使用するヒアルロン酸製剤の種類

ヒアルロン酸は製剤によって特性が大きく異なります。ただ水を吸って膨らむだけのタイプや、形を維持しにくいタイプもありますが、当院ではアラガン社製の「ジュビダームシリーズ」を積極的に採用しています。

ジュビダームシリーズは、その品質の高さ形態維持力に優れており、ドクターが注入しやすい滑らかさも特徴です。これにより、細やかなデザインが可能となり、患者様によりご満足いただける仕上がりを目指すことができます。

※効果には個人差があります。

まとめ

MDコードは、ヒアルロン酸注入の新しいアプローチとして魅力的な側面もありますが、全ての方に最適な万能な手法ではありません。

大切なのは、特定のマニュアルに縛られるのではなく、患者様お一人おひとりの顔立ちや悩みに真摯に向き合い豊富な経験と知識を持つドクターが、高品質な製剤を用いてオーダーメイドの治療計画をご提案することだと、お茶の水美容形成クリニックは考えます。

ヒアルロン酸注入をご検討の際は、ぜひ当院にご相談ください。患者様にとって最も安全で効果的な治療法を一緒に考え、理想の美しさを実現するためのお手伝いをさせていただきます。

お茶の水美容形成クリニックは、患者様のお悩みに寄り添い、過度な治療ではなく、ご納得いただける最適なプランをご提案いたします。

料金

施術内容 料金(税込)
1cc(アラガン社:ボルベラ・ボリフト・ボリューマ・ボラックス) 77,000円 (モニター 68,200円
0.1cc(アラガン社:ボルベラ)※涙袋 or 目の下 or リップ 11,000円 (モニター 9,900円
スキンバイブ/SKINVIVE(ジュビダームビスタボライトXC) 55,000円

※表示価格は税込です。最新・詳細の料金は下記の料金ページをご確認ください。
美容皮膚科・各種施術の料金

リスク・副作用

主なリスク・副作用:痛み、腫れ、赤み、感染、アレルギー、皮膚の血行障害、視力障害等

※本記事の施術は自由診療(保険適用外)です。効果には個人差があり、
すべての方に同じ結果を保証するものではありません。
リスク・副作用や費用の詳細は、医師の診察時に必ずご確認ください。

よくあるご質問(Q&A)

Q. MDコードとは、どのようなヒアルロン酸注入法ですか?

A. MDコードとは、大手美容メーカーのアラガン社が提唱するヒアルロン酸注入の治療計画で、顔の骨格のボリュームロスを補い、顔全体のリフトアップ効果を引き出すことを目的とした手法です。特定のポイントにヒアルロン酸を注入することで、顔を引き上げる「アンカー」のような役割を担うとされています。

Q. 当院がMDコードを積極的に推奨しない理由は何ですか?

A. MDコードのコンセプトは優れていますが、当院では臨床現場においていくつかの課題があると考えております。具体的には、リフトアップ効果の持続期間が比較的短い傾向があること、効果を実感するために多量のヒアルロン酸注入が必要となり高額な費用につながりやすいこと、そして繰り返し注入を続けることで顔が不自然に膨らむ「アンパンマン顔」のリスクが高まる可能性を考慮しているためです。

Q. 当院では、どのような方針でヒアルロン酸注入を行っていますか?

A. 当院では、患者様お一人おひとりの顔立ちや骨格、たるみの状態などを総合的に診断し、経験豊富なドクターがオーダーメイドの注入計画をご提案しております。特定の施術マニュアルに縛られず、必要最小限の量で最大限の美しさを引き出すことを重視し、高品質なアラガン社製の「ジュビダームシリーズ」を使用することで、より自然で美しい仕上がりを目指しています。

Q. ヒアルロン酸注入の効果はどのくらい持続しますか?また、費用はどのくらいかかりますか?

A. ヒアルロン酸注入の効果の持続期間は、使用する製剤の種類、注入部位、患者様の体質によって個人差がありますが、一般的には半年から1年半程度の持続が期待できるとされています。MDコードと比較して、当院のオーダーメイド治療ではより長期間の維持を目指すことも可能です。費用につきましては、注入量や製剤の種類によって変動いたしますので、まずはカウンセリングにて患者様に最適な治療プランをご提案し、詳細な料金をお伝えさせていただきます。

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監修医

山田 淳生(院長)/日本形成外科学会 専門医 日本美容外科学会(JSAPS)正会員 頭蓋額顔面外科学会 正会員 オンコプラスティックサージャリー学会 正会員

東京大学卒業後、形成外科の道に進み、豊富な臨床経験を積んだのち、お茶の水美容形成クリニックに入職いたしました。主に外科的治療に従事し、特に豊胸や目元の形成を得意としています。丁寧なカウンセリングと確かな技術で、理想の美しさを叶えるお手伝いをいたします。

御茶ノ水の美容皮膚科・まぶたの治療ならお茶の水美容形成クリニック

日付: 2026年7月17日  カテゴリ:しわ外来

監修医師

吉井 健吾
統括医師
経歴
2008年 灘高校 卒業
2010年 東京大学理科三類 入学
2016年 東京大学医学部医学科 卒業
2016~18年 佐久市立国保浅間総合病院初期研修医
2018年 東京大学医学部附属病院 形成外科 入局
2018年 埼玉医科大学国際医療センター 形成外科/再建外科 助教
2018~20年 東京大学医学部附属病院 形成外科 特任臨床医
2021年4~6月 新松戸中央総合病院 形成外科
2021年7月~ 東京大学医学部附属病院 形成外科 特任臨床医
2021年7月~2022年3月 帝京大学大学医学部付属溝口病院 形成外科 助教
資格・所属
日本形成外科学会 会員
頭蓋顎顔面外科学会 会員
マイクロサージャリー学会 会員
COLUMN
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