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【保存版】もう失敗しない!ヒアルロン酸注入の部位別・適正量ガイド:不自然な「パンパン顔」にならないための注入術

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。

ヒアルロン酸注入は、アンチエイジングとして非常に人気が高い手段の一つです。適切に使いこなすことができれば、とてもふんわりとした素敵なお顔立ちになり、若々しい印象を取り戻すことができます。

しかし、その一方で、「ヒアルロン酸を入れたら顔が崩壊しますよ」という極端な話が出るほど、注入方法によっては不自然な結果を招くリスクもあります。

なぜ不自然になってしまうのか?それは、どの部位に、どのような製剤を、どのくらい入れるかという点が非常に重要であるにもかかわらず、その判断が適切に行われていない場合があるからです。特に「どのくらい入れるか」、すなわち適切な注入量を部位別に把握しておくことが、自然な仕上がりへの鍵となります。

今回は、ヒアルロン酸注入における部位別の「適切な注入量」と、製剤の選び方、そして知っておくべきリスクについて徹底的に議論していきます。

(ヒアルロン酸:ボリュームの減少等で影ができる原因部位に注入することで、しわやたるみを改善、目を大きく見せたり、唇をふくよかにしたり、鼻を高くする等、パーツ形成もできる治療です。
料金:44,000円~※料金は変更となる可能性がございます
リスク・副作用:痛み、腫れ、赤み、感染、アレルギー、皮膚の血行障害、視力障害等)

1. 注入量の基礎知識:なぜ「控えめ」が鉄則なのか

ヒアルロン酸は水分を吸収する性質があるため、注入直後は良くても、時間が経つと、むくみによって横に膨らんだり、流れ出て不自然な形になりやすいという癖があります。

また、ヒアルロン酸は意外に残っていることがあります。残存していることに気づかずに打ち続けてしまうと、徐々に顔がパンパンになってしまうのです。

そのため、ヒアルロン酸注入は「迷ったら控えめから注入」するのが最も適切です。不自然になって溶かすといった、もったいない事態を避けるためにも、初回から多量に入れるべきではないという原則があります。

一般的に、おでこや頬の側面など、一部の例外を除き、ほとんどの部位は左右合わせて1cc以内で十分に効果を得られることが多いです。

2. 【部位別ガイド】適切な製剤と注入量

ヒアルロン酸製剤は、アラガン社製品を例にすると、最も柔らかい「ボルベラ」、中程度の硬さの「ボリューマ」、最も硬い「ボラックス」などに分けられ、部位の深さや目的に応じて使い分けます。

以下に、部位別の目安量と製剤の種類を示します(量はいずれも左右合計、初回または一般的な施術量目安です)。

ゾーンA:顔の上部(おでこ、こめかみ)

このエリアは顔の中で最も面積が大きく、若々しい丸みを出すためには比較的多くの量が必要です。

部位 推奨製剤 注入量(左右合計) 注入のポイントと注意点
おでこ ボリューマ、ボリフトなど 最低3cc〜(理想的な丸みには10ccもあり) 一気に全量入れるとボコボコしやすい。数回に分けて注入が推奨。ボトックスを併用し、眉や額の動きを止めた方がよれたりデコボコしたりしにくい。
こめかみ ボリューマなど 1cc前後 (0.5ccずつ) おでこだけ入れると段差ができるため、おでことセットで注入することが多い。

注意点: おでこは血管塞栓のリスクが高い部位です。皮膚の色が変わったり、白い斑点が出たり、目の見え方がおかしくなったりしたら、すぐにヒアルロン酸を溶かす処置が必要です。

(ボトックス:神経からアセチルコリンが出るのを抑え、筋肉の過剰な動きや過剰な発汗をわらげる治療です。
料金:16,500円~※料金は変更となる可能性がございます
リスク・副作用:疼痛、腫れ、内出血、アレルギー、表情に違和感、脱力感、めまい、視力低下、表情の左右差、眼瞼下垂、注射部の内出血、そう痒感等)

ゾーンB:顔の中央(目元、鼻、頬前面)

