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医院BLOG

くぼみ目に脂肪注入は本当にNGなのか?諦めないための適切なアプローチを徹底解説!

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。
「くぼみ目だから仕方がない」「脂肪注入は絶対にダメ」──もしあなたがこんな言葉を聞いて、くぼみ目の改善を諦めかけているとしたら、それは大変もったいないことです。当院には、目の下のクマのご相談はもちろんのこと、目元や目の下のへこみ、いわゆる「くぼみ目」でお悩みの方が数多くいらっしゃいます。中には他院でクマ取り手術後に、目の上や下のくぼみが気になり始めたという方もいらっしゃいます
一部のクリニックでは、くぼみ目を「個性」として受け入れるべきだと主張したり、脂肪注入を「絶対ダメ」と断言したりするケースも見受けられますが、そうした考え方は、お悩みを持つ方々にとって選択肢を大きく狭め、絶望を与えかねません。当院では、くぼみ目に対する適切なアプローチが存在し、決して諦める必要はないと考えています。
本記事では、くぼみ目の原因から、当院が推奨する改善策、特に注入治療の具体的な方法とそれぞれの特徴、そしてリスクとその対処法について、当院統括医師の吉井健吾医師が詳しく解説していきます。

なぜ「くぼみ目」になるのか?主な3つの原因

まず、くぼみ目ができる主な原因は以下の3つに分けられます

1. 骨格上の問題

目の周りの骨、特に眉毛の辺りの上眼窩の骨や、目の下の眼窩の骨の縁が、眼球よりも前方に突出していると、目元全体がくぼんで見えやすくなります。これは先天的な要因が大きいとされています。

2. ボリュームロス(眼窩脂肪の減少)

眼球の周囲には「眼窩脂肪」と呼ばれる脂肪があり、目元のクッション材のような役割をしています。この上まぶたや下まぶたの眼窩脂肪が、年齢とともに減少したり、元々少ない体質の方の場合、目元がへこんで見えてしまいます。特に、目の下の脂肪が極端に少ないと、へこみが顕著になることがあります

3. 眼瞼下垂(がんけんかすい)

眼瞼下垂とは、まぶたを開く筋肉(眼瞼挙筋)が緩むことで、目が十分に開ききらない状態を指します。この筋肉が緩むと、目を開こうとする際に無意識のうちに目の奥から筋肉が根元から引っ張ろうとする力が働き、その結果、上まぶた全体が引っ張られてへこんでしまうことがあります。これは目を開くシャッターの役割を果たす筋肉の機能低下によって生じます
これらの原因が単独で、または複合的に作用することで、くぼみ目が形成されます。

くぼみ目へのアプローチ:原因に応じた治療法

それでは、これらの原因に対して、どのようなアプローチが可能なのでしょうか。

1. 骨格上の問題へのアプローチ

骨が出っ張っていることが原因の場合、根本的な改善には骨を削る手術が必要となります。眼窩をヤスリのような機械で削ったり、骨切りを行ったりするクリニックもありますが、これは大掛かりな手術であり、ダウンタイムも長く、骨を削ることに抵抗を感じる方が多いため、心理的なハードルが高い治療法と言えます

2. ボリュームロスへのアプローチ(注入治療)

最もシンプルで理にかなったアプローチが、失われたボリュームを注入で補うことです。目元の脂肪が減ってへこんでいるのであれば、そこに適切な物質を注入してあげることで、自然なふくらみを取り戻すことができます。骨を削ることに抵抗がある方でも、脂肪などを注入することで目元を滑らかに整えることが可能です。この注入治療が、くぼみ目へのアプローチの幅を大きく広げる重要な選択肢となります

3. 眼瞼下垂へのアプローチ

眼瞼下垂が原因でくぼみ目が起きている場合、まずは眼瞼下垂の治療を行うことが優先されます。黒目にまぶたが被さり、眠たそうに見える方や、上まぶたのへこみだけでなくそうした傾向がある方は、眼瞼下垂の治療をすることでくぼみ目の状態が改善されるケースが多く見られます ただし、眼瞼下垂だけでなく、同時にボリュームロスも起きている方もいらっしゃるため、眼瞼下垂の手術や治療を行い、その様子を見てから、まだへこみが気になるようであれば注入治療を加えるという段階的なアプローチも有効です
このように、くぼみ目への治療は、その原因と患者様の希望によって多岐にわたりますが、多くの場合、注入治療が中心的な役割を果たすことになります

注入治療の選択肢:3つの主な方法

当院で行っている注入治療には、主に以下の3種類があります

1. 脂肪注入

ご自身の太ももやお腹などから採取した脂肪を、くぼんでいる部分に注入する方法です。当院では、この脂肪注入が最も多く行われています
    ◦ メリット:
        ▪ 一度定着した脂肪は安定して残り、定期的な再注入の必要がほとんどない点が大きな利点です。ヒアルロン酸やベビーコラーゲンのように何度も入れ続ける必要はありません
        ▪ 自身の組織であるため、異物反応のリスクが少ないとされています。
    ◦ デメリット・注意点:
        ▪ 上まぶたの皮膚は非常に薄いため、脂肪の定着がややしにくかったり、逆に定着しすぎるとしこり(コリコリとした塊)になってしまうリスクがあります
        ▪ そのため、非常に少量ずつ慎重に注入することが重要です。一度に多く注入するのではなく、もし定着が悪くても「仕方がない」というくらいの感覚で、少量ずつ注入を繰り返す方が安全性が高まります
        ▪ しこりができた場合:もし大きなものであれば外科的に切除する必要があるかもしれませんが、少量投与であればそこまで大きなものができることは稀です。小さなものであれば、ステロイド注射(ケナコルト注射)によって縮小させることが可能です。しこりの発生頻度自体は少ないとされています

2. ヒアルロン酸注入

医療用のヒアルロン酸を注入する方法です。
    ◦ メリット:
        ▪ 何よりも手軽さが最大の魅力です。10分から15分程度の短時間で施術が可能で、ダウンタイムも比較的少ないため、気軽に試すことができます
        ▪ もし結果がイメージと違った場合や、元に戻したいと考えた場合でも、ヒアルロン酸を溶かす薬剤を注入すれば、瞬時に溶かして元に戻すことが可能です。これはリスクヘッジとして非常に優れています
        ▪ 「お試し」として、まずヒアルロン酸でどのような変化があるか見てみたいという方にも適しています
    ◦ デメリット・注意点:
        ▪ チンデル現象: 目元の皮膚は非常に薄いため、ヒアルロン酸を皮膚のすぐ下に注入すると、ヒアルロン酸の透明な色が下にある筋肉の色を不自然に屈折させ、青白く見えてしまうことがあります
        ▪ むくみ・ぶよつき: ヒアルロン酸はスポンジのように水分を吸収する性質があるため、注入後長期間残っていると、水分を吸ってむくんだり、ぶよついた感じに見えることがあります。もしこのような症状が出たら、溶かして入れ替えるなどの対応が必要になります
        ▪ 持続期間: 一般的に持続期間は3ヶ月から6ヶ月程度とされていますが、個人差があり、意外と長くその場に残ることもあります。しかし、基本的に定期的な再注入が必要となります。

3. ベビーコラーゲン注入

ベビーコラーゲンは、最近供給が安定してきた注入剤です
    ◦ メリット:
        ▪ ヒアルロン酸とは異なり、肌色に近く、柔らかい性質を持っているため、目元に馴染みやすいという特徴があります。ヒアルロン酸で起こりうるチンダル現象(青白い見え方)が起こりにくいとされています
        ▪ ヒアルロン酸のような水分吸収によるむくみ(ぶよつき)も出にくいです
        ▪ 脂肪注入以外の方法として、多くのクリニックで採用されています
    ◦ デメリット・注意点:
        ▪ 持続期間: 比較的すぐに吸収されてしまいやすく、持続期間が短いという欠点があります
        ▪ 費用: 1本あたりの価格が高価であるため、「高いのに持ちが短い」と感じる方もいらっしゃいます

当院での注入方法の使い分け

当院では、基本的なアプローチとして脂肪注入を好んで採用する傾向にあります。これは、一度定着すれば安定した効果が期待でき、再注入の手間が少ないためです
しかし、患者様のニーズや不安に応じて、以下のように使い分けを行います
脂肪注入のダウンタイムやしこりのリスクが怖いと感じる方には、ベビーコラーゲンをお勧めすることがあります
ベビーコラーゲンの持続期間の短さや費用が高い点が気になる方には、まずヒアルロン酸で様子を見ることを提案することが多いです。ヒアルロン酸で「お試し」をして、もし効果が気に入って長く持続させたい場合は、脂肪注入に切り替えるという選択肢もあります

