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クマ治療の長期経過は?「クマ取り+脂肪注入」で若々しさを長期間キープする秘訣

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。
今回は、「クマ治療」の長期経過について、特に当院で多く行っている「クマ取り(脱脂術)+脂肪注入」の症例を元に、その効果がどれくらい持続するのか、そして多くの方が気になる「注入した脂肪はなくなるのでは?」という疑問にお答えしていきたいと思います
クマ治療には、大きく切開するハムラ法や、脂肪を取り除くだけの脱脂術、そして脱脂術と脂肪注入を組み合わせる裏ハムラ法など、様々な種類があります。その中でも、今回は「クマ取り(脱脂術)と脂肪注入」の組み合わせに焦点を当てて解説します

クマ治療の長期経過、なぜ情報が少ないの?

美容医療における手術の長期経過を追うことは、実は「かなりレア」なことです一般的なクリニックでは、術後の経過フォローは半年程度までを一つの目安としていることが多いためです
術後の経過フォローの目安を半年に設定するクリニックが多い理由として、術後半年も経てば、大抵の場合、傷跡は落ち着き、脂肪注入や脂肪吸引を行った箇所も馴染んで、それ以上大きく形が変わることはないとされているからです。体感としては、術後3ヶ月以上経過すると、ほとんどの手術で大きな変化は見られないとされています。例えば、切開を伴う手術(切開ハムラ(表ハムラ)、二重全切開、眼瞼下垂、フェイスリフトなど)でも、術後3ヶ月は突っ張り感や感覚の鈍さがあることがありますが、半年も経てばそういった感覚も戻り、傷も柔らかく落ち着いた状態になります
さらに、切ったり縫ったりする手術の少ないクリニックでは、術後1ヶ月や3ヶ月でフォローアップを終了するところも多いのが実情です

当院が長期経過を追える理由

当院では、皮膚科治療も行っているため、外科手術を受けた患者様がその後も皮膚の施術のために継続してご来院いただけることが多くあります。その中で、定期的に写真撮影をさせていただく機会があるため、一般的なクリニックよりも長いスパンでの経過を追えることができております
今回は、その貴重な長期経過の記録の中から、特に「クマ取り+脂肪注入」の2つの症例をご紹介しながら、「注入した脂肪はなくなってしまうのか?」という皆さんの疑問を解消していきましょう

症例紹介:クマ取り+脂肪注入の長期経過

症例1:30代女性(術後1年6ヶ月)

まずご紹介するのは、30代の女性の患者様です この方は、目の下のクマ(眼窩脂肪の突出)と、その下の頬のへこみにお悩みでした。へこみがあることで、目の下の出っ張りが余計に目立ってしまう状態です
手術では、結膜側から眼窩脂肪を取り除く「クマ取り(脱脂術)」を行い、目の下の出っ張りを改善しましたそして、頬のへこみ部分には「脂肪注入」を施しました
下の画像は、術後1年と6ヶ月が経過した状態です ご覧いただくとお分かりのように、クマ取りで脂肪を取り除いた部分は、1年半経っても再発することなく、すっきりとへこんだ状態をキープしています。当然ながら、一度取り除いた脂肪は出てくることはありません
さらに、頬のへこみに注入した脂肪も、1年6ヶ月経った後も「しっかりふっくら」とした状態を維持していることが確認できます。目の下の膨らみがなくなり、頬との境界が滑らかになることで、非常に自然で若々しい印象になっています

症例2:20代女性(術後2年)

次にご紹介するのは、20代の女性の患者様です この方も、目のすぐ下の眼窩脂肪の突出と、その下にわずかなへこみが見られました
治療は、先の症例と同様に、脱脂術で目の下の突出を改善し、へこみに脂肪注入を行うという方法を選択しました
下の画像は、術後2年が経過した状態です 術後2年という長期が経過しても、目の下は「しっかり再発なくへこんで」おり、頬のラインは「ふっくらと滑らか」になっていることが見て取れます。この方の場合も、再発はなく、注入した脂肪が極端に減ることもなく経過しています
これらの症例から、「クマ取り+脂肪注入」によって得られた効果は、一時的なものではなく、非常に長期的に持続することがお分かりいただけたかと思います。特に、「脂肪注入は定着しないのでは?」という懸念は、これらの症例を見る限り、全くの杞憂であることが証明されています

脂肪注入の「定着率」と安定までの期間

クマ治療で脂肪注入を組み合わせる際に、多くの方が最も懸念されるのが「脂肪の定着率」でしょう。注入した脂肪がどれくらい生着し、残り続けるのかは、治療の成功を左右する重要な要素です。
当院の見解では、注入された脂肪は、大体1ヶ月から3ヶ月の期間でほとんど完全に安定すると考えて良いでしょう。この1ヶ月から3ヶ月の過程で、ごくわずかではありますが、少しだけ脂肪が吸収されて減少する可能性があります。しかし、3ヶ月が経過すれば、脂肪はほぼ安定し、そこからはそれほど大きく変化することはないという認識で問題ありません
つまり、脂肪注入の効果がなくなる、というのは誤解であり、一度定着した脂肪は長期にわたってその場に残り続けるのです

脂肪の定着に影響を与える要因

とはいえ、脂肪の定着率には個人差があり、いくつかの要因によって定着の度合いが異なることがあります

年齢

    ◦ 若い方に比べて、50代、60代といった年齢層の方の場合、術後3ヶ月から6ヶ月の間でも、ごくわずかに脂肪が減少する可能性があります

急激な体重変動

    ◦ 注入しているのが「脂肪」であるため、術後の経過中に急激に痩せてしまうと、注入した脂肪もその影響を受けて減ったように見える可能性があります。大幅なダイエットを計画している場合は、術前に医師と相談しましょう

個人差と生活習慣

    ◦ 脂肪の定着率は、残念ながらどうしても個人差があります
    ◦ 人によっては、体質的に脂肪が定着しにくい方もいらっしゃいます
    ◦ 肌質なども影響することがあります
    ◦ 喫煙習慣のある方は、非喫煙者に比べて脂肪が定着しにくい傾向があります
    ◦ アレルギー体質の方も、定着率に影響が出ることがあります
    ◦ 注入部位を強くこする癖がある場合も注意が必要です。例えば、目の周りをゴシゴシと強くこする癖があると、せっかく注入した脂肪が潰れてしまい、定着しにくくなる可能性があります
これらの要因に心当たりのある方は、カウンセリング時に医師に伝えることで、より適切なアドバイスや対策を受けることができるでしょう。

もし脂肪が減ってしまったら?「再注入」について

もし、これらの要因によって注入した脂肪がだいぶ減ってしまったと感じる場合でも、ご安心ください そのような方の場合、1回目の手術から半年から1年ほど経った後で、もう一度脂肪を「再注入」することで、より高い定着率を期待できます
一度や二度再注入することで、脂肪はより強くその場所に「くっつく」ような形で定着し、その後は永続的に残り続けることが、当院の多くの症例で確認されています。毎年注入し続けるような必要はなく、ほとんどの場合、1回から2回の再注入で済むことが多いのです

まとめ

今回の記事では、クマ治療の中でも「クマ取り(脱脂術)+脂肪注入」に焦点を当て、その長期経過について詳しく解説しました
重要なポイントは以下の通りです。
一般的なクリニックでは術後半年までのフォローが多い中、当院では1年半〜2年といった長期の経過も確認しており、その効果は持続しています
クマ取りで除去した脂肪は再発せず、注入した脂肪も適切に定着すれば長期にわたって残り続けます
脂肪の定着は術後1〜3ヶ月でほぼ安定し、その後は大きな変化はありません
年齢、急激な体重変動、喫煙、注入部位を強くこする癖などが、脂肪の定着に影響を与える可能性があります
もし脂肪が減ってしまった場合でも、半年から1年後の再注入でより強固な定着が期待でき、通常1〜2回の再注入で済むことがほとんどです
目の下のクマは、顔全体の印象を大きく左右するお悩みです。適切な治療と長期的な視点を持つことで、若々しく明るい表情を長く保つことが可能です。目の下のクマにお悩みの場合、ぜひ一度カウンセリングにお越しいただき、お気軽にご相談いただけますと幸いです。
くまとりについて、詳しくはこちらをご覧ください:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/kuma.html
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日付: 2025年8月26日  カテゴリ:形成外科手術

