目次
眉・アイライン・リップなどのアートメイク除去を検討中の方へ。
除去方法の違い、回数の考え方、知っておくべきリスク、受診のタイミングを医療機関の視点で分かりやすく解説します。
「全部消す」だけが正解じゃない?まずはゴール設定から
アートメイクのお悩みは、実は大きく3つのタイプに分かれます。
- デザインが今の自分に合わない(太さ・角度・濃さなど)
- 色が変わってしまった(赤み・青み・グレー化など)
- 左右差やムラが気になる
これらの悩みに対して、ゴールは「完全に除去すること」だけではありません。
- 完全に除去を目指す
- 薄くしてから新しいアートメイクで修正(カバー)する
- 気になる色調だけを整える
など、いくつかの選択肢があります。
“どこまでを目標にするか”を最初に決めることが、適切な施術方法を選ぶための第一歩です。
アートメイク除去の主な方法と特徴
除去方法は、アートメイクの状態・色・深さ・お客様の皮膚タイプによって向き不向きが変わります。ここでは代表的な3つの方法を整理します。
1)レーザー治療(色素への反応を利用)
眉のアートメイク除去などで検討されやすい、一般的な方法です。
- 向きやすいケース:色の種類(黒や茶色など)や色素の深さが、使用するレーザーの波長と合う場合。
- 注意点:肌質によっては赤み、炎症後色素沈着が起こることがあります。また、レーザーの反応により色が変化し、一時的に別の色(赤やオレンジなど)に見えることがあります。
※使用する機器(ピコレーザー/Qスイッチレーザー等)や波長の選択は、色素の種類や肌質に合わせて医師が判断します。
2)薬剤・リムーバル(皮膚の浅い層を利用して排出)
レーザーが反応しにくい色(特定の赤やベージュなど)や、状態によって検討されることがあります。
- 向きやすいケース:レーザーが不向きな場合や、少しずつ“薄くして整える”方が安全だと判断される場合。
- 注意点:薬剤による刺激・炎症、場合によっては瘢痕(傷跡)、色素沈着などのリスクを踏まえた慎重な設計が必要です。
3)外科的対応(切除など)
最終的な手段として、限られたケースで検討されます。
- 向きやすいケース:除去したい範囲が狭い、部位的に可能、かつ瘢痕(傷跡)のリスクと天秤にかけても適応となると判断された場合。
- 注意点:ダウンタイムがあり、必ず傷跡が残ります。リスクも含め、非常に慎重な判断が必要です。
回数の考え方:「どのくらいで消える?」
「何回で消えますか?」というご質問をよくいただきますが、アートメイク除去は、色素の種類・入っている深さ・お客様の肌の反応によって経過が大きく異なる分野です。
そのため誠実な医療機関では、最初から「〇回で消えます」と断定することは難しいと考えます。
- 1回ごとの反応をしっかり見て出力を調整する
- 肌トラブルを避けるために必要な間隔を守る
- 途中で“ゴール変更”(例:完全除去→薄くして修正へ)も視野に入れる
このように、肌の状態を見ながら安全第一で進めていくことが大切です。焦って強い施術を行うよりも、“肌を守って進める”ことが結果的に近道になります。
除去で起こり得るリスク・副作用
アートメイク除去は医療行為であり、リスクや副作用が伴います。これらを理解した上で検討することが重要です。
| リスク・副作用 | 内容と詳細 |
|---|---|
| 施術後の一時的な反応 | 赤み、腫れ、痛み、点状出血、かさぶた、乾燥などが生じることがあります。通常は数日〜数週間で落ち着きます。 |
| 色素の変化 (カラーシフト) |
レーザー照射後、色素が反応して一時的に赤、オレンジ、グレーなど別の色に見えることがあります。 |
| 炎症後色素沈着 (PIH) |
施術の刺激により、一時的に施術部位が茶色くくすんで見える期間(炎症後色素沈着)が出ることがあります。 |
| 色素脱失 | 肌のメラニン色素が抜けて、部分的に白っぽく見えることがあります。 |
| その他、稀な反応 | まれに感染、肥厚性瘢痕・ケロイド(傷跡が盛り上がる)などが生じる可能性があります。 |
※上記は一般的に起こり得るリスクです。発生頻度や程度には個人差があります。
よくある質問(Q&A)
- Q. 施術は痛いですか?
- A. 方法によりますが、レーザーの場合は輪ゴムで弾かれたような痛み、リムーバルの場合はヒリヒリするような痛みを感じることがあります。当院では、痛みを最小限に抑えるため、麻酔クリームや局所麻酔などを使用し、痛みのコントロールを行っております。
- Q. 眉毛は生えてこなくなりますか?
- A. 通常のアートメイク除去レーザーであれば、毛根(毛母細胞)への影響は限定的で、永久脱毛になる可能性は低いです。ただし、一時的に毛が焼けたり、白髪になったりするリスクはゼロではありません。リムーバルや切除の場合は影響が出る可能性があります。事前の診察で詳しくご説明します。
- Q. 1回で完全に消えますか?
- A. アートメイクの色素は深く、複数回重ねられていることが多いため、1回で完全に除去できるケースは稀です。多くの場合、複数回の施術が必要になります。まずはテスト照射などで反応を見ることも可能です。
スムーズな診察のために(ご準備のお願い)
カウンセリング時に以下の情報があると、診断がよりスムーズになります。わかる範囲でメモなどをお持ちいただけると助かります。
- 施術した時期と回数(例:3年前に2回)
- 施術したクリニックや使用した色素の情報(もし分かれば)
- これまでの肌トラブル歴(ケロイド体質、傷の治り方など)
- 現在のスキンケア、内服薬、アレルギー歴
- 「どこが一番嫌か」(濃さなのか、形なのか、色なのか)
まとめ:除去は“診断と設計”が重要です
こんなタイミングで相談される方が増えています。
「数年たって変色してきた」「修正を繰り返して濃くなってしまった」「ライフイベント前に整えたい」「他院で断られたが可能性を知りたい」
もし悩んでいるなら、現状把握だけでも価値があります。
自己判断せず、医療機関で「今の状態」と「現実的なゴール」を相談してみませんか?
アートメイク除去の料金について
施術範囲(cm単位など)や方法によって料金が異なります。詳しくは当院の料金表ページをご覧ください。
▶︎アートメイク除去の詳しい料金表はこちら
※まずはカウンセリングにて、最適な方法とお見積もりをご提示します。担当アーティスト直通LINEです↓お気軽にご連絡ください♡

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