くぼみ目に対するアプローチとして、「注入は絶対ダメ」という意見について

「くぼみ目は個性だから放っておきましょう」「脂肪注入は絶対ダメ」といった意見を耳にすることもあるかもしれません。しかし、くぼみ目で深く悩んでいる方からすれば、これらの言葉は非常に無責任に聞こえるでしょう
注入という手段を否定してしまうと、くぼみ目に対する治療の選択肢は極めて限定されてしまいます。眼瞼下垂ではない元々くぼみ目の方の場合、残された選択肢は「骨を削る」といった、より大掛かりでリスクの高い手術しかなくなってしまいます
確かに、注入治療にはしこり、定着率の問題、ヒアルロン酸のチンダル現象やぶよつきといったリスクが存在します。しかし、これらのリスクは適切な注入方法(例えば、脂肪注入であれば少量ずつ慎重に行うなど)と、術後のケアによって限りなく減らすことが可能です。もし何らかの問題が生じたとしても、ステロイド注射などで対応できるケースも多いのです
リスクを過度に心配する必要はありません。それよりも、くぼみ目で悩みを抱えている方々が、適切な治療によってその悩みを解消し、自信を取り戻すことの方が重要だと考えます

最後に:諦めずに経験豊富な医師へご相談を

くぼみ目は、決して「個性だから仕方ない」と諦めるべきものではありません。骨格的な問題、ボリュームロス、眼瞼下垂など、その原因は多岐にわたりますが、それぞれの原因に対して適切なアプローチが存在します
特に、注入治療はくぼみ目に対する治療の大部分を占める重要な手段です。脂肪注入、ヒアルロン酸、ベビーコラーゲンという3つの選択肢があり、それぞれにメリット・デメリット、そしてリスクと対処法があります。これらの情報を踏まえ、ご自身の状態や希望に合った治療法を、信頼できる専門医とじっくり相談することが大切です。
「注入はリスクがあるからしない」というクリニックもあるかもしれませんが、当院ではリスクを適切に管理しながら、患者様一人ひとりに最適な注入治療を提供しています。くぼみ目でお悩みの方は、ぜひ一度、当院にご相談ください。

脂肪注入について、詳しくはこちらをご覧ください:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/liposuction.html
ベビーコラーゲンについて、詳しくはこちらをご覧ください:https://www.ochanomizubiyou.com/beauty/hyaluronic_acid.html#002
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日付: 2025年9月2日  カテゴリ:形成外科手術

【完全公開】シリコン豊胸手術の全貌と、私たちが守る『安全』の裏側

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。

「豊胸手術って、実際どんなことをするの?」 「痛そうだけど、安全面は大丈夫?」

このような疑問をお持ちの方も少なくないのではないでしょうか。今回は、シリコンインプラントによる豊胸手術の具体的な手順と、手術で最も重要視される安全対策について、当院統括医師の吉井健吾医師が分かりやすく徹底解説いたします。手術のイメージを掴みづらいと感じていた方も、きっと安心して読み進めていただけるはずです。

シリコン豊胸手術の具体的な手順

局所麻酔の実施

  1. 手術はまず、局所麻酔から始まります。特に、皮膚を切開し、皮下組織を剥離して大胸筋に到達する「入り口」の部分は、患者さんが最も痛みを感じやすい箇所とされています。そのため、この部分に広範囲にわたって丁寧に麻酔が施され、患者さんの不快感を最小限に抑える配慮がなされます。
  2. 手術開始と「正しい層」の確認

  3. 麻酔が効いたことを確認し、手術が開始されます。まず皮膚と皮下組織が切開されますが、ここで最も重要なのが、インプラントを挿入する「正しい層」に入っているかの確認です。正しい層であれば、指でもスムーズに剥離できるほどであり、出血も少ないのが特徴です。この初期段階での正確性が手術の成否を大きく左右します。
  4. 追加麻酔(Tumescent液)の注入と剥離の進行

  5. ある程度の剥離が進んだら、「Tumescent(チュメセント)液」と呼ばれる薄められた麻酔液が注入されます。これは、麻酔薬の血中濃度が過度に高まり、患者さんに危険な状態が生じるのを防ぐため、生理食塩水などで適切に希釈された特別な麻酔液です。 このTumescent液が、正しい層に確実に入っていることを確認しながら、金属製の剥離棒を用いて広範囲に剥離を進めます。正しい層であれば、剥離棒はするすると抵抗なく進む感触があり、出血も少ないです。
  6. 剥離器具による徹底した剥離

  7. さらに器具を使って、より広範囲にわたる剥離を行います。この際、「メリメリ」という音が聞こえることがあり、これは骨の下端までしっかりと剥離が進んでいる証拠です。その後、「腸ベラ」という器具で最終確認を行います。 もしこの時点でインプラント挿入時に抵抗となる筋が残っていれば、それを押し切るように剥離を進めます。術後の自然な仕上がりやトラブル防止に直結する重要な工程です。
  8. インプラントの挿入

  9. 剥離が完了し、インプラントのための適切なスペースが確保されたら、「ケラーファンネル」という、まるで生クリームを押し出すような器具を使ってインプラントが挿入されます。 ここでも、再度「インプラントが入る正しい層であるか」が厳しく確認されます。挿入後、形が自然で希望通りのサイズアップが達成されているかを入念に確認します。
  10. 閉創と術後確認

  11. インプラント挿入後、まず皮下組織が縫合され、次に皮膚の層が丁寧に閉じられます。手術終了後、局所麻酔で覚醒している患者さんに対し、術野に溜まりがないか、バストの形が綺麗か、痛みがないかなどを確認します。患者さん自身も鏡で最終的な形をチェックし、満足度を確認できるため、安心して手術を終えられます。
  12. 術後固定

  13. 最後に、「バストバンド」と呼ばれる専用のバンドでバストを固定します。特に下の方を「うっとなるぐらい」きつく締めるよう指示され、シャワー時を除いて1週間装着します。このバンドは、インプラントの定着を助け、ダウンタイム中の重要なケアとして、1週間後に抜糸が行われるまで続きます。

豊胸手術で最も重要視される安全対策

  • 徹底した「正しい層」の確認と維持

  • 手術全体を通して、最も繰り返し強調されるのが「層を間違えていないか」という確認ですインプラントを挿入する正しい層で剥離し、そこにインプラントを配置することが、合併症のリスクを最小限に抑え、自然で美しい仕上がりを実現するために不可欠です。正しい層での手術は出血も少ないため、医師は常にその兆候に注意を払っています。
  • 麻酔液の適切な濃度管理

  • 大量の麻酔液を使用する際、麻酔薬の血中濃度が過度に高まると患者さんにとって危険な状態を招く可能性があります。そのため、生理食塩水などで希釈されたTumescent液を用いることで、麻酔効果を維持しつつ、麻酔薬の血中濃度が上がりすぎるのを防ぎ、安全性を確保しています
  • 抵抗となる組織の完全な剥離

  • インプラントをスムーズに挿入し、術後にインプラントが不自然に感じられたり、しこりのようになったりするのを防ぐためには、挿入スペースとなる組織を完全に、かつ均一に剥離しておくことが極めて重要です。剥離棒が抵抗なく動くことで、この状態が確認され、術後の仕上がりの美しさにも大きく影響します。

まとめ

このように、シリコン豊胸手術は、単にインプラントを挿入するだけでなく、細部にわたる丁寧な作業と、何よりも患者さんの安全を最優先に考えた厳格な手順が踏まれています。

豊胸手術をご検討中の方にとって、この記事が手術への理解を深め、安心して一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。もしご興味があれば、吉井医師のYouTubeチャンネルで実際の施術動画をご覧いただくことをお勧めします。

詳しくはこちらをご覧ください:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/breast.html

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日付: 2025年9月1日  カテゴリ:形成外科手術

目の下のクマ・へこみ治療、あなたに最適な注入法は?徹底解説!

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。

今回は、当院で最も人気の治療の一つである目の下のクマ・へこみに対する「注入治療」について、その種類と特徴を詳しく解説していきます。目の下の悩みは多岐にわたり、一言で「へこみ」と言っても、その範囲や深さによって最適な治療法は異なります。また、クマの種類(青クマ、黒クマなど)によってもアプローチが変わってきます。

注入治療の主な種類 目の下の注入治療には、大きく分けて外科的治療と皮膚科的治療があります。

  • 【外科的治療】主に脂肪注入がこれにあたります。
  • 【皮膚科的治療ヒアルロン酸ベビーコラーゲン、エランセ(コラーゲンブースター)などが一般的です。
  • 【肌質改善系】へこみ自体を改善するわけではありませんが、ハリ感や小ジワを改善する目的でスネコスリジュランといった肌質改善注射もあります。

それぞれの注入剤にはメリット・デメリットがあり、患者様のご要望や状態に合わせて使い分けることが重要です。


1. 自然な仕上がりと長期持続を叶える「脂肪注入」

脂肪注入は、外科的な注入治療の中で最も多く行われる方法です。目の下の出っ張り(眼窩脂肪の突出)を解消するクマ取り手術と組み合わせて行われることも多く、出っ張りの下のへこみや、広範囲にわたる頬のたるみによるへこみにも適しています。

