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シミ治療の真実と「闇」を専門医が解説|失敗しないための治療方針とクリニック選び
こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。
美容医療において、シミ治療は最もとっつきやすく、美容の入門とされる施術の一つであり、当院でも非常に人気の高い分野です。しかし、実は「シミ治療は奥が深い」ものであり、「たかがシミ治療、されどシミ治療」という側面を持っています。
特に初めて美容医療を受ける方の中には、美容医療に対して「魔法のようなもの」という誤解を抱いてしまう方が少なくありません。一部の過度な宣伝がその誤解を招いている現状もありますが、本記事ではシミ治療の「闇」と「真実」について深く掘り下げ、現実的な治療方針や失敗しないクリニック選びのポイントを詳しく解説します。
第1章:シミ治療の真実 — 魔法ではない「徐々の治療」
まず端的な事実として、シミ治療は1回で全部なくなる、あるいは綺麗になるということはまずありません。美容医療は魔法ではありませんので、シミ治療の実際としては、徐々に様子を見ながら治療を進めていくのが現実的です。
治療の基本は、顔全体に当てるピコトーニングやフォトフェイシャル(IPL)などを用い、その都度、ショット数や出力を調整しながら徐々にシミを薄くしていく方法が取られます。
「シミ取り放題」の落とし穴とリスク
当院でも「ピコスポット打ち放題」のようなメニューはありますが、安易なスポット照射には注意が必要です。レーザーの種類によっては、顔中が血まみれになったり、絆創膏だらけになってしまう問題が生じることがあります。
さらに深刻なのは、肝斑がある場合です。安易にスポットを当ててしまうと、かえってシミが濃くなってしまうリスクがあるため、治療は「攻めすぎない」ことが非常に重要です。
第2章:正確な診断と「漫然治療」の危険性
シミ治療で失敗しないためには、治療前に正確な診断を受けることが不可欠です。
肌診断機を使い、顔全体のくすみや肝斑を正確に見極める必要があります。少しでも肝斑や炎症後色素沈着の疑いがある場合は、スポットを打たない方がリスクが低いです。安全な箇所を見極めて打つのが最も無難な方法です。
一方で、安全を優先するあまり「何でも肝斑の可能性あり」として、効果の薄いマイルドな治療を漫然と10回、20回と繰り返させられているという「闇」も存在します。しぶといシミには、適切なタイミングで適切な強さの治療を提案できるドクターの判断が必要です。
第3章:シミの種類と治療アプローチ
| シミの種類 | 具体例 | 推奨される治療法 |
|---|---|---|
| 老人性色素斑 | 一般的なシミ | ピコスポット |
| 肝斑 | 左右対称のくすみ | ピコトーニング、内服薬、ポテンツァ |
| ADM/そばかす | 特殊な色素沈着 | ピコスポット、ピコトーニング |
| 炎症後色素沈着 | 傷跡やニキビ跡 | ピコトーニング、ピーリング、内服薬 |
第4章:当院の施術一覧・料金・リスク
※価格は変更となる可能性がございます。最新の料金はカウンセリングにてご確認ください。
| 施術名 | 料金(税込) | 内容・リスク・副作用 |
|---|---|---|
| ピコトーニング (そばかす・しみ・くすみ) |
1回:13,750円 5回:60,500円 (全顔3000ショット) |
内容:低出力レーザーをピコ秒で照射。薄いしみ・トーンアップ等に効果的。 リスク:色素沈着、色素脱失、シミの取り残し・再発、炎症、肝斑の増悪、熱傷等 |
| ピコスポット (ピンポイントのしみ取り) |
1ショット:2,200円 20ショット:22,000円 20ショット以上※:44,000円 |
内容:特定の色素にスポット照射しメラニンを破壊。※顔の範囲内で同日施術に限る。 リスク:赤み・腫れ・ヒリつき・かさぶた・炎症・色素沈着・色素脱失・再発・熱傷等 |
| ピコフラクショナル | 1回:22,000円 5回:96,800円 |
内容:レーザーをフラクショナル照射。シワ、毛穴、ニキビ痕の改善に。 リスク:色素沈着、色素脱失、シミの取り残し・再発、炎症、肝斑の増悪、熱傷等 |
| フォトフェイシャル | 【1フィルター】 1回:13,750円 5回:60,500円 【2フィルター】 1回:22,000円 5回:96,800円 |
内容:IPLの光を照射し、シミ、赤ら顔、毛穴等を改善。お悩みに合わせフィルターを選択。 リスク:紅斑、腫れ、色素沈着、色素脱失、痒み、紫斑、熱傷、肝斑の悪化等 |
| ピーリング | サリチル酸ピーリング 全顔:5,500円 |
内容:ピーリング剤で角質を柔軟にしターンオーバーを促進。肌質改善、ハリ改善に。 リスク:痛み、赤み、腫れ、皮剥け、かさぶた、アレルギー反応、色素沈着等 |
| ポテンツァ | 【CPチップ】 1回:55,000円 5回:231,000円 組み合わせ薬剤 |
内容:真皮層に直接熱エネルギーを与え、コラーゲン産生を促しお肌を再生。 リスク:発赤、腫脹、内出血、熱感、アレルギー、毛嚢炎、瘡蓋、感染、色素沈着、肝斑悪化等 |
第5章:治療効果を最大化する「3つの柱」
美容医療に頼るだけでなく、日頃の習慣が結果を大きく左右します。医師が必ず伝える「3大要素」を守りましょう。
- ①摩擦・炎症を避ける(顔をこすらない):洗顔時などに強くこするのは厳禁です。
- ②適度な保湿:肌のバリア機能を保つために徹底してください。
- ③日焼け予防の徹底:紫外線はシミの最大の敵。こまめに日焼け止めを塗りましょう。
第6章:Q&A シミ治療に関するよくある質問
- Q. シミ取りレーザーは何回くらい受ける必要がありますか?
A. シミの種類によりますが、ピコトーニングなどは5回〜10回程度継続することで徐々に効果を実感いただけます。1回で魔法のように消えるわけではなく、定期的なメンテナンスが重要です。 - Q. 肝斑があると言われましたが、レーザーは受けられますか?
A. 肝斑がある場合、強いスポット照射は悪化のリスクがありますが、ピコトーニングや内服薬、ポテンツァなどで適切なアプローチが可能です。医師の診察で見極めます。 - Q. シミ治療後の絆創膏は必須ですか?
A. ピコスポットなどの強い照射をした場合は、保護のために数日間絆創膏が必要になることがあります。トーニングやIPLは基本的にダウンタイムが少なく、当日からメイク可能です。
参考のyoutubeはこちら
結論:シミ治療は「美肌のメンテナンス」
シミ治療は、一度で完結するものではなく、美容院やジムに行くのと同じメンテナンスとして捉えていただくのが成功の秘訣です。信頼できるクリニックで正確な診断を受け、内服薬(トラネキサム酸等)の併用と正しいスキンケアを継続していきましょう。
ご予約は当院ホームページから LINE予約 / WEB予約 が可能です
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