「逆さまつげ(眼瞼内反症)」手術のギモンを解消!痛み、費用、ダウンタイムQ&A

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。
「逆さまつげ」という言葉を聞いたことはありますか?ただの見た目の問題だと思われがちですが、実は「眼瞼内反症」という疾患であり、まぶたが内側に反り返ることで、まつげが角膜や結膜にこすれてしまう状態を指します。この状態を放置すると、目に異物感や慢性的な充血、流涙を引き起こすだけでなく、角膜が傷つき、痛みや視力低下、さらには高齢者では角膜潰瘍の原因となることもあります
日々の不快感を解消し、大切な目の健康を守るためには、根本的な治療として手術が検討されることが多くあります。しかし、「手術」と聞くと、痛みや費用、術後の回復期間など、様々な不安が頭をよぎるかもしれません。
このブログ記事では、そんな「逆さまつげ(眼瞼内反症)」の手術に関する疑問を解消するため、「手術は痛いのか?」「費用はどれくらいかかるのか?」「術後のダウンタイムはどのくらいか?」といった、皆さんが特に気になるポイントについて、Q&A形式で形成外科専門医の山田淳生医師が詳しく解説していきます

眼瞼内反症とは

 

 

 

 

 

 

 

眼瞼内反症とは、まぶたが内側(眼球側)に向かって反り返る状態を指します。その結果、まつげが角膜や結膜にこすれてしまい、いわゆる「逆さまつげ」として不快感や目の障害を引き起こします。

主な症状

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • まつげが目に当たる異物感
  • 慢性的な充血や流涙(なみだ目)
  • 目やにが増える
  • 角膜が傷つき、痛みや視力低下を生じることもある
  • 特に高齢者では角膜潰瘍の原因となることがある

原因

眼瞼内反症は、年齢や背景によりいくつかのタイプがあります。

  1. 先天性眼瞼内反症
    乳幼児にみられ、まぶたや皮膚の発育バランスにより一時的にまつげが内側に向くタイプ。多くは成長とともに改善します。
  2. 加齢性(老人性)眼瞼内反症
    最も多いタイプで、まぶたを支える筋肉や靱帯が緩み、下まぶたが内側にめり込むことで発生します。
  3. 瘢痕性眼瞼内反症
    外傷や結膜炎・トラコーマなどの炎症後に瘢痕収縮でまぶたが内反するもの。

診断のポイント

  • まつげが実際に角膜に接触しているか
  • 下まぶたの緩みや外反傾向の有無
  • 加齢変化(靱帯のゆるみ)や炎症・外傷歴の確認
  • 角膜・結膜の傷の有無(細隙灯顕微鏡で確認)

治療法

症状の程度・原因により治療方針が異なります。

保存的治療

  • 点眼(角膜保護用のヒアルロン酸製剤、抗生物質)
  • アイテープでまぶたを外に牽引
  • 睫毛を抜くことによる一時的な改善

手術治療(根治的治療)

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 皮膚切開法(Hotz変法など)
    下まぶたの皮膚を部分的に切除して縫合し、まつげの向きを外側に矯正する術式です。
  • 眼瞼下制筋前転法(Jones変法など)
    瞼板を引っ張っている靱帯の緩みが原因の場合に、それを再固定することでまつげの向きを矯正する方法。高齢者では必要になる場合が多いです。
  • 瘢痕性の場合は結膜移植や皮膚移植を併用することもあります。

手術後に期待できること

  • まつげが眼球に当たらなくなり、異物感や流涙が改善
  • 角膜障害の進行を防ぎ、視力を守る
  • 慢性的な充血・目やにが減少し、生活の質が向上

合併症・リスク

  • 出血・腫れ・感染
  • 傷跡や瘢痕の赤み(数か月で落ち着くことが多い)
  • 過矯正による外反(まぶたが外向きになりすぎる)
  • 再発の可能性

よくある質問(Q&A)

手術は痛いですか?

A. 局所麻酔で行うため、手術中の痛みは最小限です。術後は軽い腫れや違和感が数日続く程度です。

ダウンタイムはどのくらいですか?

A. 腫れや内出血は1〜2週間で落ち着きます。抜糸は5〜7日後が目安です。

保険は使えますか?

A. 眼瞼内反症は角膜障害などを引き起こす「疾患」のため、基本的に保険適用となります。

再発することはありますか?

A. 高齢者ではまぶたの組織がさらに緩むことで再発する可能性があります。その場合は再手術や縫合法で対応可能です。

 

まとめ

眼瞼内反症は「ただの逆さまつげ」ではなく、角膜障害や視力低下につながる疾患です。
保存的治療で一時的に改善することもありますが、根本治療は手術となります。
当院では症状の程度・原因を丁寧に見極め、患者さま一人ひとりに最適な治療法をご提案いたします。ぜひ一度ご相談にお越しください。

 

山田医師のご紹介ページはこちら:https://www.ochanomizubiyou.com/staff.html

 

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日付: 2025年8月26日  カテゴリ:形成外科手術

出産・授乳後の「たるみ胸」を解消!若々しいバストを取り戻すための美容医療ガイド【豊胸/バスト形成術/ローマピンク】

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。
出産や授乳を経験された多くの女性が抱えるお悩みの一つに、「胸の老化」があります。かつてのようなハリや弾力が失われ、下垂してしまったバストを見て、「若い頃のあの頃に戻りたい」と願う方は少なくありません。幸いなことに、現代の美容医療には、こうしたお悩みに応えるための多様な治療法が存在します。今回は、出産や授乳後のバストのアンチエイジングに焦点を当て、具体的な治療の選択肢とその特徴を、当院統括医師である吉井医師が詳しく解説します。

1. 自然な柔らかさが魅力:「脂肪豊胸(脂肪注入)」

「脂肪豊胸」は、ご自身の体から採取した脂肪を胸に注入する、日本で最も普及しているとされる豊胸術です。太ももやお腹、二の腕などから吸引した脂肪を、乳腺内または乳腺下の脂肪組織に注入することで、バストのボリュームアップと形を整えます

特徴とメリット:

柔らかく、非常に自然な仕上がりが期待できます。ご自身の脂肪を使用するため、触り心地も本物の胸と変わりありません
特に、出産を経験し胸が下垂して柔らかくなっている方には、非常に相性が良いとされています。柔らかい組織には注入した脂肪が周りの組織に「くっつきやすい」ため、生着率が高まる傾向があります
通常の脂肪豊胸では片側200~300cc程度の注入が目安とされますが、もともとの組織が柔らかい方の場合、一度に350ccから400cc近くまで注入できることもあり、比較的しっかりとボリュームアップを図ることが可能です
適切に注入されれば、しこりができにくく、脂肪が定着しやすいという利点もあります。日本国内の大学病院などでの研究により、その技術やノウハウが進歩してきた背景があります

注意点:

一度に注入できる量には限りがあり、ナチュラルなサイズアップを目指すのに適しています
注入した脂肪がすべて定着するわけではなく、個人差はありますが、約100~150cc程度は吸収されてしまうことがあります
不適切な注入方法(1箇所に大量に注入する、極端に多量の脂肪を詰め込むなど)は、しこりができる原因となるため、高い技術力を持つクリニック選びが重要です。特に、見た目のボリュームだけを重視しすぎて不自然な硬さにつながるケースもあるため、注意が必要です

2. ボリュームをしっかり出したいなら:「シリコンインプラント豊胸」

「シリコンインプラント豊胸」は、シリコン製のインプラント(例:モチバの2番のような、非常に柔らかく形状が変化するもの)を挿入することで、バストのボリュームを出す方法です

特徴とメリット:

一気に大きくしたい、しっかりボリュームを出したいという場合に最適な選択肢です

注意点:

40代、50代以上で出産・授乳を経験し、胸が大きく下垂して柔らかくなっている場合、インプラント単独では不自然な仕上がりになることがあります。例えば、インプラントと元の胸の間に段差ができたり、「鏡餅」のような形に見えたりする可能性が指摘されています
下垂の程度が強い方の場合、インプラントでのボリュームアップには限界があり、ある程度の不自然さは念頭に置く必要があります。無理に大きなインプラントを挿入して不自然なハリを出す形になることもあります

3. 自然さとボリュームのいいとこどり:「ハイブリッド豊胸」

「ハイブリッド豊胸」は、インプラントと脂肪注入を組み合わせることで、それぞれのデメリットを補い合う治療法です

特徴とメリット:

インプラントでベースとなるボリューム(例:300cc程度)を出しつつ、その周りの段差や不自然さを、ご自身の脂肪を注入することで自然に整えます
インプラント単独では不自然になりがちなケースでも、より自然で美しいバストラインを実現できます
脂肪注入のみの場合よりも少ない脂肪量で済むため、比較的痩せ型で脂肪が少ない方でも対応しやすいという利点があります

4. 重度の下垂にアプローチ:「乳房吊り上げ・乳房縮小術」

特に下垂の程度が非常に強い方(60代、70代など)に対しては、「乳房吊り上げ・乳房縮小術」が選択肢となります。これは、物理的に胸の組織の一部を切除して小さくし、同時にバストを吊り上げる外科手術です

特徴とメリット:

胸がしっかりと小さくなり、重度の下垂が大幅に改善されます
胸の下側の部分が汗で蒸れて痒くなるなどのお悩みがある場合に、その部分の面積が少なくなるため、大幅な不快感の改善が期待できます

注意点:

乳頭から胸の下端まで縦に傷が残る、比較的派手な手術となります
30代などの比較的軽度な下垂の方には、通常は適用されません

5. バスト全体の若返りの鍵:「乳頭・乳輪の治療」

出産や授乳を経験すると、バストの形だけでなく、乳頭や乳輪にも変化が現れることがあります。具体的には、乳頭が伸びてしまったり、乳輪が大きくなったり、色が黒ずんでしまったりといったお悩みです。これらに対する治療も、バスト全体のアンチエイジングには欠かせません。

5-1. 乳頭縮小術・乳輪縮小術

乳頭縮小術: 伸びてしまった乳頭の一部をケーキカットのように切除して小さくする、あるいは円柱状に伸びた乳頭の中間部分を取り除いて小さくするといった方法があります。これにより、下着に引っかかるなどの不快感が改善されることがあります
乳輪縮小術: 大きくなった乳輪のサイズを小さくする手術です

5-2. ローマピンク(色素を明るくする治療)

比較的新しい治療法である「ローマピンク」は、乳輪や乳頭の黒ずんだ色素を明るくする(色を抜く)ことを目的としています
手術ではなく、ピーリングのように薬剤を塗布して行う非侵襲的な治療であり、出産を繰り返して乳輪・乳頭が黒ずんでしまった方に特におすすめです
乳輪や乳頭の色が明るくなることで、より若々しい印象を与えることができます

総合的なアンチエイジングの実現

これらの多様な治療法は、単独で行われることもあれば、組み合わせて行われることもあります。例えば、脂肪豊胸でボリュームと自然な柔らかさを出しつつ、乳頭・乳輪の形や色も整えることで、10年~15年前のご自身の胸に戻るような、より満足度の高いアンチエイジング効果を目指すことが可能です
ご自身のバストの状態や、どのようなバストを目指したいかによって、最適な治療法は異なります。まずは信頼できる専門医に相談し、ご自身に合ったオーダーメイドの治療計画を立てることが、理想のバストを取り戻すための第一歩となるでしょう。
豊胸について、詳しくはこちらをご覧ください:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/breast.html
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日付: 2025年8月26日  カテゴリ:形成外科手術

あなたの「まぶたの重さ」は眼瞼下垂?主な症状と自己チェックポイント

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。
「なんだか最近、まぶたが重い…」「目が開けにくい気がする…」そう感じたことはありませんか?鏡を見ると、なんだか眠そうに見えたり、額にしわが寄っていたりすることも。
もし、あなたがそのような悩みを抱えているなら、それは「眼瞼下垂(がんけんかすい)」かもしれません
眼瞼下垂とは、上まぶたが十分に開かず、黒目(瞳孔)が隠れてしまう状態を指します。これは単に見た目の問題だけでなく、視界が狭くなることで日常生活に支障をきたすこともあります

具体的には、以下のような症状に心当たりはありませんか?
まぶたが重く、目が開けにくい
視界の上の方が見えにくい(上方視野の障害)
額にしわを寄せて目を開けるクセがある
肩こりや頭痛、疲れ目の原因になっている
周りの人に「眠そう」「老けて見える」と言われる
これらの症状は、眼瞼下垂の代表的なサインです。今回の記事では、あなたの「まぶたの重さ」が眼瞼下垂によるものなのか、ご自身でチェックできるポイントと、その症状について、形成外科専門医の山田淳生医師が詳しく解説していきます。

眼瞼下垂とは

「眼瞼下垂(がんけんかすい)」とは、上まぶたが十分に開かず、黒目(瞳孔)が隠れてしまう状態をいいます。
見た目の問題だけでなく、視界が狭くなることで日常生活に支障をきたすこともあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

主な症状

  • まぶたが重く、目が開けにくい
  • 視界の上の方が見えにくい(上方視野の障害)
  • 額にしわを寄せて目を開けるクセがつく
  • 肩こりや頭痛、疲れ目の原因になることも
  • 見た目に「眠そう」「老けて見える」と言われる

原因

眼瞼下垂は大きく 先天性 と 後天性 に分けられます。

  1. 先天性眼瞼下垂
    生まれつき眼を開ける筋肉(眼瞼挙筋)の力が弱く、成長しても改善しないタイプ。
  2. 後天性眼瞼下垂
    大人になってから起こるもので、最も多いのは「腱膜性眼瞼下垂」。
    加齢や長年のコンタクト使用などで、眼瞼挙筋の腱膜がゆるみ、まぶたを十分に引き上げられなくなります。
    その他、外傷・神経疾患・薬剤などが原因となる場合もあります。

診断のポイント

  • まぶたの開き具合(MRD1:瞳孔中心から上眼瞼までの距離)
  • 眉毛の位置や額のしわの有無(代償でおでこを使っていないか)
  • 左右差やコンタクトレンズの既往
  • 眼球運動・視野検査

こうした評価によって、たるみや皮膚のかぶさりだけなのか、筋肉の問題があるのかを見極めます。

治療法

眼瞼下垂の治療は基本的に手術です。状態に応じて方法が異なります。

 

 

 

 

 

 

 

  • 挙筋前転術:腱膜を短縮・縫合し直し、まぶたの開きを改善する。
  • 皮膚切除(上眼瞼皮膚切除や眉下切開):皮膚のたるみが主体のときに併用。
  • 筋膜移植による前頭筋吊り上げ術:先天性眼瞼下垂症等で挙筋の機能が著しく低下している際に選択。

治療後に期待できること

  • 目の開きが改善し、視界が広がる
  • 額のしわや眉の引き上げ癖が減り、自然な表情
  • 疲れ目・頭痛・肩こりなどが軽減することも
  • 若々しい印象、はっきりした目元へ

合併症・リスク

  • 出血・腫れ・感染
  • 左右差
  • 再下垂(再手術が必要になることも)
  • 目の開き過ぎ(過矯正)や閉じにくさ

まとめ

眼瞼下垂は「見た目の美容上の悩み」だけでなく、機能的な問題(視野・疲れ)も引き起こす疾患です。
原因に応じた正しい診断と治療法の選択が、満足度の高い結果につながります。

当院では、まぶたの開き・眉の位置・皮膚のたるみをトータルで評価し、患者さま一人ひとりに最適な治療法をご提案しております。

 

よくある質問(Q&A)

Q.眼瞼下垂は保険適用になりますか?

A. 視界が妨げられ、日常生活に支障があると診断される場合(例:瞳孔にまぶたがかぶっているなど)、保険診療で手術可能です。美容目的のみの場合は自費診療となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Q.眼瞼下垂と「まぶたのたるみ」はどう違うのですか?

A. 眼瞼下垂は「まぶたを上げる筋肉の働きが弱い状態」、たるみは「皮膚が余ってかぶさっている状態」です。実際には両方が合併していることも多く、それぞれに合った治療法を組み合わせます。

Q.手術のダウンタイムはどのくらいですか?

A. 目立つ腫れや赤みは1〜2週間程度で落ち着きます。抜糸は5〜7日後が目安です。内出血が出た場合でも、多くは2週間前後で吸収されます。軽度の腫れは比較的長期にわたり、3ヶ月程度で完全に引くことが多いです。

Q.手術後に視力は変わりますか?

A. 多くの場合視力そのものは変わりません。ただし視界が広がることで、物の見やすさや作業効率が改善したと感じられる方が多いです。極稀に乱視がでることがあります。

Q.左右差は出ませんか?

A. もともと左右差のある方も多いため、デザイン段階で差を調整します。それでも体質や腫れの引き方でわずかな差が残る可能性はあります。

Q.再発することはありますか?

A. 加齢とともに筋肉や皮膚は再びゆるむため、数年〜十数年で再下垂が生じる場合があります。その際は再手術で修正可能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

保険診療と自費診療の違い

Q.眼瞼下垂の手術は保険でできますか?

A. 次のような場合は健康保険が適用されます。

  • まぶたが瞳孔にかぶさって、視界が妨げられている
  • 視野検査で上方の視野が欠けている
  • 額の筋肉を使って必死に目を開けている(額のしわや頭痛の原因になる)

このように 「機能的な障害」 があると診断された場合は保険適用になります。

Q.美容目的の場合はどうなりますか?

A. 「もっとぱっちりした二重にしたい」「たるみをすっきりさせたい」といった見た目の改善が主目的の場合は自費診療(自由診療) となります。

Q.保険と自費ではどう違いますか?

 

項目 保険診療 自費診療
適応 機能障害あり(視野障害・瞳孔にかぶさり等) 美容的改善目的
手術法 主に眼瞼下垂手術(挙筋前転など) 下垂手術+二重形成や皮膚切除などオーダーメイド
費用 3割負担で約4〜6万円前後(片側/両側により変動) 20〜60万円前後(術式・範囲により変動)
仕上がり 視野改善を優先(必要最低限の矯正) デザイン性・二重幅調整・左右差修正など細かく調整可

まとめ

  • 生活や視野に支障 → 保険診療対象
  • より美しくしたい → 自費診療

当院では、まず丁寧に診察を行い「保険の対象かどうか」を判定したうえで、機能改善と美容的なご希望のバランスをとった最適なプランをご提案しています。

ぜひ一度、ご相談にお越しいただけますと幸いです。

 

 

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日付: 2025年8月25日  カテゴリ:形成外科手術

クマ取り治療のダウンタイムを徹底比較!「裏ハムラ法」と「脱脂+脂肪注入」の回復過程の違いとは?

