こんにちは、お茶の水美容形成クリニックの朴華永です。
小陰唇縮小って、最近よく聞くようになったけど、もし手術したら、パートナーや周りの人にバレないかな…?って、心配になりますよね。
でも、実は「手術したかどうかは、ほとんど見分けがつかない」という、ちょっとびっくりな研究結果があるんです。今回は、そのことについて、詳しくお話ししますね。
プロでも見分けがつかない!?驚きの研究結果
この研究は、小陰唇縮小を受けた女性と受けていない女性の画像を使い、「一般の人たち」と、婦人科医などの「医療のプロ」が見分けられるかを調べたものです。
結果はというと…
なんと、一般の人たちの正解率は、約49.2%でした!これは、コインを投げて当てるのと同じくらい。つまり、ほとんど見分けがついていないんです。
さらに驚きなのは、医療のプロたちも、ほとんど見分けがつかなかったこと。専門家である婦人科医や美容外科医でさえ、58.1%の正解率でした。この結果は、「プロでも分からないくらい、自然な仕上がりになっている」ことを示しています。
意外な「勘違い」も明らかに!
この研究では、「手術したと思う理由」についても聞いてみました。その結果、みんなが持っている「手術のイメージ」と、実際の仕上がりには大きなズレがあることが分かりました。
「完璧すぎるから」
多くの人が、「見た目が完璧すぎるから手術したに違いない」と思ったそうです。
「不自然だから」
反対に、「なんだか変で不自然だから」と思った人もいました。
「毛が少ないから」
毛が少ないと手術したと思う人が多かったのですが、これは勘違いです。毛の量や形は人それぞれです。
「性別適合手術」や「女性器切除」と混同している
一番深刻なのは、見た目の変化を性別適合手術や、海外の慣習である女性器切除と誤解している人がいることです。これは、この手術に対する社会的な知識不足を物語っています。
これらの結果は、小陰唇縮小が、多くの人が想像するような「不自然なもの」ではないことを示しています。
まとめ
今回の研究でわかったのは、小陰唇縮小は、プロが見ても分からないくらい、自然な仕上がりになるということです。
もし、あなたが「手術したことがバレたらどうしよう…」と不安に思っているなら、その心配はきっと大丈夫。
小陰唇の悩みは、見た目だけでなく、洋服を着たときの不快感や、スポーツのときの痛みなど、人それぞれです。一人で抱え込まずに、まずは専門のクリニックに相談してみてくださいね。
参考資料
Sasson, Daniel C et al. “Did She or Didn’t She? Perceptions of Operative Status of Female Genitalia.”Aesthetic surgery journalvol. 44,11 (2024): 1203-1208. doi:10.1093/asj/sjae130
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