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MEDICINE シミ・肝斑・ニキビの内服薬・外用薬

内服薬・外用薬・サプリメントについて

内服薬・外用薬
当院では、シミ・肝斑やニキビなどのお悩みに合わせて、医師の診察のうえで内服薬・外用薬を処方しています。施術と組み合わせることで、治療効果を高めることも期待できます。内側からのケアとして、サプリメントもご用意しています。

お悩み別のおすすめ

内服薬

トラネキサム酸

特に肝斑に対しておすすめの内服薬です。元々は止血剤として用いられていましたが、抗プラスミン効果により、シミ・特に肝斑の慢性炎症状態に対し作用し、メラニンを生成するメラノサイトを抑制します。これにより肝斑をはじめ、シミ・そばかすを薄くする、シミをできにくくする効果があると言われています。

種類 250mg・500mg
飲み方 1日3回、継続して内服していただきます。
効果が出るまで 美白の効果が出てくるまで、6週間以上かかります。
注意が必要な方 妊娠中・授乳中の方には、内服を控えていただくことがあります。
副作用 リスクはほとんどありませんが、まれに悪心・嘔吐などの症状がみられます。その場合は内服をいったん中止し、医師にご相談ください。

シナール

ビタミンC(アスコルビン酸)とパントテン酸カルシウムを配合した内服薬です。メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすなどの色素沈着に対して用いられます。トラネキサム酸と組み合わせて処方することもあります。

イソトレチノイン(アクネトレント)

ビタミンA誘導体の一種で、皮脂の分泌を抑える作用、毛穴の詰まりを抑える作用、アクネ菌に対する作用、抗炎症作用があり、他の治療に反応しない重症ニキビに対して有効な内服薬です。国内未承認医薬品です。

飲み方 1日1回、食後に内服します。
20mg(1錠)/日で開始して、症状を見ながら40mg(2錠)/日に増量する場合があります。
治療期間 おおよそ16~24週間です(ほとんどの方に有効ですが、効果がでないこともあります)。
治療した後は軽度再発することもあり、外用薬などによる再発予防のための維持治療が必要です。
血液検査・診察 治療前に血液検査を受けていただき、結果に問題がなければ内服を開始します。その後は1か月毎に診察し、適宜血液検査を行います。
避妊 服薬期間中と服薬後6か月は、男女ともに確実に避妊してください。
妊娠している女性が服用すると、流産や胎児の奇形を引き起こすおそれがあります。
授乳・献血 服用期間中とその後の1か月は、授乳、献血をしないでください。
他の美容施術 内服中は基本的にレーザー治療やピーリング等の肌治療はお控えください。
服用できない方 ・妊娠中の方、妊娠の可能性がある方、妊娠を希望されている方
・授乳中の方
・15歳未満の女性、18歳未満の男性
・トレチノイン、トレチノイン製剤、ビタミンAでアレルギーを起こしたことのある方
・テトラサイクリン系の薬剤(ミノマイシン®、ビブラマイシン®など)を内服されている方
・うつ病その他の精神疾患で治療中の方
・肝機能障害のある方
・中性脂肪、コレステロール値の高い方
・ビタミンA過剰症の方
・免疫機能に影響する疾患をお持ちの方(HIV、AIDS、関節リウマチ、乾癬、移植片対宿主病など)
副作用 主な副作用は皮膚や粘膜の乾燥症状です。
まれに、うつ・精神病(幻覚、幻聴)・自傷行為・自殺企図などの重大な精神疾患、日光過敏(日焼け止め必須)、頭痛、発疹・軽度の痒み、眼瞼炎・結膜炎、筋肉痛・関節痛・横紋筋融解、肝機能低下、脱毛、めまい・吐き気、内服開始後の一時的なニキビの増悪などがあります。