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。

「目の下のクマ」にお悩みの方にとって、クマ取り治療は非常に効果的な選択肢として人気が高まっています。しかし、「ダウンタイム」について、「どれくらい腫れるの?」「内出血は出るの?」といった不安を感じる方も少なくありません。特に、当院でも人気の高い「クマ取り+脂肪注入」と「裏ハムラ法」では、ダウンタイムにどのような違いがあるのか、というご質問を多くいただきます。

今回は、それぞれの治療法のダウンタイムの特徴と、回復過程の違いについて、実際の症例写真に基づいた情報から詳しく解説していきます。

ダウンタイムに共通する重要なポイント

まず、クマ取り治療全般のダウンタイムにおいて、非常に大切な共通点から見ていきましょう。

  • 医師の経験と技術が最も重要

    治療後の腫れや内出血を最小限に抑え、ダウンタイムを短くするためには、医師の経験と技術が非常に重要です。経験豊富な医師による手術は、無駄な操作が少なく、周囲の組織へのダメージを抑えられるため、結果としてダウンタイムが短くなる傾向にあります。

  • 内出血は避けられない場合も

    麻酔を注入する際や、脂肪を注入する際に、針が細い血管に当たってしまうと、青みがかった内出血が生じることがあります。これは確率論的に起こりうる現象であり、完全に避けることは難しい場合もあります。

  • 内出血は必ず改善する

    もし内出血が出たとしても、どうぞご安心ください。青紫や赤紫になったりすることがありますが、どのような内出血であっても、時間とともに必ず薄くなり、最終的には消失します。

  • しこりのような触感も内出血の可能性

    皮膚の下に血が溜まると、触るとコリコリしたり、一時的にしこりのように感じることがあります。多くの場合、これも内出血によるものであり、術後2週間から1ヶ月程度で自然に引いていく可能性が最も高いです。不安に感じるかもしれませんが、焦らず気長に経過を見守ることが大切です。

「クマ取り+脂肪注入」のダウンタイム

「クマ取り+脂肪注入」は、目の下の余分な脂肪を除去(脱脂)し、へこんだ部分に自身の脂肪を注入することで、クマを根本的に改善する治療法です。

  • 術後1週間の状態

    術後1〜2日が最も腫れる時期ですが、1週間後には内出血が薄い黄色味を帯びる程度に落ち着いているケースがほとんどです。この程度の黄色みであれば、コンシーラーやファンデーションなどのメイクで十分に隠すことが可能です。目の下の手術のため、内出血の色味は重力によって下方向(頬側)に流れる傾向があります。そのため、マスクを少し高めに着けることで、ほとんど目立たなくすることもできます。

  • 白目の内出血について

    脱脂の際、まれに白目にも内出血が及ぶことがあります。これは、結膜(まぶたの裏側)の組織と白目の表面の粘膜が奥で繋がっているため、血が伝わって起こる現象です。眼球自体が傷ついているわけではなく、これも時間とともに必ず引いてくるためご安心ください。

  • 長引く可能性のある内出血

    脂肪注入は、頬など比較的広範囲に針で脂肪を注入していくため、まれに針先が血管に当たってしまうと、その部分だけ赤紫のような濃い内出血が出ることがあります。このようなケースでは、内出血が完全に引くまでに約2週間程度かかることもあります。

  • 年齢による差

    20代や30代の症例写真を見る限り、内出血の出方や落ち着き方に大きな差は認められませんでした。40代の男性の症例でも、術後1週間で薄い黄色に落ち着いているケースが確認されています。症例①20代女性(くま取り+脂肪注入)

症例②30代女性(くま取り+脂肪注入)

症例③40代男性(くま取り+脂肪注入)

「裏ハムラ法」のダウンタイム

「裏ハムラ法」は、目の下の脂肪を眼窩内で移動させ、へこんだ部分に再配置することでクマを改善する治療法です。

  • 術後1週間の状態

    「脱脂+脂肪注入」と同様に、術後1週間で目元が薄い黄色味を帯びる程度に落ち着いているケースが多いです。内出血の色味の出方自体は、「脱脂+脂肪注入」と大きく変わらないレベルと言えるでしょう。

  • 裏ハムラ法特有のダウンタイム

    裏ハムラ法は、目の下の脂肪を骨の縁のさらに奥まで固定する必要があるため、手術の際に組織を剥離する範囲が広くなる傾向があります。このため、以下のような感覚的な変化が生じることがあります。

    • 感覚の変化

      術後1ヶ月前後、目の際を触ると感覚が鈍くなったり、ピリピリするような感覚が続くことがあります。

    • こわばり感

      笑ったり、目を閉じようとしたりする際に、目元が突っ張る、あるいは動きが鈍いといったこわばり感を感じることもあります。

    これらの感覚的な変化は、通常1ヶ月から3ヶ月程度で次第に改善し、戻ってくることがほとんどです。

  • 年齢・性別による差

    男性は女性に比べて皮膚が厚い傾向があるため、女性よりも黄色みが出にくい場合があります。しかし、これは性別や年齢による絶対的な違いというよりも、個人の皮膚の厚みや体質による個人差が大きいと言えます。
    症例①20代女性(裏ハムラ)

症例②30代女性(裏ハムラ)

症例③40代男性(裏ハムラ)

ダウンタイムに影響を与える「個人差」

内出血の出やすさやダウンタイムの長さには、以下のような個人差も大きく影響します。

  • 皮膚の厚み

    皮膚が薄い人ほど内出血の色が目立ちやすい傾向があります。

  • 体質

    普段から些細なことで腕や足に青あざができやすい体質の方は、顔でも内出血が出やすい傾向があります。

  • 生活習慣

    喫煙や過度な飲酒は、血液が出やすくなる傾向があり、内出血が長引く可能性もあります。

  • 過去の経験

    初めての手術に比べて、再手術の場合は組織の状態により出血しやすくなる傾向があります。

結論:ダウンタイムに大きな違いはほとんどない

患者様にとって最も気になるであろう「裏ハムラ法」と「脱脂+脂肪注入」のダウンタイムについて、実際の症例写真を見ると、大きな違いはほとんどないということがわかります。

細かな違いとしては、「脱脂+脂肪注入」では、広範囲に脂肪を注入するため、まれに針が血管に当たって赤紫の内出血が長引く可能性があること。一方、「裏ハムラ法」では、色味の変化は少ないものの、剥離範囲が広いため、一時的に感覚的な変化(鈍麻やピリつき、こわばり)が生じることがあるという点が挙げられます。

しかし、いずれの症状も時間とともに必ず改善に向かいます。ダウンタイム中に不安を感じたとしても、焦らず気長に経過を見守ることが何よりも大切です。

目の下のクマは、お顔全体の印象を大きく左右するものです。クマ取り治療を検討されている方は、ご自身のクマの状態や、ダウンタイムへの許容度を考慮しつつ、何よりも経験豊富な医師によるカウンセリングを受け、最適な治療法を選択することが重要です。

ぜひ、一度カウンセリングにお越しくださいませ。

 

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日付: 2025年8月25日  カテゴリ:形成外科手術

【50代からのクマ治療:切開ハムラ(表ハムラ)の真実と賢い選択肢

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。
年齢を重ねるにつれて気になる目の下のクマ。特に50代以上の方にとって、その治療法は多岐にわたりますが、中でも「切開ハムラ(表ハムラ)」は、根本的な改善を目指せる有力な選択肢として知られています。しかし、「完璧な治療法」と安易に捉えるのは危険です。今回は、東大医学部卒の吉井医師の解説をもとに、50代以上の方に第一選択肢となることが多い切開ハムラに潜む特有のリスクと、賢い治療選択のポイントを深掘りしていきます。

切開ハムラ(表ハムラ)とは? その強力な効果とダウンタイム

切開ハムラ(表ハムラ)は、まつ毛の生え際を切開し、皮膚を伸ばしてクマを改善する手術方法です。目の周りの手術としては最も大掛かりな部類に入るとされています

切開ハムラ(表ハムラ)のメリット

圧倒的な美的効果: シワ、目の下の突出(眼窩脂肪の出っ張り)、目の下のへこみを一気に良くすることができ、視覚的には最も効果が高いと評価されています。皮膚をピンと張ることで、若々しい印象を取り戻すことが期待できます

