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糸リフトの正しい利用法:持続可能なたるみ治療の選択肢とは?

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。
近年、SNSの普及により、たるみ治療として「糸リフト」が注目を集めています。施術直後の劇的な引き上がりをアピールする画像などにより、「たるみ治療といえばまず糸リフト」と考える方も増えているかもしれません
しかし、その効果や適応、そして費用について、改めてその立ち位置を正しく理解することが、長期的に継続可能なたるみ治療を選ぶ上で非常に重要です。当記事では、糸リフトの限界、適正価格、そしてより効果的な総合的たるみ治療戦略について、詳しく解説します。

糸リフトの「時代が終わる」?極端な利用法への警鐘

一部の医師は、「2025年はいよいよ糸リフトの時代が終わる」という、極論的な表現を用いて、現状の糸リフトの利用傾向に警鐘を鳴らしています。これは、糸リフト自体の効果が否定されるわけではなく、「何でもかんでも糸リフト」という安易なアプローチや、高額な費用設定に対する懸念があるためです
過去には、一部のクリニックが糸リフトを流行させ、6本や8本の挿入で100万円以上といった高額な料金を請求するケースが多く見られました

継続できない高額な治療の危険性

糸リフトは、基本的に年に一度のペースで継続して行っていくことで、効果を維持していく治療法です。一度に高すぎる費用(例えば70万円、80万円、100万円など)を支払ってしまうと、継続的な治療が困難になり、結果としてたるみ治療そのものを諦めてしまうことにつながりかねません
そのため、ご自身の予算感を考慮し、継続可能な範囲での治療計画を立てることが重要です

糸リフトの適正価格とポジショニング

糸リフトの治療効果には限界があり、劇的な改善や「がっつり引き上げる」といった強い効果は、糸リフト単体では限定的であると理解しておく必要があります
糸リフトは、むしろ「アンチエイジングの現状維持を極力長続きさせるためのメンテナンス」として捉えるべき治療法です
当院では、例えば、片側3本ずつの計6本であれば20万円程度、さらに増やして5本ずつの計10本程度であれば30万円から40万円程度までが、年一で継続するための「適正価格の限度」ではないかと考えています
もし、糸リフト単体の見積もりで70万円、80万円、100万円といった金額が提示された場合は、その価格設定について注意深く検討する必要があります

糸リフトが「有効な人」と「限定的な人」の区別

糸リフトが有効に働くかどうかは、患者様のたるみの状態や年齢に大きく左右されます
糸リフトが有効なケース(メンテナンス・予防)
たるみの少ない方:主にメンテナンスや現状維持を目的とする場合に適しています
年齢層:20代、30代、40代の方で、たるみの予防や初期の引き締めを目的とする場合によく推奨されます
糸リフトの効果が限定的・不適切なケース
糸リフトが期待通りの効果を発揮しにくい、あるいは他の治療法が推奨されるケースもあります。
1. 年齢が若すぎる場合(10代など) 10代など若すぎる場合は、まだ糸リフトは早い可能性があります。この年代でたるみやもたつきを感じる場合、その原因が「皮下のお肉(脂肪)の量が多いこと」にあることが多いです。糸で引き上げようとしても、お肉の量に負けてしまい効果が薄くなります。この場合は、糸リフトよりもHIFU(ハイフ)などの超音波治療、あるいは顎下の脂肪吸引などが効果的な選択肢となることがあります
2. 年齢が高すぎる、たるみが進行しすぎている場合 逆に高齢でたるみが進行している方の場合、皮下のお肉が萎縮しすぎている(少なくなりすぎている)ことがあります。この状態だと、皮膚のみがブルドッグのように垂れ下がってしまっており、皮膚の下のお肉に糸を刺して引っ張るという糸リフトの原理では、すぐに元に戻ってしまう可能性があります。皮膚のたるみが主たる原因である場合、糸リフトの効果は限定的になりすぎることがあります
3. こうした重度のたるみの場合、「直後もあまり変わり映えしない」と感じることもあり、切開リフト(フェイスリフト)など、皮膚の余剰分を切除して引き上げる手術が必要になることがあります
4. 切開リフトはたるみ治療の中で最も強力な手術ですが、それでも効果は10進めても5戻る程度と言われており、30代、40代からたるみの治療や予防(糸リフトやHIFUなど)を継続していくことが、長期的な若々しさの維持には最も重要です
ハイフ内容:超音波の熱を、お肌表面にダメージを与えることなく、狙った組織に集中照射して効果を得る治療です。たるみ治療や浅い層へのアプローチにより肌質改善に効果的です。
リスク・副作用:発赤、浮腫、熱傷、内出血、異常感覚等
料金22,000~※料金は変更となる可能性がございます

治療の選択肢:糸の種類と複合治療

糸リフトには様々な種類があります。当院で採用している糸リフトには、比較的長めの糸でコブやトゲ(コグ)がついており、主にたるんだ部分を引き上げることを目的としたミントリフトテスリフトといったものがあります
一方で、細く短い糸を多数挿入し、肌のハリを出すことを目的としたショッピングリフトという手法もありますが、こちらは引き締める効果がHIFUとあまり変わらない可能性があり、コスパの観点から当院では導入していないケースもあります

最適なたるみ治療戦略

たるみ治療の最適な戦略は、継続性と複合的なアプローチです
1. 予防・メンテナンス期(30代、40代): 糸リフト(年一ペース)とHIFU(超音波のたるみ治療)を組み合わせ、継続的にメンテナンスを行うこと。これにより、70代、80代になってもある程度のハリ感を保つことが期待できます
2. 進行期(40代後半から60代): メンテナンスを続けてきた上で、来るべき時が来たら、切開リフトを検討するのも有効な選択肢です。切開リフトを行った後も、その効果を有効に保たせるために、年一での糸リフトのメンテナンスを継続することが推奨されます
このように、糸リフトは単なる「劇的な改善」を期待するものではなく、「メンテナンスの一環」として正しく位置づけ、高額すぎるぼったくりクリニックを避け、継続可能な予算感で計画的に行うことが、たるみ治療における成功の鍵となります
糸リフト内容:メスを使うことなく、吸収性の糸をこめかみ辺りなどから挿入することで、お顔のたるみ改善・予防、全体的な引き締めが期待できます。
リスク・副作用:内出血、腫れ、疼痛、ひきつれ、ツッパリ感、感染、左右差、凸凹等
料金:テスリフト1本 33,000円~/ミントリフト1本 33,000円~
※料金は変更となる可能性がございます
脂肪吸引内容:顎下/頬部/メーラーファット/ジョールファットから脂肪吸引を行う手術です。
リスク・副作用:左右差、凸凹、拘縮、引きつれ、感染、血管損傷や血管塞栓等
対応部位:頬/顎下/ジョール/メーラー/バッカル※料金は変更となる可能性がございます
切開リフト内容:皮膚を切開し、余分な筋膜や皮膚を切除することでお顔のたるみが改善されます。
リスク・副作用:出血、腫れ、感染、傷跡、瘢痕、顔面の知覚鈍麻、たるみの後戻り等
料金:495,000円~※料金は変更となる可能性がございます
糸リフトについて詳しくはこちら:https://www.ochanomizubiyou.com/beauty/mintlift.html
ご予約や当院ホームページから
LINE予約 / WEB予約 が可能です

 

 

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日付: 2025年10月3日   カテゴリ:形成外科手術

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