目次
目の下のクマや、まぶたのたるみ、フェイスラインの変化など、40代を迎えると見た目の変化が気になり始める方は少なくありません。しかし、一口に美容医療と言っても、さまざまな治療法があるため、どれを選べば良いか迷うこともあるでしょう。このコラムでは、30代後半から40代を迎える年代で検討したい美容医療について、外科治療から皮膚科治療まで、避けたい治療も含めて解説します。
この記事でわかること
- 40代で検討したい目の周りやフェイスラインの美容外科治療
- シミ、脱毛など40代で始めたい皮膚科治療
- 加齢を考慮した治療選びの注意点
40代で検討したい美容外科治療
加齢とともに現れる目の下の膨らみやたるみ、フェイスラインの変化は、疲れた印象に見せることがあります。美容医療のハードルが下がった今、40〜60代の間にたるみ治療などのアンチエイジング治療を一度は検討する方が多いと考えられます。
目の下のクマ治療
目の下のクマは、眼窩脂肪(がんかしぼう)の膨らみや、その下のへこみによって生じます。膨らみが主な場合は、余分な脂肪を除去する脱脂術が検討されます。膨らみに加えてへこみが目立つ場合は、脱脂に脂肪注入を組み合わせる方法もあります。疲れや加齢でクマが目立ち始めたら、検討してみるとよいでしょう。
まぶたのたるみ・開きの改善
上まぶたのたるみや目の開きにくさは、加齢とともに多くの方が悩む症状です。目の開きが悪くなる眼瞼下垂(がんけんかすい)や、上まぶたの皮膚がたるむことで二重の幅が狭くなる場合には、手術を検討する選択肢があります。
- 眼瞼下垂手術:目の開きを改善するための手術です。
- 眉下切開:眉毛の下のラインに沿って余分な皮膚を切除し、上まぶたのたるみを改善します。
- アップニーク:点眼薬で一時的に目の開きをサポートする方法です。約8時間、まぶたの開きが1~2mm程度上がる程度の効果で、朝に点眼しても夜には下がってくることがあります。中等度〜重度の眼瞼下垂では効果が足りないことも多く、その場合は手術が検討されます。
フェイスラインのたるみ治療
フェイスラインのたるみは、顔全体の印象を大きく左右します。40代頃から、フェイスリフトなどの外科治療が選択肢に入ってきます。
- フェイスリフト:皮膚を切開し、余分な筋膜や皮膚を切除・引き上げることで、お顔のたるみの改善を目指す手術です。
- バッカルファット除去:頬の深い部分にある脂肪を除去する施術です。膨らみが気になる場合に、フェイスリフトと組み合わせて検討することもあります。
- 顎のヒアルロン酸注入:骨格の小さい部分は年齢とともにさらに小さくなっていくため、顎が小さい方はフェイスラインがぼやけやすくなります。ヒアルロン酸で顎先を少し出すことで、フェイスラインをすっきり見せることを目指します。
40代で始めたい皮膚科治療・メンテナンス
お肌のメンテナンスや脱毛も、40代から取り組むことで、将来的な悩みを軽減できる可能性があります。皮膚科的なメンテナンスは、悩みが顕在化する前から始めることで、良好な状態を長く保つことが期待できます。
医療脱毛
男性のヒゲや顔の脱毛は、白髪が増える前、できれば40歳頃までに一通り終えておくのがおすすめです。白髪には脱毛のレーザーが反応しないため、早めに始めておくことが大切です。
また、40代くらいの男性からVIO脱毛のご相談も多く、「将来介護を受けるときに、身の回りの世話をしてくれる家族に負担をかけたくない」と、白髪になる前に脱毛を行う方もいらっしゃいます。
シミ・くすみ治療
若い頃にケアをせずに浴びた紫外線の影響は時間差で現れ、30代までは気にならなくても、40代になってシミが急に出てくることがあります。くっきりしたシミを放っておくと、触るとザラつく脂漏性角化症になることもあり、そうなると1回では取りきれず、高出力のレーザーが必要になってやけど跡のような色素沈着も起こりやすくなります。薄くすることはできても、ツルッとした白い肌に戻すのは難しくなるため、シミが出始めたかもしれないと感じた段階で治療を始めるのがおすすめです。
- フォトフェイシャル:光エネルギーで広範囲のシミやくすみにアプローチし、肌全体のトーンアップを目指します。
- ピコトーニング:マイルドなレーザーを繰り返し照射し、肌全体の茶色いくすみなどにアプローチします。
- ピコスポット:気になるシミにピンポイントでレーザーを照射します。
シミがまだ目立たない段階ではフォトフェイシャルを中心に、怪しい部分にはピコスポット、全体的なくすみが出てきたらピコトーニングを組み合わせるなど、状態に応じて治療を選びます。
40代以降に検討が必要な治療
美容医療には様々な選択肢がありますが、加齢による体の変化を考慮し、治療法を選ぶことが大切です。40代以降は、一部の治療で注意が必要になる場合があります。
体の脂肪吸引
脂肪吸引は、気になる部位の脂肪を除去し、ボディラインを整える治療です。しかし、40〜60代の方が体の脂肪をしっかり吸引すると、皮膚が余ってたるんでしまうことがあります。
また、顎周りのラインがくっきりしない場合でも、骨格によるものなど、すべての方が脂肪吸引の適応になるわけではありません。脂肪吸引を検討する際は、適応や皮膚の状態を診察で見極めることが大切です。