脂肪注入のメリット

  • 馴染みやすさ: 自分の脂肪を注入するため、組織への馴染みが非常に良いです。
  • 広範囲への注入: 太ももなどから十分な量の脂肪を採取できるため、目のすぐ下から頬にかけて広範囲にわたって注入が可能です。
  • 長期持続: 一度定着した脂肪は半永久的に持続すると言われています。術後3ヶ月程度で定着量が決まり、例えば10cc注入した場合、約4~5ccが残り、その残った分は非常に長持ちします。

脂肪注入のデメリットと対策

  • 定着率の個人差: 注入した脂肪の一部は吸収されるため、最終的な定着量には個人差があります。年齢、肌質、喫煙習慣、目を擦る癖などが影響することがあります。定着しにくい方でも、1~2回の再注入で十分に効果を実感できることが多いです。
  • しこりのリスク: 採取した脂肪をそのまま注入すると、しこりになるリスクがあります。
    • 対策: 当院では、採取した脂肪を遠心分離にかけて血液や麻酔液を除去し、さらに特殊なフィルターで細かく砕くことで、非常に滑らかな状態に加工しています。これにより、しこりができるリスクを極力抑えています。
  • ダウンタイム: 比較的小さな手術ではありますが、1週間程度のダウンタイムが生じることがあります。

年齢層への適応

一般的に高齢になるほど脂肪は定着しにくいと言われますが、50代から60代前半の方には意外と脂肪注入が向いているケースが多いです。これは、脂肪が圧力に弱く、柔らかい組織に定着しやすい性質があるためです。高齢になると顔周りの組織が柔らかくなるため、脂肪が圧迫されずに残りやすい傾向があると考えられています。


2. 手軽さが魅力の一方で注意が必要な「ヒアルロン酸」

ヒアルロン酸注入は、手軽に行える点が最大の魅力です。

ヒアルロン酸のメリット

  • 手軽さ: 注入にかかる時間は10~15分程度で日帰り可能、ダウンタイムもほとんどありません。
  • 修正可能性: もし仕上がりが気に入らなかった場合でも、「ヒアルロニダーゼ」という溶解剤で溶かすことができるため、お試し感覚で施術を受けやすいです。

ヒアルロン酸のデメリット

特に目のすぐ下への注入には限界があり、以下の2つの現象に注意が必要です。

  • チンダル現象: ヒアルロン酸は透明なため、目のすぐ下の薄い皮膚から、その下にある青い筋肉が透けて見え、不自然な青っぽい色に見えることがあります。これが「チンダル現象」です。
  • むくみ・不自然さ: ヒアルロン酸は時間の経過とともにスポンジのように水分を吸収し、むくんでくる傾向があります。特に皮膚の薄い目の下では、ヒアルロン酸が浮いて見え、不自然さが増すことがあります。
  • 持続期間とメンテナンス: 長期的に効果を維持したい場合は、チンダル現象やむくみが目立つ前に、半年~1年ごとに溶解剤で溶かして再注入を繰り返す必要があります。

医師の間でも目の下へのヒアルロン酸注入については意見が分かれがちですが、ダウンタイムを避けたい方や、まずは試してみたいという方には良い選択肢となることもあります。


3. 自然な色合いで微調整にも活躍する「ベビーコラーゲン」

ベビーコラーゲンは、ヒアルロン酸よりも古くからある人由来のコラーゲン注入剤です。最近再び注目を集めています。

ベビーコラーゲンのメリット

  • 馴染みやすさとチンダル現象の回避: 白色をしているため、透明なヒアルロン酸と異なりチンダル現象が起きません。青クマも肌色っぽく遮られるため、非常に馴染みやすい自然な仕上がりが期待できます。
  • 安全性: 人由来のコラーゲンであるため、アレルギー反応のリスクが低いです。
  • 小ジワ改善: 余ったコラーゲンを細かい針で小ジワに沿って浅く注入することで、小ジワの改善にも効果が期待できます。この効果は比較的長持ちすると言われています。

ベビーコラーゲンのデメリット

  • 持続期間の短さ: 基本的に効果の持続期間は3ヶ月~6ヶ月程度と短いです。
  • 大量注入に不向き: 大量に注入してもすぐに流れやすい性質があります。

適応

目のすぐ下の、比較的軽度な「八の字」状のへこみや、クマ取り手術後のわずかなへこみの微調整に適しています。近年、製造・供給が再開されたことや、他の注入剤のデメリットが明らかになる中で、不可逆的なリスクが少ないコラーゲンが再評価されています。


4. 長期持続と馴染みやすさを両立する「エランセ(コラーゲンブースター)」

エランセは、「コラーゲンブースター」とも呼ばれる注入剤で、外科手術で用いられる溶ける糸を液状化したものです。

エランセのメリット

  • 馴染みやすい白色: ベビーコラーゲンと同様に白色をしているため、目の下への注入でも馴染みやすく、チンダル現象の心配がありません。
  • 長期持続: コラーゲンとは異なり、2年~3年と長期間効果が持続します。

エランセのデメリットと対策

  • しこりのリスク: 大量を一度に注入すると、しこりができやすい傾向があります。
    • 対策: 当院では、一度に大量に注入せず、片側0.1cc前後と少量ずつ注入するようにしています。
  • アレルギー反応のリスク: エランセは体内に元々存在しない異物であるため、アレルギー反応を起こす可能性があります。
    • 対策: 最初にごく少量(予防接種のように)注入し、2週間後にアレルギー反応がないことを確認してから本格的な注入を行います。
  • 修正の難しさ: しこりができた場合、ヒアルロン酸のように溶解剤で溶かすことができません。ステロイド注射(ケナコルト)で小さくするか、脂肪注入と同様に外科的に除去する必要があります。

治療の選択は「あなた」のニーズに合わせて

これまでご紹介したように、目の下の注入治療には様々な種類があり、それぞれに特性があります。

  • 半永久的な効果と確実な改善を求めるなら: 脂肪注入がおすすめです。
  • 手軽さや試しやすいさを重視するなら: ヒアルロン酸が良いでしょう。
  • ダウンタイムを避けつつ、軽度なへこみを自然に改善したいなら: ベビーコラーゲンが適しています。
  • 外科的治療は避けたいけれど、長期的な効果を期待するなら: エランセも選択肢の一つです。

患者様一人ひとりの目の下の状態、年齢、生活習慣、そして「どのような仕上がりを望むか」「どこまでダウンタイムを許容できるか」といったご要望をしっかりとカウンセリングで伺い、最適な治療法をご提案させていただきます。

どんな治療も「やりよう」次第で美しく仕上がりますし、逆に適切に行わなければリスクが目立ってしまいます。当院では、それぞれの注入剤の特性を最大限に活かし、安全かつ効果的な治療を追求しています。

目の下のクマやへこみでお悩みの方は、ぜひ一度LINEからご相談ください。

詳しくはこちらをご覧ください:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/kuma.html

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日付: 2025年9月1日  カテゴリ:形成外科手術

クマ治療は「やりっぱなし」で本当に大丈夫?100%再発しない治療と20年・30年後まで若々しさを保つ秘訣!

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。

「目の下のクマ取り」に興味がある方、あるいは既に治療を受けられた方の中には、「せっかく治療したのに、またクマが再発するんじゃ…?」と不安に感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、中には「裏ハムラは100%再発する」といった情報を見聞きし、心配になった方もいるかもしれません。今回は、そんなクマ治療の「再発」について、そして治療後のメンテナンス方法について、当院統括医師の吉井健吾医師が詳しく解説していきます。

1. 100%再発しないクマ治療は存在するのか?

結論から申し上げると、「100%再発しないクマ治療」というのは「ない」と言えるでしょう。しかし、これには「どの期間で見るか」という視点が非常に重要になります。

短期的な視点(1年以内、数年以内)

手術後1年以内や数年といった短期間で見た場合、適切な方法でしっかり施術が行われていれば、どんな手術であっても再発することは基本的に稀です。これは、経結膜脱脂、裏ハムラ、クマ取りと脂肪注入のどの方法でも同じことが言えます。要は、「ちゃんとやっているか、いないか」が重要だということですね。

長期的な視点(20年、30年後)

では、20年、30年といった非常に長いスパンで見た場合はどうでしょうか?残念ながら、この先何十年も再発しないと断言することはできません。なぜなら、加齢に伴う変化は避けられないからです。

時間の経過とともに、脂肪が出てきたり、皮膚がたるんだり、頬骨の部分が痩せてくることで、たとえ目の下の部分が大きく出ていなくても、頬が痩せることで相対的にクマが目立つようになることがあります。これらの加齢変化は、個人の生活習慣や遺伝によっても異なり、誰がいつ、どのように変化するかは予測が難しいのです。そのため、患者さんに対して「10年20年先、絶対に大丈夫です」と言い切るのは、最も誠実な答え方とは言えないでしょう。

「どの手術が再発しやすいか」という議論の難しさ

美容医療の現場では、「裏ハムラの方が再発しやすい」「いや、クマ取りと脂肪注入の方が再発しやすい」といった様々な意見が聞かれます。しかし、正確に比較するデータを得ることは非常に困難だとされています。

なぜなら、厳密な比較をするためには、同じ人に異なる手術をランダムに実施し、その再発率を何百件も検証する必要があるため、現実的に不可能なのです。また、手術を行う医師側にも「裏ハムラを推したい」「クマ取りを推したい」といった思いがあるため、無意識のうちに自分の得意な手術をしっかり行い、そうでない手術を中途半端に仕上げてしまう可能性もゼロではありません。

このため、「どちらの術式が再発しやすいか」という議論自体がナンセンスであるとされています。大切なのは、どの術式を選んだとしても、医師がその術式を熟知し、適切かつ丁寧に行うことです

2. クマ治療後のメンテナンスで「再発を先延ばし」にする!