このエリアは非常に繊細なため、少量で十分な効果が出ます。

部位 推奨製剤 注入量(左右合計) 注入のポイントと注意点
涙袋 ボルベラ(最も柔らかい) 0.2cc〜0.3cc(片方0.1ccが一般量) 非常に繊細な調整が必要な部位。
目の下 ボルベラ 0.2cc〜0.5cc クマや凹みが気になる人向け。柔らかい製剤を浅い層に注入。
頬前面/ゴルゴライン ボリューマ(深い層) 1cc(0.5ccずつ)〜2cc 骨膜近くに硬めの製剤を打ち、チークトップを高くすることで若々しい印象に。
鼻(鼻筋・鼻先) ボラックス(最も硬い) 0.5cc〜1cc以内 骨の代わりとして硬い製剤が必須。注意: 硬い製剤でも時間経過で横に流れる(太くなる)リスクがあるため、溶かして入れ替えが必要になる場合がある。

ゾーンC:顔の下部(頬側面、顎、口元)

リフトアップ効果や輪郭形成を目的とするエリアです。

部位 推奨製剤 注入量(左右合計) 注入のポイントと注意点
頬側面(コケ) ボリューマ 1cc〜4cc(片側0.5cc〜2cc) コケに入れた場合、前側から見えず、むしろたるみが改善され引き締まった印象になることがある。
ボルベラ(最も柔らかい) 1ccあれば十分 ボリューム出しや輪郭形成に使用。1ccなくても十分な場合が多い。
顎(顎先) ボラックス 1cc〜3cc 骨膜にコツンと当てるように注入。前に出すか下に伸ばすか、方向性を決める。フェイスラインのモタつき改善(マリオネットライン周辺)にも使用。
マリオネットライン ボリューマ 1cc程度 複数の層に注入することがある。
法令線 ボリューマ 1cc〜2cc 貴族ヒアル(鼻の付け根の骨に当てる深い注入)が主流(1cc程度)。法令線沿いの注入は血管塞栓のリスクが高いため、深い貴族ヒアルの方が安全性が高い。

3. 安全性の確保とメンテナンスの重要性

血管塞栓という重大なリスク

ヒアルロン酸注入の最も怖い合併症は、血管の中にヒアルロン酸が入ってしまい、血管を詰まらせる「血管塞栓」です。

特に法令線沿いやおでこ、鼻といった部位は、血管の走行が複雑であったり、視覚障害につながる可能性のある血管があったりするため、細心の注意が必要です。法令線沿いの注入は浅いところに血管が走っており、リスクが高まりますが、貴族ヒアル(深い層への注入)は比較的安全性が高いとされています。

患者様側でも、注入後に慢性的な痛みが続く、皮膚の色が白くなったり、焼き跡のような色に変わったり、目が見えづらくなったりといった異常があれば、すぐにドクターに連絡し、ヒアルロン酸を溶かす処置を行う必要があります。

メンテナンスの適切な間隔

ヒアルロン酸の持続期間は製品や注入部位によりますが、大体半年から1年に1回程度で良いとされています。

しかし、実際にはヒアルロン酸が予想以上に長く体内に残っていることがあります。残存しているにもかかわらず追加で注入を続けると、顔がパンパンになる原因になります。

そのため、半年に1回か1年に1回、クリニックを訪れた際に「まだ残っているから打たなくて良い」あるいは「控えめに打ちましょう」といった適切な提案をドクターから受けることが、自然な仕上がりを維持するために非常に重要です。

まとめ:ヒアルロン酸をアンチエイジングの味方にするために

ヒアルロン酸は、アンチエイジングの一つの手段として非常に強力ですが、その力を最大限に発揮し、かつ自然な結果を得るためには、適切な部位に、適切な硬さの製剤を、適切な量(多くの場合、控えめな量で注入することが不可欠です。

今回ご紹介した注入量を参考に、ご自身の顔立ちやニーズに合わせて、担当のドクターとよく相談し、計画的に治療を進めてください。

特に、おでこや頬の側面など一部の例外を除き、他の部位は左右合わせても1cc以内で十分であるという認識を持っておくと、過剰な注入を防ぐことができます。

ふんわりとした素敵なお顔を目指して、ヒアルロン酸を上手に使いこなしましょう。

詳しくはこちら:https://www.ochanomizubiyou.com/beauty/hyaluronic_acid.html#001

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日付: 2025年10月30日  カテゴリ:形成外科手術


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