一方で、この手術には「ダウンタイム」という大きな側面が伴います

切開ハムラ(表ハムラ)特有のリスクと対処法

切開ハムラ(表ハムラ)には、以下のような特有のリスクが伴う可能性があります。しかし、適切な知識とクリニック選びによって、そのリスクを極力抑えることが可能です。

1. 内出血と腫れ

    ◦ 意外にも、裏ハムラや脱脂+脂肪注入といった他のクマ治療と比べて、内出血や腫れの程度はそれほど大きく変わらないことが多いとされています
    ◦ 症状としては、頬の周りが少し黄色くなる程度で、女性であればメイクで、あるいはマスクを着用すれば目立たないレベルであることが多いです
    ◦ 通常、1週間程度で治まり、抜糸も術後1週間で行われます。この点に関しては、過度に心配する必要はないとされています

2. タレ目(外反)

    ◦ これが切開ハムラ(表ハムラ)で最も懸念されるリスクの一つです。皮膚を切開してピンと張るため、どうしても下方向にテンションがかかり、下まぶたが下に引っ張られてタレ目気味になることがあります
    ◦ 発現時期とピーク: 術後2週間から1ヶ月程度で出現し、この時期にピークを迎えやすいとされています
    ◦ クリニックでの工夫: 当院では、タレ目にならないよう、目尻の横側の骨に皮膚をやや吊り目気味に引っ張って固定する工夫を凝らしており、外反のリスクをかなり抑える努力をしています
    ◦ 回復期間: 万が一外反が起こったとしても、術後1ヶ月から3ヶ月で大部分が元に戻り、3ヶ月から6ヶ月でほぼ元の状態に戻ることが多いです。これは、歯の矯正のように、気長に見守ることが重要とされています

3. ドライアイと結膜下浮腫(白目のぷよぷよ)

    ◦ タレ目(外反)が発生した場合、目の表面積が広がるため、空気に触れる面積が増え、ドライアイになりやすくなることがあります
    ◦ ドライアイに伴い、目がうるうるしたり、結膜下浮腫(白目の部分が水でぷよぷよと腫れる)が生じたりすることがあります
    ◦ 結膜下浮腫は、下まぶたが強く引っ張られることで、白目の粘膜が圧迫されて水が溜まることでも起こります
    ◦ 回復と早期処置: これらも外反が戻るにつれて自然に改善し、1ヶ月から3ヶ月のスパンで良くなることが多いです。しかし、術後1週間後の抜糸時や1ヶ月検診時に結膜下浮腫が見られる場合、非常に細い針で水抜きをすることで、早期に改善させることが可能です。こうした早め早めの処置によって、切開ハムラ(表ハムラ)特有のリスクを極力抑えることができます

手術アプローチの違いと「中途半端な切開」の落とし穴

クリニックによっては、外反や結膜下浮腫のリスクを嫌い、裏ハムラのみを行うところや、切開ハムラ(表ハムラ)をするにしてもごくわずかな皮膚しか切除しないところもあります。しかし、これには注意が必要です。
シワ改善効果の限界: 裏ハムラのみでは皮膚に何も触れないため、50代以上の方の場合、シワが残りやすいという問題があります
「少ししか切らない」手術の弊害: 例えば、一般的なクリニックが3〜5mmの皮膚を切除するのに対し、1〜2mmしか切除しないような場合、一時的には張ったように感じられるかもしれません。しかし、これは物理的な切除と術後の腫れによるもので、1年程度の比較的短期間で再びシワが現れてくることが多いのです
再手術のリスク: 再びシワが気になり、もう一度切開して引き上げようとすると、外反のリスクが格段に高まります。吉井医師は、「中途半端に少ししか皮膚を取らないのは、あまりよろしくない」と考えており、切開ハムラ(表ハムラ)を行うのであれば、しっかりと皮膚をピンと張った状態にすることが、長期にわたって肌のハリを保つために最も良い方法だと考えております

手術後のケアとライフスタイルの重要性

手術はあくまで一時的な介入であり、加齢による変化は止まるものではありません。切開ハムラ(表ハムラ)で一時的にシワが改善されても、その後何もしなければ、時間の経過とともにシワは再び現れてきます
美容皮膚科的治療の併用: 手術後も、タイトニングレーザー(HIFUやRF)、フラクショナルレーザーなどの美容皮膚科的治療を取り入れることが大切です
日常生活習慣の見直し: タバコ、過度な飲酒、目をゴシゴシ擦る癖、睡眠不足といった生活習慣は、老化を加速させる要因となります。せっかく手術で得た効果を長持ちさせるためにも、年齢を重ねるほどこれらの習慣に気を配ることが重要です

切開ハムラ(表ハムラ)以外の選択肢と「時期」の考慮

切開に伴うリスクやダウンタイムが怖いと感じる方には、脱脂+脂肪注入裏ハムラが代替案として提案されることがあります
シワの残存: これらの皮膚を切らない方法では、どうしても多少のシワは残ることになります
段階的アプローチの可能性: 現状でシワの程度に納得できたとしても、5年、10年後にシワが気になり始めた際に、改めて余剰皮膚切除(皮膚だけを切って引き上げる手術)十分にあり得ます
しかし、後から皮膚切除を行う場合にも、年齢による制約があります。
高齢でのリスク増: 60代、70代、80代と年を重ねるにつれて、下まぶたの皮膚は非常に柔らかくなり、伸びやすくなります。そのような状態で皮膚を切開して引き上げると、外反のリスクが非常に高まるのです
最適な時期: そのため、後から皮膚切除を検討するのであれば、50代から60代くらいが最も適した時期と考えられています。70代、80代の方の場合、皮膚の弾力性など個人の状態(実際に皮膚をつまんで強度を確認する診察)によって、適応が慎重に判断されます
欧米の論文との違い: 「高齢になったらハムラはできない」とするクリニックもありますが、これは欧米(特に白人)の論文が根拠になっている場合があります。白人は日本人よりも皮膚や組織が柔らかく、若年層からシワができやすいため、若い段階で切開を行うことが多いです。そのため、日本人と白人では皮膚の硬さや状態が異なり、日本人であれば比較的高齢でも切開ハムラ(表ハムラ)が可能であると、吉井医師の多くの経験に基づき、患者様みなさまにご説明しております

まとめ:あなたにとっての最適なクマ治療を

切開ハムラ(表ハムラ)は、シワ、目の下の突出、へこみを同時に改善できる、非常に効果の高いクマ治療法です。しかし、タレ目やドライアイ、結膜下浮腫といった特有のリスクとダウンタイムが存在することを理解することが重要です
代替案として、リスクの少ない脱脂+脂肪注入や裏ハムラを選択し、将来的にシワが気になった時に皮膚切除を行うという段階的なアプローチも可能です
最終的に、どの治療法を選択するかは、患者様ご自身の「どこまで改善したいか」という希望と、「どこまでのリスクを許容できるか」という考え方に基づいて、医師と十分に相談して決定すべきです
クマ治療をご検討の方は、ぜひ一度、当院にご相談にお越しいただき、ご自身の状態に合わせた最適な治療法を見つけていただけますと嬉しく思います。

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日付: 2025年8月25日  カテゴリ:形成外科手術

陥没乳頭手術の不安を解消!ダウンタイム、リスク、再発、傷あとQ&A

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。
陥没乳頭は、見た目のコンプレックスだけでなく、授乳機能衛生面でのトラブルにもつながる可能性がある症状です。このお悩みに対し、手術による治療を検討されている方も多い一方で、「手術は痛い?」「どれくらいの期間、腫れるの?」「傷あとは残らない?」「また元に戻ってしまうことはない?」など、さまざまな不安や疑問を抱えているのではないでしょうか。
このブログ記事では、陥没乳頭手術をご検討中の皆さまが抱えるであろう不安を解消するため、ダウンタイム、手術のリスク、再発の可能性、そして傷あとといった、特に気になる点について、よくある質問(Q&A)形式で、形成外科専門医である山田淳生医師が詳しく解説していきます。

陥没乳頭とは?