「じゃあ結局、手術をしてもまた再発するなら意味がないのでは?」と思われるかもしれませんね。しかし、ご安心ください。適切なメンテナンスを行うことで、再発を大幅に先延ばしにすることが可能です。

手術はあくまで「一度リセットする」ためのもの。特に目元は皮膚が弱くデリケートな部位ですから、何もしなければ加齢による変化がすぐに現れてしまいます。クマの再発だけでなく、皮膚のたるみやシワといった新たな悩みが浮上することもあります。

では、具体的にどのようなメンテナンスを行えば良いのでしょうか?

 お家でできるセルフケアの3つのポイント

日々の生活の中で、ご自身で心がけていただけることは以下の3つです。

  1. 【適度な保湿】
    • 乾燥はシワの原因になります。目の周りの皮膚は薄く乾燥しやすいため、常に適度な保湿を心がけましょう。
  2. 【日焼け予防】
    • 紫外線は、皮膚の老化だけでなく、目の奥の脂肪を覆っている「眼窩隔膜(がんかかくまく)」を弱くする原因になると言われています。眼窩隔膜が弱くなると、脂肪が再び前に出てきやすくなるため、紫外線対策は非常に重要です。日焼け止めやUVカットの眼鏡などを活用しましょう。
  3. 【目をこすらない】
    • これは最も重要なポイントかもしれません。目をこすることは、皮膚を伸ばしてシワを作る原因になります。また、脂肪を支える眼窩隔膜も、こすることで伸びて緩んでしまい、結果的に脂肪が再び出てくる原因となります。
    • 特に、脂肪注入を行った後は、術後1ヶ月間は注入した脂肪が潰れてしまう可能性があるため、絶対にこすらないように注意が必要です。ダウンタイムが明けて脂肪が定着した後も、習慣的に目をこするのは避けるべきです。

これらの3つのポイントは、ご自宅で手軽に実践できる大切なケアです。

 クリニックでできるメンテナンス治療

ご自宅でのケアに加えて、美容クリニックで定期的なメンテナンス治療を受けることで、目元の皮膚をより「タイト」に保ち、加齢による変化を遅らせることができます。特に、皮膚を引き締める美容皮膚科的な治療は、相乗効果が高いとされています。

  • 【皮膚引き締め治療】
    • ピコフラクショナルレーザー:皮膚の表面を整え、引き締める効果が期待できます。
    • HIFUシャワー(浅層ハイフ):皮膚の浅い層に熱を加え、たるみを引き締めます。
    • ポテンツァ:マイクロニードルと高周波を組み合わせ、肌の再生を促し、タイトニング効果を高めます。 これらの治療を目の周りに行うことで、皮膚のハリを保つことができます。
  • 【注入剤による治療】
    • スネコスやリジュラン:これらは、直接注射で皮膚に有効成分を注入することで、肌のハリや弾力を改善する治療です。患者さんにとっては注射の痛みが伴うため、やや使い勝手が悪いと感じる方もいるかもしれませんが、何もしないよりは効果が期待できます。

これらのレーザー治療や注入剤によるメンテナンスケアは、術後3ヶ月頃から始めていただくのがちょうど良いとされています。

まとめ

目の下のクマ治療は、短期的には適切な施術によって高い効果が期待できますが、20年、30年といった長期的な視点では、加齢に伴う変化により再発のように見える症状が現れる可能性があります。しかし、これは治療が無意味だということではありません。

治療はあくまでスタートラインであり、その後も継続的なメンテナンスを行うことで、若々しい目元を長く保ち、加齢による変化を大幅に先延ばしにすることができます

今回ご紹介した「保湿」「日焼け予防」「こすらない」という自宅でのケアに加え、クリニックでの定期的な皮膚引き締め治療や注入治療を組み合わせることで、理想の目元を維持していくことが可能です。

クマ治療は「やりっぱなし」ではなく、「治療後も美しさを育んでいく」という意識が大切なのですね。

詳しくはこちらをご覧ください:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/kuma.html

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日付: 2025年9月1日  カテゴリ:形成外科手術

「これって静脈湖?」気になる症状と自己診断の注意点を解説!

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。

唇や耳に青黒いふくらみを見つけて「これって何だろう?」と不安に感じたことはありませんか?それはもしかしたら「静脈湖」と呼ばれるものかもしれません。静脈湖は、皮膚や粘膜の表面近くに拡張した静脈が透けて見える良性の病変で、青黒い小さなふくらみとしてとして現れます良性病変である静脈湖も、見た目が皮膚がんに似ることがあり、悪性のメラノーマや他の血管腫などとの鑑別が非常に重要となるため、専門医の診断が大切とされています。心配なふくらみを見つけたら、自己判断せず、必ず皮膚科・形成外科でダーモスコピーや病理検査などの専門的な診断を受けるようにしましょう

本日は、静脈湖について、形成外科専門医の山田淳生医師が解説していきます。

 


静脈湖とは

静脈湖は、皮膚や粘膜の表面近くに拡張した静脈が透けて見える状態で、青黒い小さなふくらみとして現れます。
特に 唇・耳たぶ・顔面 など日光の影響を受けやすい部位に多くみられます。
基本的には良性ですが、見た目の問題や出血のリスクから治療を希望される方も少なくありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

主な症状

  • 青紫〜黒っぽい小さな結節
  • 柔らかく、軽く押すと血液が引いて色が薄くなる
  • 通常は痛みやかゆみはない
  • 出血することはまれだが、外傷で破れることもある
  • 見た目が気になりやすい(特に唇)

原因

  • 長年の 紫外線曝露(血管壁の変化)
  • 加齢による血管の弾力低下
  • 血流うっ滞や外傷の影響
    → 主に 中高年以降に多い のが特徴です。

診断

  • 見た目や圧迫で色が変化することで診断可能
  • 似て見える疾患(メラノーマ・血管腫)との鑑別が重要
  • 必要に応じて 皮膚科・形成外科でダーモスコピーや病理検査 を行うこともあります

治療法

静脈湖は良性なので、治療を必ずしも必要としません。
ただし「見た目を改善したい」「繰り返し出血する」場合は治療を検討します。

治療の選択肢

  • レーザー治療(Nd:YAGレーザー、ダイレーザーなど)
    血管を選択的に凝固させ、色を薄くする
  • 外科的切除
    小さな結節をくり抜き、根治を目指す方法
  • 硬化療法
    薬剤を注入して血管を閉塞させる(あまり一般的ではない)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダウンタイム・リスク

  • レーザー後は赤み・腫れ・かさぶた(1〜2週間程度)
  • 切除の場合は縫合が必要で、小さな傷あとが残ることもある
  • 再発の可能性あり(特にレーザー治療)

よくある質問(Q&A)

静脈湖はがんではないですか?

A. 良性病変です。ただし見た目が皮膚がんに似ることがあり、専門医の診断が大切です。

 

放っておいても大丈夫ですか?

A. 健康上の問題はありません。ただし出血リスクや審美的な問題で治療を希望される方が多いです。

 

治療は痛いですか?

A. レーザーは局所麻酔なしで可能な場合もあり、チクっとした刺激程度です。切除の場合は局所麻酔を使用します。

 

1回で治りますか?

A. 小さいものであれば1回で改善することが多いですが、大きさや部位によっては複数回のレーザー治療が必要な場合もあります。

 

 

まとめ

静脈湖は 良性の血管病変 ですが、見た目や生活への影響から治療を希望される方も少なくありません。
当院では、レーザー治療や切除術など、傷あとや仕上がりに配慮した治療法をご提案しています。

「青黒いふくらみが気になる」「レーザーで改善できるか知りたい」など、お悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

 

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日付: 2025年9月1日  カテゴリ:形成外科手術

目の下のクマ、あなたのタイプは?原因と種類を徹底解説!

