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授乳時の問題
授乳が困難になり、乳腺炎を引き起こすリスクがあります。炎症・悪化
授乳をしない場合でも、埋もれた部分に汚れがたまりやすく、乳管炎や乳腺炎を繰り返し発症し、症状が悪化するケースがあります。陥没乳頭を根本的に治したい方
将来の授乳に支障が出ない治療を希望する方
再発のリスクが低い方法(重症度に応じた術式)での治療を希望する方
傷跡がほとんど目立たない仕上がりを希望する方
| 重症度 | 状態 | 主な治療法 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 軽症(I) | 指でつまみ出すと簡単に出てくるが、すぐに埋もれてしまう。 | Teimourian(ティモリアン)法など | 傷跡がほとんど目立たず、再発率が低い。 |
| 中等症(II) | 指でつまみ出すと何とか出てくるが、離すとすぐに引っ込んでしまう。 | Teimourian(ティモリアン)法など | 傷跡がほとんど目立たず、再発率が低い。 |
| 重症(III) | 指でつまみ出すことができない状態。 | Sakai(サカイ)法 | 術後の傷跡がほとんど目立たず、再発率が低いとされる。 |
乳管の温存
将来授乳の可能性のある女性の場合、母乳の通り道である乳管(約20本)を温存する必要があります。再発の原因
再発が多いのは、この乳管を処理できないことが原因とされています。乳管を傷つけにくい術式
ティモリアン法・サカイ法は、乳管をほとんど傷つけることなく行うため、授乳への影響が心配な方にも適した方法とされています。カウンセリング
乳頭の状態を診察し、重症度に応じて適した術式(ティモリアン法・サカイ法)をご提案します。ご不安な点やご希望もお伺いします。麻酔
最初の局所麻酔の注射に痛みがありますが、麻酔をしっかり効かせてから手術を行います。局所麻酔の痛みや羞恥心に配慮し、ご希望の方には静脈麻酔を併用することで、寝ている間に手術を終わらせることもできます。手術
埋もれた乳頭を引き出し、傷跡が目立たない位置で切開して陥没の原因となる線維組織を処理します。皮膚や真皮弁を橋渡しにして再陥没を防ぐ処置を行い、縫合します。術後・ご帰宅
患部をガーゼとフィルムで保護し、2日間圧迫を行います。手術当日は安静にお過ごしください。抜糸・経過観察
1週間後に抜糸を行います。抜糸後からワイヤー入りブラジャーを着用いただけます。| 手術当日 | 麻酔が切れると多少の痛みを感じる場合がありますが、処方される痛み止めの内服薬で対処できます。麻酔が効いているうちに最初の1回目を服用し、当日は安静にお過ごしください。強い痛みが続くことは通常ありません。 |
|---|---|
| 術後2日間 | ガーゼとフィルムで患部を保護し、圧迫を行います。 |
| 術後1週間 | 抜糸を行います。 |
| 術後1〜3か月 | 一時的に切除縫合部分の感覚が鈍くなることがありますが、通常1〜3か月程度で回復し、元の感覚に戻ります。 |
| 傷跡 | 切開は乳頭の基部や内部に行われるため、傷跡は極めて目立ちにくいのが特長です。乳頭はもともと傷の治りが良い部位です。 |
| 抜糸 | 1週間後に抜糸を行います。抜糸後からワイヤー入りブラジャーを着用できます。 |
|---|
| シャワー・入浴 | 創部を濡らさないようにすれば(腰から下など)、手術当日からシャワーが可能です。24時間後からは濡らしても問題ありません。2日間はガーゼとフィルムでの保護をお願いします。手術翌日からは1日1回、創部を優しく泡で洗い、軟膏を塗布してガーゼや絆創膏で保護してください。 |
|---|---|
| 運動 | 1か月後から可能です。 |
| 喫煙・飲酒 | 1か月間お控えください。 |
| ブラジャー | ワイヤー入りブラジャーは抜糸後から着用してください。患部を圧迫しないようご注意ください。 |