見た目と機能に関わる乳頭のくぼみ ―

陥没乳頭とは

 

 

 

 

 

陥没乳頭とは、乳頭(乳首)が内側に引き込まれ、外に突出しない状態をいいます。
軽度のものは指で押すと乳頭が出てきますが、重度になると常に埋もれた状態になります。
美容的なお悩みだけでなく、授乳機能や衛生面でのトラブルにつながることもあります。

主な症状

  • 乳頭が外に出ない、平らまたはへこんでいる
  • 授乳が難しい、母乳が出にくい
  • 汚れがたまりやすく、炎症・乳腺炎の原因になる
  • 見た目のコンプレックスにつながる

原因

・生まれつき(先天性):乳管や結合組織の発達不全

・成長期や体重の変化による乳腺組織の変化

・授乳や炎症後に瘢痕が形成された場合

・まれに乳がんなどの病気のサインとして現れることも

 

※急に片側だけ陥没してきた場合は、乳腺外科での精査をおすすめします。

治療法

陥没乳頭は、程度に応じて治療法が異なります

 

 

 

 

 

 

 

軽度の場合

  • マッサージや吸引器で改善する場合あり
  • 授乳期は乳頭吸引器を用いることも有効

中等度〜重度の場合

  • 手術治療が基本
    • 乳頭基部を切開し、乳管の癒着を解除
    • 必要に応じて真皮や糸で支えることで外に出やすい形を作る
  • 授乳機能を残す方法(乳管温存法)と、美容性を優先する方法(乳管切離法)があり、目的に応じた術式選択が大切です

ダウンタイム・リスク

  • 腫れ・内出血(1〜2週間)
  • 傷あと(乳頭基部に隠れるため目立ちにくい)
  • 再陥没の可能性
  • 乳管切離法では授乳ができなくなるリスク

よくある質問(Q&A)

 

1.陥没乳頭は放っておいても大丈夫ですか?
A. 美容上の問題だけでなく、衛生的に炎症の原因となることがあるため、気になる場合は治療を検討してください。

2.授乳に影響しますか?
A. 重度の場合は母乳が出にくく、授乳が難しいケースがあります。将来授乳を希望される方は、乳管温存法を優先します。

3.手術は痛いですか?
A. 静脈麻酔で行いますので手術中の痛みは全くありません、日帰り可能です。

4.再発しますか?
A. 再陥没の可能性はゼロではありませんが、術式を工夫することで再発率を抑えることができます。

まとめ

陥没乳頭は「見た目のお悩み」だけでなく、授乳や衛生面にも影響する可能性がある症状です。
当院では、乳管を温存するかどうかなど将来のライフプランに合わせた手術方法を選択し、患者さまのご希望に沿った治療をご提案しています。

「長年のコンプレックスを解消したい」「授乳に備えて治療したい」など、どのようなお悩みでもお気軽にご相談ください。

 

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日付: 2025年8月24日  カテゴリ:形成外科手術

【クマ治療の最難関?】「八の字クマ」の正体と効果的な治療法について、症例とともに徹底解説!

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。

目の下のクマは多くの方が悩まれるお肌のトラブルですが、その中でも特に厄介とされる「八の字クマ」をご存知でしょうか?今回は、この八の字クマがなぜ厄介なのか、その原因から正しい治療方法まで、症例を交えて詳しく解説していきます。

八の字クマとは?なぜ「厄介」なの?

当院でも人気のクマ治療ですが、その中でも「八の字クマ」と呼ばれるものは、目元の付け根の、特に食い込みが強いへこみを指します。この食い込みは、一般的なクマとは異なる複数の要因が複雑に絡み合って形成されるため、「一番厄介な要素」と言われています
八の字クマの治療が難しいのは、あたかも「因数分解」のように、一つ一つの原因を特定し、それに対して適切な解決方法を提案していかなければならないからです

八の字クマができる3つの主な原因

従来のクマの主な原因は、目のすぐ下の「眼窩脂肪の出っ張り」と、「ティアトラフの人体(靭帯)の食い込み」でした。これらが出っ張ったりへこんだりすることで、目元の溝が目立ち、クマとして認識されます
しかし、八の字クマの場合、これらに加えてさらに追加の要因が考えられます。
1. 蒙古襞(もうこひだ)の食い込みと巻き込み
    ◦ 蒙古襞が皮膚を巻き込むように食い込み、八の字の溝を形成することがあります。脂肪や人体だけでなく、皮膚そのものが巻き込まれてへこみを作っているため、より複雑な問題となります
2. 皮膚のたるみ
    ◦ 特に40代以上の方に多いのが、皮膚のたるみです。たるんだ皮膚が八の字の溝を境に折り返り、へこみをさらに目立たせてしまうことがあります
これらの要因が複合的に作用することで、八の字クマは一般的なクマよりも深く、目立ちやすい傾向にあります。
八の字クマの治療方法:段階的なアプローチが重要
八の字クマの治療方法は、その複雑な原因に合わせて多岐にわたります。当院では、患者様の状態やご希望に合わせて、段階的なアプローチを提案しています。

1. まずは従来型の治療から:脂肪の調整で改善を目指す

初期治療としてまず考えられるのは、従来のクマ治療でも効果的な以下の方法です。これらは、出っ張った部分をへこませ、へこんだ部分を埋めることで、目元の凹凸をならすことを目的とします
クマ取り(脱脂)
    ◦ 目の下の眼窩脂肪の出っ張りを改善します
脂肪注入
    ◦ へこんでいるティアトラフの部分や、八の字の溝自体に脂肪を注入し、深さを浅くします
裏ハムラ法
    ◦ 目の下の脂肪を移動させ、出っ張りとへこみの両方を改善する治療法です
これらの治療は、ダウンタイムが比較的短く、多くの方にとって最初に選択しやすい方法です。当院の症例でも、クマ取りと脂肪注入だけでも目元の食い込みが大きく改善するケースが多く見られます

2. より根本的な改善を目指す追加治療:外科的アプローチ

クマ取りや脂肪注入だけでは改善が難しい、あるいはより完璧な改善を求める場合に検討されるのが、外科的な追加治療です。特に、蒙古襞による食い込みや皮膚のたるみが主な原因となっている場合に有効です。
目頭切開(目頭靭帯のリリース)
    ◦ 蒙古襞の巻き込みが八の字クマの原因となっている場合に行われる手術です。蒙古襞を解消することで、皮膚の食い込みを改善し、八の字のへこみを浅くする効果が期待できます。二重の手術と同時に行われることもあります
余剰皮膚切除
    ◦ 中年以降で皮膚のたるみが強く、八の字の溝が目立っている方に有効です。まつ毛の際などを切開し、余分な皮膚を取り除いて引っ張り上げることで、皮膚のたるみによるへこみを改善します
これらの外科的な追加治療は、「切って縫う手術」となるため、ダウンタイムが生じたり、抜糸が必要になったりすることがあります。術後1ヶ月程度は赤みが残る場合もあり、抵抗を感じる方もいらっしゃいます。そのため、まずはクマ取りや脂肪注入で改善を目指し、それでもまだ気になる場合に目頭切開や余剰皮膚切除を検討するという段階的なアプローチが推奨されます

症例から見る八の字クマ治療の実際

当院での八の字クマ治療の症例をいくつかご紹介します。

 症例1:40代女性(比較的軽度なケース)

    ◦ この方は比較的軽度の八の字クマで、蒙古襞の巻き込みも軽めでした
    ◦ クマ取りと脂肪注入のみで、目元の出っ張りとへこみの両方が改善され、非常に良い結果が得られました。術後3ヶ月で完全に安定し、これ以上の手術は不要となりました

症例2:20代女性(脱脂なしの注入のみケース)

比較的若い方で、眼窩脂肪の出っ張りは少なかったものの、蒙古襞の巻き込みと頬前面のへこみが相まって八の字クマが目立っていました
    ◦ この方には、脱脂や裏ハムラは行わず、脂肪注入のみで治療を行いました。頬前面だけでなく、目の際、特に八の字の溝の部分にも慎重に脂肪を注入することで、目立つ食い込みが改善されました

症例3:40代女性(典型的な蒙古襞からの食い込みが強い難易度の高いケース)

 ◦ この方は、典型的な蒙古襞からの深い食い込みによる八の字クマで、かなり難易度の高いケースでした
    ◦ クマ取りと脂肪注入を行い、目元の食い込みが大きく改善しました。特に、八の字のへこみ部分には、先の丸いカニューレ(針)を用いて丁寧に脂肪を注入し、なだらかに整えました
    ◦ この方は40代であるため、皮膚のたるみも関係している可能性がありましたが、まずはクマ取りと脂肪注入で十分な改善が見られました。もし、それでも八の字クマが気になるようであれば、皮膚をピンと張るための目頭切開や余剰皮膚切除も検討する選択肢があります

まとめ

「八の字クマ」は、眼窩脂肪の出っ張りや靭帯の食い込みに加え、蒙古襞による皮膚の巻き込みや皮膚のたるみといった複数の要因が絡み合うことで形成される、非常に厄介なタイプのクマです
しかし、クマ取りや脂肪注入、裏ハムラ法といった従来の治療法で改善できるケースも多く、もしそれでも不十分な場合は、目頭切開や余剰皮膚切除といった外科的な追加治療を検討することで、より高い効果が期待できます
重要なのは、ご自身の八の字クマの原因を正確に診断し、それに合わせた最適な治療計画を立てることです。当院では、お一人お一人の状態を丁寧に診察し、「因数分解」のように原因を特定した上で、最適な治療方法をご提案させていただきます
八の字クマでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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日付: 2025年8月22日  カテゴリ:形成外科手術

【豊胸徹底解説】シリコン、脂肪注入、ハイブリッド豊胸の全て!あなたに最適な選択は?