こんにちは。お茶の水美容形成クリニックでございます。目の下のクマの原因と種類を徹底解説していきます。!
目の下のクマは、顔の印象を大きく左右する悩みの種ですよね。疲れて見えたり、老けて見えたりと、気分が沈んでしまうこともあるかもしれません。しかし、一口に「目の下のクマ」と言っても、実はその種類は一つではありません。クマには主に3つのタイプがあり、それぞれ発生する原因も異なります。自分のクマがどのタイプなのかを知ることは、適切なケアや対策を見つけるための第一歩となります。
今回は、当院でもお問い合わせの多い目の下のクマについて、その種類とそれぞれの原因を、当院統括医師の吉井健吾医師が詳しく解説していきます。

クマの3つの主要な種類とそれぞれの原因

目の下のクマは、その色や発生のメカニズムによって、大きく分けて「青クマ」「黒クマ」「茶クマ」の3つのタイプに分類されます

1. 黒クマ(くろくま):目の下の脂肪による「影」
「黒クマ」は、目の下に影ができて黒っぽく見えるクマのことです。青クマや茶クマとは異なり、皮膚の色そのものというよりも、構造的な問題によって生じます。
原因は「目の下の脂肪の突出」と「影」 黒クマの主な原因は、目の下の脂肪が突出していることによって生じる「影」脂肪の突出による光と影のコントラストが、特に気になる黒クマの原因と認識されています。目元がすっきりしているかどうかが、黒クマの有無よりも重要なポイントとなることがあります
2. 青クマ(あおくま):血行不良が透けて見えるサイン
「青クマ」は、目の下が青っぽく、時には青紫色に見えるクマのことを指します。
原因は「眼輪筋(がんりんきん)」の透けと血行不良 青クマの主な原因は、目の下にある「眼輪筋」という筋肉が、皮膚を通して透けて見えている状態です。眼輪筋そのものの色は赤いのですが、薄い皮膚と肌色を通して見ると、光の吸収の関係で青く見えるため、「青クマ」と呼ばれるのです 特に、肌の色が薄い方は、この筋肉が透けて見えやすいため、青クマができやすい傾向にあります しかし、肌の色だけが原因ではありません。私たちの日常生活が大きく影響しています。不規則な生活、過度なストレス、そして慢性的な疲労などが重なると、眼輪筋周辺の血行が悪くなります。血行不良に陥ると、筋肉の色はさらに暗い青紫色を帯びてしまい、より一層、不健康で目立つ青クマとして現れることがあります。これは、まるで体調が悪いと顔色が悪く見えるのと同じようなメカニズムで、血の巡りが滞ることで起こる現象と言えるでしょう。 青クマは、肌の色が薄い方に元々見られやすいものですが、生活習慣の乱れによってさらに悪化する特徴があります
3. 茶クマ(ちゃくま):肌の色素沈着による「くすみ」
「茶クマ」は、目の下が茶色っぽく見えるクマのことです。その名の通り、まるでシミやくすみのように見えるのが特徴です。
原因は「皮膚の色素沈着」 茶クマは、主に皮膚の色そのものの問題として認識されており、シミやくすみ、肝斑といった色素沈着の一種であると考えられています この色素沈着の大きな原因として挙げられるのが、目をこする癖です。目を頻繁にこすったり触ったりする習慣がある方に多く見られます。皮膚への摩擦刺激が繰り返されることで、メラニン色素が過剰に生成・蓄積され、それが皮膚の表面に沈着して茶色いクマとして現れるのです また、メイクでクマを隠そうとする際に、隠そうと意識しすぎるあまり、必要以上に目をこすってしまうことも、茶クマを悪化させる原因になることがあります 茶クマは、青クマや黒クマと重なって見られることも少なくありません。この場合、原因が複合的であるため、それぞれのタイプに合わせたアプローチが必要となることもあります。茶クマの治療は、シミや肝斑と同様に、色素沈着を薄くするための根気強いケアが求められます
あなたのクマはどのタイプ?
ここまで3つの主要なクマのタイプとその原因について解説しました。ご自身のクマがどのタイプに当てはまるか、少しは想像できたでしょうか?
目の下が青っぽい、疲れると濃くなるなら「青クマ
目の下に影ができ、特に脂肪の膨らみと凹みのコントラストでまだらに見えるなら「黒クマ
目の下が茶色っぽい、シミやくすみに似ている、目をこする癖があるなら「茶クマ
目の下のクマは、単に見た目の問題だけでなく、生活習慣や体質、加齢による変化など、さまざまな要因が複雑に絡み合って生じます。自分のクマのタイプと原因を正確に理解することは、適切なセルフケアや専門家による治療を検討する上で非常に重要です。
もし、ご自身のクマがどのタイプか判断が難しい場合や、適切な対処法について詳しく知りたい場合は、一度専門のクリニックにご相談いただくことをお勧めします。専門医が、あなたの目の下の状態を詳しく診察し、タイプに合わせたアドバイスや治療法を提案してくれるでしょう。
くまとりについて、詳しくはこちらをご覧ください:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/kuma.html
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日付: 2025年8月31日  カテゴリ:形成外科手術

50代・60代以上の方必見!「切らない」クマ治療の選択肢とそのリアルな効果とは?

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。

「目元のクマ、どうにかしたいけど、手術はちょっと…」50代、60代を迎える多くの方々がそう考えていらっしゃるのではないでしょうか。30代・40代だけでなく、多くの50代・60代の患者様がクマ治療について関心を寄せています。

この年代のクマには、いくつかの特徴があります。 まず、シワや皮膚のたるみが顕著になること。 そして、20代・30代の方が軽度のクマでも気にされるのに対し、50代・60代では中等度以上の眼窩脂肪(目の下の脂肪)の突出が見られることがほとんどです。 さらに、目の下の脂肪の突出だけでなく、頬のボリュームロス(こけ)もクマを目立たせる要因となります。頬のたるみ(ブルドッグのような状態)がほうれい線の上に乗り、目の下の脂肪の突出と頬のへこみがコントラストを生み、クマが強調されて見えてしまうのです。

通常、この年代の方には皮膚のたるみまでピンと伸ばす「切開ハムラ法」をベースとした治療を推奨していますが、「切る」ことに抵抗を感じる方も少なくありません。そこで今回は、50代・60代の方々が「切らずにできる」クマ治療の選択肢と、それぞれのメリット・デメリット、そして現実的な効果について、当院統括医師の吉井健吾医師が詳しく解説します。


「切らない」クマ治療の主な選択肢とその限界

「切らない」治療と聞くと、負担が少なく、手軽に受けられるイメージがあるかもしれませんが、実際には様々な限界があり、場合によってはかえって費用がかさむ、不自然になる、といったケースもあります。

クマ取り注射:安易に飛びつくのは危険!

最近、広告で「クマ取り注射」という言葉を目にすることがあるかもしれません。これは以前流行した「脂肪吸引注射」と同様に、「手術は嫌だけど注射なら」という心理に訴えかけるネーミングで登場しました。

しかし、その中身には注意が必要です。成分としてFGF(線維芽細胞増殖因子)が含まれているケースがあり、FGFは使い方を誤ると「しこり」になる原因となります。適切な量、適切な管理、そして長期的な経過観察が必須な非常に繊細な薬剤です。しかし、残念ながら、そうした繊細な治療を広告で大々的に打ち出すような大手クリニックでは、適切なアフターフォローが期待できないことも少なくありません。

考えられる結末としては、「あまり効果を感じない」か「しこりになってしまった」というケースが多く、安易に飛びつくことは避けるべきです。怪しいネーミングの治療には注意が必要です。

レーザー治療「モフィウス」:軽度なシワ・たるみに限定的

最近注目されている治療法に「モフィウス」のようなレーザー治療があります。これはニードルRFと呼ばれるもので、針を刺してその先端から熱を出し、皮膚を引き締める治療です。当院で導入しているポテンツァよりも針が深く届き、より強い熱を与えられるとされています。

ある程度の効果は認められており、目元の小ジワだけでなく口元のたるみなどにも効果があると言われています。軽度のシワやたるみであれば、モフィウスを数回行うことで改善する可能性はあります

しかし、50代・60代の方に多い中等度から重度のシワ・たるみや、突出した眼窩脂肪に対しては、モフィウスの効果は限定的です。何度も治療が必要になり、費用もかさむ上に、針を深く刺して熱を与えるため痛みも伴います。結果として、手術の方が楽だった、という結論になりやすい傾向があります。

現状では、クマ治療において皮膚科的なレーザー治療で全てをカバーするには「まだ時代が早い」というのが正直なところです。手術の方が変化が分かりやすく、費用対効果が高いと言えるでしょう。

