こんにちは、お茶の水美容形成クリニックの朴華永です。
女性器のデリケートなお悩みの中でも、特に相談しにくいと感じる方も多い「陰核包茎」について、皆さんはご存知でしょうか?
今回は、婦人科形成をご検討中の皆さまへ、陰核包茎の基本的な知識から、その症状、そして治療法である陰核包茎術について詳しく解説します。
陰核(クリトリス)と陰核包皮の位置関係
女性器の中でも、陰核(いんかく)、通称クリトリスは非常に目立つ部分にあります。男性でいう陰茎に相当しますが、排尿器や生殖器の機能はなく、快楽を伴う器官として非常に大切な役割を担っています。
この陰核は、陰核包皮(いんかくほうひ)という皮膚で覆われています。
陰核包皮を上に引き上げると陰核がよく見える状態が一般的です。
陰核包茎とはどんな状態?
「陰核包茎」とは、この陰核包皮の皮膚が多い状態を指します。実は、多くの女性の陰核は陰核包皮で覆われており、その多くが仮性包茎(かせいほうけい)の状態にあります。
しかし、陰核包皮に余分な皮膚が多いと、めくりにくくなることがあります。また、奥の方で癒着のような状態が起きていると、全くめくれない「真性包茎(しんせいほうけい)」と呼ばれる状態になることもあります。
陰核包茎がもたらす症状
普段は陰核が隠れていても、めくってみて陰核が露出できれば問題ありません。しかし、陰核包茎の状態では、以下のような様々な症状が現れることがあります。
感度の低下
皮膚の量が多いともたつき、感度が落ちてしまうことがあります。奥の方に突っ張りがある場合も、陰核が露出できず感度低下の原因となります。
不衛生な状態になりやすい
皮脂が溜まりやすく、汚れの原因となることがあります。実際に、これが原因で「粉瘤(ふんりゅう)」ができてしまった方もいらっしゃいます。
見た目の悪さ
皮膚がもたついていることで、見た目を気にされる方もいらっしゃいます。男性側から「陰核がどこかわからない」という意見を耳にしたケースもあります。
これらの症状に当てはまる方は、手術適応となる場合があります。
陰核包茎の治療「陰核包茎術」
陰核包茎の治療は手術になります。陰核包皮の余り具合や状態によって、手術のデザインは変わってきます。
- 皮膚の余りが多く、めくりやすい場合: 陰核包皮の上の方で切開線をデザインし、手術を行います。
- 陰核のすぐ上に突っ張りや癒着があり、めくりにくい場合: 陰核のすぐ上の皮膚を切開し、めくりやすくするデザインで手術を行います。
- クリニックでの一般的な方法: 多くのケースで、陰核に突っ張りがある方が多いため、陰核の直上で切開することが多いです。このデザインは傷跡が目立ちにくいというメリットもあります。
- 余剰皮膚が非常に多い場合: 症状に合わせて、小陰唇の手術と組み合わせて行われることもあります。
手術を受けられた方の声
実際に陰核包茎術を受けられた患者様からは、以下のような嬉しいお声をいただいています。
✨感度が良くなった
✨見た目が良くなった
✨汚れがたまりにくくなった
これらの改善により、多くの方が手術を受けて良かったと感じていらっしゃいます。
おわり
陰核の見た目や感度、衛生面でのお悩みは、一人で抱え込まずに専門医に相談することが大切です。陰核包茎や陰核包皮に関するお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度「陰核包茎術」をご検討ください。
皆様のご来院を心よりお待ちしております。
料金
【通常】 | 【モニター】 | |
---|---|---|
陰核包皮縮小 片側 | 88,000円 | 39,600円 |
陰核包皮縮小 両側 | 165,000円 | 77,000円 |
内容:余剰な部分を切除、縫合することで改善させる手術です。
リスク・副作用:出血、内出血、腫れ、痛み、傷跡、違和感、左右差、感染、傷の離開等
御茶ノ水の美容皮膚科・まぶたの治療ならお茶の水美容形成クリニック
日付: 2025年9月20日 カテゴリ:新着情報, 美容コラム and tagged 婦人科形成, 陰核包皮