こんにちは、お茶の水美容形成クリニックです。本日は、当院で行っている豊胸術について、シリコン豊胸術、脂肪注入豊胸術、そして両者を組み合わせたハイブリッド豊胸術という3つの主要な方法に焦点を当て、それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく解説させていただきます 「豊胸をしたいけれど、どの方法が自分に合っているのか分からない」とお悩みの方にとって、この記事が最適な選択を見つけるための一助となれば幸いです。

1. シリコン豊胸術:確実なサイズアップと進化する自然さ

シリコン豊胸術は、豊胸の歴史の中で長きにわたり行われてきた実績のある方法です。インプラントを挿入することで、確実なサイズアップが見込める点が最大のメリットと言えるでしょう
使用するインプラントの種類
当院では、主に以下の2種類のインプラントを採用しており、患者様には実際に手に取ってその柔らかさなどを確認していただいております
モティバ (Motiva)
 ◦ 2010年頃から急速にシェアを拡大した非常に人気のあるインプラントです
    ◦ その最大の特徴は、非常に自然な動きと柔らかさです。従来のインプラントに比べて格段に柔らかく、仰向けになった時には胸の形に自然に馴染み、立った時には雫型になるなど、体の動きに連動して形が変わります
    ◦ 柔らかいだけでなく、6層構造のシリコン膜で強化されており、強度も兼ね備えています。被膜拘縮のリスクが極端に高いという報告もなく、安心して選択できるインプラントの一つです
メスモ(Mesmo)
 ◦ 約40年の歴史を持つドイツ製のインプラントで、その品質は高く評価されています
    ◦ 7層構造の膜で強化されており、モティバよりもさらに一層多く、非常に強い強度を持っています
    ◦ 触るとモティバより若干硬く、少しザラつきがあるのが特徴です。このザラつきが、シリコンインプラント特有のリスクである被膜拘縮を抑えると言われています

インプラントの挿入方法(切開位置)

インプラントの挿入方法は、大きく分けて2種類あります

脇の下からの挿入

    ◦ 傷が最も目立ちにくい方法として人気があります
    ◦ ただし、インプラントを入れる場所まで距離があるため、再手術の場合や、300cc以上の非常に大きなサイズのインプラントを挿入する場合には、難易度が高くなる可能性があります

乳輪下縁(乳房下縁)からの挿入

    ◦ 乳房下縁の溝を切開して挿入する方法です
    ◦ 大きなサイズのインプラントや再手術の場合に、比較的容易に挿入できるという利点があります
インプラントの挿入層
インプラントをどの層に入れるかによっても、仕上がりや術後の感触が変わってきます乳腺下(乳腺下および脂肪層)
    ◦ 乳腺の下や皮下脂肪の下にインプラントを挿入する方法です
    ◦ 最近普及しているモティバのような柔らかく強度の高いインプラントの場合、乳腺下でも十分に動きが自然に見えるため、当院でも採用しており、最近最も普及している方法です大胸筋下
    ◦ 乳腺の下にある大胸筋のさらに下にインプラントを挿入する方法です
    ◦ 見た目は自然に見えますが、インプラントの上に筋肉が被さっているため、触ると「少し硬い」という印象を持たれることがあります。また、筋肉の動きによってインプラントがわずかにずれる可能性もありますデュアルプレーン(Dual Plane)
    ◦ インプラントの下半分は乳腺下に、上半分は大胸筋下に挿入するハイブリッドのような方法です
    ◦ 非常に痩せ型の方で、ある程度のサイズを希望する場合に選択されることがあります。インプラントの縁が目立ちやすい痩せ型の方の場合、筋肉で上を覆うことで形を分かりにくくし、自然に見せる効果が期待できます
    ◦ ただし、筋肉を切開するため痛みが伴うこと、当院ではあまり採用していない方法です
シリコン豊胸術のメリット・デメリット
メリット
    ◦ なんといっても、入れた分だけ確実にサイズが出るという点です。確実性が非常に高く、希望のサイズを確実に実現したい方に適しています
デメリット
    ◦ 脂肪注入豊胸術に比べると、どうしても人工的な感触や見た目が分かりやすい場合があります。特に、元々の胸のサイズが小さい方が大きなサイズのインプラントを入れると、「豊胸した」と分かりやすくなる傾向があります
    ◦ もう一つの重要なデメリットは、被膜拘縮(ひまくこうしゅく)のリスクです。インプラントを挿入すると、異物反応として体の周りにコラーゲンでできた膜(被膜)が形成されます。これは誰にでも起こる自然な体の反応ですが、まれにその膜が異常に収縮し、インプラントを圧迫して硬く、不自然な形になったり、目立つ位置にずれたりすることがあります。この場合、再手術をしてインプラントと被膜を取り出し、入れ替えが必要になることがあります

 

 

 

 

 

2. 脂肪注入豊胸術:究極の自然さと触り心地

脂肪注入豊胸術は、ご自身の体から吸引した脂肪を胸に注入する方法です。「究極の自然さ」を求める方に最適な選択肢と言えるでしょう
手術の概要
基本的な流れは非常にシンプルです。 患者様のご希望の箇所(太もも、お腹など)から脂肪を吸引し、それを精製して、不純物を取り除いた純粋な脂肪細胞だけを胸に注入します
特徴と限界
最も自然な見た目と触り心地:ご自身の組織を使用するため、柔らかさや触り心地に無理がなく、最も自然な仕上がりが期待できます
サイズアップの限界:ただし、シリコン豊胸術のように極端なサイズアップは難しいとされています。注入した脂肪は圧迫に弱いため、一度に大量に注入すると脂肪細胞が死んでしまうリスクがあります。一般的には、1回あたり約200ccが適切な注入量とされており、これにより1カップから2カップ程度のサイズアップが見込めます
脂肪吸引箇所の制限:痩せ型の方など、十分な脂肪が採取できない場合は施術が難しいこともあります。当院では、太ももだけでなくお腹など、複数の箇所から脂肪を採取することも可能です
手術の詳細
麻酔方法:基本的に静脈麻酔で行われ、患者様が眠っている間に手術が完了します
脂肪吸引:太ももや腹部などから脂肪を吸引します。吸引時には薄い麻酔液を注入し、脂肪を揉みほぐしてから吸引します
脂肪の精製と注入:吸引した脂肪は遠心分離機にかけて不純物を取り除き、残った脂肪細胞だけを胸に注入します。注入は脇の下から2~3mm程度の小さな傷で行うため、傷跡はほとんど目立ちません
注入層の多様性:脂肪は、大胸筋の中、大胸筋上部の脂肪層、乳腺下、皮下の脂肪層など、様々な層に少しずつ均等に注入していきます。これは、一度に固まりで注入するとしこりになったり、脂肪細胞が壊死したりするリスクがあるためです
脂肪注入豊胸術のメリット・デメリット
メリット
    ◦ 自然な柔らかさと形が期待できる点が最大の魅力です。シリコンインプラントに比べ、圧倒的に自然な感触が得られます
デメリット
    ◦ 注入した脂肪が体に吸収され、時間が経つと少しずつ減少する可能性があります。一般的に、術後3ヶ月から半年程度で最終的な定着量が決まります。急激な体重減少があった場合なども、定着した脂肪がさらに減る可能性があります
    ◦ また、不適切な注入方法や一度に大量注入した場合に、しこり(脂肪壊死や石灰化)ができるリスクがゼロではありません

3. ハイブリッド豊胸術:サイズと自然さの融合

ハイブリッド豊胸術は、シリコンインプラントと脂肪注入豊胸術の両方を組み合わせる方法です。それぞれの利点を活かし、より理想的な仕上がりを目指します。
手術の概要
基本的に、シリコンインプラントでメインのサイズアップを図ります。その上で、脂肪注入を併用することで、シリコンインプラントの縁(ヘリ)が目立ちやすい部分に脂肪を乗せたり、周囲に脂肪を注入して形をより自然に整えたりする目的で使用されます。もちろん、脂肪注入した分のサイズアップ効果も期待できます
ハイブリッド豊胸術のメリット・デメリット
メリット
    ◦ シリコンインプラントの確実なサイズアップと、脂肪注入による自然な形や触り心地、インプラントの縁の目立ちにくさという、両方の良い点を享受できるのが最大のメリットですサイズ感と自然さのバランスを追求したい方に適しています
デメリット
    ◦ シリコン豊胸術と脂肪注入豊胸術、両方のデメリットを併せ持つリスクがあります
    ◦ 具体的には、シリコンインプラントによる被膜拘縮のリスク、そして脂肪注入によるしこりや吸収のリスクがゼロではありません
まとめ
今回は、豊胸術の主な種類であるシリコン豊胸術、脂肪注入豊胸術、そしてハイブリッド豊胸術について詳しく解説させていただきました。それぞれの方法には異なる特徴があり、メリットとデメリットが存在します。
ご自身の希望するサイズ、仕上がりの自然さ、体質、そしてリスクの許容度などを考慮し、最適な豊胸術を選択することが非常に重要です。当院では、患者様一人ひとりに合わせたカウンセリングを行い、最適な選択肢をご提案させていただきます。
ご予約は当院ホームページから
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日付: 2025年8月22日  カテゴリ:形成外科手術

【当院の医師が本音で回答】「バレない豊胸」は可能?何カップ増える?授乳は?豊胸手術のよくある疑問を徹底解説!

