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ハイフ治療と頬のたるみ: 美容外科医の真実

【美容外科医解説】ハイフで頬がコケるって本当?たるみ治療の真実と誤解を徹底解説

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。
近年、切らずにたるみケアができる治療法として「ハイフ(HIFU:高密度焦点式超音波治療法)」が非常に人気を集めています。しかし、その人気の一方で、SNSなどでは「ハイフを受けると頬がコケてしまうのではないか」という不安の声も聞かれます
当院の美容形成クリニックでは、このようなご質問をいただくことが多々あります。ハイフは本当に顔の脂肪を減らしすぎて頬をコケさせてしまうのでしょうか
東京大学医学部卒の美容外科医である吉井健吾医師が、本日はこのハイフによる「頬コケ問題」について、そのメカニズムと現実的な効果を詳しく解説します。
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1. ハイフ(HIFU)の基本的なメカニズムとは?

ハイフ(HIFU)とは、超音波の機械を用いたたるみ治療です。たるみを引き締める効果が期待されており、具体的なメカニズムは以下の通りです。

高密度焦点式超音波治療法による熱凝固作用

ハイフは、顔の皮膚に超音波を当て、そのエネルギーを皮膚のさらに奥にある脂肪の組織に集中させることで効果を発揮します
作用深度: 皮膚から約3mmや4mmといった特定の深さにある脂肪組織をターゲットとします
熱による収縮: 集中させた超音波の熱(焦点熱)により、脂肪組織を「ぎゅっ」と固め、収縮させます。これは、焼肉を焼くと肉が縮むようなイメージに近い作用です
引き締め効果: この熱による収縮、つまり熱凝固が起こることで、脂肪組織全体が引き締まった状態になり、結果としてたるみの改善(引き締め)につながると考えられています
重要な点として、ハイフの作用は、顔全体を劇的に「引き上げる」というよりも、組織を熱で固めることによる「引き締め」が中心であるとイメージしてください

2. 「ハイフで頬がコケる」という噂の真実

ハイフは脂肪組織に作用し、脂肪を減らす作用があるため、「頬の脂肪が減りすぎてコケるのではないか」とSNSで言われることがあります
この懸念に対する結論から申し上げますと、その心配は基本的にしなくても大丈夫です

頬がコケる可能性が低い理由

ハイフの引き締め効果は、脂肪を劇的に除去する他の手術に比べて非常に穏やかであり、通常の使用頻度であれば、頬がコケるレベルに至ることはまずありません
1. 効果レベルの比較: ハイフの引き締め効果は、脂肪吸引やフェイスリフトといった外科手術と比較して、全然弱いレベルです。また、糸リフトと比較しても、その効果は弱めであるとされています
2. 脂肪吸引との違い: 脂肪吸引のように「吸いすぎたら」頬がコケるということは当然あり得ますが、ハイフはそこまでの強いレベルで作用するものではありません
3. 推奨頻度での安全性: 理想的なハイフの施術頻度(年に3回から4回程度)で施術を行った場合、頬がコケるということは「まずない」と考えていただいて結構です

複合的な要因への注意

ただし、「よほどの当て方をしない限り」という前提はつきます。例えば、顔の側面だけにエネルギーを集中させすぎるといった極端な施術(ハイフの当て方)をした場合は、ゼロとは言い切れません
また、SNSなどでハイフ後にコケたという拡散事例には、複合的な要因が絡んでいることが多いと考えられます
過剰な施術: 推奨される年に3〜4回の間隔を守らず、毎月行うなど、極端に詰めて施術を繰り返した場合
ダイエットとの併用: ハイフと同時期に過度なダイエットを行っていた場合、コケの原因がハイフではなくダイエットによる脂肪減少である可能性が高いです
加齢による影響: そもそも5年、10年と時間が経過すれば、ハイフを受けているかどうかに関わらず、加齢に伴い頬がコケる(ボリュームが減る)ことは自然に起こり得ます