まとめ
40代からの美容医療選びのポイント
- 目の周りやフェイスライン:クマ、たるみ、目の開きにくさなど、気になる症状に合わせて美容外科治療を検討。
- 肌のメンテナンス:脱毛は白髪が増える前に、シミ治療は「怪しい」と感じた段階で早めに始める。
- 加齢を考慮:40代以降の体の脂肪吸引など、年齢による体の変化を考慮して治療を選択。
40代は、見た目の変化と向き合い、ご自身が望む状態を長く保つための美容医療を始める良い機会です。気になる治療や症状がある方は、まずはカウンセリングでご相談ください。
料金
| 施術内容 | 通常価格(税込) | モニター価格(税込) |
|---|---|---|
| 目の下のくまとり&脂肪注入 | 495,000円 | 部分 440,000円 全顔 385,000円 |
| 眼瞼下垂 | 495,000円 | 352,000円 |
| 眉下切開 | 396,000円 | 部分 352,000円 全顔 275,000円 |
| フォトフェイシャル(1フィルター全顔1種類 60shot目安) | 13,750円 | – |
| ピコスポット(ピンポイントのしみ取り)1ショット | 2,200円 | – |
※目の下のくまとり&脂肪注入・眼瞼下垂・眉下切開は、表示価格に局所麻酔代、お薬代を含みます。別途、診察料、吉井健吾執刀代 77,000円、静脈麻酔代がかかります。
※表示価格は税込です。最新・詳細の料金は下記の料金ページをご確認ください。
リスク・副作用
施術に関するリスク・副作用
- 目の下のくまとり&脂肪注入:腫れ、内出血、感染、眼窩脂肪の取りすぎ・取り残し、下斜筋の損傷、下眼瞼の外反、注入部のしこり等
- 眼瞼下垂:腫れ、内出血、感染、糸の露出、乱視、再発、左右差等
- 眉下切開:出血、腫れ、内出血、糸の露出、感染、後戻り、ドライアイ、眼瞼痙攣、ひきつれ等
- フォトフェイシャル(1フィルター全顔1種類 60shot目安):紅斑、腫れ、色素沈着、色素脱失、痒み、毛包周囲の赤み、紫斑、熱傷、肝斑の悪化
- ピコスポット(ピンポイントのしみ取り)1ショット:赤み・腫れ・ヒリつき・かさぶた・炎症・色素沈着・色素脱失・再発・取り残し・肝斑の悪化・熱傷等
※本記事の施術は自由診療(保険適用外)です。効果には個人差があり、
すべての方に同じ結果を保証するものではありません。
リスク・副作用や費用の詳細は、医師の診察時に必ずご確認ください。
よくあるご質問(Q&A)
- 40代から美容医療を始めるのはどのようなメリットがありますか?
-
40代は、加齢による見た目の変化が気になり始める時期であり、美容医療を検討する良いタイミングと言えます。悩みが顕在化する前から皮膚科治療などのメンテナンスを始めることで、良好な状態を長く保つことが期待でき、将来的な悩みを軽減できる可能性があります。ご自身が望む状態を長く保つための良い機会となります。
- 目の下のクマや上まぶたのたるみ、目の開きにくさはどのように改善できますか?
-
目の下のクマは、眼窩脂肪の膨らみが主な場合は脱脂術が検討されます。膨らみに加えてへこみが目立つ場合は、脱脂に脂肪注入を組み合わせる方法もあります。
上まぶたのたるみや目の開きにくさには、目の開きを改善する眼瞼下垂手術や、眉毛の下のラインに沿って余分な皮膚を切除する眉下切開が選択肢となります。点眼薬で一時的に目の開きをサポートするアップニークという方法もありますが、効果は約8時間・1〜2mm程度で、中等度以上の眼瞼下垂では手術が検討されます。
- シミやくすみが気になりますが、どのような治療法がありますか?
-
シミやくすみの治療法としては、以下のようなものがあります。
- フォトフェイシャル:光エネルギーで広範囲のシミやくすみにアプローチし、肌全体のトーンアップを目指します。
- ピコトーニング:マイルドなレーザーを繰り返し照射し、肌全体の茶色いくすみなどにアプローチします。
- ピコスポット:気になるシミにピンポイントでレーザーを照射します。
初期のシミやくすみにはフォトフェイシャルやピコトーニングが検討されますが、シミの状態によってはピコスポットを組み合わせるなど、状態に応じた治療が考えられます。
- 40代以降に美容医療を受ける際に注意すべき点はありますか?
-
40代以降は加齢による体の変化を考慮して治療法を選ぶことが大切です。例えば、40〜60代の方が体の脂肪をしっかり吸引すると、皮膚が余ってたるんでしまうことがあります。また、すべての方が脂肪吸引の適応になるわけではないため、適応や皮膚の状態を診察で見極めることが大切です。
- 医療脱毛は40代からでも遅くないでしょうか?
-
医療脱毛は、体毛が白髪になるとレーザーが反応しにくくなるため、早めに始めることで、より効果的な脱毛が期待できます。男性のヒゲや顔の脱毛は、白髪が増える前、できれば40歳頃までに一通り終えておくのがおすすめです。また、将来介護を受けるときのことを考え、白髪になる前にVIO脱毛を検討される40代男性もいらっしゃいます。