こんにちは!お茶の水美容形成クリニックでございます。
本日のブログは、豊胸に関する内容です✨
豊胸手術は、見た目の改善だけでなく、自信や生活の質の向上にも繋がる選択肢として、多くの方が関心を持っています。しかし、「どんな方法があるの?」「リスクはないの?」「自然に見えるの?」など、様々な疑問を抱えている方も少なくありません。
今回は、東大医学部卒の吉井先生と山田先生による、豊胸手術に関するよくある質問に対して正直に回答していきます!豊胸を検討されている方はもちろん、ご興味のある方もぜひ参考にしてください。

豊胸手術の種類とその特徴

豊胸手術には、主に脂肪注入シリコンバッグ、そしてこれらを組み合わせたハイブリッド豊胸の3種類があります。それぞれの特徴を理解することが、ご自身に最適な方法を選ぶ第一歩となります。

1. 脂肪注入豊胸

脂肪注入豊胸は、ご自身の体から採取した脂肪を胸に注入する方法です

 最も自然な仕上がり

自身の脂肪を使うため、見た目も触り心地も、もともとの胸と全く区別がつかないほど自然な仕上がりになります。しこりやオイルシストのリスクはありますが、適切に注入すればバレることはほとんどありません

 脂肪の採取部位

 一般的には太もも、お腹、腰などから脂肪を採取します。特に女性は太ももから多くの脂肪を採取できることが多いです。二の腕から採取することも可能ですが、ある程度の量(300cc前後)が必要なため、痩せ型の方には物足りない場合があります

 ボリュームアップの限界

1回の手術で約1~1.5カップの増大が目安とされています。痩せ型の方や皮膚の張りが強い方は、複数回(2~3回)の注入が必要になることもあります。出産や授乳を経験し、胸が柔らかくなっている方の方が、定着率が良い傾向にあります

 脂肪の流動性

 ヒアルロン酸やアクアフィリングのように、注入した脂肪が脇やお腹に流れてしまう心配はほとんどありません。脂肪は体の細胞としてその場に定着するため、重力で下に落ちることはないと考えられています。ただし、ごく稀に乳房の下側が膨らむことはありますが、これは注入方法次第で防ぐことが可能です

 術後の体重変化

 注入した脂肪も体脂肪の一部であるため、術後に痩せると胸の大きさも小さくなります。全身が均一に痩せるのと同様に、胸の脂肪も減少するためです。そのため、豊胸をするのであれば、脂肪が採取しやすい太っている時に行い、その後痩せる方がスタイルの維持には良いとされています

 部分的な調整

脂肪注入の強みとして、バストの谷間やデコルテなど、部分的なボリュームアップや調整が可能な点が挙げられます

2. シリコンバッグ豊胸

シリコンバッグ豊胸は、シリコン製のインプラントを胸に入れることで、ボリュームを増やす方法です

 大きなボリュームアップ

2カップ以上のボリュームアップが可能で、人によってはそれ以上の増大も期待できます

 インプラントの耐久性

 シリコンバッグは永続的ではありません。一般的に10年~20年程度で硬化したり破損したりする可能性があり、入れ替えが必要になることがあります。特に古いタイプのシリコンは、10年で約10%の破損・被膜拘縮率が報告されています。しかし、現在主流のモティバのエルゴノミクス2などは、さらに頑丈で破損しにくいとされていますが、正確な統計データはまだありません

 定期的なフォローアップの重要性

 破損や被膜拘縮のリスクはゼロではないため、手術後も定期的に病院でエコー検査などを受け、フォローアップしてもらうことが非常に重要です。また、万が一の時に適切に対応してくれる病院を選ぶべきです

 自然さの限界

 自身の脂肪ではないため、脂肪注入に比べると自然さには劣り、見る方向によっては入っていることがわかる場合もあります。特に痩せ型の方の場合、インプラントの形が分かりやすくなることがあります

3. ハイブリッド豊胸

 

 

 

 

 

 

 

 

ハイブリッド豊胸は、シリコンバッグを挿入した後、その周囲に脂肪を注入して、より自然な見た目と触り心地を目指す方法です

 メリット 

シリコンバッグによる大きなボリュームアップと、脂肪注入による自然さの両方を追求できます

 自然さの順位 

自然さで比較すると、脂肪注入が最も自然で、次いでハイブリッド豊胸、最後にシリコンバッグ豊胸となるでしょう

限界

シリコンバッグと同様に、脂肪注入に必要な脂肪が不足している場合は、この方法も困難になります

豊胸手術に関するよくある質問

豊胸手術を検討する上で、他にも気になる点がたくさんあると思います。

Q. 切らずに豊胸する方法はありますか?

ヒアルロン酸注入: 一時的なボリュームアップとして行われることがありますが、大きな塊で注入すると感染のリスクが高まるとされています。また、再手術が必要になった際に、ヒアルロン酸が残っていると手術が難しくなることもあります。お試し程度であれば検討の余地はありますが、本格的な豊胸には不向きとされています
PRP・FGFなどの成長因子注入: これらは非常に注意が必要です。大きくなっても成長が止まらなかったり、しこりになったりして、最終的に乳房切除が必要になるケースも報告されています予測不能な結果を招く可能性があるため、強く警戒すべき方法です
傷を作らずに、一気に大きくできるという謳い文句には、特に注意が必要です。通常、傷ができない方法では、注入できる量や大きさに限界があるのが一般的です

Q. ダウンタイムはどれくらいですか?

脂肪注入とシリコンバッグで大きな差はありません。どちらの方法でも、術後1~2日が痛みのピークとされ、自宅で安静に過ごすことが推奨されます
約1週間程度で日常生活に戻れる方がほとんどです。術後3日目くらいから、ロキソニンなどの痛み止めを服用しながら仕事や学業に戻る方もいますが、力を入れるような作業は避けるべきです
注意点:
    ◦ シリコンバッグ: 脇から挿入した場合、一時的に腕が上がりにくくなることがあります
    ◦ 脂肪注入: 脂肪を吸引した箇所に、突っ張り感や痛み、拘縮、感覚の鈍りなどが生じることがあります
クリニックの推奨では、約1週間の休みを取ることを勧められています

Q. 授乳に影響はありますか?

基本的に授乳に影響はありません
シリコンバッグ: 通常、胸筋の上か下に入れるため、乳腺に触れることはありません
脂肪注入: 乳腺の中ではなく、乳腺の下や胸筋の上に注入されるため、乳腺を操作することはありません
ただし、豊胸手術後に妊娠・出産・授乳を経験すると、胸が柔らかくなり、垂れてしまうことがあります。その結果、インプラントの形が目立ったり、不自然に見えたりする場合は、入れ替えなどの修正手術が必要になることがあります

Q. 痩せ型でも豊胸はできますか?

脂肪注入: 痩せ型の方の場合、そもそも採取できる脂肪の量が少ないため、十分なボリュームアップが難しい場合があります。また、胸の皮膚が硬く、乳腺の発育も少ない方の場合、注入した脂肪が定着しにくい可能性もあります
シリコンバッグ: 痩せ型の方の場合、シリコンバッグの輪郭が目立ちやすくなることがあります
痩せ型であっても、過去に授乳経験があり胸が柔らかい方や、ある程度の脂肪を採取できる方であれば、脂肪注入が可能な場合もあります
痩せ型で脂肪注入を希望される場合は、手術前に一時的に体重を増やして脂肪を確保する方法が有効な場合もあります

まとめ

豊胸手術には、自然な仕上がりと部分的な調整が可能な「脂肪注入」大きなボリュームアップが可能な「シリコンバッグ」、そしてその両方を追求する「ハイブリッド豊胸」があります。それぞれにメリット・デメリットがあり、ダウンタイムや授乳への影響は適切に行われれば最小限です。
しかし、「切らない」という謳い文句には慎重になり、特にヒアルロン酸やPRP/FGFといった製剤の多量注入は感染や予測不能な増大のリスクがあるため、強く推奨されません。
お茶の水美容形成クリニックでは、年間300件以上の豊胸手術を手がけており、脂肪豊胸、シリコン豊胸、ハイブリッド豊胸、さらには異物除去や修正手術にも対応しています
豊胸手術は、ご自身の体やライフスタイル、なりたいイメージに合わせて最適な方法を選ぶことが重要です。まずは、経験豊富な医師に相談し、ご自身の状態を正確に把握した上で、納得のいく選択をしていただけますと幸いです。
豊胸について、詳しくはこちらをご覧ください:https://www.ochanomizubiyou.com/surgery/breast.html
ご予約は当院ホームページから
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日付: 2025年8月21日  カテゴリ:形成外科手術

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