3. ハイフの種類と適切なメンテナンス頻度

ハイフには複数の種類や機種があり、それぞれ推奨される頻度が異なります。

ドット式とリニア式

ハイフの照射方法には、超音波を点状に集中させるドットハイフと、線状に集中させるリニアハイフがあります
ドットハイフの例: ウルトラフォーマーなど
リニアハイフの例: ウルトラセルなど
当院が導入しているウルトラフォーマーのようなドットハイフは、出力が強く、施術中に痛みを伴うこともありますが、その分、効果を実感しやすいと感じる患者様が多いです。線状と点状の違いよりも、最終的には出力や強さが効果に大きく関係してきます

適切な施術間隔

ハイフは、アンチエイジングの「メンテナンス」のような位置づけで捉えていただくのが適切です
一般的なハイフ(ウルトラフォーマーなど): 年に3回から4回程度のペースで継続して行うのが理想的です
ウルセラ(初代ハイフ): 初代のハイフであり、最も効くハイフと言われています。効果が非常に強力な反面、かなり痛く、非常に高額(1回30万円程度)で、コスパがあまり良くないとされています。ウルセラは年に1回から2回、あるいはもっと少ない回数でも良いとされていますが、近年導入するクリニックは減少傾向にあります
ハイフは、定期的なメンテナンスによる効果が期待できるため、コスパも考えて継続することが重要となります。

4. 万が一、頬のコケが気になった場合の対処法

万が一、ハイフの施術後に頬の側面などのコケが気になったとしても、対策は十分に可能です
この「コケ」は、ヒアルロン酸などの注入治療によって対応できる部分です。ボリュームを回復させるための注入治療は、コケに対して非常に有効な手段であり、もし不安を感じた場合でも、担当医に相談することで対策(対症療法)があります

まとめ

ハイフ治療における「頬がコケる」という噂は、主にSNS上で広まった懸念であり、ほとんどのケースにおいて心配する必要はありません
ハイフは、脂肪吸引や外科手術のような極端な変化をもたらす治療ではなく、定期的な熱凝固による引き締め効果を期待するアンチエイジングのメンテナンス治療です
不適切な使用法(極端に集中した照射、過度な頻度)や、他の要因(激しいダイエット、加齢)が複合的に絡むことによってコケが顕在化する可能性はありますが、適切な頻度と施術を受ければ、安全性の高い治療法と言えます。
もしたるみ治療をご検討中であれば、ご自身の肌状態や脂肪のつき方に合わせて、信頼できる医師と相談し、適切な機種と頻度で継続的なケアを行うことをお勧めします。
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ハイフ内容:超音波の熱を、お肌表面にダメージを与えることなく、狙った組織に集中照射して効果を得る治療です。たるみ治療や浅い層へのアプローチにより肌質改善に効果的です。
リスク・副作用:発赤、浮腫、熱傷、内出血、異常感覚等
料金:18,700円~※料金は変更となる可能性がございます
ハイフについて詳しくはこちら:https://www.ochanomizubiyou.com/beauty/ultraforma.html
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ヒアルロン酸注入内容:ボリュームの減少等で影ができる原因部位に注入することで、しわやたるみを改善、目を大きく見せたり、唇をふくよかにしたり、鼻を高くする等、パーツ形成もできる治療です。
リスク・副作用:痛み、腫れ、赤み、感染、アレルギー、皮膚の血行障害、視力障害等
料金:68,200円~※料金は変更となる可能性がございます
お顔の脂肪吸引2部位(頬・顎下)
施術内容:頬/顎下/ジョール/メーラー/バッカルから脂肪吸引を行う手術です。
料金:2部位の場合297,000円~※料金は変更となる可能性がございます
リスク・副作用:左右差、凹凸、拘縮、引きつれ、感染、血管損傷、血管塞栓 等
フェイスリフト:皮膚を切開し、余分な筋膜や皮膚を切除することでお顔のたるみが改善されます。
料金:495,000円~※料金は変更となる可能性がございます。切開範囲によっても異なります。
リスク・副作用:出血、腫れ、感染、傷跡、瘢痕、顔面の知覚鈍麻、たるみの後戻り 等
ご予約や当院ホームページから
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日付: 2025年10月22日  カテゴリ:形成外科手術

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