こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。
脂肪腫と診断され、「手術が必要かも…」と聞くと、まず頭に浮かぶのは「手術って痛いのかな?」「術後のダウンタイムはどれくらい?」「傷跡は残るの?」といった不安ではないでしょうか。
脂肪腫は皮下にできるやわらかい良性腫瘍であり、基本的には体に害はありません。しかし、見た目の問題や圧迫感、徐々に大きくなる傾向がある場合、あるいは悪性腫瘍(脂肪肉腫)の可能性が心配な場合には、手術による摘出が検討されます。
このブログでは、脂肪腫の手術に関する具体的な疑問や不安を解消できるよう、痛みやダウンタイム、傷跡の心配について、形成外科専門医の山田淳生医師が詳しく解説していきます。ぜひ最後まで読んで、疑問や不安を解消してください。
脂肪腫とは
脂肪腫とは、皮下などの脂肪の一部が増殖してできる良性腫瘍です。
体のどこにでもできますが、特に 背中・肩・首・腕・太もも などに多く見られます。
基本的に痛みはなく、ゆっくりと大きくなっていきます。
主な症状
- 皮膚の下にやわらかいしこりがある
- 表面はなめらかで可動性があり、押すと動く
- 通常は痛みやかゆみはない
- 大きくなると見た目の違和感や圧迫感が出ることもある
原因
- 明確な原因は不明
- 体質や遺伝的な要因が関与していると考えられる
- 外傷や刺激をきっかけに生じることもある
脂肪腫と似ている疾患
- 粉瘤:袋の中に角質や皮脂がたまるしこり(中心に黒い点があることが多い)
- 脂肪肉腫:悪性腫瘍。脂肪腫と見分けにくい場合があり、急速に大きくなる・硬い・痛みがあるときは注意が必要
治療法
脂肪腫は良性のため必ずしも治療が必要ではありません。
ただし、美容上の問題や圧迫感・増大傾向がある場合、悪性腫瘍の可能性が心配な場合は手術による摘出が基本です。
手術方法
- 局所麻酔下で皮膚を切開し、脂肪腫を被膜ごと摘出
- 大きなものは全身麻酔や入院での摘出が必要になる場合もあり
- 摘出後は再発はまれ
↑摘出した脂肪腫
ダウンタイム・リスク
- 数日〜1週間程度の腫れ・内出血
- 傷あと(部位によっては目立ちにくくデザイン可能)
- 感染や血腫など一般的な手術リスク
まとめ
脂肪腫は 皮下にできるやわらかい良性腫瘍で、基本的には害はありません。
しかし、大きくなると見た目や生活に支障をきたすことがあります。
当院では、血管や神経の走行に熟知した形成外科専門医が、できるだけ傷あとを小さく・きれいに摘出することを心がけています。
「しこりが気になる」「粉瘤や悪性ではないか不安」と感じた方は、お早めにご相談ください。

