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包茎手術は、10代や20代の若い世代が受けるものというイメージをお持ちの方が多いかもしれません。しかし実は近年、40代以上のミドル〜シニア層で治療を受ける患者さんが急増しています。私自身、80代の方の治療も多く行ってきました。
今回は、なぜ今シニア世代の包茎手術が増えているのか、そして気になるご高齢での手術リスクについて、泌尿器科専門医の視点から解説します。
シニア世代が包茎治療を決意する3つの理由
① 将来、介護される時に「不潔」だと思われたくない
将来ご自身に介護が必要になった際、オムツ交換や陰部洗浄をサポートするのは看護師や介護スタッフです。デリケートゾーンの洗浄はスタッフにとっても気を遣う作業であり、包皮の中に汚れが溜まりやすい状態だと、臭いや感染症のリスクも高まります。
「洗ってくれる方に少しでも抵抗感を抱かせないように」「清潔を保ちやすくして、介護の負担を減らしたい」という、将来の介護者への『思いやり』として治療を受ける方が増えています。
② 昔から治療したかったが、気がついたら年齢を重ねていた
「ずっと気になっていたけれど、仕事が忙しくて後回しになっていた」「今さら手術なんて…」と思われる方もいらっしゃいますが、何歳からでも遅くありません。定年退職などを機に、長年のコンプレックスを解消してスッキリしたいと来院される方は非常に多いです。
③ 高齢での手術も「リスクは高くない」
もちろん、重度の心臓疾患などがある場合は、安全を最優先して診察の上でお断りするケースもあります。しかし、包茎手術は局所麻酔で行う「体の表面だけ」の治療です。内蔵に負担をかけるような大掛かりな手術ではないため、健康状態が安定していれば、ご高齢の方でも手術のリスクは強く心配すべきことではありません。
【専門医の視点】病気が原因で手術が必要になるケースも
私は泌尿器科専門医として総合病院でも診療を行っていますが、シニア世代で意外と多いトラブルがあります。 それは、「炎症や糖尿病などが原因で包茎が悪化し、皮が硬く閉じてしまって排尿できなくなる(尿閉)」というケースです。
加齢に伴う免疫力の低下や持病の影響で、ある日突然トラブルが起きることも少なくありません。美容やエチケット目的だけでなく、将来的な医学的トラブルを予防する意味でも、早めに対処しておくことは非常に有効です。
介護に向けた「総合的なエチケットケア」もサポート
当院では、包茎治療だけでなく、メンズ脱毛(VIO脱毛など)やワキガ・多汗症治療なども専門的に行っています。
そのため、包茎治療と合わせて、シニアのデリケートゾーンの悩みを総合的に解決し、将来の介護に向けた全身のエチケットケアを同時にお受けいただくことが可能です。
年齢を理由に諦める必要はありません。少しでも気になることやご不安なことがあれば、まずは一度、専門医にご相談ください。
介護包茎・シニアの包茎手術に関するよくある質問(Q&A)
- Q. 80代ですが本当に手術を受けられますか?
A. はい、健康状態に大きな問題がなければ可能です。当院では最高齢で80代後半の方の執刀経験もございます。 - Q. 糖尿病の持病がありますが、手術は可能ですか?
A. 血糖値が適切にコントロールされていれば可能です。糖尿病の方は包皮の炎症(亀頭包皮炎)を起こしやすいため、むしろ手術のメリットが大きい場合があります。 - Q. 介護スタッフに手術したことがバレますか?
A. 熟練した専門医が「亀頭直下埋没法」で行えば、傷跡はほとんど目立たなくなります。自然な仕上がりになるため、不自然さを感じさせることはありません。
お茶の水院 包茎治療の料金とリスク・副作用について
| 施術名 | 料金(税込) |
|---|---|
| ロイヤルパーフェクトカット(ブツブツ除去込) | 660,000円 |
| エグゼクティブカット(一番人気・亀頭直下埋没法) | 440,000円 |
| ネクストマイクロカット(亀頭直下埋没法・包皮小帯温存なし) | 275,000円 |
| スタンダードカット(亀頭下法) | 165,000円 |
| シンプルカット(環状切除法) | 99,000円 |
※価格は変更となる可能性があります。
※その他の料金等の詳細は料金表ページをご確認ください。
治療に関するリスク・副作用
- 腫れ・内出血: 術後数日から2週間程度生じる場合があります。
- 痛み: 術後数日間は鈍痛を伴うことがありますが、処方薬で緩和可能です。
- 感染・出血: 稀に細菌感染や持続的な出血が起こる可能性があります。
- 違和感・感覚の変化: 術後しばらくは皮膚のつっぱり感や感覚の変化を感じることがありますが、時間経過とともに馴染みます。
