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【美容整形の真実】10年後、20年後に崩れるって本当?長持ちさせるための鉄則を解説

美容医療を検討される方からよく寄せられる疑問の一つに、「美容整形をした後、10年後や20年後に顔が崩れたり、不自然になったりしないか?」というものがあります。過去に美容医療を受けた方が、年を重ねるにつれて不自然な見た目になっているのを見聞きし、将来を不安に感じる方は少なくありません。美容医療に携わる専門家の間でも、そうした不自然な変化に気づくことがあるほどです。

しかし、結論から申し上げますと、過度にご心配いただく必要はありません。ただし、それには「適切な施術」と「継続的なメンテナンス」という重要な条件がつきます。本記事では、医療広告ガイドラインに則り、美容医療の10年後、20年後のリアルな経過と、長期間にわたって自然な美しさを保つための鉄則や注意点について詳しく解説いたします。

昔と今で違う?現代の美容医療における自然な仕上がり

「昔整形した人が不自然になっている」という印象を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、これは10年以上前の古い技術や、当時の美容のトレンドが影響しているケースが多く見られます。現在の美容医療の技術は進歩しており、40代や50代の方であっても、20代後半から30代のような、ごく自然な若々しさを保っている方が大勢いらっしゃいます。

もちろん元々の骨格や肌質などの「土台」も重要ですが、適切なアプローチを用いることで、自然に若々しく見せることは十分に可能です。美容医療に精通している方は、一度の施術で劇的な変化を求めるのではなく、年月をかけて少しずつ継続的なメンテナンスを行い、顔全体に馴染ませていくという方法を取っています。

施術内容ごとの長期的な経過とリスク

美容整形を受けた部位が10年後、20年後にどうなるかは、どのような施術を受けた化によって大きく異なります。長期間経過した際のリスクについても正しく理解しておくことが大切です。

① シンプルな手術(二重埋没や眉下切開など)

二重の埋没法や、まぶたのたるみを取る眉下切開といった比較的シンプルな手術の場合、時間が経過しても「少し元の状態に後戻りしたかな」という程度の変化で済むことがほとんどです。加齢に伴う自然な変化の一部として受け入れやすい経過をただります。

② 異物の挿入(シリコンプロテーゼなど)

将来的な変化について最も注意が必要なのが、「顔に異物を入れる」治療です。鼻や顎などにシリコンプロテーゼを入れた場合、10年、20年と放置していると、加齢によって顔の組織が痩せたり皮膚が薄くなったりした際に、プロテーゼの縁が浮き出て不自然に見えるリスクがあります。

これは、プロテーゼを挿入する「深さ(層)」が大きく関係しています。通常, プロテーゼは骨のすぐ上(骨膜下)という深い層に入れますが、これが骨膜上の浅い層に入ってしまっていると、通常よりも早いタイミングで浮き出てくる原因になります。なお、鼻翼基部(小鼻の付け根周辺)などは元々の組織が分厚いため、プロテーゼを入れても比較的浮き出にくいという特徴があります。

③ 注入治療(ヒアルロン酸)

手軽でポピュラーなヒアルロン酸注入ですが、長期間経過した際の変化には注意が必要です。ヒアルロン酸は時間とともに体内に吸収され、10年〜20年経てば大抵はなくなります。しかし、海外のMRIを用いた報告などによれば、10年前に注入したヒアルロン酸が吸収されずに、位置が少しずれて残っているケースがあることも分かっています。

残っていること自体は、炎症やアレルギーといったトラブルが起きていなければ、そのまま放置しても直ちに問題はありません。しかし、ヒアルロン酸には「スポンジのように水分を含んでむくむ(膨らむ)」という特有の性質があります。特に目の下などの皮膚が薄く浅い部分に長期間残っていると、水分を吸ってぶよぶよと膨らんだり、青白く透けて見える「チンダル現象」を引き起こしたりすることがあります。

④ 注入治療(脂肪注入)

脂肪注入に関しては、「10年後、20年後にしこりができるのではないか」と心配される声があります。しかし実際には、脂肪注入によるしこりは術後3ヶ月程度の早い段階で形成されることがほとんどであり、触れば分かる状態になっています。加齢によって顔の脂肪や組織が痩せた結果、元々あったしこりが目立つようになったり、ご自身が意識し始めたりすることで「後からできた」と感じてしまうことが多いのです。術後3ヶ月〜6ヶ月の経過をしっかりと診察し管理することで、しこりのリスクは最大限防ぐことができます。

