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顔のたるみ治療:順番が成功を左右する?理想の流れと現実的な始め方を徹底解説!

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。
顔のたるみは、年齢を重ねるにつれて誰もが直面する大きな美容の悩みです。しかし、「どの治療から始めれば最も効果的なのか?」という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。さまざまなアプローチがある中で、適切な順番で治療を進めることが、アンチエイジングの印象を大きく左右します。

本記事では、美容医療における顔のたるみ治療の「理論的な理想の順番」と、患者様の心理的・現実的なニーズに基づいた「最適な始め方」について、詳しく解説します。


1. 理論的な理想:たるみ治療は「土台」から整えるのが基本

顔のたるみ治療において、学術的・理論的に最も効果的とされる順番は、「土台」となる部分から着手することです。土台とは、すなわち顔の骨格やフェイスラインを指します。

特に50代、60代以上の方の場合、たるみの根本的な解決を目指すのであれば、「切開系」の治療が理想的とされています。

理想の治療ステップ(理論に基づいた順番)

理想的な治療の流れは、主に以下の順番で進めるのが良いとされています。

  1. フェイスリフト(顔全体の土台)
  2. 目回り(目元のたるみ)
  3. 口元(口周りや鼻周り)
  4. 注入系治療(ボリュームの回復)

ステップ1:土台となるフェイスリフト

理論上、最初に行うべきはフェイスリフトです。これは、骨格的なたるみや、シワ、脂肪のたるみなど、顔全体のフェイスラインの部分を引き上げることが目的となります。

フェイスリフトから治療を始め、その後で目回りの治療を行うことで、アンチエイジングの印象としてより良い結果が得られる可能性が示唆されています。

口元の治療は最後に行うべきという考え

目回りや鼻回り、口元などの手術もたるみ治療に含まれますが、口元(特に人中短縮など)の治療は、理論的には最後に行うべきとされています。

人中短縮(鼻の下を切って引き上げる手術)は、他の手術に比べて傷が顔の中央にできるため、傷跡として目立ちやすいという欠点があります。また、上顎が少し出ている方などは、手術をしても鼻の下の長さに関する効果が限定的である場合もあるため、慎重に検討されます。

フェイスリフト:皮膚を切開し、余分な筋膜や皮膚を切除することでお顔のたるみが改善されます。
料金:495,000円~※料金は変更となる可能性がございます。切開範囲によっても異なります。
リスク・副作用:出血、腫れ、感染、傷跡、瘢痕、顔面の知覚鈍麻、たるみの後戻り 等

人中短縮:鼻の下の部分を切開し、余分な皮膚を切除することで、間延びした鼻の下を短くする手術です。
料金:165,000円~※料金は変更となる可能性がございます
リスク・副作用:出血、腫れ、感染、傷痕、後戻り等


2. 現実的な選択:心理的抵抗とコンプレックスを最優先に

理論上はフェイスリフトから始めるのが理想的ですが、現実的には、ほとんどの患者様にとって「自分が一番気になったところ」から始めるのがベストであり、最も重要です。

なぜなら、50代、60代以上の方にとって、フェイスリフトをはじめとする切開系の手術は、心理的な抵抗が非常に大きいからです。

抵抗の少ない部分から始める重要性

患者様自身が「一番コンプレックスに感じているところ」から解消していくことが、美容医療の効果を最も実感してもらえる方法であり、満足度が高まります。

例えば、フェイスリフトには抵抗があるという方であれば、目回りの治療(眉下切開や目の下の切開・ハムラ法など)を先に選ぶことが現実的です。目元が一番気になるのであれば、眉下切開だけを行う、あるいは目の下が気になるなら目の下の切開・ハムラ法から行う、といったアプローチが可能です。

結論として、

  • 理論的には: フェイスリフト(土台)から始める。
  • 現実的には: 心理的な抵抗の少ない部分、またはご自身が最もコンプレックスに感じている部分から始める。

ことが推奨されます。

表ハムラ:睫毛下を切開し、たるみの原因となっている脂肪を部分切除、移動させて、凹みのある個所に固定し直します。シワの原因となっている余剰皮膚も切除することで、シワの改善にも効果が期待できます。
料金:506,000円~※料金は変更となる可能性がございます
リスク・副作用:腫れ、内出血、感染、下眼瞼の外反、眼窩脂肪の取りすぎ、眼窩脂肪の取り残し、下斜筋の損傷 等