腫れ・内出血
術後、一時的に腫れや内出血が生じることがあります。左右差
仕上がりに左右差が生じる可能性があります。乳頭の壊死
血流障害により乳頭の壊死が起こる可能性があります。気になる症状があれば早めにご連絡ください。再発
陥没が再発する可能性があります。ティモリアン法・サカイ法では、皮膚や真皮弁を橋渡しにすることで再陥没を防ぐ処置を行います。感覚麻痺
一時的に切除縫合部分の感覚が鈍くなることがありますが、通常1〜3か月程度で回復し、元の感覚に戻ります。感染
感染が起こる可能性があります。38℃以上の発熱、痛み止めを飲んでも改善しない激しい痛み、異常な腫れと赤みなどがある場合は、早めにご連絡ください。| 通常 | モニター | |
|---|---|---|
| 陥没乳頭 両側 | 275,000円(税込) | 165,000円(税込) |
| 陥没乳頭 片側 | 192,500円(税込) | 115,500円(税込) |
手術は局所麻酔を丁寧に行うため、術中に痛みを感じることはほとんどありません。痛みに非常に敏感な方や不安が強い方には、静脈麻酔を併用して眠った状態で手術を受けることも可能です。術後の痛みは数日程度ありますが、処方する痛み止めを服用することで問題なく過ごせる範囲です。
術後の大きな腫れや内出血のピークは3日から1週間程度で、これが主なダウンタイム期間となります。お仕事はデスクワークであれば翌日から復帰可能ですが、患部を強く動かす激しい運動や重い荷物を持つ作業は1週間ほど控えていただくのが理想的です。
陥没乳頭の手術における失敗として最も懸念されるのは、数ヶ月から数年後の再発です。当院では単に引き出すだけでなく、内部で乳頭を支える土台をしっかりと作る術式を採用し、再発リスクを最小限に抑えています。重度の場合は再発の可能性がゼロではありませんが、事前の診断で最適な術式をご提案します。
陥没乳頭は授乳障害や乳腺炎の原因となるため、機能的な改善を目的とする場合は一般の形成外科で保険が適用されるケースもあります。当院は美容形成クリニックとして、機能面に加えて見た目の美しさやバランスを重視した自費診療(保険適用外)でのご案内となります。
将来の授乳を希望される方には、母乳の通り道である乳管を温存する術式を選択します。乳管を傷つけずに周囲の組織を調整して引き出すため、術後も授乳機能を維持することが可能です。カウンセリング時にご希望を伺い、将来のプランに合わせた適切な治療法を決定します。
乳頭の付け根に沿って切開を行うため、傷跡は乳頭のシワと同化して数ヶ月でほとんど目立たなくなります。当院では通常、術後1週間から10日前後で抜糸のための来院をお願いしています。通院が難しい場合は、溶ける糸を使用する対応も可能ですのでご相談ください。
非常に稀なケースとして一時的に感覚が鈍くなることがありますが、ほとんどの場合は時間の経過とともに改善していきます。感覚を司る神経を可能な限り温存するように精密な操作を行うため、長期間感覚が失われるような失敗が起きないよう細心の注意を払って手術を行います。
シャワーは当日から可能ですが、患部を濡らして良いのは翌日からとなります。石鹸での洗浄は数日後から可能です。浴槽に浸かる入浴は、感染症のリスクを避けるため、傷口が安定する1週間後の検診以降からお願いしています。
術後数日間は引き出した乳頭を保護するためのガーゼや小さな固定具を装着します。そのため、患部を圧迫しすぎないゆったりとしたスポーツブラや、カップ付きのキャミソールの着用を推奨しています。ワイヤー入りのブラジャーは1ヶ月程度控えていただくのが安心です。
はい、片側のみの陥没乳頭でお悩みの方は非常に多いです。左右のバランスを整えるために片側だけ手術することも可能ですし、もう一方の状態に合わせてデザインを調整することもできます。まずはカウンセリングで現在の状態を拝見し、最適な改善案をご提示します。