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9割の人が間違えている?ゴルゴ線の「本当の原因」と患者様のご希望に応じた正しい治療法とは?

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。

顔の印象を大きく左右し、「老け見え」の原因となりがちなゴルゴ線。目の下から頬にかけて斜めに走るこのラインは、影を作り、顔を暗く見せたり、人相を悪く見せたり、実年齢よりも老けて見られる要因となるため、気にされている方も多いでしょう。

しかし、このゴルゴ線、実は多くの方が原因を誤解している可能性があります。今回は、ゴルゴ線の根本的な原因と、患者様のニーズに応じた適切な治療法について、手軽な方法から根本的な手術まで詳しく解説します。

ゴルゴ線とは何か? そしてその「本当の原因」

ゴルゴ線とは、目頭のあたりから始まり、深い人では頬の外側あたりまで伸びる、谷のようにへこんだラインのことを指します。しばしば目の下の「クマ」と誤認されがちですが、厳密には目元のへこみである「ティアトラフ」と、このゴルゴ線が両方ある方もいらっしゃいます。名前の由来は、漫画『ゴルゴ13』の主人公の顔にある深いへこみから、分かりやすく「ゴルゴ線」と呼ばれるようになりました。

根本原因は「靭帯」の食い込み

ゴルゴ線の根本的な原因は、顔の組織内にある「靭帯」と呼ばれるものです。これは、お肉の中にある「スジ」のようなものだとイメージしてください。このスジのような靭帯が、皮膚のすぐ下から骨のところまでグッと食い込むように付着しています。

この靭帯は、顔のお肉がブルドッグのように全体的に垂れてしまうのを防ぎ、お肉を支える「梁(はり)」のような役割を果たしている重要な組織です。この靭帯が骨に食い込んでいる部分こそが、ゴルゴ線となって現れるのです。

加齢による三大要因でさらに目立つ

この「靭帯の食い込み」という根本原因に加え、ゴルゴ線は加齢に伴う以下の三つの要素が複雑に絡み合うことで、さらに深く、目立つようになります。

  1. 骨格や組織の萎縮: 加齢により、周囲の骨格や脂肪などの組織が減少(萎縮)します。靭帯はそのまま残るため、食い込みが相対的に目立つようになります。
  2. 皮膚余り(皮膚のたるみ): 周囲の組織が萎縮し、皮膚が余って伸びてきます。この皮膚のたるみがゴルゴ線の上側にもたつき、のれんのようにゴルゴラインにかぶさることで、谷をさらに深く見せてしまいます。
  3. 靭帯の食い込み: そもそも存在する、骨に付着しているスジ(靭帯)によるものです。

これら三つの要素のうち、どの要素が優位になっているかによって、適切な治療方法が変わってきます。

治療方法の選択肢:ニーズと侵襲度に応じたアプローチ

ゴルゴ線の治療には、患者様のご希望やダウンタイムの許容度に応じて、手軽な注入系から、侵襲度の高い手術系まで、さまざまな方法があります。

1. 低侵襲で手軽な「注入治療」

最も手軽にできる治療法は、ヒアルロン酸や脂肪の注入です。コラーゲンなどの柔らかすぎる素材はゴルゴ線のスジに負けてしまうため、基本的には硬めのヒアルロン酸か脂肪注入が用いられます。

注入治療は、靭帯の食い込みそのものを大きく変えるというよりは、骨格や組織の萎縮、皮膚余りといった二つの要素に作用し、ボリュームを補うことで改善を図ります。

骨の表面などの深い部分に注入し、全体的に頬をふっくらと盛り上げることで、食い込んでいた靭帯が外側へ押されて伸び、ゴルゴラインの食い込みが浅くなります。同時に、皮膚にもハリが出るため、たるみによる影も目立ちにくくなります。注入は顔が大きく見えないように、主に頬の前側に行われます。