裏ハムラ:睫毛下または結膜を切開し、たるみの原因となっている脂肪を部分切除、移動させ、凹みのある個所に固定し直します。
料金:396,000円~※料金は変更となる可能性がございます
リスク・副作用:腫れ、内出血、感染、下眼瞼の外反、眼窩脂肪の取りすぎ、眼窩脂肪の取り残し、下斜筋の損傷 等

下眼瞼余剰皮膚切除:まつげに沿って皮膚切開をすることで、余っている皮膚を切除し、下瞼のシワ、皮膚のたるみを改善することが可能です。
料金:330,000円~※料金は変更となる可能性がございます
リスク・副作用:出血、腫れ、内出血、感染、下眼瞼の外反、下斜筋の損傷等

眉下切開:眉毛の下で皮膚を切除することにより、上まぶたのたるみを改善する手術です。
料金:275,000円~※料金は変更となる可能性がございます
リスク・副作用:出血、腫れ、糸の露出、感染、後戻り 等


3. 切開系治療の仕上げ:注入治療でハリとボリュームを回復させる

たるみに対する切開系の治療(フェイスリフト、目回り、口元など)が一通り落ち着いた後には、「注入系」の治療で顔のボリュームを補い、さらに整えていくのが理想的な仕上げとなります。

年を取ってくると、顔のやつれ、ボリュームロスが出てくるため、ボリュームを足してあげる必要があります。注入治療は、切開系の治療で顔のたるみを引き上げた後に、顔のハリを出す役割を果たします。

注入治療の種類と適用の目安

注入治療の主な選択肢には、脂肪注入ヒアルロン酸注入があります。

1. 脂肪注入 脂肪注入は、50代から60代前半ぐらいまでの方に特に良い選択肢と考えられています。おでこ、こめかみ、頬なども徐々にやつれていくため、これらの部分を一気に注入で補うという意味合いでは、脂肪注入が優れています。

お顔の脂肪注入:大腿または腹部等から脂肪を吸引し、お顔(顔面/目の下/ゴルゴライン/おでこ/こめかみ)にコンデンスリッチまたはナノリッチに加工した脂肪を注入する手術です。
料金:1部位の場合198,000円~※料金は変更となる可能性がございます
リスク・副作用:内出血、腫れ、感染、凸凹、しこり、拘縮、引きつれ、神経障害 等

2. ヒアルロン酸注入 ただし、注入した脂肪の定着率は、60代後半以降になると落ちてくる傾向があります。特に喫煙歴がある方などで60代後半になった場合、ヒアルロン酸の方が適した選択となることがあります。

基本的には、脂肪注入あるいはヒアルロン酸注入といった注入で、失われたボリュームを補っていくことになります。

ヒアルロン酸:ボリュームの減少等で影ができる原因部位に注入することで、しわやたるみを改善、目を大きく見せたり、唇をふくよかにしたり、鼻を高くする等、パーツ形成もできる治療です。
料金:44,000円~※料金は変更となる可能性がございます
リスク・副作用:痛み、腫れ、赤み、感染、アレルギー、皮膚の血行障害、視力障害等

まとめ

顔のたるみ治療は、その順番によって結果が変わってきます。

  • 理想を追求するなら:土台となるフェイスリフトから始め、その後、目回り口元の切開系治療を行い、最後に注入系治療でボリュームを補うのが、理論的な最適な流れです。
  • 現実を優先するなら:心理的な抵抗が大きいフェイスリフトを避け、ご自身が最も気になる部分や、心理的抵抗の少ない部分(例えば目回りなど)の切開系治療から先に整えていくのが、患者様の満足度を高める最善の道です。

ご自身にとって何が最善かを判断するためには、まずはコンプレックスに感じている部分を明確にし、相談して、理論と現実のバランスを取りながら治療計画を立てていくことが大切です。

詳しくはこちら:
フェイスリフト【https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/facelift.html
ヒアルロン酸【https://www.ochanomizubiyou.com/beauty/hyaluronic_acid.html#001
目回り【https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/kuma.html

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日付: 2025年10月4日   カテゴリ:形成外科手術

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