注入治療:ヒアルロン酸とベビーコラーゲン

注入治療にはヒアルロン酸とベビーコラーゲンがあります。

  • 【ヒアルロン酸】頬のこけに対してヒアルロン酸を注入するのは自然な仕上がりになりやすいですが、目の下の脂肪が突出している部分に対してヒアルロン酸で溝を埋めようとすると、非常に限界があります。脂肪の出っ張りに合わせて滑らかになるように注入しようとすると、かえって目元が「もこっ」と不自然に膨らんで見えやすくなります。 さらに、ヒアルロン酸には水を吸収する性質があり、長期間留まっているとスポンジのように水を吸って膨らみ、「ぶよつき」の原因となることがあります。半年ごとに新しいものに入れ替える必要があるため、デリケートな目元に頻繁に注入することは、費用面でもリスク面でも現実的ではないでしょう。
  • 【ベビーコラーゲン】短期間・高コスト、特定のシワに有効 ベビーコラーゲンは50代・60代の方の場合、主に2通りの使い方があります。
    1. ①クマの溝(ティアトラフ)のへこみに浅く注入する
    2. 自然な仕上がりになりやすいですが、持続期間が約3ヶ月と短めです。高価であるため、3ヶ月ごとに注入し続けるのは費用的に厳しいと感じる方が多いかもしれません。
    3. ②目尻の小ジワ(カラスの足跡)やちりめんジワに対して、皮膚の浅い層に細かく注入する
    4. これはベビーコラーゲンにしかできない治療であり、特定の小ジワに対しては有効な選択肢となり得ます。

    しかし、突出した目の下の脂肪そのものにベビーコラーゲンで対処することは困難です。

これらの非手術的な治療は、いずれも限界があるか、何度も治療が必要になる、効果が限定的である、あるいは不自然になりやすいといった問題点があります。結果として「切らない」ことで、かえって時間や費用がかさみ、手術で一発で解決するよりも負担になることもあるのです。


「切らない手術」の選択肢:本質的な改善を目指すなら

根本的なクマの改善を目指すのであれば、やはり手術が選択肢になります。しかし、「切る」ことに抵抗がある方のために、「切らない手術」も存在します。

 脱脂(脂肪除去)だけ:50代以上には非推奨

クマの原因となる眼窩脂肪の突出に対して、単純に脂肪だけを除去する「脱脂」という手術があります。しかし、50代以上の方には脱脂だけを行うことは避けた方が良いとされています

年齢を重ねるにつれて、目の下の支持組織が緩み、弱くなってきます。若い頃はしっかりしているこの組織が緩むと、脱脂で脂肪を完全に除去してしまうと、目が落ちくぼんだり、目の上がくぼんだりするリスクが高まるためです。稀なケースではありますが、年齢が上がるにつれてこのリスクも上昇するため、この年代での脱脂単独治療は推奨されません。

 脱脂+脂肪注入:50代・60代に相性の良い治療

「切開ハムラ法は嫌だけど、クマをしっかり治したい」という方にとって、当院が2番目の選択肢として推奨することが多いのが、「脱脂と脂肪注入」の組み合わせです。

この治療は、目の下の突出した脂肪を除去し、同時にくぼんでしまった部分や頬のボリュームロスに対して、ご自身の脂肪を注入するものです。

  • 【頬のこけ対策に有効】50代・60代の方には頬のこけがある方が多いため、脂肪注入でその部分を埋めることで、目の下のクマとのコントラストが緩和され、顔全体の印象が若々しくなります。
  • 【小ジワ対策にも】目元の皮膚のすぐ下に脂肪を薄く注入することで、肌にハリが出て、小ジワの改善にもつながります。
  • 【脂肪の定着率が良い傾向】意外なことに、50代以上の方では脂肪の定着率が高い傾向にあります。本来、年齢が上がるほど注入した脂肪は減りやすいと考えられがちですが、皮膚の柔らかさやハリがちょうど良い状態になるため、脂肪がくっつきやすくなるのです。

症例を見ても、60代の方で脱脂と脂肪注入を行った結果、非常に滑らかに仕上がり、小ジワも目立たなくなったケースがあります。中には、1回の注入で定着が不十分だったため2回目の注入を行い、さらに目元が滑らかになったケースも報告されています。

 裏ハムラ法:脂肪注入を伴わない「切らないハムラ」

裏ハムラ法は、まつ毛の生え際を切開せず、まぶたの裏側から手術を行うハムラ法です。脂肪の定着率に左右されないため、術後1ヶ月の時点で比較的安定した状態になるのが特徴です。

  • 【メリット】皮膚を切開しないため、ダウンタイムが短く、表面に傷が残りません。
  • 【デメリット・適応】切開ハムラ法と比較すると、小ジワが多少残ることがあります。そのため、50代以上の方で裏ハムラ法が適しているのは、皮膚のハリがかなりある方に限られると考えられます。
  • 【脱脂+脂肪注入との使い分け】
    • ・頬のこけがある場合や、小ジワ対策もしたい場合は、脂肪注入ができる「脱脂+脂肪注入」の方が有利です。裏ハムラ法では、目のすぐ下のへこみへの脂肪移動は可能ですが、頬の前側まで脂肪を持ってくることはできません。
    • ・頬のこけが軽度で、目の下の脂肪と溝だけを改善したい場合は、裏ハムラ法も良い選択肢となります。
    • ・裏ハムラ法で小ジワが残って気になる場合は、後からレーザー治療(ちりめんジワ程度なら)や、切開による余剰皮膚切除を検討することになります。

まとめ

50代・60代以上の方で「切らない」クマ治療を検討する際、クマ取り注射やレーザー治療、ヒアルロン酸やベビーコラーゲンといった注入治療は、残念ながら効果が限定的であったり、不自然な仕上がりになったり、何度も治療が必要でかえって高額になるといった限界があるのが現状です。

本当に根本的な改善を目指し、持続的な効果を求めるのであれば、「脱脂+脂肪注入」や「裏ハムラ法」といった「切らない手術」の選択肢が有力です。特に「脱脂+脂肪注入」は、50代・60代に多い頬のこけや小ジワにも対応でき、脂肪の定着も期待できるため、非常に相性の良い治療と言えるでしょう。

当院では、患者様一人ひとりのクマの状態やご希望に応じて、切開ハムラ法はもちろん、脱脂+脂肪注入、裏ハムラ法など、幅広い選択肢の中から最適な治療法をご提案しています。まずはご自身のクマの状態を正確に診断し、どの治療が最も適しているのか、ご相談いただくことが大切です。

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日付: 2025年8月31日  カテゴリ:形成外科手術

【クマ取り】目の下のクマ・シワはどう治すのがベストか?50代以上の方にオススメの治療法は方法別に解説!

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。
今回は、多くの方が気にされている「目の下のクマ・シワ治療」、特に50代以上の方や、若年層でも目元の皮膚にシワが出やすい方の治療戦略について、詳しく解説していきたいと思います。

クマやシワの治療法は多岐にわたりますが、目の下の皮膚が弱くなっていたり、元々シワが多い方が安易に脂肪だけを取る「脱脂単体」を行うと、かえってシワが目立ってしまうことがあります。当院では、患者様一人ひとりの状態に合わせて最適な治療法を、当院統括医師の吉井健吾医師がご提案いたします。


【50代以上・シワが出やすい方のクマ治療戦略】

第一選択:安定感のある「表ハムラ法」

当院で第一選択として推奨しているのが「表ハムラ法」です。

  • 治療内容:まつ毛の生え際を切開し、皮膚を引き上げながら、目の下の脂肪を目のくぼんでいる部分に移動させて固定します。これにより、目の下を滑らかにし、シワも同時に改善することを目指します。
  • なぜ第一選択なのか:50代以上の方や中高年層では、脂肪注入の定着率に個人差が出やすく、不安定になる傾向があります。その点、元々ある目の下の脂肪を移動させる表ハムラ法は、より安定した結果が得られるという判断から、第一選択となります。
  • 懸念点:切開を伴う手術のため、「ダウンタイムが心配」「一時的にたれ目になる可能性(外反)はないか」といったご不安を持つ方もいらっしゃいます。しかし、たれ目になってもほとんどの場合1〜3ヶ月で元に戻ります。

切開に抵抗がある場合の選択肢:ワンクッション置いた「裏ハムラ法」または「クマ取り+脂肪注入」

「やはり切る手術には抵抗がある」「仕事などでダウンタイムが取りづらい」という方には、皮膚を切らないクマ治療をご提案しています。これらは表ハムラ法に次ぐ、第二・第三の選択肢となります。

  1. 「裏ハムラ法」
    • 治療内容:目の裏側(結膜)からアプローチし、皮膚を切らずに目の下の脂肪をくぼみに移動させて固定する方法です。
    • 効果:脱脂単体に比べると、目の下はより滑らかになり、シワの程度も少なくなります。ただし、元の状態よりはわずかにシワができる可能性はあります。
    • 適用範囲:目の下のくぼみまでしかカバーできないため、ほっぺたの方にまでくぼみがある場合には不向きです。
  2. 「クマ取り+脂肪注入」
    • 治療内容:目の下の脂肪を取り除き、その後、脂肪を注入して目の下を膨らませる方法です。
    • 効果:脱脂単体に比べて脂肪を注入することで、ふっくらと滑らかな状態になり、シワが改善されます。こちらも元の状態よりはわずかにシワができる可能性はあります。
    • 適用範囲ほっぺたの前面にまでくぼみがある場合や、クマがより目立っている方には、広い範囲に注入できる脂肪注入が適しています。