    • ヒアルロン酸注入

      施術時間は数分程度で済み、傷跡も針穴一つで済むため、ノーダウンタイムで試したい方に適しています。持続期間は半年から1年程度(個人差あり)と考えられます。
      内容:ボリュームの減少等で影ができる原因部位に注入することで、しわやたるみを改善、目を大きく見せたり、唇をふくよかにしたり、鼻を高くする等、パーツ形成もできる治療です。
      料金:68,200円~※料金は変更となる可能性がございます
      リスク・副作用:痛み、腫れ、赤み、感染、アレルギー、皮膚の血行障害、視力障害等

    • 脂肪注入
    • 注入用の針が太い分、ゴルゴラインを緩める操作がしやすいという利点があります。定着した部分は半永久的に効果が持続しますが、定着率には個人差があり、半年後に再注入が必要となる場合があります。
    • 内容:太腿、腹部、等から脂肪を吸引し、お顔(顔面/目の下/ゴルゴライン/おでこ/こめかみ)にコンデンスリッチまたはナノリッチに加工した脂肪を注入する手術です。
      料金:154,000円~※料金は変更となる可能性がございます
      リスク・副作用:内出血、腫れ、感染、凸凹、しこり、拘縮、引きつれ、神経障害等

2. 根本的な改善を目指す「手術治療」(ミッドフェイスリフト)

ゴルゴ線が非常に強い方や、目の下のクマ、皮膚のたるみなど複合的な悩みを抱えている方、あるいは注入だけでは限界がある深いゴルゴ線を持つ方には、侵襲度が高くなりますが、フェイスリフト系の手術が検討されます。

  • ミッドフェイスリフト
  • これは、ゴルゴ線の真の原因である靭帯を直接剥がしに行く(切り離しに行く)手術です。切開ハムラ法(目の下のクマ取り手術)などと一緒に行われることが多いです。手術を伴うことで、たるんだ皮膚をピンと伸ばす効果も期待できます。靭帯を切っても、他の部分で組織を固定し直すため、顔全体が垂れる心配は基本的にありません。ただし、ミッドフェイスリフトで剥離できる範囲には限界があります。特に外側のゴルゴラインまでは剥がしにくく、外側まで強固な食い込みがある場合は、中央側は改善できても、外側には追加の注入が必要となることがあります。また、この手術で切離できるのは、皮膚の深い層(骨膜上など)の食い込みであり、皮膚と脂肪の間にある比較的浅い部分の食い込みは残ってしまう可能性があります。そのため、強いゴルゴ線を持つ方は、ミッドフェイスリフトのような手術をした後でも、注入を加えて最終的にラインを滑らかにする必要があることが多いのです。
  • 内容:皮膚を切開し、余分な筋膜や皮膚を切除することでお顔のたるみが改善されます。
    料金:+165,000円~(表ハムラのオプション)※料金は変更となる可能性がございます
    リスク・副作用:出血、腫れ、感染、傷跡、瘢痕、顔面の知覚鈍麻、たるみの後戻り等

治療選択のポイント

  • ・低侵襲・ノーダウンタイム重視:まずヒアルロン酸注入で試し、効果が十分でない場合は脂肪注入を検討。
  • ・根本的解決・複合的な改善を希望:ダウンタイムが取れ、コンプレックスが強く「がっつりやりたい」という方は、ミッドフェイスリフトを検討。
  • ・皮膚のたるみも強い:ゴルゴ線の上に皮膚が乗っかっているようなたるみがある場合、切開を伴う手術で皮膚を伸ばすことが有効です。

ゴルゴ線の治療は、単一の手法ではなく、患者様の状態に合わせて注入と剥離を組み合わせるなど、複合的にアプローチすることで最大限の効果を発揮することが重要です。まずはお近くのクリニックで、ご自身のゴルゴ線の原因が靭帯の食い込み、組織の萎縮、皮膚余りのどの要素が強いのか、専門医にご相談ください。

詳しくはこちらをご覧ください:https://www.ochanomizubiyou.com/beauty/hyaluronic_acid.html#001
https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/facelift.html

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日付: 2025年10月2日   カテゴリ:形成外科手術

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