外用薬

ハイドロキノン

ハイドロキノン

メラニン合成酵素であるチロシナーゼを阻害し、メラニン色素を作るメラノサイトの活性も抑える美白剤です。新たなメラニンの産生を抑えることで、シミを薄くします。

市販化粧品においては2%まで含有されておりますが、医療機関では濃度の高いものを提供可能です。米国では医薬品として美白効果が認められております。

使う回数 1日1~2回(寝る前・朝等)使用してください。トレチノインを併用する際は同時に外用します。
塗り方 泡石鹸でやさしく洗顔し、化粧水・乳液をぬった上から重ね塗りしてください(洗顔直後は効きすぎることがあるため、20分程度待ってから塗るのがおすすめです)。
シミにはマッチ棒の先端程度のごく少量を、顔全体には人差し指の先端程度の少量を薄く広げて塗ります。
続け方 効果が出てきた後も外用を継続して問題ありません。一旦中止してから再開しても、効き目が悪くなることはありません。
保管 安定性が悪いため、必ず冷暗所に保管してください。
初めて使用される方 パッチテストをお勧めしています。絆創膏にハイドロキノンを薄く塗って二の腕の内側に貼り、24時間後に赤み・痒み・腫れなどがないかを確認します。反応が見られた方には、他の美白剤をご提案します。
使用できない方 肌に傷、かぶれなどトラブルがある方
副作用 まれにかぶれたり、赤くなることがあります。刺激が強すぎると感じた際は使用を中止し、診察にお越しください。
使用中は紫外線により色素沈着がおこりやすくなります。日中外出の際はSPF20以上のサンスクリーンを使用してください。

トレチノイン

トレチノイン

ビタミンA(レチノール)の誘導体で、ビタミンAの50~100倍もの活性があります。表皮のターンオーバーを促進させ、メラニン色素を2~4週間で排出します。

表皮・真皮を厚くしてヒアルロン酸やコラーゲンの産生を促すため、小ジワの治療にも効果的です。ニキビへの効果も期待できます。国内未承認医薬品です。

ハイドロキノンとの併用をお勧めしております。トレチノインで今あるメラニンの排出を促し、ハイドロキノンで新たなメラニンの産生を抑える、相乗効果が期待できます。

使う回数 1日1回(夜寝る前)、シミや小ジワに外用します。
皮膚のタイプによっては、使用当初は2~3日に1回から始めるなど、医師が外用の頻度を指示する場合があります。
塗る順番 ① やさしく泡石鹸で洗顔(こすらないでください)
② ビタミンCローションや化粧水
③ トレチノイン(シミなどの患部にピンポイントでごく少量。2~3分おく)
④ ハイドロキノンを薄く重ね塗り(トレチノインをぬっていない場所から塗り始める)
⑤ 乳液など美容液・日焼け止め
経過 外用し始めて数日~2週間前後で、カサカサ・赤み・皮むけが生じてきます。その後皮膚が順応し、次第に反応が軽くなります。使用し始めてから2週間をめどに受診をお勧めしております。
その後2~8週間で徐々に炎症が目立たなくなり、シミも薄くなります。
続け方 長期使用すると効きにくくなるため、医師の判断に従って、4~6週外用した後、同じ期間は休薬してください(この期間はハイドロキノンのみ外用します)。
小ジワの治療も希望される場合は、6か月以上にわたる長期外用が必要です。
注意 治療中は必ず遮光してください。日焼けをしてしまった場合、赤みがそのまま残る可能性があります。
トレチノインのついた手で他の箇所、特に目などを触らないでください。
保管 分解が非常に早いため、必ず冷凍庫に保管してください。外出時や旅行にはお持ちにならないでください。
使用できない方 妊娠中・授乳中の方は外用できません。動物実験では大量投与によって奇形を生じることがあるため、念のため治療中は避妊を行ってください。
副作用 赤み、皮むけ、一時的な乾燥、刺激に敏感になることがあります。お肌に合う保湿剤や日焼け止めクリーム等を併用してください。

サプリメント

ワカサプリ ビタミンC・ビタミンC+D 1包あたり3,000mgの高濃度ビタミンCを摂ることができるサプリメントです。ビタミンC+Dは、ビタミンCにビタミンDを加えたものです。
ソルプロプリュスホワイト 飲む日焼け止めとして、紫外線対策を内側からサポートするサプリメントです。日焼け止めなどの外側からの紫外線対策と組み合わせてお使いください。

処方の流れ

*治療効果には個人差があります。お薬は医師の診断により処方するものですので、ご自身の判断で他の方にお譲りにならないでください。

料金表

内服薬

トラネキサム酸 250mg(100錠)3,300円(税込)
トラネキサム酸 500mg(100錠)4,400円(税込)
シナール(100錠)2,200円(税込)
アクネトレント(イソトレチノイン)20mg(30カプセル/1箱)16,500円(税込)
内容:シミ・肝斑やニキビの治療に用いる内服薬です。アクネトレント(イソトレチノイン)は国内未承認医薬品です。
リスク・副作用:悪心・嘔吐、皮膚や粘膜の乾燥等(お薬の種類によって異なります)

外用薬

トレチノイン 0.1%(5g)6,600円(税込)
ハイドロキノン 4%(5g)2,750円(税込)
内容:メラニンの排出を促すトレチノインと、メラニンの産生を抑えるハイドロキノンの外用剤です。トレチノインは国内未承認医薬品です。
リスク・副作用:赤み、皮むけ、乾燥、かぶれ、刺激感等

サプリメント

ワカサプリ ビタミンC(30包/1箱)4,320円(税込)
ワカサプリ ビタミンC+D(30包/1箱)5,832円(税込)
ソルプロプリュスホワイト(飲む日焼け止め)30錠5,500円(税込)
FAQ
痛みや刺激を感じることはありますか?