長期間美しさを守るための2つの鉄則

10年後、20年後も不自然な変化を起こさず、綺麗な状態を維持するために知っておくべき重要な鉄則が2つあります。

鉄則1. 注入は「深い層」をメインに行う

ヒアルロン酸や脂肪などの注入治療において、将来的な不自然さを防ぐための最大の鉄則は、「深い層に注入すること」です。

人間の顔は、一番奥に骨があり、その上に筋肉、脂肪、そして一番表面に皮膚という構造になっています。骨のすぐ上という深い層に注入を行えば、その上に筋肉や脂肪、皮膚という「分厚い布団」が被さる状態になるため、注入物の形が不自然に浮き出ることはまずありません。

逆に、皮膚のすぐ下という浅い層に注入してしまうと、覆っている組織が薄い皮膚1枚だけになり、注入物の形がくっきりと分かりやすくなってしまいます。さらに、時間の経過とともに周囲の組織が痩せてくると、より一層浮いて見えやすくなります。浅い層への注入は小ジワにハリを出したりする程度の最小限にとどめ、基本は深い層へアプローチすることが重要です。

鉄則2. 早めの「リセット」と継続的なメンテナンス

ヒアルロン酸が水分を含んでむくんできたり、チンダル現象が起きたりした場合は、ヒアルロン酸を溶解する注射を用いて一度リセット(溶かす)し、入れ入れ直すことをおすすめします。目安として、大体1〜2年程度でメンテナンスを行うのが理想的とされています。

極端な例ですが、8年や10年といった長期間、むくんで膨らんだヒアルロン酸を放置してしまうと、テントを張ったように皮膚が内側から突っ張って伸びきってしまいます。限界まで伸びた皮膚の下にあるヒアルロン酸を急に溶かしてしぼませると、まるで風船の空気が抜けたように皮膚がくしゃくしゃになり、元のシワやたるみが余計に目立ってしまうという事態に陥ります。結果的に大掛かりな手術が必要になることもあります。そのため、皮膚が伸びきってしまう前、「少しむくんできたかな」と感じた段階で早めに溶かしておくことが、お肌に余計な負担をかけないためのポイントです。

また、シミ治療やたるみ治療といった皮膚科的なアプローチも、一度治療を受ければ一生効果が続くわけではありません。放置すれば、当然加齢による後戻りが生じます。美容院で定期的に髪を整えるのと同じように、美容医療も定期的なメンテナンスを行うことで、長期間にわたって良い状態を維持することが可能になります。

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よくある質問(Q&A)

Q. プロテーゼを入れた場合、将来必ず入れ替えや抜去が必要になりますか?

A. 必ずしも全員が必要になるわけではありません。骨膜下の適切な深さに挿入されており、ズレや感染、皮膚の菲薄化(薄くなること)などのトラブルがなければ、一生そのままで過ごされる方もいらっしゃいます。ただし、加齢によって周囲の組織が痩せることで見た目に違和感が出てきた場合は、抜去や入れ替えを検討することがあります。

Q. 10年前に注入したヒアルロン酸が残っている場合、今からでも溶かせますか?

A. はい、注入から何年が経過していても、ヒアルロン酸溶解注射(ヒアルロニダーゼ)によって溶かすことが可能です。目元のぶよぶよとした膨らみや青みが気になる場合は、一度リセットすることでスッキリとした状態に戻り、その後のたるみ治療などもスムーズに行えるようになります。

Q. 将来「崩れる」のを防ぐために、20代・30代のうちからできることはありますか?

A. 一度で劇的な変化を出す手術を繰り返すよりも、ハイフ(HIFU)などの定期的なたるみ予防や、必要最小限の注入治療を適切な層に行う「マイルドなエイジングケア」を継続することが大切です。また、日々の紫外線対策や保湿を徹底し、肌自体の土台を健康に保つことも、将来の不自然さを防ぐ大きな要素となります。

参考のyoutubeはこちら

まとめ:美しさは「メンテナンス」で作られる

美容整形や美容医療を受けた後、10年後や20年後にどうなるのか。その答えは、「やりっぱなしにすれば加齢に伴い形が変化し、不自然に浮いてくる可能性があるが、定期的にメンテナンスを行えば美しい状態を維持できる」ということです。

特に、プロテーゼやヒアルロン酸などの異物・注入物を浅い層に入れたまま放置することが、将来的な不自然さを防ぐ大きな原因となります。治療を受ける際は、メリットだけでなくデメリットや将来的なリスクについても十分な説明を受け、施術後も継続して経過を診てもらうことが大切です。

美容医療は「一度やって終わり」ではありません。ご自身の加齢変化に合わせて少しずつ手を入れ、適切に管理していくことで、10年後も20年後も自然で若々しい魅力を保ち続けることができるでしょう。


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日付: 2026年5月19日  カテゴリ:新着情報, 美容コラム

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