これらの切らない治療法は、元の状態に比べると若干シワができる可能性はありますが、患者様が納得できる程度のシワであれば、一旦治療を終了とすることも可能です。

最後の選択肢:「脱脂単体」(脂肪除去のみ)

50代以上の方やシワが目立つ方にとって、「脱脂単体」は最も最後の選択肢となります。

  • なぜ最終手段なのか:脂肪だけを取ると、その部分がへこみ、余った皮膚が多くなるため、最もシワができやすくなります
  • 適用されるケース:予算やダウンタイムを最優先したいという強いご要望がある場合に、患者様の希望に沿って「試しにやってみる」という形で検討することがあります。
  • 結果:肌にハリがある方など、状態によってはシワが目立たないケースもありますが、多くの場合、目立つシワができる可能性があります。これは「ギャンブル的な要素が多い」と表現されることもあります。
  • その後の対応:もし脱脂単体後にへこみやシワが気になった場合は、追加で脂肪注入や皮膚切除を検討することになります。

長期的な視点と追加治療

切らない治療法を選ばれた場合でも、5年、10年、15年と時が経つにつれて、加齢とともに目の下の皮膚が伸び、再びシワが増えてくることがあります。 その際、「どうしてもシワが気になる」という場合は、「下眼瞼の余剰皮膚切除術」(余った皮膚を取り除く手術)を検討することができます。これは、患者様が気になったタイミングで、改めて医師と相談して進めることが可能です。


まとめ

目の下のクマやシワの治療は、年齢や肌の状態、そして患者様の希望によって最適な選択肢が異なります。

  • 最も安定した結果を求めるなら表ハムラ法
  • 切開に抵抗があるなら裏ハムラ法またはクマ取り+脂肪注入。ほっぺたのくぼみも気になる場合は脂肪注入が有効です。
  • 予算・ダウンタイム最優先でシワのリスクを許容できるなら脱脂単体(ただし、その後の追加治療の可能性も考慮)。

どの方法もメリット・デメリットがありますので、まずはご自身の状態や希望を医師にしっかり伝え、最適な治療戦略を一緒に考えていきましょう。

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日付: 2025年8月30日  カテゴリ:形成外科手術

【吉井医師が解説】クマ治療におけるミッドフェイスリフトは本当に必要?その真実と代替案

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。
今回は、美容医療の中でも特に注目を集めているクマ治療について、そしてその際に時折耳にする「ミッドフェイスリフト」の必要性について、お茶の水美容形成クリニックの吉井医師の見解を元に深掘りしていきます。
近年、クマ治療は美容医療の人気手術として多くの関心を集めています。患者様の美容に対する意識は年々高まっており、以前はあまり知られていなかったミッドフェイスリフトについても、今では多くの患者様が情報収集をされていると感じます。しかし、このミッドフェイスリフトは、本当に誰もが必要とする手術なのでしょうか?その適用から限界、そして代替案まで、当院統括医師の吉井健吾医師が詳しく解説していきます。

ミッドフェイスリフトとは?どんな人に向いているの?

ミッドフェイスリフトとは、具体的にどのような手術で、どのような方に適しているのでしょうか。
ミッドフェイスリフトは、ハムラクマ治療と組み合わせて行われることが多い手術です。その理由は、単純に同じ傷口から手術を行えるためです。特に、目の下の傷は何度も開けたくないという思いがあり、複数回切開すると外反(まぶたが外側にめくれる状態)のリスクが高まるため、同じ傷からついでにミッドフェイスリフトも行うというケースが多いとされています
この手術は、本来のハムラやクマ治療よりも剥離範囲を広げるのが特徴です。特に、表側から行う場合は、法令線の上あたりまで剥離範囲を広げます
ミッドフェイスリフトの主な適応となるのは、以下のようなお悩みを持つ方々です。
法令線の上にお肉が乗っかって目立つ方:年齢とともに頬が下垂し、法令線の上にたるんだお肉がもたつき、ほうれい線が強調されて見えるケースです
頬が下垂し、頬前面のボリュームが少ない方:頬のたるみによって、ゴルゴラインが気になる方です
全体的に頬のやつれが気になる方:頬が下垂したことで、顔全体に疲れた印象ややつれた印象を与える方です
年代的には、40代から50代の方に適用されることが多いとされていますが、一概には言えません。30代の方でも、ゴルゴラインが強く目立ったり、頬のお肉が下垂して法令線の上にもたつきが見られる場合は、適応となることがあります。つまり、年齢だけでなく、お顔の状態に応じた判断が重要となります

表ハムラ vs 裏ハムラ:ミッドフェイスリフトの効果の違い

ミッドフェイスリフトは、クマ治療の切開方法である「表ハムラ」と「裏ハムラ」のどちらと組み合わせるかによって、効果やリスクが異なります
表側(表ハムラ)からのミッドフェイスリフト
    ◦ 表側からの手術では、しっかりとした引き上げ効果が期待できます。視野が確保しやすいため、剥離範囲を広げやすく、より広範囲のたるみに対応できる利点があります
    ◦ しかし、剥離範囲が広くなる分、術後の固定が不十分だったりすると、外反のリスクが高まる可能性も指摘されています
裏側(裏ハムラ)からのミッドフェイスリフト
    ◦ 裏側からの手術は、視野が非常に狭いという制約があります。そのため、剥離範囲に限界があり、後戻りがしやすく、引き上がりも限定的になりがちです
    ◦ SNSやクリニックのホームページなどで見られる症例写真でも、裏ハムラと組み合わせたミッドフェイスリフトの引き上げ効果は、「やや弱い」「限界がある」と感じるケースも少なくないと思います。

ミッドフェイスリフトの限界と、より効果的な代替案

ミッドフェイスリフトは、特定のケースで有効な手術ですが、万能ではありません。特に、以下のような限界や、より効果的な代替案が存在します。
後戻りの可能性
    ◦ 特に裏側からのミッドフェイスリフトの場合、後戻りしやすいという特徴があります。せっかく手術を受けても、効果が長続きしない可能性も考慮する必要があります
ゴルゴラインの凹みへの効果の限界
    ◦ ゴルゴラインの凹みが強い場合、ミッドフェイスリフトを行っても、凹み自体が残ってしまうことがあります。これは、ミッドフェイスリフトが主に「頬のお肉部分」を引き上げる手術であり、頬のお肉自体が痩せてボリュームが少ない場合は、凹みを完全に解消できないためです
これらの限界に対して、吉井医師は「注入治療」を主要な代替案として挙げています
脂肪注入
    ◦ ゴルゴラインの凹みや、頬のくぼみが気になる場合、脂肪注入は非常に有効な手段です
    ◦ ミッドフェイスリフトの場合、術後の腫れや傷が落ち着いてから、改めて凹みが気になる部分に注入を検討することもあります。しかし、それならば最初から脂肪注入を行っておいた方が、結果的に早く改善が見られる可能性もあります
   
脂肪吸引
    ◦ 唯一ミッドフェイスリフトが有効とされるケースとして、「法令線より上側のお肉のもたつき」を浅くするために引き上げる、という点が挙げられます
    ◦ しかし、このもたつきに対しても、お肉を吸引して削ってあげるという方法も十分に代替案として考えられます
つまり、一部のケースにおいて、ミッドフェイスリフトの効果を脂肪注入や脂肪吸引で代替できる可能性が高く、特にゴルゴラインの凹みに対しては注入治療の方が直接的かつ効果的なアプローチとなり得ると考えられます
ミッドフェイスリフトに伴うリスクとダウンタイム
どんな手術にもリスクは伴いますが、ミッドフェイスリフトでは特に以下の点に注意が必要です。
剥離範囲の拡大に伴うリスク
    ◦ ミッドフェイスリフトは剥離範囲が広くなるため、それに伴い癒着(組織がくっつくこと)や拘縮(つっぱり感)、感覚が鈍くなるといった症状が現れる可能性があります
    ◦ これらの症状が治まるまでに時間がかかる、つまりダウンタイムが長引く傾向にあることも理解しておく必要があります。これは表側・裏側のどちらからの手術でも同様です
外反のリスク(特に表側からの手術の場合)
    ◦ 表側からのミッドフェイスリフトでは、術後の固定が非常に重要になります。もし固定が緩んでしまったりすると、剥離範囲が広い分、通常の表ハムラよりも派手に外反してしまう可能性もゼロではありません
ミッドフェイスリフトは「アップセル」なのか?
美容医療の業界では、特定の施術を顧客に推奨する際に「アップセル」の側面があるのではないか、と警戒されることがあります。ミッドフェイスリフトも、その一つとして見られることがあります。
過去のアップセル事例
    ◦ かつて、クマ取りと脂肪注入が流行していた時期には、「クマ取りと脂肪注入のつもりで行ったら、顔全体の脂肪注入まで提案され、気づけば100万円くらいになっていた」という口コミが聞かれました。これは、施術部位を増やすことで客単価を上げる、典型的なアップセルの手法でした
ハムラ治療の普及と新たなアップセル
    ◦ 近年、脂肪注入や脂肪吸引を避けたいという理由から「ハムラ法」が人気を集めています。しかし、ハムラ法は単独ではアップセルにつながりにくいため、クリニックによっては別のアップセル方法を模索する動きも見られるようです
    ◦ その一つが、ミッドフェイスリフトをハムラと組み合わせるという提案です。また、最近では「涙袋形成」をクマ治療と同時に勧めるクリニックも増えていると言われています
「全員に当然のように勧める」場合は注意が必要
    ◦ 吉井医師は、個々の症例や患者様の状態に応じて必要と判断された場合にミッドフェイスリフトを提案するのは良いことだと考えています

