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包茎手術を簡単に行うための便利な器具として、「クランプ」という手法が存在することをご存知でしょうか。 ペニスに金属の筒のような専用器具を装着し、「ガシャん」と挟んで切除するだけで手術が完了してしまうというものです。
「誰でも簡単に手術ができる」というこのクランプ法ですが、私は自分の手術でこの器具を使うことはありません。今回は、その理由について泌尿器科専門医の視点から包み隠さずお話しします。
クリニック側にとっての「クランプ法」のメリット
そもそも、なぜこのような器具が使われているのでしょうか。それは、クリニック側に以下のような大きなメリットがあるからです。
- 外科的なスキルがほぼ不要: 器具が自動的に切除ラインを決めるため、医師の経験や技術力に依存せず、誰がやってもある程度同じように手術ができます。
- 手術時間の大幅な短縮: 細かいデザインや調整を省けるため、あっという間に手術が終わり、クリニックの回転率を上げることができます。
私がクランプ法をやらない理由(デメリット)
効率的で便利な手法であるにもかかわらず、私が採用しない理由は明確です。「患者さんにとってのデメリットが大きすぎる」からです。
① 傷跡が目立ちやすい(ツートンカラーになりがち)
クランプ法は画一的に皮膚を切り取るため、縫合のラインがペニスの真ん中あたりに来てしまうことが多くなります。色の違う皮膚が不自然に繋がるため、いわゆる「ツートンカラー」になりやすく、手術をしたことが他人にバレやすい仕上がりになってしまいます。
② 裏筋(小帯)などの繊細な調整が不可能
ペニスの形や皮膚の余り具合は、患者さん一人ひとりで全く異なります。クランプ法では、機能的にも見た目的にも重要な「裏筋」周辺の細かなデザインや、ご本人の状態に合わせた微調整ができません。
大手クリニックに潜む「クランプ法」の裏事情
実は、一部の大手包茎クリニックの中には、経験の浅いアルバイトの医師に、ほぼ全ての包茎手術をこのクランプ法でやらせているところが存在します。
当然ですが、公式ホームページに「当院はアルバイト医師がクランプで手術をします」といった記載はありません。効率よく利益を上げるためには都合の良いシステムかもしれませんが、患者さんの大切な部位、そして一生残る仕上がりを預かる身としては、この体制には疑問を感じざるを得ません。
「完全ハンドメイド」での美しい仕上がりをお約束します
私は泌尿器科専門医として、大学病院・美容クリニックで男性器の美容形成手術に携わってきました。
一人ひとりで全く異なるペニスの状態を見極め、最も傷跡が目立たず、機能的にも優れたミリ単位のデザインを行う。この確かな技術力と経験があるからこそ、当院では便利な器具には頼りません。
妥協を一切許さず、医師の目と手による「完全ハンドオペ(ハンドメイド)」での美しい仕上がりをお約束します。
クランプ法と術式に関するよくある質問(Q&A)
- Q. カウンセリングでクランプ法かどうか見分ける方法はありますか?
A. 手術時間が極端に短い(15分〜20分程度など)場合や、詳細なデザインの説明がない場合は注意が必要です。「先生が手作業でデザインして縫合しますか?」と直接聞いてみるのも一つの手です。 - Q. クランプ法で失敗してしまった傷跡の修正は可能ですか?
A. 状態によりますが、残っている皮膚に余裕があれば、亀頭直下埋没法などで傷跡を綺麗に整える修正手術が可能です。 - Q. ハンドメイドだと手術時間はどれくらいかかりますか?
A. 丁寧なデザインと微細な縫合を行うため、40分〜60分程度のお時間をいただいております。一生ものの仕上がりのために、必要な時間だと考えています。
お茶の水院 包茎治療の料金とリスク・副作用について
| 施術名 | 料金(税込) |
|---|---|
| ロイヤルパーフェクトカット(ブツブツ除去込) | 660,000円 |
| エグゼクティブカット(一番人気・亀頭直下埋没法) | 440,000円 |
| ネクストマイクロカット(亀頭直下埋没法・包皮小帯温存なし) | 275,000円 |
| スタンダードカット(亀頭下法) | 165,000円 |
| シンプルカット(環状切除法) | 99,000円 |
※価格は変更となる可能性があります。
※その他の料金等の詳細は料金表ページをご確認ください。
治療に関するリスク・副作用
- 腫れ・内出血: 術後数日から2週間程度生じる場合があります。
- 痛み: 術後数日間は鈍痛を伴うことがありますが、処方薬で緩和可能です。
- 感染・出血: 稀に細菌感染や持続的な出血が起こる可能性があります。
- 違和感・感覚の変化: 術後しばらくは皮膚のつっぱり感や感覚の変化を感じることがありますが、時間経過とともに馴染みます。