トレチノインなどの外用剤は、使い始めにピリピリとした刺激や赤み、皮剥けが生じることがあります。これはお薬の効果が出始めているサイン(レチノイド反応)ですが、強い痛みや我慢できない痒みがある場合は、使用頻度を調整しますので速やかにご相談ください。

薬の使用中にダウンタイムはありますか?

一般的な内服薬にダウンタイムはありません。外用剤(トレチノイン・ハイドロキノン等)の場合、一時的に肌がカサついたり赤みが出たりする「反応期」がありますが、メイクで隠せる程度がほとんどです。大切な予定がある場合は、スケジュールに合わせた処方を提案いたします。また、保湿と日焼け対策の徹底をお願いいたします。

美容目的の内服薬は保険適用になりますか?

当院で扱う美白・美肌目的の内服薬(トラネキサム酸、シナール、ユベラ等)や外用剤は、自費診療(自由診療)となります。治療目的の皮膚疾患ではないため保険適用外となりますが、その分、より高濃度で美容に特化した成分の処方が可能です。

薬の服用を途中でやめたり、飲み忘れたりすると失敗(リバウンド)しますか?

1〜2日の飲み忘れで効果がなくなる(治療の失敗)ということはありませんが、美白治療は継続が重要です。飲み忘れた際は、飲み忘れ分をまとめて内服せずに服用をスキップしてください。服用を完全に中止すると、徐々に元の肌質に戻る可能性はあります。長期服用の際の休薬期間については医師が適切にアドバイスいたします。

どのくらいの期間で効果を実感できますか?

個人差はありますが、ターンオーバーの周期を考慮し、まずは2〜3ヶ月継続していただくことを推奨しています。早い方では1ヶ月程度で肌のトーンアップや化粧ノリの改善を実感されるケースも多いです。

トラネキサム酸などの内服薬に副作用はありますか?

稀に食欲不振や胸やけ、発疹などの症状が出ることがあります。また、血液を固まりにくくするお薬を服用中の方や、ピル内服中など血栓症のリスクがある方は服用できない場合があります。必ず医師による診察・カウンセリングを経て処方いたします。

他の美容施術と併用しても大丈夫ですか?

はい、可能です。ピーリングやレーザー治療と内服・外用剤を組み合わせることで、相乗効果が期待できます。ただし、レーザー照射前後には刺激が強い外用剤もありますので、併用のタイミングは医師が指示いたします。

市販のビタミン剤や美白クリームとの違いは何ですか?

医療機関で処方する医薬品は、市販薬(医薬部外品等)に比べて有効成分の含有量(濃度)が高く、より高い改善効果が期待できます。また、医師が肌状態を診断した上で処方するため、副作用のリスクを抑えながら効率的なケアが可能です。

妊娠中や授乳中でも使用・服用できますか?

トレチノインなどの一部の外用剤や、一部の内服薬は妊娠中・授乳中の方には使用をお控えいただいております。安全を第一に考え、代替のケアをご提案させていただきますので、必ず事前にご相談ください。

薬だけ(郵送など)で購入することはできますか?

医薬品の処方には、医師による対面またはオンラインでの診察が必須となります。お客様の体質や既往歴を確認せずにお渡しすることは、予期せぬトラブル(健康被害)に繋がる恐れがあるため、安全性を重視して診察を行っております。

監修医師

医師画像
吉井 健吾
統括医師
経歴
2008年 灘高校 卒業
2010年 東京大学理科三類 入学
2016年 東京大学医学部医学科 卒業
2016~18年 佐久市立国保浅間総合病院初期研修医
2018年 東京大学医学部附属病院 形成外科 入局
2018年 埼玉医科大学国際医療センター 形成外科/再建外科 助教
2018~20年 東京大学医学部附属病院 形成外科 特任臨床医
2021年4~6月 新松戸中央総合病院 形成外科
2021年7月~ 東京大学医学部附属病院 形成外科 特任臨床医
資格・所属
日本形成外科学会 会員 頭蓋顎顔面外科学会 会員 マイクロサージャリー学会 会員

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