最近SNSなどで「裏ハムラ+皮膚切除」という施術を見かけることが増えました。「裏ハムラ」と「表ハムラ」は、どちらも目の下のクマ治療で行われる術式ですが、皮膚切除を伴う場合、両者にどのような違いがあるのか疑問に感じる方もいるのではないでしょうか。
このコラムでは、それぞれの術式の特徴と、リスクへの考え方について解説します。
「裏ハムラ+皮膚切除」と「表ハムラ」の基本的な違い
目の下の膨らみやへこみ、たるみに対し、眼窩脂肪(がんかしぼう)を移動させたり、余分な皮膚を切除したりする点は共通していますが、この2つの術式は、アプローチの方法や外反への考え方に違いがあります。
| 表ハムラ法 | 裏ハムラ+皮膚切除 | |
|---|---|---|
| 切開位置 | まつ毛の生え際(表側) | 結膜(まぶたの裏側)+皮膚(表側) |
| 眼輪筋へのアプローチ | 眼輪筋を一部切開 | 眼輪筋に触れないことを優先 |
| 脂肪の移動 | 実施 | 実施 |
| 皮膚のたるみ除去 | 実施(余剰皮膚を切除) | 実施(余剰皮膚を切除) |
| 外反予防 | 釣り上げによる予防が可能 | 眼輪筋温存による予防(提唱) |
| 皮膚の切除量の判断 | 釣り上げた分を目安にしやすい | 予測しながら決める必要がある |
| 向いている方 | 膨らみ、へこみ、皮膚のたるみ全てに対応したい方 皮膚の切除量が多めの方・外反予防策を重視したい方 |
眼輪筋に触れたくない方 皮膚のたるみが軽度で膨らみとへこみが中心の方 |
※効果には個人差があります。
裏ハムラ+皮膚切除
まず結膜側(まぶたの裏側)から切開して眼窩脂肪を移動させる「裏ハムラ」を行い、その後、表の皮膚だけを切り取って皮膚を詰めるやり方です。眼輪筋(目の周りの筋肉)を傷つけないことを最優先に考える術式といえます。
こんな方に向いています
- 可能な限り眼輪筋に触れたくない方
- 皮膚のたるみが軽度で、主に目の下の膨らみとへこみが気になる方
表ハムラ法
まつ毛の生え際から目尻のあたりまで皮膚を切開します。皮膚と眼輪筋の間を剥離し、眼輪筋の下に入って目の下のクマの原因となっている脂肪を移動させます。最後に余っている皮膚を切除して縫合する術式です。眼輪筋を一部切る操作を伴いますが、眼輪筋を釣り上げられるため、どのくらい皮膚を切除するかの目安をつけやすいという利点もあります。
こんな方に向いています
- 目の下の膨らみ、へこみ、皮膚のたるみすべてに対応したい方
- 皮膚の切除量が多めになりそうな方
- まぶたのめくれ(外反)の予防策も重視したい方
目の下の「外反」への考え方
裏ハムラ+皮膚切除では、眼輪筋を温存することで「外反(がいはん)」のリスクが低いと提唱されることがあります。しかし、実際にはこの術式を受けた症例でも外反が見られることがあります。
外反の主な要因は、眼輪筋の切開による麻痺だけでなく、脂肪の移動や眼窩隔膜を引っ張ることで起こる組織の癒着(ゆちゃく)や拘縮(こうしゅく)も考えられます。末梢神経は損傷しても回復することが多いため、眼輪筋の温存が外反予防にそこまで重要ではないという見方もあります。
一方で表ハムラ法では、切開した眼輪筋を釣り上げる処置を組み合わせることで、かえって外反の予防につながるメリットもあります。外反を防ぐには、眼輪筋を温存するかどうかだけでなく、組織の引っ張りへの対策も含めて術式を考えることが大切です。
まとめ
術式選びのポイント
- 「裏ハムラ+皮膚切除」と「表ハムラ法」はアプローチや考え方に違いがあります。
- 外反のリスクは単一の原因によるものではなく、複数の要因が絡み合って起こると考えられます。
- 皮膚の切除量が多めの方や外反予防策を重視する方には、表ハムラ法が向いている場合があります。
目の下のクマは原因や状態によって適した治療が異なります。ご自身に合った方法を選ぶために、まずはカウンセリングで目元の状態をご相談ください。
料金
| 施術内容 | 通常価格(税込) | モニター価格(税込) |
|---|---|---|
| 表ハムラ法 | 638,000円 | 部分 572,000円 全顔 506,000円 |
