こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。
年齢とともに、上まぶたの皮膚は次第に弛み、目が重く見えたり、視界が狭く感じたりすることがあります。
「若い頃ははっきりした二重だったのに、今はまぶたが被さって三重や四重になってしまった」というお悩みは非常に多いです。
こうした加齢による上まぶたの弛みに対しては、二重切開法と眉下切開法が代表的な治療方法です。
本日は、両者の違いについて、形成外科専門医である山田淳生医師が徹底解説いたします。
二重切開法とは?
二重切開法は、二重のラインに沿って皮膚を切開し、余分な皮膚や脂肪を取り除いて二重を作る方法です。
メリット
・傷跡が二重のラインに一致するため、目立ちにくい
・脂肪やたるみを同時に調整できる
・自然な若返りと二重の安定性を得られる
デメリット
・眉毛の外側〜外側上方の皮膚は取りづらい
・皮膚を大きく切除するには不向き
-------------------------------------------------
二重全切開:上まぶたを切って、皮膚と瞼板に糸をかけ、二重のラインをつくる手術です。
料金:275,000円~ ※料金は変更となる可能性がございます
リスク・副作用:赤くなる、しこり、目が開きづらい、左右差等
眉下切開法とは?
眉の直下に沿って皮膚を切開し、余分な皮膚を切除して縫合する方法です。主に加齢による皮膚のたるみが強い場合に適しています。
メリット
・皮膚を大きく切除できるため、しっかりとしたリフト効果
・外側(眉尻側)の余剰皮膚も多く取れる
・目が開きやすくなり、視野が改善することもある
デメリット
・傷跡は眉毛の下にできるため、二重切開に比べると目立ちやすい
・傷の治り方や眉の形によって仕上がりに差が出ることがある
-------------------------------------------------
眉下切開:
眉毛の下で皮膚を切除することにより、上まぶたのたるみを改善する手術です。
料金:275,000円~ ※料金は変更となる可能性がございます
リスク・副作用:出血、腫れ、糸の露出、感染、後戻り等
症例紹介(術後4ヶ月)



今回の患者様は、加齢による上まぶたの弛みを気にされてご相談に来られました。
二重切開法を選択し、余剰皮膚を切除することで、自然で若々しい二重を再現しました。
術後4ヶ月の時点では、傷跡は二重のラインに隠れてほとんど目立たず、スッキリとした印象に改善しています。
どちらを選べばよいのか?
自然な仕上がりと傷跡の目立ちにくさを重視する方 → 二重切開法がおすすめ
皮膚のたるみが強く、しっかりと切除したい方 → 眉下切開法がおすすめ
患者様のまぶたの状態やご希望によって、適した方法は異なります。
まとめ
上まぶたのたるみ治療には、二重切開法と眉下切開法という2つの選択肢があります。
二重切開法:傷が目立たず、自然な二重を再現できる
眉下切開法:皮膚を大きく切除でき、外側までしっかり改善できる
どちらの方法にもメリット・デメリットがあり、理想の仕上がりに合わせて選択することが大切です。症状に悩まれている方は、ぜひご相談ください。
外科手術について、詳しくはこちらをご覧ください:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/double-eye.html