    ◦ しかし、「ほとんど全員に当然のようにミッドフェイスリフトを付け加える」ようなクリニックの方針が見られる場合、それはアップセルの一種である可能性が高いです。特に、ハムラ法によるクマ治療しか行わないクリニックで、ミッドフェイスリフトが唯一のアップセル手段となっているような場合は、注意が必要です

まとめ

クマ治療におけるミッドフェイスリフトは、特定の症状や年代の方には有効な選択肢となり得ます。特に、法令線上のたるみや、頬のたるみによって生じるゴルゴラインに悩む方にとっては、検討する価値のある手術です
しかし、裏側からの手術では効果が限定的であること、後戻りのリスクがあること、そして脂肪注入や脂肪吸引といった代替案でも、同様かそれ以上の効果が期待できるケースが多いことも忘れてはなりません
手術にはダウンタイムの延長や、外反などのリスクも伴います。そのため、ご自身の状態に本当にミッドフェイスリフトが必要なのか、代替案はないのかを、信頼できる医師と十分に話し合い、納得した上で治療を選択することが非常に重要です
患者様の美容医療への知識と意識が高まっている今、医師任せにするだけでなく、ご自身でしっかり情報収集を行い、疑問点は積極的に質問することが、後悔のない治療選択につながるでしょう
この情報が、皆様の賢い美容医療選択の一助となれば幸いです。

 

ミッドフェイスリフトについて、詳しくはこちらをご覧ください:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/tarumi_bottom.html

 

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日付: 2025年8月30日  カテゴリ:形成外科手術

クマ治療で増加する「過剰脱脂」のトラブル!失敗しないための知識と修正方法を徹底解説

こんにちは、お茶の水美容形成クリニックです。 今回は、目の下のクマ治療において、近年相談が増えている「過剰脱脂」によるトラブルと、その修正方法について詳しく解説していきたいと思います。クマ治療の中でも「脱脂」は非常に一般的な治療法であるため、数が増えればどうしても修正依頼も増えてくるものです。特に最近では、裏ハムラなどの修正依頼も増加傾向にありますが、その中でも「最も厄介」と言われるのがこの過剰脱脂です
「過剰脱脂」という言葉自体、最近ではSNSなどでよく耳にするようになった方もいらっしゃるかもしれません。要は脂肪を取りすぎた状態を指します。単なる取りすぎというよりも、中には「ほとんど根こそぎ取っている」と表現されるようなケースも見られます。元々そういうスタンスのクリニックもあれば、SNS映えを狙って多くの脂肪をアピールするために過剰に脂肪を取りすぎてしまう、といったケースもあるようです
この過剰脱脂によって、一体どのようなトラブルが起こり得るのでしょうか。そして、その修正にはどのような方法があるのか、詳しく見ていきましょう。
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過剰脱脂で起こりうる主なトラブル

過剰脱脂で悩まれる方が訴える症状は、主に以下の3つが挙げられます
1. 取りすぎて「へこみ」が気になる
2. 「奥目」になったように見える、または「目の位置が下がった」ように見える
3. 慢性的な痛みが続く(機能障害)
これらの症状について、詳しく解説していきます。
1. 取りすぎて「へこみ」が気になる
過剰脱脂のトラブルで最も多いのが、目の下の「へこみ」が気になるというお悩みです。周りから見ればすっきりしているように見えても、ご本人にとってはへこみが気になるという主観的なレベルから、本当に「彫刻刀で削られたみたい」と感じるほど目の下がへこんでしまう深刻なケースまで様々です
【修正方法】 この「へこみ」が気になるという状態であれば、比較的対応しやすいと言えます。基本的な修正方法は「注入」です。へこんだ部分に脂肪やヒアルロン酸などを注入することで、元のふっくらとした状態に近づけることが可能です
ただし、中高年以降の方(50代~60代)の場合、へこみに加えてシワやたるみも伴っていることが多いため、単に注入するだけでなく「皮膚切除」を組み合わせる治療が必要になることもあります。30代から40代前半の方であれば注入一本で対応できるケースも多いですが、年齢とともに皮膚のたるみも考慮した複合的な治療が望ましいでしょう
2. 「奥目」になったように見える、または「目の位置が下がった」ように見える
へこみと関連して、「奥目になったように見える」「目の位置が下がったように見える」という訴えも少なくありません。ひどい場合には、複視(ものが二重に見える)や斜視になったように見えるといったケースも報告されていますが、これは非常に稀なケースです。一般的に、脱脂をしたからといってこのような状態になることを過度に心配する必要はないとされています
奥目に見えるメカニズムとしては、元々上まぶたもへこんでいたり、眉骨や頬骨が突出している骨格の方が、脱脂単体で治療を受けるとすり鉢状にへこんで見えやすくなることが考えられます
「目の位置が下がる」という現象は、通常は滅多に起こりません。目の構造は、眼球の下に脂肪があるだけでなく、その上には「筋膜」のようなものが存在し、脂肪が抜けてもこの筋膜がしっかりブロックしていれば、目が大きく下がることは通常ありません。しかし、50代、60代と年齢を重ねるにつれて、こういった筋肉や筋膜の強度が落ちてくるため、その状態で脂肪を根こそぎ抜いてしまうと、目が下がってしまう可能性はゼロではないと考えられています
【修正方法】 この「奥目」や「目の位置が下がったように見える」といった状態の修正は、単なるへこみに比べて難易度が上がります
奥目程度であれば、修正は比較的可能です。これはへこみの延長線上と捉えられ、目の下だけでなく目の上にも注入を行うことで、全体的なバランスを整えることができます
しかし、「眼球が落ちて見える」といった深刻な状態になると、修正は非常に難しくなります。一般的なクリニックはもちろん、目の下のクマ治療を専門とするクリニックでも、このようなケースに対応できるところはほとんどありません。この場合、より専門的な「眼形成専門」のクリニック、特に韓国などの専門機関では、目の下に注入剤や人工骨(レボザ)、あるいは肋軟骨などを入れて眼球を「重上げ」するような治療が行われることもありますが、これは非常に高度な修正術となります
このような深刻な状態になるのは、もともと軽いクマだったにもかかわらず、中高年の方に根こそぎ脂肪を取ってしまうような治療が行われた場合に特に顕著になる傾向があると考えられます
3. 慢性的な痛みが続く(機能障害)
過剰脱脂の後に「痛みがずっと続く」といった機能障害を訴える方もいらっしゃいます。クマ治療(脱脂やハムラ)の後、数ヶ月程度の違和感や軽い痛み、突っ張り感などは起こり得るものであり、通常は時間とともに徐々に改善していくものです。特にハムラ法など侵襲度の高い手術では、1〜3ヶ月程度、触ると鈍い感じがしたり、突っ張る感じがしたりすることはあります。しかし、日常生活に支障が出るレベルの痛みは通常考えにくいとされています
【心理的側面と負のスパイラル】 この慢性的な痛みには、心理的な側面が大きく関わっていると考えられています。へこみが気になる、奥目が気になる、といった術後の変化に不安を感じ始めると、患者さんの神経が過敏になり、通常であれば気にならない程度の違和感や痛みを「後遺症ではないか」と感じてしまうことがあります。この心理的な負のスパイラルによって、症状がさらに気になり、心に大きな負担がかかってしまうのです

まとめ

クマ治療における過剰脱脂は、取りすぎた脂肪によって目の下のへこみ、奥目、そして稀に目の位置の低下や慢性的な痛みといったトラブルを引き起こす可能性があります。
へこみが気になるだけの状態であれば、注入や皮膚切除を組み合わせることで多くの場合対応可能です
しかし、「奥目」や「眼球が落ちて見える」といった状態、特に「眼球が落ちたように見える」深刻なケースでは、修正が非常に困難となり、専門性の高いクリニックでの治療が必要になることがあります
また、機能障害としての痛みや心理的な負担も大きな問題であり、医師と患者が協力して長期的に向き合っていく姿勢が求められます
もし現在、過剰脱脂によるへこみでお悩みの方がいらっしゃいましたら、脂肪注入や皮膚切除といった方法で対応可能なケースは非常に多いです。ぜひ一度、当院にご相談ください。

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日付: 2025年8月29日  カテゴリ:形成外科手術

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