| 裏ハムラ | 495,000円 | 部分 440,000円 全顔 385,000円 |
| 目の下のシワ(余剰皮膚切除) | 427,000円 | 部分 385,000円 全顔 343,000円 |
※表示価格に含まれる費用:局所麻酔代、お薬代
※別途かかる費用:診察料、吉井健吾執刀代 77,000円(税込)、静脈麻酔代
※表示価格は税込です。最新・詳細の料金は下記の料金ページをご確認ください。
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外科・手術の料金
リスク・副作用
施術に関するリスク・副作用
- 表ハムラ法:腫れ、内出血、感染、下眼瞼の外反、眼窩脂肪の取りすぎ・取り残し、下斜筋の損傷等
- 裏ハムラ:腫れ、内出血、感染、下眼瞼の外反、眼窩脂肪の取りすぎ・取り残し、下斜筋の損傷等
- 目の下のシワ(余剰皮膚切除):出血、腫れ、内出血、感染、下眼瞼の外反、下斜筋の損傷等
※本記事の施術は自由診療(保険適用外)です。効果には個人差があり、
すべての方に同じ結果を保証するものではありません。
リスク・副作用や費用の詳細は、医師の診察時に必ずご確認ください。
よくあるご質問(Q&A)
- 「裏ハムラ+皮膚切除」と「表ハムラ法」はどのように違うのですか?
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この2つの術式は、主に切開する場所と、目の周りの筋肉(眼輪筋)へのアプローチ方法が異なります。
裏ハムラ+皮膚切除はまぶたの裏側(結膜側)から脂肪を移動させ、その後、表側の余分な皮膚を切除します。この際、眼輪筋には可能な限り触れないことを優先します。
一方、表ハムラ法はまつ毛の生え際から皮膚を切開し、眼輪筋の下に入って脂肪を移動させます。最後に余っている皮膚を切除して縫合する術式で、眼輪筋を一部切開する操作を伴います。
- どのような目の下のクマに、それぞれの術式が向いていますか?
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裏ハムラ+皮膚切除は、可能な限り眼輪筋に触れたくない方や、皮膚のたるみが軽度で主に目の下の膨らみとへこみが気になる方に向いていると考えられます。
表ハムラ法は、目の下の膨らみ、へこみ、皮膚のたるみすべてに対応したい方、皮膚の切除量が多めになりそうな方、まぶたのめくれ(外反)の予防策も重視したい方に向いている場合があります。
- 術後にまぶたがめくれてしまう「外反」が心配です。どちらの術式が予防につながりますか?
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外反の主な要因は、眼輪筋の切開だけでなく、脂肪の移動や眼窩隔膜を引っ張ることによる組織の癒着や拘縮など、複数の要因が考えられます。
裏ハムラ+皮膚切除では眼輪筋を温存することで外反リスクが低いと提唱されることもありますが、この術式を受けた症例でも外反が見られることがあります。表ハムラ法では、切開した眼輪筋を釣り上げる処置を組み合わせることで、かえって外反の予防につながるメリットもあります。
どちらの術式を選ぶかは、目元の状態や重視する点によって異なりますので、カウンセリングでご相談いただくことが重要です。
関連メニュー
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下まぶたのしわ&クマ取り(表ハムラ)
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裏ハムラ・ 眼窩脂肪移動術
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下まぶたのしわ取り(下眼瞼余剰皮膚切除)
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目の下のクマ治療・オプション
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下まぶたのクマ治療

